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第5章:建国式典
第253話:移動手段
『火炎竜族』や『赤竜』の報酬、というか作戦中の食事について、問題はなさそうだ。
そもそも、ホムラたち『古代火炎竜族』を含め『火炎竜族』や『赤竜』も身体の魔素親和度は他の魔獣・魔物と比べても群を抜いている。そのため、極論魔素さえ有れば生きていくことができる。どちらかというと、魔獣・魔物を狩ってする食事は彼らの娯楽的な面が強い。そんなわけで、狩りに獲物が足りなくても大した問題とはならないだろう。
「それでコトハ殿。確認事項と言ったか?」
話を戻すハールさん。見るからに忙しそうだし、手早く済ませよう。
「ああ、ごめん。まずはさ、大前提の確認なんだけどさ、今回の作戦って、ダーバルド帝国にはどれくらいカーラルド王国の関与を悟られてもいいの? 宣戦布告はしないにしても、どう考えてもカーラルド王国の軍事行動と捉えられてもいいいのか、それすら暈しておきたいのか・・・」
そう、作戦に対するスタンスをきちんと確認していなかったのだ。そもそも最初は、「私とホムラで殴り込もうか」程度に考えていたので、ダーバルド帝国に見られるのも1体のドラゴンと1人の『魔龍族』・・・、とは分からないだろうから『魔族』と見なされるのかな?
しかし、マーカスたちや王宮騎士団に王宮魔法師団も関与することとなると、ただの軍事行動だ。
砦に潜入するのは少数だが、少数であっても騎士が潜入するのであれば敵対行為に他ならない。もし関与を暈したいのなら、潜入中に遭遇した敵兵は拘束する者以外は始末しないといけない。
私の質問に対してはアーマスさんが、
「我が国と無関係だとは誰も思わんであろうが、それが明確なのとの曖昧なのでは異なるな。ラシアール王国時代には小規模な小競り合いは度々起こっておったし、その1つと考えることもできるが・・・」
と難しそうな顔をしたのに対してダンさんが、
「別にいいんじゃないか? 全面的に戦争するならともかく、山のこっち側に砦を作られたんだ。ダーバルド帝国だって、こっちが攻めてくるのは想定してるって言うか、うち以外に攻めてくるのもいねぇだろうし。今回の目的には時間稼ぎも含まれてることを考えると、単にドラゴンの群れの襲撃よりは、『カーラルド王国と関係があるかもしれないドラゴンの群れの襲撃』の方がいいだろ。だから、少なくとも騎士や魔法士の姿を見られるのは問題ないと思う」
との意見を述べる。
別にダーバルド帝国と戦争したいわけじゃない。少なくとも今は。けれど、カーラルド王国にちょっかいをかけるのを躊躇ってもらいたいわけで、そうするとカーラルド王国とドラゴンの群れの関係性を仄めかす必要はあるだろう、とは思う。
「そうだな。それに、ダーバルド帝国と直ぐに戦争になるわけでもあるまい。ダーバルド帝国は、ジャームル王国との国境沿いの町を順々に攻めることを計画しているようだしな。件の砦は、横やりを警戒しての監視と牽制目的だろう。とすれば、砦を落とされても、こちらがそれ以上に攻める姿勢を見せなければ、問題なかろう。精々が、再度砦の建設を試みる程度か」
と、ハールさんがまとめたことで、結論が出た。
「じゃあ、積極的にはカーラルド王国だって名乗りはしないけど、騎士や魔法・・・士?の姿を見た奴は皆殺しにする、とかは必要ないね」
