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第4章:新たな日々
第148話:帰宅は一緒に
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結局、成り行きに任せるほか無いとの結論だった。
カイトやポーラの将来は、2人がじっくり考えればいい。馬鹿が出ればその時に対処することになる。
正直、貴族を辞めてしまえばこんな面倒を背負い込むことはないのだろう。
しかし、ある程度の面倒に直面するのは覚悟の上だった。というのも、私はともかく、カイトとポーラが人間社会で生活することを想定すると、私が貴族である方がいいと思う。
貴族でなくても町で生活は送れる。しかし、戦闘力を利用しようと囲い込まれる可能性や、下手すりゃ奴隷にされてしまう可能性もある。
もちろん、最終的には『人間』ごときに自由を奪われるようなことにはならないだろう。けど、初めから暴力前提では、楽しい社会生活を送ることはできない。そう考えると、身を守るためにも、多少の面倒を我慢しつつ、貴族としての特権を最大限利用する方がベターだと思うのだ。
結婚に関して言えば、私もカイトもポーラも、『人間』よりは遥かに長命だ。現状は、『人間』と同じように背も伸びて顔つきも大人っぽくなりつつあるけど、今後どのように成長するのか分からない。
繋がりさえできればいい政略結婚なら気にしないのだろうけど、私たちが『人間』と結婚すればその相手は必ず先に死ぬ。いや、私たちの寿命のレベルで見れば、相手が生きている時間など一瞬に過ぎないかもしれない。それも踏まえて、どうするかを決められるのは本人だけだろう。
重たい、というか不快な話はここまでになった。
私からは、カイトとポーラのここでの生活や勉強していた内容について聞いてみた。2人ともここで学ぶべき内容は一通り終わっているようで、今後どのような道に進むにしても、困ることはないだろうとのことだった。
確かに2人の将来というか進路はどうなるのだろう。自由にしてくれればいいと思うが、将来的にはカイトに領主を任せてポーラと旅に出よう、と前は話していた。私たちに子どもができるのは遠い先になるかもしれないので、交替で領主を務めればいいと思うのだ。そもそも、今も実際はレーノに任せているしね。
アーマスさんとラムスさんに感謝を伝えているとアーマスさんが、提案があると言ってきた。
「提案?」
「ああ。カイト殿とポーラ殿はこの後、コトハ殿と一緒に帰る予定なのだよな?」
「うん、その予定だよ」
「カイトはともかく、ポーラは終盤、帰りたそうにしているときがありましたね」
「みたいだね。あの年の女の子がそれでいいのか分かんないけど、シャロンと一緒に森で狩りをしたいみたいだね」
「コトハ殿と一緒にいたいのですよ」
ラムスさんにそう諭されたけど、それが本当なら嬉しい。本音を言えば、私も2人がいない生活は寂しかったし・・・
「それで、提案は?」
話が逸れてしまったので、改めて聞いてみる。
「ああ。提案・・・というか頼みだな。フォブスとノリスも一緒に連れて行ってはくれないか?」
「え!? ・・・・・・えーっと、それはつまり、フォブス君とノリス君をうちの領都に。クライスの大森林の中にあるクルセイル大公領の領都に連れて行くってこと?」
「そうだ」
アーマスさんは頷き、ラムスさんもこちらを真っ直ぐ見ている。どうやら、アーマスさんの独断では無くて、2人の意見らしい。
「2人を預かるのはいいんだけど、なんで?」
私がそう聞くと、今度はラムスさんが口を開いた。
「フォブスとノリスをしばらくの間、この町から出したいのですよ」
「えーっと・・・」
「2人は、座学はもちろん必要な戦闘能力もある程度は身に付いたと言って良いでしょう。年齢的にまだ領の仕事に関わらせるのは早いですし、領の運営は現在父上から引き継いでいる最中で、息子たちに仕事を教えていく余裕はないのです。となると、この町では暇を持て余すわけで。他の町に出し、見聞を広げさせようかと考えていたのです」
