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第3章:変わりゆく生活
第132話:交渉と出会い
ボードさんに案内され、カイトとポーラはフェイとレビンと一緒に、生活する部屋へと案内されていった。多くは無いが2人の荷物もあるし、屋敷内の説明を受けるらしい。
応接室には私とレーノ、アーマスさんとラムスさんが残った。
「さて、ラムスから聞いたようだが、ランダルの討伐は成った。他の貴族共も大体が片付いたし、連中の騎士団や軍は武装解除している。これでようやく、今後のことを考えられる・・・」
「その1つがジャームル王国?」
「ああ。和平条約の締結を打診されたわ。しかも、向こうが提示してきた条件はかなりいい」
「・・・そうなの?」
「ああ。奪った領土は返す。その代わり、港の一部の使用権を認めてほしいそうだ。向こうが奪った領土は北側を東西に細長く延び、北東部のベンガル伯爵領に至るわけで、防衛が難しいとはいえ、はっきり言って異常な好条件だ」
「ジャームル王国はなんでそんな消極的なの? カーラルド王国と戦争したくないってこと?」
「おそらくな。理由として考えられるのは2つ。1つ目にジャームル王国が国境を接しているダーバルド帝国との関係悪化だな。国境付近で小規模な軍事衝突がいくつか起こっているようだ。2つ目はコトハ殿を恐れてだろうな」
「・・・・・・貴族になれって頼まれたときに言ってたやつ?」
「ああ。コトハ殿がジャームル王国との戦争に参戦しないことを向こうは知らぬし、この前の戦果だけが一人歩きしている感じだな。まあ、戦果自体に偽りは無いのだがな」
「・・・まあ、約束したことだしいいけど。私が関わってこないってバレる前に片を付けないとね」
「ああ。そのつもりだ」
「もう1つのダーバルド帝国のやつは・・・」
「ジャームル王国とダーバルド帝国は国境をかなり長い距離を接している。ダーバルド帝国は周辺の小国を併合しながら勢力を拡大しており、次はジャームル王国を狙っていると言われてきた。ここ10年は、国境沿いの町を攻めては取り返されてというのを繰り返しているらしい。ジャームル王国は、カーラルド王国とダーバルド帝国の二正面作戦になることを警戒しているのだろう」
ダーバルド帝国についての知識は、カイトから教えてもらった戦争しまくって領土を広げているってのと、『人間』至上主義で、『エルフ』や『魔族』を迫害し奴隷にしていることくらいだ。
今の話を聞く限り、私の知っている情報通りの国ってことになる。
気になってもう少し聞いてみると、ダーバルド帝国は想像通りの国だった。『人間』以外を迫害しているだけでなく、50年くらい前に『エルフ』の王国や『ドワーフ』の王国を滅ぼしたらしい。その上、捕らえた『エルフ』や『ドワーフ』を奴隷にしたそうだ。捕えられた奴隷の多くはダーバルド帝国内で売り買いされるが、一部の奴隷商人が東部の港から東の大陸への輸出を試み、それを騎士団や冒険者が倒して救出されることが数年に一度あるらしい。なんでも、東の大陸には『エルフ』や『ドワーフ』はいないため、高く売れるそうだ。
そんな経緯で解放された奴隷や、ダーバルド帝国による侵略から逃れてきた人たちがジャームル王国やカーラルド王国には結構な数住んでいるらしい。どちらも長命種で、産まれる子の数は多くないが、こちらで産まれた子や、『人間』と夫婦になった場合の子などは、魔法が使えるため、魔法師団に入団することが割りかしあるらしい。
とりあえずダーバルド帝国を悪徳国家と判断しておいて、続きを聞く。
「じゃあ、ジャームル王国と戦争になる可能性は低そうなのね」
「まあ、すでに戦争状態ではあるんだがな。交戦するかと言われれば、その可能性は低い。今来ている使者の感じから、何回か使者を通して交渉して、最後は代表団が会談して和平になるだろうな」
「・・・なるほど。じゃあ、どれだけこっちに有利にできるかって話ね」
