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第5章:建国式典
第234話:出会い
一昨日、予定通りに謁見が終わり何かと疲れたので、昨日は図書館に行ったり、騎士ゴーレムの調整をしたりと、部屋で寛いでいた。
そして今日。特に予定は無かったので、せっかくだし王都に行ってみることにした。
カイトは、フォブスと第1王子ベイルさんの長男のグリン君に呼ばれたらしく、朝から遊びに行っている。少し寂しいが、13歳の男の子を縛り付けるのも良くないし、友だちができたのは喜ばしい。
そんなわけで、ポーラと2人で王都の観光と、王都周辺でホムラとシャロンの気晴らしをする予定だった。ホムラとシャロンは、王都に着いてからというもの、ずっと部屋にいる。それ自体は苦痛ではないらしいが、たまには自由に動き回りたいとのこと。マーラたちスレイドホースは、預けている他の軍馬と共に、王城で軍馬を管理している人たちによって定期的に運動させられているらしいが、ホムラとシャロンが王城内で自由に動き回ると大惨事になりかねない。そんなわけで、私とポーラが外へ連れて行くことになった。
徒歩か空を飛んでいこうとしたのだがレーノに、
「絶対にお止めください。危険、ということはないのでしょうが、大公とその家族が徒歩で王城からでるなんて・・・。それに、空を飛べば大騒ぎになるに決まっています。最低限、王都内では馬車を使って移動してください。王都から出た後は、まあ、父らと一緒に行動していただければ・・・」
と止められた。
まあ、そりゃあそうだよね。私にポーラ、ホムラにシャロン。単独でももちろん、4人揃っていて誰かに害される心配なんてないが、そういう問題ではないか。全く面倒なものだ。
レーノに叱られたので、私たちは王城の馬車乗り場へ向かっていた。近衛騎士が先導してくれてるが、まさか王城の外まで着いてくるんだろうか。申し訳ないというか、正直息苦しいんだが・・・
馬車乗り場は、王城で働くべく出勤してきた貴族たちで混雑していた。貴族たちは護衛を兼ねているのか見栄なのか、それぞれが複数台の馬車で登城し、馬車を預けたり待機場所に移動したりする。そのせいで、馬車乗り場は馬車から降りてきた貴族やその従者、馬車を預かる係の者、警備の兵士などで、ごった返していた。
馬車乗り場に近づき、その混雑を見て既に萎え始めていると、
「あの!」
いきなり、声を掛けられた。
だが、私が振り返るよりも早く、
「動くな!」
マーカスの怒声と、剣を抜く音が聞こえた。
慌てて振り返ると、
「・・・・・・・・・日本人?」
♢ ♢ ♢
それまでの喧騒が嘘のように、静まりかえる馬車乗り場。
私に近づき、声を掛けたと思われる1人の女性に向かって、マーカスとうちの騎士2人が剣を構えている。その横では同じく近衛騎士が剣を抜いている。私たちの近くでは、一緒にいた残りの2人の騎士が前に立ち、同じく剣を抜いていた。
マーカスたちが剣を構える先。そこにいたのは、黒髪に黒い瞳、この世界に来てから出会ったことのない髪色と瞳の色の組み合わせの女性。それ以上に、私には直感的に、彼女が日本人だと分かった。
私が思わず呟いた「日本人」という単語。その単語に彼女は反応してたが、それ以上にマーカスたちに剣を向けられたことで、驚き固まっている。
周りの貴族たちは、この状況が理解できないようで、私たちの方に視線を向け、動かない。
そんな中、最初に声を出したのは、目の前の女性の後ろにいた男性だった。貴族風の男性が、女性とマーカスの間に入り、女性を庇うようにしながら、
「お、お待ちください」
と声を出した。
もちろん、面識はないし、名前を知らない。どう反応するべきか困っているとマーカスが、
「こちらが、クルセイル大公殿下であらせられると知っての狼藉ですか?」
と、冷たい声で問いかける。
その言葉に、貴族風の男性は少し顔色を悪くしながら、
