258 / 370
第5章:建国式典
第232話:ギルドからの命令
~ミィーナ視点~
私たちは、冒険者ギルドが所有している馬車に乗って王都まで移動した。ギルド所有の馬車は、大規模な遠征などの場合に多くの冒険者を乗せることが想定されているので、かなり大きい。特にオーバンの町は、南はクライスの大森林に、西はクラリオル山に面しており、頻繁に強力な魔獣・魔物が出現したり、群れが現れたりする。そのため、複数の冒険者を同時に送り出すことも多々あるので、その際に使う馬車は、大きいものが用意してあるわけだ。
その大きさの反面、乗り心地はあまり良くないのだが、今回は人数も少なく広々使えるため、思い思いに背もたれなどを調整し、どうにか耐え抜いた。
王都に近づくと、同じく王都に向かっているのであろう馬車や冒険者の姿が多く見えてきた。王都へ入る門の前には長蛇の列ができており、並ぶだけでもかなりの時間がかかりそうだった。
それだけで少しゲンナリしてしまったのだが、
「今回は強権発動だな」
そう呟くと、ギルマスが御者をしているギルド職員に指示を出す。私たちの乗った馬車は、空いている貴族用の入り口へと向かうのだった。
入り口に到着すると、
「止まれー! ここは、貴族の方など限られた方々用の入り口だ。それ以外の者は・・・」
と、明らかに貴族の馬車ではないギルドの馬車が止められる。
しかし門番がそこまで言ったところで、
「ああ、分かってる。オーバンの冒険者ギルド、ギルドマスターのダインだ。職務に関する火急の報告がある。これが身分証だ。馬車の中にいるのは、護衛だ。確認を」
そう言って、ギルマスが遮った。
ギルマスの言葉を聞いて、門番も事情を把握したのか、
「失礼しました。お待ちを・・・・・・、確認しました。ダイン殿。入都を許可します。先導は必要ですか?」
「いや、不要だ。ありがとう」
♢ ♢ ♢
王都の中は人でごった返していた。数日後には建国式典が執り行われる予定で、それに合わせて国中から貴族や商人、その護衛として雇われた冒険者、関係なく遊びに来た人など、多くの人が王都に集まっている。その人たちを目当てに、屋台なども多く立ち並んでおり、大混雑だ。
ここ数年は、国単位での行事があまり無かったのもあって、みんな久しぶりのお祭り気分を楽しんでいる。
そんな人混みを避けるように馬車は、王都の冒険者ギルドへ向かった。
元々キャバンは、カーラ侯爵領の領都だった。経済都市であり、周辺にも多くの町があることから、キャバンの冒険者ギルドの魔獣・魔物の討伐依頼が出されることは少なかった。しかし、商人が多い関係で、護衛依頼や盗賊の討伐依頼はそれなりにあり、冒険者ギルドの建物も結構大きいものだった。
カーラルド王国の王都となったキャバンにおいても、冒険者の需要に大きな変化は見られないことから、区画整備がされている中でも冒険者ギルドは、同じ場所で同じ建物を使っているとのことだった。
馬車をギルドの裏手にある馬車の保管場所近くに止め、裏口からギルドに入る。時間は昼過ぎだが、王都がこの人混みでは、ギルドの中は人で溢れていることだろう。そんな中に入るのも面倒なので、ギルマスが裏へと馬車を回させたのだ。
裏口を通ると、出迎えた職人に案内させ、そのままここのギルドマスターの部屋に向かう。
ノックもそこそこに、扉を開けて中に入るギルマス。
「ララシャ。邪魔するぞ」
そう言ってズカズカと中に入っていく。
私たちは、少し申し訳なく思いながらも、後に続く。
「ダイン! いきなり何なの!? このクソ忙しいときに!」
そう言いながら、積まれた書類の山の間からギルマスを睨む、王都の冒険者ギルドのギルドマスター、ララシャさん。
「お久しぶりです、ララシャさん」
私がそう声を掛けると、
「ミィーナ? それにコニーたちも。元気そうね・・・。それから・・・・・・」
うちのメンバーが挨拶を返したのを確認してから、
「ララシャさん。お忙しいところすいません。彼女たちのことで、相談があるんです」