「・・・・・・ああ、そうなんだが。・・・・・・なあ、コトハ殿。頼みがあるんだが」
「ん?」
「明日も使者と交渉するのだが、同席してくれぬか? 自己紹介だけして、後は笑顔で座ってくれてればいい。いや、いっそのこと後を全て私に押し付ける感じで、部屋から退出してくれてもいい」
「・・・脅し?」
「ああ。脅しまではいかなくても、コトハ殿が間違いなくこちら側についていることを示せればいい」
「うーん、別にいいけど・・・。一応、『大々的に公表する』って条件の範囲?」
「微妙だな。だからお願いになるのだが」
「まあ、いいよ。私が挨拶するだけで、戦わずして領土を取り返せる可能性が上がるなら。何なら、一言くらい脅してもいいよ?」
「そうか。それは助かる。是非お願いしたい」
こうして私の同席が決まったが、挨拶するだけだし別にいいか。こっちが押してるみたいだし、その手助けになればいいよね。
それから、レーノとバイズ公爵領の文官衆との間で、いろいろ交渉が行われていた。私は完全に任せる姿勢だったので、聞いていただけだが、レーノは元同僚相手に容赦なく、ギルドに卸す分以外の素材を高値で売り捌き、商会で大量に購入するのが難しい武具類を安く買い叩いていた。
レーノの計画では、最優先は騎士団の戦力を強化すること。これから、『アマジュの実』という爆弾や、『セルの実』や『シェンの実』という高級食材を売りに出す予定だ。加えて、ツイバルドの素材など、未知の素材も売りに出す予定だった。慎重な検討が必要だが、単純作業ができるゴーレムを売るのも選択肢の1つらしい。だが、どれも価値が高すぎるため、当然に危険を伴う。欲に目が眩んだ貴族や商人、盗賊なんかが襲ってくることが容易に想像できるので、まずはそれを跳ね返す戦力が必要だと判断していた。
そういうわけで、今回売るのはいつも通りの素材類で、武具や食料品など地力を高める物資を多く購入する予定なのだ。
レーノとバイズ公爵領の文官衆との交渉の第一ラウンドが終わったところで、カイトたちが戻ってきた。アーマスさんから夕食に招待されたので、ご相伴にあずかることにした。
私も貸してもらった部屋に行き、レビンが作ってくれたドレスに着替える。ドレスといっても、貴族の令嬢なんかが着るような豪華絢爛なやつではなくて、ワンピースタイプのシンプルなヤツだ。派手なのは嫌だと頼んでいたので、藍色の綺麗な布地で、首もとに宝石のようなものがあしらってある品の良い感じだ。
カイトは貴族の坊ちゃんって感じの襟付きのシャツにズボン、どちらも華美では無いが、上品な感じ。ポーラはかなり可愛い感じのドレスだ。ピンク色をベースに、白い生地が織り込まれ、スカートにはフリルのようなものが付いている。
実はレビンが服を作ってくれているところに、ポーラは何度も足を運んでいた。レビンが作っていくのを見ながら、何度も試着し、要望を伝えていたらしい。カイト曰くそのイメージは、前にガッドのトレイロ商会で見た、貴族の女の子向けのドレスらしい。ポーラには可愛い格好をさせてあげたいし、楽しんでいるようなのでよかったと思う。
メイドさんに案内され夕食の会場に入った。そこには既にアーマスさんとラムスさん、そして初めましての女性が1人と、2人の男の子がいた。
「よくきた3人とも。先に紹介させてくれ」
そう言ってアーマスさんが立ち上がり、私たちの方へ歩いてきた。ラムスさんや他の3人も一緒だ。
そしてまずは女性の方を示して、
「ラムスの妻のミシェルだ。ハールの娘でもある」
「初めまして、クルセイル大公殿下。ラムス・フォン・バイズが妻、ミシェル・フォン・バイズです」
そう言うと、ミシェルさんはカーテシーをしてくれた。そうか、よく考えると私は大公。公爵より爵位が上で、その息子の妻だと、私よりもかなり下になってしまうのか。でも、ハールさんの娘ってことは王女? いや、貴族家に嫁ぐと王族では無くなるんだっけ?