「そうだな。むしろ、ドラゴンの群れに襲われたことを国に帰り訴えてもらわねばならん。それが1人2人であれば、狂った兵士の妄言として切って捨てられるだけだろうが、砦に詰めていた兵の多くがそう証言すれば、上層部も信じるしかあるまい」
「うん。そしたら、潜入中も撤収中もあんまり気を使わずに」
「ああ、そうだな」
とりあえず大前提の確認事項は終わり。
というか、先にこれを確認してから作戦の承認を貰うべきだったと思うが、まあ、いいか。
次の確認事項も、先に聞くべきだったよなぁ・・・
「次にさ、これも先に聞くべきだったんだけど、砦はいる?」
「・・・と言うと?」
「上手く運べば、砦の中にいる『異世界人』や敵の指揮官クラスを連れて砦から脱出、その後ホムラたちの一斉攻撃を開始するわけなんだけどさ、正直、ホムラ1人でも砦を完全に破壊できる。それが合わせて100体もいれば、ねぇ・・・。威圧するためってのと、・・・やる気が凄い『古代火炎竜族』たちに押されたのもあって100体とか呼んでるから、過剰戦力なのは否めないんだけどさぁ。とにかく、砦を破壊するのは容易なわけ。で、砦をぶっ壊したらいいのか、敵を追い出して砦を奪いたいのか。どっちなのかなーって」
「ああ、それは・・・」
「奪えた方がいい、か?」
ハールさんとアーマスさんが濁すように言いながら、ダンさんを見る。
ダンさんは、
「正直、その砦の軍事的価値は微妙だな。うちの国からダーバルド帝国を攻めるとすれば、そこに砦があっても大して役には立たない。近い場所に強固な砦があるし、山にある砦の防衛・管理は手間だからな。だが、破壊し放棄すれば、再び砦を設けられる可能性が高まる。毎回コトハ殿の手を借りるわけにもいかねぇし、ダーバルド帝国対策の最前線の砦として、接収して修補、再利用する方がいいと思う」
とのこと。
確かに、壊しても作られるのであれば、その場所を押さえるのが合理的だ。きちんと作られ運用されている砦を攻めるのは大変らしいし、私が手を貸す、ある種のボーナスタイムで得た戦果を手放すのは惜しいということか。
「ええっと、つまり、なるべく壊さず?」
「ああ。戦闘終了後に破壊する必要はないな。もちろんコトハ殿や騎士、魔法士たち、ホムラ殿たちの安全や作戦の成功を優先してくれ。それに、こちらの砦として使うにしても、砦全体の調査や修補は行う。今回砦が作られるのに要した時間を考えると、造りが適当な可能性もあるからな。だから、意図的に壊す必要は無いが、戦闘時に破壊されるのは気にしなくてもいいって感じか」
「了解。じゃあ、そんな感じで」
手抜き工事、怖いよね・・・
私が魔法を使う感覚で言えば、短期間で作られた砦であっても、造りに問題は無いと思う。けれど、ダンさんたちにとっては常識外れのスピードで建設されたわけだし、調査が必要になるのは当然か。それに、ダーバルド帝国が『異世界人』や魔法士を総動員したとしても、それが手抜き工事ではないことの証明にはならないのだし。敵の砦を奪って使うのであれば、結局安全性の確認を怠るわけにはいかないか。
こうして作戦内容の確認を終え、最後に1つ確認というか提案、頼み事をする。
「最後にさ、馬車を数台改造したいんだけどいい? 王宮騎士団や王宮魔法師団のやつ」
私の頼みに、意味が分からないといった様子のハールさんたち。
「今回はさ、クラリオル山の麓にある砦まで馬車で向かって、そこから徒歩で行くって計画だったんだけどさ。それだと片道1週間くらいかかるでしょ? そこまで急ぐ必要があるかはともかく、移動時間無駄な気がして。建国式典が6日後?でしょ。間に合わないし」