「どうか、ご説明させていただきたい」
と、私に向かって、頭を下げながら言ってくる。マーカスが「どうしますか?」と言いたげに私を見るが、それどころではない。
どうやらこの場をどうするか、その決定権は私にあるようで、うちの騎士たちや相手側の人たち、集まっていた貴族やその従者連中までも私を見てくる。
とても居心地が悪い思いをしながら、
「マーカス。とりあえず剣をしまって。近衛騎士さんも」
と告げる。
マーカスは迷いながらも、ホムラとシャロンの方へ視線をやり、2人が戦闘態勢に入っていないことを確認して、剣をしまった。ホムラやシャロンは、魔獣の性質なのか、敵意に特に敏感だ。見えていなくても敵意を感じて、いきなり唸り始めることもあり、騎士たちは2人の反応を、相手の出方を窺う目安にしている。
マーカスが剣をしまったことで、うちの騎士たちや近衛騎士も剣をしまった。
それを確認してから、
「私はクルセイル大公。あなたは?」
と、とりあえず貴族風の男性に問いかける。高位の貴族には基本的に話しかけてはいけないという決まりだったし、そもそも名前を知らないので不便極まりない。私が問いかけることで、彼も話せるようになるのだろう。
私の問いかけに、
「お初にお目にかかります。私は、マイナム・フォン・レンドン子爵にございます。クルセイル大公殿下には、大変なご無礼を働きましたこと、心よりお詫び申し上げます」
といって、深々と頭を下げてくる男性。私に話しかけた女性は、彼と一緒にいた人によって腕を掴まれ、後ろに下げられている。
そこには、普通にこの世界の人であろう男女が7人と、彼女と同じく、日本人にしか見えない女性がもう3人。いったい、どういうことだろうか。
「とりあえずさ、場所を移そっか。バンさん。どっか、部屋貸してくれますか?」
「はっ。こちらへ」
案内してくれていた近衛騎士でギブスさんの三男のバンさんに頼んで、移動する。とりあえず、日本人と思しき4人に話は聞きたい。だが、あの場ではそんな話はできないからね。
♢ ♢ ♢
会議室のような部屋に案内されたので、とりあえず中に入ってソファーに座る。時間が掛かりそうなので、ポーラにはホムラとシャロンを連れて、一度部屋に戻ってもらった。
マーカスたちが剣を抜いたのは、彼女が私に近づこうとしたからであって、何か攻撃されたわけではない。だから、危険があるとは思えないが、用心も兼ねてだ。
私が座り、向かいのソファーに先ほどの貴族の男性、レンドン子爵が座った。
部屋の扉が閉まったことを確認してから、
「とりあえず、さっきのことは気にしてないからいいよ。それよりさ、彼女たちに話を聞いていい?」
レンドン子爵は何か言おうとしていたが、それを遮って確認する。別に怒ってないし、弁明する必要は無い。というか、そんなどうでもいい話は置いておいて、彼女たちと話がしたい。
私の問いかけに、「ノー」と言えるはずもないレンドン子爵は、
「も、もちろんです」
と言って、了承してくれた。
では、早速。
「後ろの4人。日本人だよね?」
と、なるべく声を柔らかくして聞くが、固まって答えてくれない4人。
ああ、そっか。
私の後ろにはマーカスがいることを思い出して、
「さっきはごめんね。いきなり剣を向けられてびっくりしたよね」
「こ、コトハ様!?」
マーカスが咎める様に声を上げ、レンドン子爵も驚いて目を見開いているが無視して続ける。
「私は、コトハ・フォン・マーシャグ・クルセイル。今はね。昔、日本にいた頃の名前は水原琴波」
懐かしい名前を名乗った。
それを聞き、4人のうち2人がヘニャヘニャと座り込んだ。目には涙を浮かべている。もう1人も、声にならない何かを発しているが、同じく動揺している様子。
声を出したのは、私に話しかけた女性だった。
「え、ええっと。その・・・。水原・・・様? は、日本人、なんです、か?」
と、状況が掴めない様子で話し始める女性。
「うん、そうだよ。いや、そうだった、かな。あなたたちは?」