♢ ♢ ♢
「なるほどねー・・・・・・」
一通りの話を終えると、ララシャさんは椅子の背もたれにぐったりともたれかかりながらため息をつく。
「あの、ララシャさん?」
不安になって声を掛ける。
「ああ、ごめんなさいね。ユイハさんでしたっけ? それにカオリさん、アオイさん、ミオさん。話を聞いただけなら、到底信じられる話では無かったでしょうね」
「・・・・・・」
「けど、貴方たちを見たらねぇー・・・」
「どういうことだ?」
ララシャさんの反応が気になり、ギルマスが聞き返す。
「ん? ああ、そうか。私は半分『エルフ』の血が混じってるでしょ? そのおかげで、魔力の流れや特徴が見えるのよ。ユイハさんたち4人の魔力は、私の知ってるどの種族の魔力とも異なるわ。異世界から来たと言われれば、『なるほどね』って思うくらいには違うわよ」
なんと・・・
私たちのパーティには魔力が見える者はいない。ギルマスもそういうのは見えないはずだ。だから、ここまで気づかなかったが、魔力が異なっていたのか・・・
「ララシャ。それじゃあ、取り次いでくれるか?」
「ええ。けど、マイナムは子爵よ? こんな大事を扱えるのかしら・・・」
「それは分からん。だが、いくらギルマスといっても、いきなり高位貴族に押しかけて話を聞いてもらうなんて、自分とこの領主でもなきゃ無理だ。そうなると、俺たちの相手は国王ってことになるが、それこそ無謀もいいとこだ。どうにかマイナムから、上の貴族に話を通してもらうしかないだろ」
「そうねー・・・。幸いマイナムは、軍部系の仕事を担うことになりそうだって話だったし、可能性はあるわね」
「ああ。それでも無理なら・・・・・・、奥の手だな」
「ギルドとしての国との交渉要求? あんなもの出したら、本当に大事よね・・・」
「だが、俺はそれに値する事態だと思ってる」
「それは、そうね。ダーバルド帝国が召喚によって戦力の増強を図っているのだとすれば、こちらの予想外のスピードで戦力が増強され、攻めてくる可能性があるわ」
「そうだな」
そんな話をしながら、頷き合う2人。さすがは元々同じパーティで、一時は夫婦だったコンビだ。仕事の都合で別れたらしいが、息はピッタリだ。
「ミィーナ。くだらないこと考えてんじゃないわよ」
そう、お小言を言われてから、表情を引き締め、
「ユイハさん、カオリさん、アオイさん、ミオさん。あなた方4人を、正式に王都冒険者ギルドの保護下に置きます。ミィーナ。貴方たち冒険者パーティ、“ラヴァの娘”は彼女たちの護衛に付きなさい。話を聞く限りでは、その可能性は低いと思うけど、ダーバルド帝国が口封じに刺客を送ってくる可能性もあるわ。一緒に行動して、彼女たちを守るのよ。仮に襲撃者がいた場合は、襲撃者を殺しても構わないわ」
と命じられた。
「分かりました」
私たちは一斉に深く頷く。
これは厳密に言えば依頼ではない。冒険者には基本的に、どの依頼を受けるかを選ぶ自由がある。条件が悪い依頼なら、断るのも権利の1つだ。強制依頼というのもあるが、これは別枠。今回、私たちに課されたのは、緊急時に冒険者ギルド及びギルドマスターから、特定の冒険者に対して出される「命令」だ。この命令を拒むことは、怪我等やむを得ない事由を除き、許されない。それをすれば、直ちに除名される。
とはいえ、この「命令」が出されるケースは稀で、ギルドやその関係者に緊急の事態があって、特定の冒険者の関与が必要不可欠な場合に限られる。今回で言えば、それだけララシャさんが、この事態を重く受け止めていることの証左だろう。まあ、言われなくても守るつもりだった。
そして、
「ギルド3階の客室を4部屋貸し出すから自由に使って。ダイン。私たちは、マイナムの所へ行くわよ。直接頼んだ方が簡単だわ」
「そうだな。ミィーナ、お前ら。任せるぞ」
ギルマスにそう言われて、再度深く頷く。
それを見て、2人は慌ただしく部屋から出て行った。