「・・・それはそうだが。」
「そこでね、王都を出て直ぐのとこまでは馬に。そこからは『赤竜』に馬車を運んでもらって、麓の砦を目指そうかなって。いけそうならダーバルド帝国の砦近くまでも引き続き」
「「「・・・・・・はっ?」」」
重なる疑問か驚きの声。
「大人の『赤竜』なら、一般的な馬車を両手で抱えて飛ぶことは訳無いんだって。飛行速度は、麓の砦まで1日弱? 麓の砦からダーバルド帝国の砦までは、徒歩で頑張れば2日かからないってことだし、ギリギリ建国式典までに戻れそうでしょ」
元々は、ダーバルド帝国の砦制圧が終わり次第、私とホムラは飛んで先に帰ってくる予定だった。だが、『異世界人』を助けた場合や敵の指揮官を捕らえた場合には、いち早く王都に連れてくるのがいいと思うし、建国式典までの時間についてもギリギリを攻めるのは心臓に悪い。そして、ホムラ曰く大人の『赤竜』であれば馬車程度運ぶのは簡単とのこと。
みんなが頷いたのを確認し、
「で、『赤竜』に持って飛んでもらうためには、少し改造が必要かなって。空中で扉が開かないようにしたり、『赤竜』が持ちやすい持ち手を付けたりね。改造自体は直ぐ終わると思うから、今日中に済ませて、明朝出発しようと思うんだけど・・・」
「ああ、分かった。コトハ殿の考えるとおりに。その程度の改造、何の問題もない」
「そうだな。・・・にしても『赤竜』による空中輸送か・・・」
ダンさんが『赤竜』による空中輸送の有用性を考えているようだが、それは余り意味の無いことだと思う。
今回は私のお願い?というか指示があればこそ、『赤竜』に馬車を運ばせることができるが、そうでもなければ『赤竜』にそんなことは頼めないだろう。
上位種の『古代火炎竜族』を従魔にしているから鈍くなるが、『赤竜』というだけで、つまりドラゴンというだけで、この世界における上位に位置する種族なのだ。その『赤竜』が人の頼みを聞いてくれるとは思えない。
まあ、もしかしたら『赤竜』を従魔にできるほど強い人もいるかもしれないが、国家レベル、軍レベルで運用するのは不可能だろう。
そんなことを考えつつ、無事に許可を得た私はマーカスたちに知らせ、馬車を改造するために執務室を後にした。
そもそも、ホムラたち『古代火炎竜族』を含め『火炎竜族』や『赤竜』も身体の魔素親和度は他の魔獣・魔物と比べても群を抜いている。そのため、極論魔素さえ有れば生きていくことができる。どちらかというと、魔獣・魔物を狩ってする食事は彼らの娯楽的な面が強い。そんなわけで、狩りに獲物が足りなくても大した問題とはならないだろう。
「それでコトハ殿。確認事項と言ったか?」
話を戻すハールさん。見るからに忙しそうだし、手早く済ませよう。
「ああ、ごめん。まずはさ、大前提の確認なんだけどさ、今回の作戦って、ダーバルド帝国にはどれくらいカーラルド王国の関与を悟られてもいいの? 宣戦布告はしないにしても、どう考えてもカーラルド王国の軍事行動と捉えられてもいいいのか、それすら暈しておきたいのか・・・」
そう、作戦に対するスタンスをきちんと確認していなかったのだ。そもそも最初は、「私とホムラで殴り込もうか」程度に考えていたので、ダーバルド帝国に見られるのも1体のドラゴンと1人の『魔龍族』・・・、とは分からないだろうから『魔族』と見なされるのかな?