「その行き先がうちってことですか? 森しか無いですよ?」
「はい。残念ながら他領の都市では、目立った特徴はありません。情勢的に国外は難しい。となれば、こことは全く違う生活を送ることができるであろう、コトハ殿のところがいいと考えました。幸いカイトとポーラとも打ち解けていますしね」
「危険だとは思わないんですか?」
「どこであろうと危険は付きものです。ならば、私の知る限り、最も強い3人が一緒にいる場所が、安心できますよ」
ラムスさんて、アーマスさんと違って慎重で丁寧なイメージだけど、こういうところは似てるよね。大胆というか、面白いというか・・・
「私としては2人を預かるのは問題ないよ。魔獣とかも、基本的に危険は無いし」
「・・・それはそれで凄いのだがな」
「けど、何か特別な経験をさせてあげられるかというと・・・」
「いえ。お気になさらず、普段通りの生活をしていただければ結構です。可能であれば、その中に2人を組み込んでいただければ」
「それなら、まあ。行くのは2人だけ?」
「はい。半端な護衛は邪魔でしょうし。最低限の自分の世話はできるように教育していますので」
「ん、了解」
「半年後、コトハ殿が王都に向かわれる際に、一緒にこの町に寄っていただければと思います」
こうして、フォブスとノリスも一緒に連れて行くことが決まった。
領都に連れて行くと、領にある秘匿技術・・・・・・、ゴーレムと魔法武具を見られることになる。だけどまあ、フォブス君とノリス君にどこまで理解できるのかは不明だし、特に魔法武具については量産できる目処も立ったので、国内の貴族に売り出すことをレーノが計画していた。半年後に王都に行くときに、ついでにアーマスさんに売り込むことにすれば、問題ないだろう。
ゴーレムについても、売る気は無いが、公開しても構わない。というか、さっきのダーバルド帝国を警戒することを考えると、うちの戦力としてアーマスさんたちに伝えることは問題ないだろう。作り方を隠せばいいし、というかドランドでもまだ失敗続きなんだから、『人間』の技術者には無理だろう。
♢ ♢ ♢
その後、フォブス君とノリス君にアーマスさんとラムスさんが「クルセイル大公領で学んでくるように」と告げると、大喜びで準備に走っていた。
ミシェルさんだけは少し寂しそうにしていたが、相変わらずノリス君とポーラがくっつくことを願っているようで、ノリス君に何かを吹き込んでいた。そういえば、ポーラがノリス君と結婚すると宣言したらしいけど、どうやら面倒くさくなって適当に言ったらしく、そういうわけではなさそうだった。
まあなんか、それこそラムスさんとミシェルさんみたいに、この後も一緒にいる時間が長くなれば、そのままって気もするけどね。
それからキアラさんも一緒に行くことになった。キアラさんはカイトとフォブス君と一緒に活動していたらしいし、2人がいなくなると活動も大変になるだろう。それに、彼女の境遇を聞くかぎり、せっかく打ち解けている2人と離ればなれにさせてしまうのは忍びなかった。
それとキアラさんには気になることもある。彼女はエルフだ。綺麗な顔つきに、少し長く尖った耳、スラリとしたスタイルは、イメージしていた『エルフ』そのままだった。だが、『エルフ』といえば、魔法が得意なイメージがある。実際、この世界の『エルフ』も魔法が得意だと聞いていた。しかし、彼女は魔法が使えない。魔力はかなり多いし、謎ではあるのだが、これまでの経験上、魔素が豊富なクライスの大森林に行けば、魔法が使えるようになるかもしれない。
そんなわけで翌朝、私とカイト、ポーラ、マーカス以下一緒に来ていた騎士たち、フォブス、ノリスとキアラと一緒に帰ることになった。