私たちは、冒険者ギルドが所有している馬車に乗って王都まで移動した。ギルド所有の馬車は、大規模な遠征などの場合に多くの冒険者を乗せることが想定されているので、かなり大きい。特にオーバンの町は、南はクライスの大森林に、西はクラリオル山に面しており、頻繁に強力な魔獣・魔物が出現したり、群れが現れたりする。そのため、複数の冒険者を同時に送り出すことも多々あるので、その際に使う馬車は、大きいものが用意してあるわけだ。
その大きさの反面、乗り心地はあまり良くないのだが、今回は人数も少なく広々使えるため、思い思いに背もたれなどを調整し、どうにか耐え抜いた。
王都に近づくと、同じく王都に向かっているのであろう馬車や冒険者の姿が多く見えてきた。王都へ入る門の前には長蛇の列ができており、並ぶだけでもかなりの時間がかかりそうだった。
それだけで少しゲンナリしてしまったのだが、
「今回は強権発動だな」
そう呟くと、ギルマスが御者をしているギルド職員に指示を出す。私たちの乗った馬車は、空いている貴族用の入り口へと向かうのだった。
入り口に到着すると、
「止まれー! ここは、貴族の方など限られた方々用の入り口だ。それ以外の者は・・・」
と、明らかに貴族の馬車ではないギルドの馬車が止められる。
しかし門番がそこまで言ったところで、
「ああ、分かってる。オーバンの冒険者ギルド、ギルドマスターのダインだ。職務に関する火急の報告がある。これが身分証だ。馬車の中にいるのは、護衛だ。確認を」
そう言って、ギルマスが遮った。
ギルマスの言葉を聞いて、門番も事情を把握したのか、
「失礼しました。お待ちを・・・・・・、確認しました。ダイン殿。入都を許可します。先導は必要ですか?」
「いや、不要だ。ありがとう」
♢ ♢ ♢
王都の中は人でごった返していた。数日後には建国式典が執り行われる予定で、それに合わせて国中から貴族や商人、その護衛として雇われた冒険者、関係なく遊びに来た人など、多くの人が王都に集まっている。その人たちを目当てに、屋台なども多く立ち並んでおり、大混雑だ。
ここ数年は、国単位での行事があまり無かったのもあって、みんな久しぶりのお祭り気分を楽しんでいる。
そんな人混みを避けるように馬車は、王都の冒険者ギルドへ向かった。
元々キャバンは、カーラ侯爵領の領都だった。経済都市であり、周辺にも多くの町があることから、キャバンの冒険者ギルドの魔獣・魔物の討伐依頼が出されることは少なかった。しかし、商人が多い関係で、護衛依頼や盗賊の討伐依頼はそれなりにあり、冒険者ギルドの建物も結構大きいものだった。
カーラルド王国の王都となったキャバンにおいても、冒険者の需要に大きな変化は見られないことから、区画整備がされている中でも冒険者ギルドは、同じ場所で同じ建物を使っているとのことだった。
馬車をギルドの裏手にある馬車の保管場所近くに止め、裏口からギルドに入る。時間は昼過ぎだが、王都がこの人混みでは、ギルドの中は人で溢れていることだろう。そんな中に入るのも面倒なので、ギルマスが裏へと馬車を回させたのだ。
裏口を通ると、出迎えた職人に案内させ、そのままここのギルドマスターの部屋に向かう。
ノックもそこそこに、扉を開けて中に入るギルマス。
「ララシャ。邪魔するぞ」
そう言ってズカズカと中に入っていく。
私たちは、少し申し訳なく思いながらも、後に続く。
「ダイン! いきなり何なの!? このクソ忙しいときに!」
そう言いながら、積まれた書類の山の間からギルマスを睨む、王都の冒険者ギルドのギルドマスター、ララシャさん。
「お久しぶりです、ララシャさん」
私がそう声を掛けると、
「ミィーナ? それにコニーたちも。元気そうね・・・。それから・・・・・・」
うちのメンバーが挨拶を返したのを確認してから、
「ララシャさん。お忙しいところすいません。彼女たちのことで、相談があるんです」
♢ ♢ ♢
「なるほどねー・・・・・・」