・・・うーん、面倒くさい。
「初めまして、ミシェルさん。コトハ・フォン・マーシャグ・クルセイルです」
アーマスさんから、基本的に私は頭を下げるなと言われているので、名乗ってから微笑んでおく。
続いてラムスさんが2人の子どもを紹介してくれた。
「コトハ様。私とミシェルの長男のフォブスです。こっちが次男のノリスです」
ラムスさんが紹介すると、2人の男の子、フォブス君とノリス君がそれぞれきちんと挨拶してくれた。私も挨拶を返しつつ、カイトたちを紹介する。
少し聞いてみると、アーマスさんには子どもが3人いて、ラムスさんと2人の娘らしい。娘さんは2人ともすでに嫁いでおり、ここにはいなかった。アーマスさんの奥さんは病気で亡くなったらしい。
ラムスさんの息子のフォブス君は12歳、ノリス君は7歳らしく、カイトとポーラと年齢的にはいい感じだった。カイトたちがここで暮らす間に仲良くなってくれたらいいな。
そしてラムスさんとミシェルさんの間にはもう1人、1歳の女の子がいるらしいが、まだ幼いこともあって今日は連れてきていないとのことだった。
応接室には私とレーノ、アーマスさんとラムスさんが残った。
「さて、ラムスから聞いたようだが、ランダルの討伐は成った。他の貴族共も大体が片付いたし、連中の騎士団や軍は武装解除している。これでようやく、今後のことを考えられる・・・」
「その1つがジャームル王国?」
「ああ。和平条約の締結を打診されたわ。しかも、向こうが提示してきた条件はかなりいい」
「・・・そうなの?」
「ああ。奪った領土は返す。その代わり、港の一部の使用権を認めてほしいそうだ。向こうが奪った領土は北側を東西に細長く延び、北東部のベンガル伯爵領に至るわけで、防衛が難しいとはいえ、はっきり言って異常な好条件だ」
「ジャームル王国はなんでそんな消極的なの? カーラルド王国と戦争したくないってこと?」
「おそらくな。理由として考えられるのは2つ。1つ目にジャームル王国が国境を接しているダーバルド帝国との関係悪化だな。国境付近で小規模な軍事衝突がいくつか起こっているようだ。2つ目はコトハ殿を恐れてだろうな」
「・・・・・・貴族になれって頼まれたときに言ってたやつ?」
「ああ。コトハ殿がジャームル王国との戦争に参戦しないことを向こうは知らぬし、この前の戦果だけが一人歩きしている感じだな。まあ、戦果自体に偽りは無いのだがな」
「・・・まあ、約束したことだしいいけど。私が関わってこないってバレる前に片を付けないとね」
「ああ。そのつもりだ」
「もう1つのダーバルド帝国のやつは・・・」
「ジャームル王国とダーバルド帝国は国境をかなり長い距離を接している。ダーバルド帝国は周辺の小国を併合しながら勢力を拡大しており、次はジャームル王国を狙っていると言われてきた。ここ10年は、国境沿いの町を攻めては取り返されてというのを繰り返しているらしい。ジャームル王国は、カーラルド王国とダーバルド帝国の二正面作戦になることを警戒しているのだろう」
ダーバルド帝国についての知識は、カイトから教えてもらった戦争しまくって領土を広げているってのと、『人間』至上主義で、『エルフ』や『魔族』を迫害し奴隷にしていることくらいだ。
今の話を聞く限り、私の知っている情報通りの国ってことになる。
気になってもう少し聞いてみると、ダーバルド帝国は想像通りの国だった。『人間』以外を迫害しているだけでなく、50年くらい前に『エルフ』の王国や『ドワーフ』の王国を滅ぼしたらしい。その上、捕らえた『エルフ』や『ドワーフ』を奴隷にしたそうだ。捕えられた奴隷の多くはダーバルド帝国内で売り買いされるが、一部の奴隷商人が東部の港から東の大陸への輸出を試み、それを騎士団や冒険者が倒して救出されることが数年に一度あるらしい。なんでも、東の大陸には『エルフ』や『ドワーフ』はいないため、高く売れるそうだ。
そんな経緯で解放された奴隷や、ダーバルド帝国による侵略から逃れてきた人たちがジャームル王国やカーラルド王国には結構な数住んでいるらしい。どちらも長命種で、産まれる子の数は多くないが、こちらで産まれた子や、『人間』と夫婦になった場合の子などは、魔法が使えるため、魔法師団に入団することが割りかしあるらしい。
とりあえずダーバルド帝国を悪徳国家と判断しておいて、続きを聞く。
「じゃあ、ジャームル王国と戦争になる可能性は低そうなのね」
「まあ、すでに戦争状態ではあるんだがな。交戦するかと言われれば、その可能性は低い。今来ている使者の感じから、何回か使者を通して交渉して、最後は代表団が会談して和平になるだろうな」
「・・・なるほど。じゃあ、どれだけこっちに有利にできるかって話ね」
「・・・・・・ああ、そうなんだが。・・・・・・なあ、コトハ殿。頼みがあるんだが」
「ん?」
