246 / 361
第5章:建国式典
第220話:就任
しおりを挟む
「分かった。その話、受けようと思う。けど、いくつか確認していい?」
「無論だ」
「まずは、私の義務としては、領を守ることでいいんだよね?」
「ああ。できれば、なるべく西側に砦を設けてほしい。むろんダーバルド帝国対策だ。川の東側で構わない」
「了解。それは作る予定だったし・・・」
一応マーカスを見ると、頷いていた。領都との往復に少し時間はかかるが、数人であれば、森の中でもかなりの速さで移動できるマーラたちがいる。なので、数人ずつ交代させれば問題ないだろう。それに、レーノは更なる領民の獲得を目指していたので、騎士の数も増える気がする。現に、ガッドの冒険者ギルドには、うちに移住したいという者がそれなりに来ているらしい。
「まあ、作るつもりだよ」
「感謝する。基本的にはそれだけだ。もちろん、防衛が厳しい状況になれば、アーマスのところへ避難してもらえばいい」
戦死覚悟で、最後まで戦う必要はないわけだ。もちろんそんなことをする気もさせる気も無い。
「分かった。後は・・・、上司はハールさんってことになるの?」
立場は確認しておく必要がある。アーマスさんやハールさんはともかく、わけの分からない貴族の下につく気は無い。
まあ、そんなことはないだろうけど・・・
「それについてだが、一応、ダンをこの国の軍務卿とする予定だ。役職名は暫定だが、軍務のトップに就かせる。建国式典で私が国王になったことの宣言と同時に、ベイルが王太子となる。ガインはその補佐として、アーマスの次の宰相とする予定だ。ラムスには断られたからな・・・。そして、ダンを軍務のトップと据える予定だ。コトハ殿は南方方面の防衛担当、正式には軍務卿の補佐か顧問のような呼び名のポジションを考えていた。補佐であれば、形式的にはダンが上役となる。もちろん、我々とコトハ殿の間の約定を違える気は無い」
そう言うと深く頷く3人の王子たち。そういえば、この人たちって王子だった。
王太子は、次期国王だよね。で、次男のガインさんが宰相としてそれを支えるって感じか。三男で、3人の中では最も軍事に明るいダンさんが軍務卿として、防衛面を担う。
補佐ならその部下って感じで、顧問なら上下関係はなるべく無いようにって感じか・・・
「どっちのがいいの?」
「・・・どちらでも、と言いたいところだが、できれば補佐の方がありがたい。名称だけとはいえ、五月蠅い連中を黙らせやすくなるからな。だが顧問であっても、引き受けてくれるのであれば十分だ」
どうしようか。例え呼び名であっても、明確に上位者がいるようになるのは嬉しくない。
ダンさんや、ダンさんを通してハールさんたちが無茶なことを言い出すとは思えない。けれど、ダンさんの下につくということは、極論、騎士ゴーレムを差し出せという命令もできるわけである。そんなことはしないと思うが、されたらかなり面倒だ。
それに私には気を付けなければならない事情がある。私の寿命はおそらく馬鹿ほど長い。つまり、ハールさんはもちろん、ベイルさんやその長男のグリン君、そしてグリン君の子と続いて行くであろう王家の人間と関わり続けるのである。そうすると、数代先の王家とも今のような関係が維持できるとは限らない。カイトやポーラが、グリン君たちと仲良くなることは、その面でも望ましいと思っていたのは秘密だ。
そう考えるとやはり、
「うーん、一応最初は、顧問ってことにしておいて。時間が経ってから考えるよ。ごめんね」
「いやいや、気にしないでくれ。そう言うとは思っていたのでな。それでは、コトハ殿には、名称は仮だが、『南方方面担当軍務顧問』の役職に就いてもらう。ああ、叙爵式の際に、これも合わせて任ずることになるが、いいか?」
「うん、大丈夫」
「了解だ。それから、ダーバルド帝国に関する情報は、全て共有することにする」
「うん、お願い。あー・・・、式典終わったら、帰るつもりだったけど・・・」
そう言うとダンさんが、
「大丈夫かと。急ぎでなければ、森の入り口にあるという砦に伝令を送るので。急ぎの場合は、諜報部が連絡に使っている、『フェイヤー』という魔獣を従魔にしている連絡官が、情報を送ります。一応、素早さと隠密行動に優れた魔獣なので、クライスの大森林でも活動できるとは思うのだが・・・」
「うーん。どんな魔獣か知らないけど、上空はツイバルドっていう、2つ首の崩れドラゴンみたいなのが結構な数、飛んでるからねー・・・。砦から領都まではすぐだし、そっちに飛んでもらった方がいいかも」
「分かった。その魔獣には大変興味はあるんだが・・・、ともかく、連絡官の方に準備をさせておこう」
「了解」
いろいろと決まったが、今日ってこんな話をする予定だったっけ?