「わ、私たちもです! 日本人です! 4人とも!」
そして今日。特に予定は無かったので、せっかくだし王都に行ってみることにした。
カイトは、フォブスと第1王子ベイルさんの長男のグリン君に呼ばれたらしく、朝から遊びに行っている。少し寂しいが、13歳の男の子を縛り付けるのも良くないし、友だちができたのは喜ばしい。
そんなわけで、ポーラと2人で王都の観光と、王都周辺でホムラとシャロンの気晴らしをする予定だった。ホムラとシャロンは、王都に着いてからというもの、ずっと部屋にいる。それ自体は苦痛ではないらしいが、たまには自由に動き回りたいとのこと。マーラたちスレイドホースは、預けている他の軍馬と共に、王城で軍馬を管理している人たちによって定期的に運動させられているらしいが、ホムラとシャロンが王城内で自由に動き回ると大惨事になりかねない。そんなわけで、私とポーラが外へ連れて行くことになった。
徒歩か空を飛んでいこうとしたのだがレーノに、
「絶対にお止めください。危険、ということはないのでしょうが、大公とその家族が徒歩で王城からでるなんて・・・。それに、空を飛べば大騒ぎになるに決まっています。最低限、王都内では馬車を使って移動してください。王都から出た後は、まあ、父らと一緒に行動していただければ・・・」
と止められた。
まあ、そりゃあそうだよね。私にポーラ、ホムラにシャロン。単独でももちろん、4人揃っていて誰かに害される心配なんてないが、そういう問題ではないか。全く面倒なものだ。
レーノに叱られたので、私たちは王城の馬車乗り場へ向かっていた。近衛騎士が先導してくれてるが、まさか王城の外まで着いてくるんだろうか。申し訳ないというか、正直息苦しいんだが・・・
馬車乗り場は、王城で働くべく出勤してきた貴族たちで混雑していた。貴族たちは護衛を兼ねているのか見栄なのか、それぞれが複数台の馬車で登城し、馬車を預けたり待機場所に移動したりする。そのせいで、馬車乗り場は馬車から降りてきた貴族やその従者、馬車を預かる係の者、警備の兵士などで、ごった返していた。
馬車乗り場に近づき、その混雑を見て既に萎え始めていると、
「あの!」
いきなり、声を掛けられた。
だが、私が振り返るよりも早く、
「動くな!」
マーカスの怒声と、剣を抜く音が聞こえた。
慌てて振り返ると、
「・・・・・・・・・日本人?」
♢ ♢ ♢
それまでの喧騒が嘘のように、静まりかえる馬車乗り場。
私に近づき、声を掛けたと思われる1人の女性に向かって、マーカスとうちの騎士2人が剣を構えている。その横では同じく近衛騎士が剣を抜いている。私たちの近くでは、一緒にいた残りの2人の騎士が前に立ち、同じく剣を抜いていた。
マーカスたちが剣を構える先。そこにいたのは、黒髪に黒い瞳、この世界に来てから出会ったことのない髪色と瞳の色の組み合わせの女性。それ以上に、私には直感的に、彼女が日本人だと分かった。
私が思わず呟いた「日本人」という単語。その単語に彼女は反応してたが、それ以上にマーカスたちに剣を向けられたことで、驚き固まっている。
周りの貴族たちは、この状況が理解できないようで、私たちの方に視線を向け、動かない。
そんな中、最初に声を出したのは、目の前の女性の後ろにいた男性だった。貴族風の男性が、女性とマーカスの間に入り、女性を庇うようにしながら、
「お、お待ちください」
と声を出した。
もちろん、面識はないし、名前を知らない。どう反応するべきか困っているとマーカスが、
「こちらが、クルセイル大公殿下であらせられると知っての狼藉ですか?」
と、冷たい声で問いかける。
その言葉に、貴族風の男性は少し顔色を悪くしながら、
「どうか、ご説明させていただきたい」
と、私に向かって、頭を下げながら言ってくる。マーカスが「どうしますか?」と言いたげに私を見るが、それどころではない。