「明日も使者と交渉するのだが、同席してくれぬか? 自己紹介だけして、後は笑顔で座ってくれてればいい。いや、いっそのこと後を全て私に押し付ける感じで、部屋から退出してくれてもいい」
「・・・脅し?」
「ああ。脅しまではいかなくても、コトハ殿が間違いなくこちら側についていることを示せればいい」
「うーん、別にいいけど・・・。一応、『大々的に公表する』って条件の範囲?」
「微妙だな。だからお願いになるのだが」
「まあ、いいよ。私が挨拶するだけで、戦わずして領土を取り返せる可能性が上がるなら。何なら、一言くらい脅してもいいよ?」
「そうか。それは助かる。是非お願いしたい」
こうして私の同席が決まったが、挨拶するだけだし別にいいか。こっちが押してるみたいだし、その手助けになればいいよね。
それから、レーノとバイズ公爵領の文官衆との間で、いろいろ交渉が行われていた。私は完全に任せる姿勢だったので、聞いていただけだが、レーノは元同僚相手に容赦なく、ギルドに卸す分以外の素材を高値で売り捌き、商会で大量に購入するのが難しい武具類を安く買い叩いていた。
レーノの計画では、最優先は騎士団の戦力を強化すること。これから、『アマジュの実』という爆弾や、『セルの実』や『シェンの実』という高級食材を売りに出す予定だ。加えて、ツイバルドの素材など、未知の素材も売りに出す予定だった。慎重な検討が必要だが、単純作業ができるゴーレムを売るのも選択肢の1つらしい。だが、どれも価値が高すぎるため、当然に危険を伴う。欲に目が眩んだ貴族や商人、盗賊なんかが襲ってくることが容易に想像できるので、まずはそれを跳ね返す戦力が必要だと判断していた。
そういうわけで、今回売るのはいつも通りの素材類で、武具や食料品など地力を高める物資を多く購入する予定なのだ。
レーノとバイズ公爵領の文官衆との交渉の第一ラウンドが終わったところで、カイトたちが戻ってきた。アーマスさんから夕食に招待されたので、ご相伴にあずかることにした。
私も貸してもらった部屋に行き、レビンが作ってくれたドレスに着替える。ドレスといっても、貴族の令嬢なんかが着るような豪華絢爛なやつではなくて、ワンピースタイプのシンプルなヤツだ。派手なのは嫌だと頼んでいたので、藍色の綺麗な布地で、首もとに宝石のようなものがあしらってある品の良い感じだ。
カイトは貴族の坊ちゃんって感じの襟付きのシャツにズボン、どちらも華美では無いが、上品な感じ。ポーラはかなり可愛い感じのドレスだ。ピンク色をベースに、白い生地が織り込まれ、スカートにはフリルのようなものが付いている。
実はレビンが服を作ってくれているところに、ポーラは何度も足を運んでいた。レビンが作っていくのを見ながら、何度も試着し、要望を伝えていたらしい。カイト曰くそのイメージは、前にガッドのトレイロ商会で見た、貴族の女の子向けのドレスらしい。ポーラには可愛い格好をさせてあげたいし、楽しんでいるようなのでよかったと思う。
メイドさんに案内され夕食の会場に入った。そこには既にアーマスさんとラムスさん、そして初めましての女性が1人と、2人の男の子がいた。
「よくきた3人とも。先に紹介させてくれ」
そう言ってアーマスさんが立ち上がり、私たちの方へ歩いてきた。ラムスさんや他の3人も一緒だ。
そしてまずは女性の方を示して、
「ラムスの妻のミシェルだ。ハールの娘でもある」
「初めまして、クルセイル大公殿下。ラムス・フォン・バイズが妻、ミシェル・フォン・バイズです」
そう言うと、ミシェルさんはカーテシーをしてくれた。そうか、よく考えると私は大公。公爵より爵位が上で、その息子の妻だと、私よりもかなり下になってしまうのか。でも、ハールさんの娘ってことは王女? いや、貴族家に嫁ぐと王族では無くなるんだっけ?
・・・うーん、面倒くさい。
「初めまして、ミシェルさん。コトハ・フォン・マーシャグ・クルセイルです」
アーマスさんから、基本的に私は頭を下げるなと言われているので、名乗ってから微笑んでおく。
続いてラムスさんが2人の子どもを紹介してくれた。
「コトハ様。私とミシェルの長男のフォブスです。こっちが次男のノリスです」
ラムスさんが紹介すると、2人の男の子、フォブス君とノリス君がそれぞれきちんと挨拶してくれた。私も挨拶を返しつつ、カイトたちを紹介する。
少し聞いてみると、アーマスさんには子どもが3人いて、ラムスさんと2人の娘らしい。娘さんは2人ともすでに嫁いでおり、ここにはいなかった。アーマスさんの奥さんは病気で亡くなったらしい。
ラムスさんの息子のフォブス君は12歳、ノリス君は7歳らしく、カイトとポーラと年齢的にはいい感じだった。カイトたちがここで暮らす間に仲良くなってくれたらいいな。
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