一通りの話を終えると、ララシャさんは椅子の背もたれにぐったりともたれかかりながらため息をつく。
「あの、ララシャさん?」
不安になって声を掛ける。
「ああ、ごめんなさいね。ユイハさんでしたっけ? それにカオリさん、アオイさん、ミオさん。話を聞いただけなら、到底信じられる話では無かったでしょうね」
「・・・・・・」
「けど、貴方たちを見たらねぇー・・・」
「どういうことだ?」
ララシャさんの反応が気になり、ギルマスが聞き返す。
「ん? ああ、そうか。私は半分『エルフ』の血が混じってるでしょ? そのおかげで、魔力の流れや特徴が見えるのよ。ユイハさんたち4人の魔力は、私の知ってるどの種族の魔力とも異なるわ。異世界から来たと言われれば、『なるほどね』って思うくらいには違うわよ」
なんと・・・
私たちのパーティには魔力が見える者はいない。ギルマスもそういうのは見えないはずだ。だから、ここまで気づかなかったが、魔力が異なっていたのか・・・
「ララシャ。それじゃあ、取り次いでくれるか?」
「ええ。けど、マイナムは子爵よ? こんな大事を扱えるのかしら・・・」
「それは分からん。だが、いくらギルマスといっても、いきなり高位貴族に押しかけて話を聞いてもらうなんて、自分とこの領主でもなきゃ無理だ。そうなると、俺たちの相手は国王ってことになるが、それこそ無謀もいいとこだ。どうにかマイナムから、上の貴族に話を通してもらうしかないだろ」
「そうねー・・・。幸いマイナムは、軍部系の仕事を担うことになりそうだって話だったし、可能性はあるわね」
「ああ。それでも無理なら・・・・・・、奥の手だな」
「ギルドとしての国との交渉要求? あんなもの出したら、本当に大事よね・・・」
「だが、俺はそれに値する事態だと思ってる」
「それは、そうね。ダーバルド帝国が召喚によって戦力の増強を図っているのだとすれば、こちらの予想外のスピードで戦力が増強され、攻めてくる可能性があるわ」
「そうだな」
そんな話をしながら、頷き合う2人。さすがは元々同じパーティで、一時は夫婦だったコンビだ。仕事の都合で別れたらしいが、息はピッタリだ。
「ミィーナ。くだらないこと考えてんじゃないわよ」
そう、お小言を言われてから、表情を引き締め、
「ユイハさん、カオリさん、アオイさん、ミオさん。あなた方4人を、正式に王都冒険者ギルドの保護下に置きます。ミィーナ。貴方たち冒険者パーティ、“ラヴァの娘”は彼女たちの護衛に付きなさい。話を聞く限りでは、その可能性は低いと思うけど、ダーバルド帝国が口封じに刺客を送ってくる可能性もあるわ。一緒に行動して、彼女たちを守るのよ。仮に襲撃者がいた場合は、襲撃者を殺しても構わないわ」
と命じられた。
「分かりました」
私たちは一斉に深く頷く。
これは厳密に言えば依頼ではない。冒険者には基本的に、どの依頼を受けるかを選ぶ自由がある。条件が悪い依頼なら、断るのも権利の1つだ。強制依頼というのもあるが、これは別枠。今回、私たちに課されたのは、緊急時に冒険者ギルド及びギルドマスターから、特定の冒険者に対して出される「命令」だ。この命令を拒むことは、怪我等やむを得ない事由を除き、許されない。それをすれば、直ちに除名される。
とはいえ、この「命令」が出されるケースは稀で、ギルドやその関係者に緊急の事態があって、特定の冒険者の関与が必要不可欠な場合に限られる。今回で言えば、それだけララシャさんが、この事態を重く受け止めていることの証左だろう。まあ、言われなくても守るつもりだった。
そして、
「ギルド3階の客室を4部屋貸し出すから自由に使って。ダイン。私たちは、マイナムの所へ行くわよ。直接頼んだ方が簡単だわ」
「そうだな。ミィーナ、お前ら。任せるぞ」
ギルマスにそう言われて、再度深く頷く。
それを見て、2人は慌ただしく部屋から出て行った。
あなたにおすすめの小説
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!