しかし、マーカスたちや王宮騎士団に王宮魔法師団も関与することとなると、ただの軍事行動だ。
砦に潜入するのは少数だが、少数であっても騎士が潜入するのであれば敵対行為に他ならない。もし関与を暈したいのなら、潜入中に遭遇した敵兵は拘束する者以外は始末しないといけない。
私の質問に対してはアーマスさんが、
「我が国と無関係だとは誰も思わんであろうが、それが明確なのとの曖昧なのでは異なるな。ラシアール王国時代には小規模な小競り合いは度々起こっておったし、その1つと考えることもできるが・・・」
と難しそうな顔をしたのに対してダンさんが、
「別にいいんじゃないか? 全面的に戦争するならともかく、山のこっち側に砦を作られたんだ。ダーバルド帝国だって、こっちが攻めてくるのは想定してるって言うか、うち以外に攻めてくるのもいねぇだろうし。今回の目的には時間稼ぎも含まれてることを考えると、単にドラゴンの群れの襲撃よりは、『カーラルド王国と関係があるかもしれないドラゴンの群れの襲撃』の方がいいだろ。だから、少なくとも騎士や魔法士の姿を見られるのは問題ないと思う」
との意見を述べる。
別にダーバルド帝国と戦争したいわけじゃない。少なくとも今は。けれど、カーラルド王国にちょっかいをかけるのを躊躇ってもらいたいわけで、そうするとカーラルド王国とドラゴンの群れの関係性を仄めかす必要はあるだろう、とは思う。
「そうだな。それに、ダーバルド帝国と直ぐに戦争になるわけでもあるまい。ダーバルド帝国は、ジャームル王国との国境沿いの町を順々に攻めることを計画しているようだしな。件の砦は、横やりを警戒しての監視と牽制目的だろう。とすれば、砦を落とされても、こちらがそれ以上に攻める姿勢を見せなければ、問題なかろう。精々が、再度砦の建設を試みる程度か」
と、ハールさんがまとめたことで、結論が出た。
「じゃあ、積極的にはカーラルド王国だって名乗りはしないけど、騎士や魔法・・・士?の姿を見た奴は皆殺しにする、とかは必要ないね」
「そうだな。むしろ、ドラゴンの群れに襲われたことを国に帰り訴えてもらわねばならん。それが1人2人であれば、狂った兵士の妄言として切って捨てられるだけだろうが、砦に詰めていた兵の多くがそう証言すれば、上層部も信じるしかあるまい」
「うん。そしたら、潜入中も撤収中もあんまり気を使わずに」
「ああ、そうだな」
とりあえず大前提の確認事項は終わり。
というか、先にこれを確認してから作戦の承認を貰うべきだったと思うが、まあ、いいか。
次の確認事項も、先に聞くべきだったよなぁ・・・
「次にさ、これも先に聞くべきだったんだけど、砦はいる?」
「・・・と言うと?」
「上手く運べば、砦の中にいる『異世界人』や敵の指揮官クラスを連れて砦から脱出、その後ホムラたちの一斉攻撃を開始するわけなんだけどさ、正直、ホムラ1人でも砦を完全に破壊できる。それが合わせて100体もいれば、ねぇ・・・。威圧するためってのと、・・・やる気が凄い『古代火炎竜族』たちに押されたのもあって100体とか呼んでるから、過剰戦力なのは否めないんだけどさぁ。とにかく、砦を破壊するのは容易なわけ。で、砦をぶっ壊したらいいのか、敵を追い出して砦を奪いたいのか。どっちなのかなーって」
「ああ、それは・・・」
「奪えた方がいい、か?」
ハールさんとアーマスさんが濁すように言いながら、ダンさんを見る。
ダンさんは、
「正直、その砦の軍事的価値は微妙だな。うちの国からダーバルド帝国を攻めるとすれば、そこに砦があっても大して役には立たない。近い場所に強固な砦があるし、山にある砦の防衛・管理は手間だからな。だが、破壊し放棄すれば、再び砦を設けられる可能性が高まる。毎回コトハ殿の手を借りるわけにもいかねぇし、ダーバルド帝国対策の最前線の砦として、接収して修補、再利用する方がいいと思う」
とのこと。