ちなみに、カイトとポーラの姉なのだからという理由で、フォブスたち3人を呼び捨てで呼ぶことになった。また、ラムスさんに倣ってアーマスさんも、カイトとポーラのことを呼び捨てで呼ぶようになった。
カイトやポーラの将来は、2人がじっくり考えればいい。馬鹿が出ればその時に対処することになる。
正直、貴族を辞めてしまえばこんな面倒を背負い込むことはないのだろう。
しかし、ある程度の面倒に直面するのは覚悟の上だった。というのも、私はともかく、カイトとポーラが人間社会で生活することを想定すると、私が貴族である方がいいと思う。
貴族でなくても町で生活は送れる。しかし、戦闘力を利用しようと囲い込まれる可能性や、下手すりゃ奴隷にされてしまう可能性もある。
もちろん、最終的には『人間』ごときに自由を奪われるようなことにはならないだろう。けど、初めから暴力前提では、楽しい社会生活を送ることはできない。そう考えると、身を守るためにも、多少の面倒を我慢しつつ、貴族としての特権を最大限利用する方がベターだと思うのだ。
結婚に関して言えば、私もカイトもポーラも、『人間』よりは遥かに長命だ。現状は、『人間』と同じように背も伸びて顔つきも大人っぽくなりつつあるけど、今後どのように成長するのか分からない。
繋がりさえできればいい政略結婚なら気にしないのだろうけど、私たちが『人間』と結婚すればその相手は必ず先に死ぬ。いや、私たちの寿命のレベルで見れば、相手が生きている時間など一瞬に過ぎないかもしれない。それも踏まえて、どうするかを決められるのは本人だけだろう。
重たい、というか不快な話はここまでになった。
私からは、カイトとポーラのここでの生活や勉強していた内容について聞いてみた。2人ともここで学ぶべき内容は一通り終わっているようで、今後どのような道に進むにしても、困ることはないだろうとのことだった。
確かに2人の将来というか進路はどうなるのだろう。自由にしてくれればいいと思うが、将来的にはカイトに領主を任せてポーラと旅に出よう、と前は話していた。私たちに子どもができるのは遠い先になるかもしれないので、交替で領主を務めればいいと思うのだ。そもそも、今も実際はレーノに任せているしね。
アーマスさんとラムスさんに感謝を伝えているとアーマスさんが、提案があると言ってきた。
「提案?」
「ああ。カイト殿とポーラ殿はこの後、コトハ殿と一緒に帰る予定なのだよな?」
「うん、その予定だよ」
「カイトはともかく、ポーラは終盤、帰りたそうにしているときがありましたね」
「みたいだね。あの年の女の子がそれでいいのか分かんないけど、シャロンと一緒に森で狩りをしたいみたいだね」
「コトハ殿と一緒にいたいのですよ」
ラムスさんにそう諭されたけど、それが本当なら嬉しい。本音を言えば、私も2人がいない生活は寂しかったし・・・
「それで、提案は?」
話が逸れてしまったので、改めて聞いてみる。
「ああ。提案・・・というか頼みだな。フォブスとノリスも一緒に連れて行ってはくれないか?」
「え!? ・・・・・・えーっと、それはつまり、フォブス君とノリス君をうちの領都に。クライスの大森林の中にあるクルセイル大公領の領都に連れて行くってこと?」
「そうだ」
アーマスさんは頷き、ラムスさんもこちらを真っ直ぐ見ている。どうやら、アーマスさんの独断では無くて、2人の意見らしい。
「2人を預かるのはいいんだけど、なんで?」
私がそう聞くと、今度はラムスさんが口を開いた。
「フォブスとノリスをしばらくの間、この町から出したいのですよ」
「えーっと・・・」
「2人は、座学はもちろん必要な戦闘能力もある程度は身に付いたと言って良いでしょう。年齢的にまだ領の仕事に関わらせるのは早いですし、領の運営は現在父上から引き継いでいる最中で、息子たちに仕事を教えていく余裕はないのです。となると、この町では暇を持て余すわけで。他の町に出し、見聞を広げさせようかと考えていたのです」
「その行き先がうちってことですか? 森しか無いですよ?」