いや、ハールさんは最初からここまで考えていたんだろうなぁー・・・
そして最後に、
「最後にコトハ殿。このゴーレムのことは、隠していないんだよな?」
とハールさんに聞かれた。
「うん。詳しい性能とか作り方はともかく、存在や見た目は隠してないよ。砦で普通に使ってるし」
「そうか・・・。ならば、明日の謁見の際に、同行させてくれぬか?」
「同行?」
「ああ。本来は謁見に護衛は連れては入れない。だが、コトハ殿ならいいだろう。昨日の話に関連しても意味がある。それが認められる存在だとな。そして、その護衛にゴーレムを混ぜてほしい。コトハ殿の、クルセイル大公領の戦力を示すには絶好の機会であろう」
なるほど。
私とカイト、ポーラの3人で行くもんだと思っていたけど、マーカスたちも一緒に行けるのなら少し気が楽だ。
それに、騎士ゴーレムを格好よく歩かせるのは、やってみたいかもしれない・・・
「分かった。数体連れてくよ」
「ああ。頼む」
こうして、思わぬ長話と役職を手に入れることになった夜が終わった。
♢ ♢ ♢
昨夜はあの後、カイトに南方方面担当軍部顧問とやらに就くことが決まったと伝えると、なぜか思いのほか喜ばれた。どうもカイトには、私が貴族っぽいことをしたり、なにか役職を得たりすると喜ぶ節がある。別にカイトが喜んでいるのだからいいんだけど、よく分からない。
それに昨日最後に、
「そういえばコトハ殿。カイト殿やポーラ殿は、将来どのような職に就きたいとか、希望を話しているのだろうか」
と、ハールさんに聞かれた。
どういうことか聞いてみると、
「カイト殿はグリンやフォブスに年齢が近いであろう? 2人が王宮で働き出す頃に、一緒に働いてくれたらな、と。爵位的にも大公弟というのは、伯爵本人かそれ以上の権威があっても不思議ではないしな」
「うーん、どうだろう。本人が望んだらね。カイトたちには、自分がしたいことをしてほしいし」
「ああ。無論だ。私の勝手な願いに過ぎん」
「うん。まあ、無理強いしたら怒るけど、カイトが成長したら本人に聞いてみて。別に誘うのは勝手だし」
「ふむ。そうしよう」
と、こんな会話があったのだ。アーマスさんとラムスさんにも前に似たようなことを言われたし、そのうち聞いてみるとしよう。それに正直なところ、私はどっかのタイミングで大公の爵位をカイトに譲るつもりでいる。私たちがそう簡単に死なないのは間違いないが、だからといって何十年も縛り付けられるのも嫌なのだ。
せっかく? 転生したのだし、この世界を見てまわりたい。森を南に抜けた先にあるという、ディルディリス王国や西側にあるという国々、東にあるという大陸やホムラの故郷にも興味がある。直ぐには無理だろうが、いつかはそんなところを巡ってみたいと思うのだ。
「無論だ」
「まずは、私の義務としては、領を守ることでいいんだよね?」
「ああ。できれば、なるべく西側に砦を設けてほしい。むろんダーバルド帝国対策だ。川の東側で構わない」
「了解。それは作る予定だったし・・・」
一応マーカスを見ると、頷いていた。領都との往復に少し時間はかかるが、数人であれば、森の中でもかなりの速さで移動できるマーラたちがいる。なので、数人ずつ交代させれば問題ないだろう。それに、レーノは更なる領民の獲得を目指していたので、騎士の数も増える気がする。現に、ガッドの冒険者ギルドには、うちに移住したいという者がそれなりに来ているらしい。
「まあ、作るつもりだよ」
「感謝する。基本的にはそれだけだ。もちろん、防衛が厳しい状況になれば、アーマスのところへ避難してもらえばいい」
戦死覚悟で、最後まで戦う必要はないわけだ。もちろんそんなことをする気もさせる気も無い。
「分かった。後は・・・、上司はハールさんってことになるの?」
立場は確認しておく必要がある。アーマスさんやハールさんはともかく、わけの分からない貴族の下につく気は無い。
まあ、そんなことはないだろうけど・・・
「それについてだが、一応、ダンをこの国の軍務卿とする予定だ。役職名は暫定だが、軍務のトップに就かせる。建国式典で私が国王になったことの宣言と同時に、ベイルが王太子となる。ガインはその補佐として、アーマスの次の宰相とする予定だ。ラムスには断られたからな・・・。そして、ダンを軍務のトップと据える予定だ。コトハ殿は南方方面の防衛担当、正式には軍務卿の補佐か顧問のような呼び名のポジションを考えていた。補佐であれば、形式的にはダンが上役となる。もちろん、我々とコトハ殿の間の約定を違える気は無い」
そう言うと深く頷く3人の王子たち。そういえば、この人たちって王子だった。
王太子は、次期国王だよね。で、次男のガインさんが宰相としてそれを支えるって感じか。三男で、3人の中では最も軍事に明るいダンさんが軍務卿として、防衛面を担う。
補佐ならその部下って感じで、顧問なら上下関係はなるべく無いようにって感じか・・・