確かに、壊しても作られるのであれば、その場所を押さえるのが合理的だ。きちんと作られ運用されている砦を攻めるのは大変らしいし、私が手を貸す、ある種のボーナスタイムで得た戦果を手放すのは惜しいということか。
「ええっと、つまり、なるべく壊さず?」
「ああ。戦闘終了後に破壊する必要はないな。もちろんコトハ殿や騎士、魔法士たち、ホムラ殿たちの安全や作戦の成功を優先してくれ。それに、こちらの砦として使うにしても、砦全体の調査や修補は行う。今回砦が作られるのに要した時間を考えると、造りが適当な可能性もあるからな。だから、意図的に壊す必要は無いが、戦闘時に破壊されるのは気にしなくてもいいって感じか」
「了解。じゃあ、そんな感じで」
手抜き工事、怖いよね・・・
私が魔法を使う感覚で言えば、短期間で作られた砦であっても、造りに問題は無いと思う。けれど、ダンさんたちにとっては常識外れのスピードで建設されたわけだし、調査が必要になるのは当然か。それに、ダーバルド帝国が『異世界人』や魔法士を総動員したとしても、それが手抜き工事ではないことの証明にはならないのだし。敵の砦を奪って使うのであれば、結局安全性の確認を怠るわけにはいかないか。
こうして作戦内容の確認を終え、最後に1つ確認というか提案、頼み事をする。
「最後にさ、馬車を数台改造したいんだけどいい? 王宮騎士団や王宮魔法師団のやつ」
私の頼みに、意味が分からないといった様子のハールさんたち。
「今回はさ、クラリオル山の麓にある砦まで馬車で向かって、そこから徒歩で行くって計画だったんだけどさ。それだと片道1週間くらいかかるでしょ? そこまで急ぐ必要があるかはともかく、移動時間無駄な気がして。建国式典が6日後?でしょ。間に合わないし」
「・・・それはそうだが。」
「そこでね、王都を出て直ぐのとこまでは馬に。そこからは『赤竜』に馬車を運んでもらって、麓の砦を目指そうかなって。いけそうならダーバルド帝国の砦近くまでも引き続き」
「「「・・・・・・はっ?」」」
重なる疑問か驚きの声。
「大人の『赤竜』なら、一般的な馬車を両手で抱えて飛ぶことは訳無いんだって。飛行速度は、麓の砦まで1日弱? 麓の砦からダーバルド帝国の砦までは、徒歩で頑張れば2日かからないってことだし、ギリギリ建国式典までに戻れそうでしょ」
元々は、ダーバルド帝国の砦制圧が終わり次第、私とホムラは飛んで先に帰ってくる予定だった。だが、『異世界人』を助けた場合や敵の指揮官を捕らえた場合には、いち早く王都に連れてくるのがいいと思うし、建国式典までの時間についてもギリギリを攻めるのは心臓に悪い。そして、ホムラ曰く大人の『赤竜』であれば馬車程度運ぶのは簡単とのこと。
みんなが頷いたのを確認し、
「で、『赤竜』に持って飛んでもらうためには、少し改造が必要かなって。空中で扉が開かないようにしたり、『赤竜』が持ちやすい持ち手を付けたりね。改造自体は直ぐ終わると思うから、今日中に済ませて、明朝出発しようと思うんだけど・・・」
「ああ、分かった。コトハ殿の考えるとおりに。その程度の改造、何の問題もない」
「そうだな。・・・にしても『赤竜』による空中輸送か・・・」
ダンさんが『赤竜』による空中輸送の有用性を考えているようだが、それは余り意味の無いことだと思う。
今回は私のお願い?というか指示があればこそ、『赤竜』に馬車を運ばせることができるが、そうでもなければ『赤竜』にそんなことは頼めないだろう。
上位種の『古代火炎竜族』を従魔にしているから鈍くなるが、『赤竜』というだけで、つまりドラゴンというだけで、この世界における上位に位置する種族なのだ。その『赤竜』が人の頼みを聞いてくれるとは思えない。
まあ、もしかしたら『赤竜』を従魔にできるほど強い人もいるかもしれないが、国家レベル、軍レベルで運用するのは不可能だろう。
そんなことを考えつつ、無事に許可を得た私はマーカスたちに知らせ、馬車を改造するために執務室を後にした。
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