「はい。残念ながら他領の都市では、目立った特徴はありません。情勢的に国外は難しい。となれば、こことは全く違う生活を送ることができるであろう、コトハ殿のところがいいと考えました。幸いカイトとポーラとも打ち解けていますしね」
「危険だとは思わないんですか?」
「どこであろうと危険は付きものです。ならば、私の知る限り、最も強い3人が一緒にいる場所が、安心できますよ」
ラムスさんて、アーマスさんと違って慎重で丁寧なイメージだけど、こういうところは似てるよね。大胆というか、面白いというか・・・
「私としては2人を預かるのは問題ないよ。魔獣とかも、基本的に危険は無いし」
「・・・それはそれで凄いのだがな」
「けど、何か特別な経験をさせてあげられるかというと・・・」
「いえ。お気になさらず、普段通りの生活をしていただければ結構です。可能であれば、その中に2人を組み込んでいただければ」
「それなら、まあ。行くのは2人だけ?」
「はい。半端な護衛は邪魔でしょうし。最低限の自分の世話はできるように教育していますので」
「ん、了解」
「半年後、コトハ殿が王都に向かわれる際に、一緒にこの町に寄っていただければと思います」
こうして、フォブスとノリスも一緒に連れて行くことが決まった。
領都に連れて行くと、領にある秘匿技術・・・・・・、ゴーレムと魔法武具を見られることになる。だけどまあ、フォブス君とノリス君にどこまで理解できるのかは不明だし、特に魔法武具については量産できる目処も立ったので、国内の貴族に売り出すことをレーノが計画していた。半年後に王都に行くときに、ついでにアーマスさんに売り込むことにすれば、問題ないだろう。
ゴーレムについても、売る気は無いが、公開しても構わない。というか、さっきのダーバルド帝国を警戒することを考えると、うちの戦力としてアーマスさんたちに伝えることは問題ないだろう。作り方を隠せばいいし、というかドランドでもまだ失敗続きなんだから、『人間』の技術者には無理だろう。
♢ ♢ ♢
その後、フォブス君とノリス君にアーマスさんとラムスさんが「クルセイル大公領で学んでくるように」と告げると、大喜びで準備に走っていた。
ミシェルさんだけは少し寂しそうにしていたが、相変わらずノリス君とポーラがくっつくことを願っているようで、ノリス君に何かを吹き込んでいた。そういえば、ポーラがノリス君と結婚すると宣言したらしいけど、どうやら面倒くさくなって適当に言ったらしく、そういうわけではなさそうだった。
まあなんか、それこそラムスさんとミシェルさんみたいに、この後も一緒にいる時間が長くなれば、そのままって気もするけどね。
それからキアラさんも一緒に行くことになった。キアラさんはカイトとフォブス君と一緒に活動していたらしいし、2人がいなくなると活動も大変になるだろう。それに、彼女の境遇を聞くかぎり、せっかく打ち解けている2人と離ればなれにさせてしまうのは忍びなかった。
それとキアラさんには気になることもある。彼女はエルフだ。綺麗な顔つきに、少し長く尖った耳、スラリとしたスタイルは、イメージしていた『エルフ』そのままだった。だが、『エルフ』といえば、魔法が得意なイメージがある。実際、この世界の『エルフ』も魔法が得意だと聞いていた。しかし、彼女は魔法が使えない。魔力はかなり多いし、謎ではあるのだが、これまでの経験上、魔素が豊富なクライスの大森林に行けば、魔法が使えるようになるかもしれない。
そんなわけで翌朝、私とカイト、ポーラ、マーカス以下一緒に来ていた騎士たち、フォブス、ノリスとキアラと一緒に帰ることになった。
ちなみに、カイトとポーラの姉なのだからという理由で、フォブスたち3人を呼び捨てで呼ぶことになった。また、ラムスさんに倣ってアーマスさんも、カイトとポーラのことを呼び捨てで呼ぶようになった。
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