「どっちのがいいの?」
「・・・どちらでも、と言いたいところだが、できれば補佐の方がありがたい。名称だけとはいえ、五月蠅い連中を黙らせやすくなるからな。だが顧問であっても、引き受けてくれるのであれば十分だ」
どうしようか。例え呼び名であっても、明確に上位者がいるようになるのは嬉しくない。
ダンさんや、ダンさんを通してハールさんたちが無茶なことを言い出すとは思えない。けれど、ダンさんの下につくということは、極論、騎士ゴーレムを差し出せという命令もできるわけである。そんなことはしないと思うが、されたらかなり面倒だ。
それに私には気を付けなければならない事情がある。私の寿命はおそらく馬鹿ほど長い。つまり、ハールさんはもちろん、ベイルさんやその長男のグリン君、そしてグリン君の子と続いて行くであろう王家の人間と関わり続けるのである。そうすると、数代先の王家とも今のような関係が維持できるとは限らない。カイトやポーラが、グリン君たちと仲良くなることは、その面でも望ましいと思っていたのは秘密だ。
そう考えるとやはり、
「うーん、一応最初は、顧問ってことにしておいて。時間が経ってから考えるよ。ごめんね」
「いやいや、気にしないでくれ。そう言うとは思っていたのでな。それでは、コトハ殿には、名称は仮だが、『南方方面担当軍務顧問』の役職に就いてもらう。ああ、叙爵式の際に、これも合わせて任ずることになるが、いいか?」
「うん、大丈夫」
「了解だ。それから、ダーバルド帝国に関する情報は、全て共有することにする」
「うん、お願い。あー・・・、式典終わったら、帰るつもりだったけど・・・」
そう言うとダンさんが、
「大丈夫かと。急ぎでなければ、森の入り口にあるという砦に伝令を送るので。急ぎの場合は、諜報部が連絡に使っている、『フェイヤー』という魔獣を従魔にしている連絡官が、情報を送ります。一応、素早さと隠密行動に優れた魔獣なので、クライスの大森林でも活動できるとは思うのだが・・・」
「うーん。どんな魔獣か知らないけど、上空はツイバルドっていう、2つ首の崩れドラゴンみたいなのが結構な数、飛んでるからねー・・・。砦から領都まではすぐだし、そっちに飛んでもらった方がいいかも」
「分かった。その魔獣には大変興味はあるんだが・・・、ともかく、連絡官の方に準備をさせておこう」
「了解」
いろいろと決まったが、今日ってこんな話をする予定だったっけ?
いや、ハールさんは最初からここまで考えていたんだろうなぁー・・・
そして最後に、
「最後にコトハ殿。このゴーレムのことは、隠していないんだよな?」
とハールさんに聞かれた。
「うん。詳しい性能とか作り方はともかく、存在や見た目は隠してないよ。砦で普通に使ってるし」
「そうか・・・。ならば、明日の謁見の際に、同行させてくれぬか?」
「同行?」
「ああ。本来は謁見に護衛は連れては入れない。だが、コトハ殿ならいいだろう。昨日の話に関連しても意味がある。それが認められる存在だとな。そして、その護衛にゴーレムを混ぜてほしい。コトハ殿の、クルセイル大公領の戦力を示すには絶好の機会であろう」
なるほど。
私とカイト、ポーラの3人で行くもんだと思っていたけど、マーカスたちも一緒に行けるのなら少し気が楽だ。
それに、騎士ゴーレムを格好よく歩かせるのは、やってみたいかもしれない・・・
「分かった。数体連れてくよ」
「ああ。頼む」
こうして、思わぬ長話と役職を手に入れることになった夜が終わった。
♢ ♢ ♢
昨夜はあの後、カイトに南方方面担当軍部顧問とやらに就くことが決まったと伝えると、なぜか思いのほか喜ばれた。どうもカイトには、私が貴族っぽいことをしたり、なにか役職を得たりすると喜ぶ節がある。別にカイトが喜んでいるのだからいいんだけど、よく分からない。
それに昨日最後に、
「そういえばコトハ殿。カイト殿やポーラ殿は、将来どのような職に就きたいとか、希望を話しているのだろうか」
と、ハールさんに聞かれた。
どういうことか聞いてみると、
「カイト殿はグリンやフォブスに年齢が近いであろう? 2人が王宮で働き出す頃に、一緒に働いてくれたらな、と。爵位的にも大公弟というのは、伯爵本人かそれ以上の権威があっても不思議ではないしな」
「うーん、どうだろう。本人が望んだらね。カイトたちには、自分がしたいことをしてほしいし」
「ああ。無論だ。私の勝手な願いに過ぎん」
「うん。まあ、無理強いしたら怒るけど、カイトが成長したら本人に聞いてみて。別に誘うのは勝手だし」
「ふむ。そうしよう」
と、こんな会話があったのだ。アーマスさんとラムスさんにも前に似たようなことを言われたし、そのうち聞いてみるとしよう。それに正直なところ、私はどっかのタイミングで大公の爵位をカイトに譲るつもりでいる。私たちがそう簡単に死なないのは間違いないが、だからといって何十年も縛り付けられるのも嫌なのだ。