どうやらこの場をどうするか、その決定権は私にあるようで、うちの騎士たちや相手側の人たち、集まっていた貴族やその従者連中までも私を見てくる。
とても居心地が悪い思いをしながら、
「マーカス。とりあえず剣をしまって。近衛騎士さんも」
と告げる。
マーカスは迷いながらも、ホムラとシャロンの方へ視線をやり、2人が戦闘態勢に入っていないことを確認して、剣をしまった。ホムラやシャロンは、魔獣の性質なのか、敵意に特に敏感だ。見えていなくても敵意を感じて、いきなり唸り始めることもあり、騎士たちは2人の反応を、相手の出方を窺う目安にしている。
マーカスが剣をしまったことで、うちの騎士たちや近衛騎士も剣をしまった。
それを確認してから、
「私はクルセイル大公。あなたは?」
と、とりあえず貴族風の男性に問いかける。高位の貴族には基本的に話しかけてはいけないという決まりだったし、そもそも名前を知らないので不便極まりない。私が問いかけることで、彼も話せるようになるのだろう。
私の問いかけに、
「お初にお目にかかります。私は、マイナム・フォン・レンドン子爵にございます。クルセイル大公殿下には、大変なご無礼を働きましたこと、心よりお詫び申し上げます」
といって、深々と頭を下げてくる男性。私に話しかけた女性は、彼と一緒にいた人によって腕を掴まれ、後ろに下げられている。
そこには、普通にこの世界の人であろう男女が7人と、彼女と同じく、日本人にしか見えない女性がもう3人。いったい、どういうことだろうか。
「とりあえずさ、場所を移そっか。バンさん。どっか、部屋貸してくれますか?」
「はっ。こちらへ」
案内してくれていた近衛騎士でギブスさんの三男のバンさんに頼んで、移動する。とりあえず、日本人と思しき4人に話は聞きたい。だが、あの場ではそんな話はできないからね。
♢ ♢ ♢
会議室のような部屋に案内されたので、とりあえず中に入ってソファーに座る。時間が掛かりそうなので、ポーラにはホムラとシャロンを連れて、一度部屋に戻ってもらった。
マーカスたちが剣を抜いたのは、彼女が私に近づこうとしたからであって、何か攻撃されたわけではない。だから、危険があるとは思えないが、用心も兼ねてだ。
私が座り、向かいのソファーに先ほどの貴族の男性、レンドン子爵が座った。
部屋の扉が閉まったことを確認してから、
「とりあえず、さっきのことは気にしてないからいいよ。それよりさ、彼女たちに話を聞いていい?」
レンドン子爵は何か言おうとしていたが、それを遮って確認する。別に怒ってないし、弁明する必要は無い。というか、そんなどうでもいい話は置いておいて、彼女たちと話がしたい。
私の問いかけに、「ノー」と言えるはずもないレンドン子爵は、
「も、もちろんです」
と言って、了承してくれた。
では、早速。
「後ろの4人。日本人だよね?」
と、なるべく声を柔らかくして聞くが、固まって答えてくれない4人。
ああ、そっか。
私の後ろにはマーカスがいることを思い出して、
「さっきはごめんね。いきなり剣を向けられてびっくりしたよね」
「こ、コトハ様!?」
マーカスが咎める様に声を上げ、レンドン子爵も驚いて目を見開いているが無視して続ける。
「私は、コトハ・フォン・マーシャグ・クルセイル。今はね。昔、日本にいた頃の名前は水原琴波」
懐かしい名前を名乗った。
それを聞き、4人のうち2人がヘニャヘニャと座り込んだ。目には涙を浮かべている。もう1人も、声にならない何かを発しているが、同じく動揺している様子。
声を出したのは、私に話しかけた女性だった。
「え、ええっと。その・・・。水原・・・様? は、日本人、なんです、か?」
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「わ、私たちもです! 日本人です! 4人とも!」
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