英雄将軍の隠し子は、軍学校で『普通』に暮らしたい。~でも前世の戦術知識がチートすぎて、気付けば帝国の影の支配者になっていました~
ヒミヤデリュージョン
ファンタジー
帝国辺境でただ静かに生き延びたいだけの少年・ヴァン。
彼に正義感はない。あるのは、母が遺したノートに記された、物理法則を応用した「高圧魔力」の理論と、徹底した費用対効果至上主義だけだ。
敵国三千の精鋭が灰燼城に迫る絶望的状況。ヴァンは剣を振るわず、心理戦と補給線攪乱だけで、たった三日で敵軍を撤退させる。
この効率的すぎる勝利は帝国の中枢に届き、彼は最高峰の帝国軍事学院への招待状を手に入れる。
「英雄になりたいわけじゃない。ただ、母の死の真相と父の秘密を知るため、生き残らなきゃならないだけだ」
無口最強の仮面メイド・シンカク、命を取引に差し出した狼耳少女・アイリ。彼は常にコスパの高い道を選び、母の遺したノートの謎、そして生まれて一度も会ったことのない父・帝国大元帥のいる帝都の闇へと踏み込んでいく。
正義も英雄も、損をするなら意味がない。合理主義が英雄譚を侵食していく、反英雄ミリタリー学園ファンタジー。
本の知識で、らくらく異世界生活? 〜チート過ぎて、逆にヤバい……けど、とっても役に立つ!〜
あーもんど
ファンタジー
異世界でも、本を読みたい!
ミレイのそんな願いにより、生まれた“あらゆる文書を閲覧出来るタブレット”
ミレイとしては、『小説や漫画が読めればいい』くらいの感覚だったが、思ったよりチートみたいで?
異世界で知り合った仲間達の窮地を救うキッカケになったり、敵の情報が筒抜けになったりと大変優秀。
チートすぎるがゆえの弊害も多少あるものの、それを鑑みても一家に一台はほしい性能だ。
「────さてと、今日は何を読もうかな」
これはマイペースな主人公ミレイが、タブレット片手に異世界の暮らしを謳歌するお話。
◆小説家になろう様でも、公開中◆
◆恋愛要素は、ありません◆
異世界転生ファミリー
くろねこ教授
ファンタジー
辺境のとある家族。その一家には秘密があった?!
辺境の村に住む何の変哲もないマーティン一家。
アリス・マーティンは美人で料理が旨い主婦。
アーサーは元腕利きの冒険者、村の自警団のリーダー格で頼れる男。
長男のナイトはクールで賢い美少年。
ソフィアは産まれて一年の赤ん坊。
何の不思議もない家族と思われたが……
彼等には実は他人に知られる訳にはいかない秘密があったのだ。
【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです
yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~
旧タイトルに、もどしました。
日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。
まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。
劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。
日々の衣食住にも困る。
幸せ?生まれてこのかた一度もない。
ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・
目覚めると、真っ白な世界。
目の前には神々しい人。
地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・
短編→長編に変更しました。
R4.6.20 完結しました。
長らくお読みいただき、ありがとうございました。
この度異世界に転生して貴族に生まれ変わりました
okiraku
ファンタジー
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールディアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。
3点スキルと食事転生。食いしん坊の幸福無双。〜メシ作るために、貰ったスキル、完全に戦闘狂向き〜
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
伯爵家の当主と側室の子であるリアムは転生者である。
転生した時に、目立たないから大丈夫と貰ったスキルが、転生して直後、ひょんなことから1番知られてはいけない人にバレてしまう。
- 週間最高ランキング:総合297位
- ゲス要素があります。
- この話はフィクションです。