せっかく? 転生したのだし、この世界を見てまわりたい。森を南に抜けた先にあるという、ディルディリス王国や西側にあるという国々、東にあるという大陸やホムラの故郷にも興味がある。直ぐには無理だろうが、いつかはそんなところを巡ってみたいと思うのだ。
378
あなたにおすすめの小説
捨てられた前世【大賢者】の少年、魔物を食べて世界最強に、そして日本へ
月城 友麻
ファンタジー
辺境伯の三男坊として転生した大賢者は、無能を装ったがために暗黒の森へと捨てられてしまう。次々と魔物に襲われる大賢者だったが、魔物を食べて生き残る。
こうして大賢者は魔物の力を次々と獲得しながら強くなり、最後には暗黒の森の王者、暗黒龍に挑み、手下に従えることに成功した。しかし、この暗黒龍、人化すると人懐っこい銀髪の少女になる。そして、ポーチから出したのはなんとiPhone。明かされる世界の真実に大賢者もビックリ。
そして、ある日、生まれ故郷がスタンピードに襲われる。大賢者は自分を捨てた父に引導を渡し、街の英雄として凱旋を果たすが、それは物語の始まりに過ぎなかった。
太陽系最果ての地で壮絶な戦闘を超え、愛する人を救うために目指したのはなんと日本。
テンプレを超えた壮大なファンタジーが今、始まる。
のほほん異世界暮らし
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生するなんて、夢の中の話だと思っていた。
それが、目を覚ましたら見知らぬ森の中、しかも手元にはなぜかしっかりとした地図と、ちょっとした冒険に必要な道具が揃っていたのだ。
異世界転生ファミリー
くろねこ教授
ファンタジー
辺境のとある家族。その一家には秘密があった?!
辺境の村に住む何の変哲もないマーティン一家。
アリス・マーティンは美人で料理が旨い主婦。
アーサーは元腕利きの冒険者、村の自警団のリーダー格で頼れる男。
長男のナイトはクールで賢い美少年。
ソフィアは産まれて一年の赤ん坊。
何の不思議もない家族と思われたが……
彼等には実は他人に知られる訳にはいかない秘密があったのだ。
爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。
秋田ノ介
ファンタジー
88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。
異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。
その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。
飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。
完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。
異世界でのんびり暮らしたいけど、なかなか難しいです。
kakuyuki
ファンタジー
交通事故で死んでしまった、三日月 桜(みかづき さくら)は、何故か異世界に行くことになる。
桜は、目立たず生きることを決意したが・・・
初めての投稿なのでよろしくお願いします。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
異世界転生旅日記〜生活魔法は無限大!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
農家の四男に転生したルイ。
そんなルイは、五歳の高熱を出した闘病中に、前世の記憶を思い出し、ステータスを見れることに気付き、自分の能力を自覚した。
農家の四男には未来はないと、家族に隠れて金策を開始する。
十歳の時に行われたスキル鑑定の儀で、スキル【生活魔法 Lv.∞】と【鑑定 Lv.3】を授かったが、親父に「家の役には立たない」と、家を追い出される。
家を追い出されるきっかけとなった【生活魔法】だが、転生あるある?の思わぬ展開を迎えることになる。
ルイの安寧の地を求めた旅が、今始まる!
見切り発車。不定期更新。
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
1つだけ何でも望んで良いと言われたので、即答で答えました
竹桜
ファンタジー
誰にでもある憧れを抱いていた男は最後にただ見捨てられないというだけで人助けをした。
その結果、男は神らしき存在に何でも1つだけ望んでから異世界に転生することになったのだ。
男は即答で答え、異世界で竜騎兵となる。
自らの憧れを叶える為に。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる