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第5章:建国式典
第275話:褒美の代わりに
ハールさんかアーマスさんに作戦の結果を報告するために、迎えに来た近衛騎士について城へと入る。
城の庭に出てきていたカイトたちは部屋へ戻ってもらった。向こうでは私かホムラの側を離れなかったインディゴが、大人しくカイトに手を引かれていたのを見て安心した。
インディゴの今後についてはまだ確定したわけではないが・・・・・・、2人の弟として元気に育ってくれたらとは思う。
・・・ただ、そうすると私は、異世界でいきなり“未婚の母”になるわけだが、まあ。結婚する気など無いし、それはそれでいいかもしれない。
案内された部屋に入ると、思っていたよりも大勢が待っていた。
ハールさん、アーマスさんはもちろん、ベイルさん、ガインさん、ダンさんの王子3人。そして軍部の会議にもいたバール侯爵、ルスタル伯爵。後は、確か諜報部を取り仕切っていると言われていたメルト伯爵、だっけ?
私を待っていた、と思われる貴族の多さに驚いていると、
「コトハ殿。よく来てくれた。疲れているところすまぬが、報告を頼めるだろうか」
と、ハールさんに促され、一連の経緯と結果を報告した。
「・・・・・・なるほど。コトハ殿、此度の一件、心より感謝する。ダーバルド帝国の間近の脅威を取り除いてくれたこと、反対に対ダーバルド帝国への楔となり得る砦を無傷の状態で確保してくれたこと。この大切な時期にそれを成し遂げてくれたこと。後は、ウォーレン王国か。これまで関係はほとんど無かったが、これをきっかけに手を取り合うことができれば、対ダーバルド帝国、そして大陸の西側・南側の国々や地域との関係強化に大いに役立つであろう。これも大変にありがたい話だ。・・・形式上、褒美という形になってしまうが、今回の礼については・・・」
「ああ、そのことなんだけどさ・・・」
案の定、というか当然のことながら「褒美」という名のお礼の話へ進む。
まあ、ハールさんとしては当然。私がダーバルド帝国の砦に向かったことは多くの貴族が知っているし、無傷で制圧したことについてもじきに知られることになる。まあ、別に隠す話ではないし、あんだけ大袈裟にドラゴンの編隊引き連れて行ったんだから、隠すなんて不可能だ。
ハールさんは私に命令権は無いけど、いや無いからこそ? まあ、国王がお礼しないってわけにはいかんのだろう。
ただ、私としては、今回は私の我が儘、というか無茶を強いたことに対するせめてもの尻拭いだと思っている。まあ、我が儘とはいえ、別に私利私欲のためではないけど。
とはいえ、いくら国のためになっている点があるとしても、無理に進めることで生じる問題は多いと思う。その上、私への礼なんかのために手間を取らせるのもなんだか申し訳ない。
・・・・・・・・・・・・と、建前というか自分への言い訳は置いておいて。
今更、金貨や地位なんかもらっても仕方がない。というか、これ以上、役職や地位とかもらっても困る。
それに、反対に褒美を用意すれば今回のようなことをいつでも引き受ける、と思われていろいろ頼まれても困る。今回は、特別なのだから。
そして、私には向こうでやり残してきた事がある。
私の制止に困っているハールさんに対して、
「悪いんだけどさ、1つ頼み?っていうか・・・・・・、多分困らせると思うから」
「・・・・・・どういうことか聞いてもいいか?」
そりゃあ、そうだ。存在自体がトラブルの種みたいな私から、「困らせる」なんて言われりゃぁ、警戒もする。
「さっきの話の中に、保護した子どもの話があったでしょ?」
「・・・ああ。『半竜人』だったか。様々な種族が暮らす我が国といえど、住んでいるとの情報は無いような珍しい種族ではあるが・・・」
「そうなんだ。まあ、それはともかく。その子、インディゴって名付けたんだけど」
「・・・名付けた?」
「ん? ああ、何か私のことを母親だと思ってるみたいでね。おそらくインディゴは、物心つく前に実の親や家族と引き離されて、それ以来ずっと虐げられてきたんだよね。そんな中で、私が助けに来た。しかもどういうわけか種族的に近しかったから」
「・・・なるほど」
「まあ、そんなわけで、私はあの子を引き取るつもり。母親ってのはともかく、家族としてね」
「それについては、私が口を挟むことではない。せめて、辛い目に遭った幼き子の未来が開けることを願おう」
「うん、任せて。それでね、私が引き取るとつもりとはいえ、彼の本当の家族の行方を知りたい。もう亡くなっているとしても、それを確認したい」
「・・・ふむ」
「その手掛かりが、ケーリンって町にあるらしいの」
「先ほど聞いた、捕虜とした帝国の文官からの情報か」
「うん。ケーリンの町長は、10年くらい変わってないらしくて、インディゴの年齢は5歳くらい。とすれば、彼の両親や家族、同族の『半竜人』が捕らえられたって時期には、既に町長だったことになる」
「町長を尋問することで、詳細を得られるかもしれない、と」
「そう。その文官曰くね。一応別ルートでも調べてはいるんだけど、私も自分で動こうと思ってね」
「なるほど。だが、聞いたところ、私が困るというのは・・・? ・・・・・・まさか、ドラゴンの大群で」
「うん、そのつもり。元々、クラリオル山のダーバルド帝国側にある町に威嚇で飛行しようかと思ってたしね。個人的な恨みっていうか、怒りもあるのは否定しないけど」
「・・・確認だが町を滅ぼすわけでは」
「ないよ。そんな意味の無いことしないって。責任を取らせるべき相手は多いと思うけど、この世界で国民にそれを求めてもね」
「・・・この世界?」
「ああ、ごめん、こっちの話。とにかく、帝国の国民を虐殺しても意味ないし。やるなら、皇帝? 帝都の城をぶっ潰すこともできるとは思うけど、それもね。必要ならやるけど」
「・・・できることなら、将来的にはともかく、このタイミングで帝国の頭を潰すのは勘弁してほしいな」
「しないって。話を戻すと、ケーリンって町を攻撃する。まあ、ドラゴンの群れで町を封鎖して、町長に話を聞くだけだけど。ついでにクラリオル山からドラゴンの大群が押し寄せて、帰って行くところを見せれば、砦を取り戻そうとか考えないと思うし」
私の説明に、ハールさん以下王子3人やアーマスさんに貴族たちが、大変険しい顔をしている。
そりゃあ、この国の最高位貴族が完全な戦争行為をするって宣言したら困る。よく分かってる。
「ああ、一応、国とは関係無くやるつもり。どこまで意味があるのか分かんないけど、うちの領の騎士団を含めて騎士を連れて行くつもりはない。ゴーレムも。私とホムラで乗り込むから」
「・・・それなら、いい、のか? 正直、私の経験や常識とは離れすぎていて、想像が付かぬ」
困ったように呟くハールさん。
それに対してダンさんが、
「親父・・・・、陛下。正直に言って、我々にコトハ殿を止める権限は無い。それに、軍事的観点からは、コトハ殿の計画は我々に有利だ」
「もちろん、それは理解している」
「砦だけでなく、麓の町まで襲撃を受けた。ダーバルド帝国にとって、クラリオル山はアンタッチャブルとなるだろ。出だし好調とはいえ、ジャームル王国と戦争中だ。国の治安もあまり良くないと聞く。その状況で、得体の知れないドラゴンの群れを相手にしようとは思わないだろう。そのケーリンという町がどうなるかは知らないが、少なくともクラリオル山を通して我が国を攻めようとは思うまい。後は森を抜けるルートだが、それもクラリオル山には近いし躊躇する。我々としては、今回のコトハ殿の作戦については静かにしていれば、利益が多いと思う」
そう言うダンさんに続き、
「確かに、前代未聞な出来事だし、不測の事態は考えられる。それに、ダーバルド帝国からは文句を言われるであろうな。だが、それを差し置いても、こちらにも十分に利があると思うぞ」
アーマスさんが続いた。
まあ、私としては、どう利用してもらっても構わない。というか、迷惑をかける面が多いと思っていたが、確かにカーラルド王国がダーバルド帝国の戦争対象から外れやすいのはそうだと思う。
「2人の言うことは理解している。・・・・・・だが、そうだな。どうしても守りに入ってしまうが、強く出ることも必要であろう。とはいえ、コトハ殿が求めるのは、その作戦に対する、承認・・・ではなく、沈黙、でいいのか?」
「うん。私もカーラルド王国のこととかは言わないし。今回の砦の件との引き換えとして、私としては我が儘を通すだけだから。この件について黙っていてくれれば、支持も反対もされなければ、それでいいよ」
「・・・今回のコトハ殿の貢献を考えると、格安に思えるがな。相分かった。カーラルド王国は、クルセイル大公のダーバルド帝国内での行動については、当面の間、関知しない」
「ありがと」
城の庭に出てきていたカイトたちは部屋へ戻ってもらった。向こうでは私かホムラの側を離れなかったインディゴが、大人しくカイトに手を引かれていたのを見て安心した。
インディゴの今後についてはまだ確定したわけではないが・・・・・・、2人の弟として元気に育ってくれたらとは思う。
・・・ただ、そうすると私は、異世界でいきなり“未婚の母”になるわけだが、まあ。結婚する気など無いし、それはそれでいいかもしれない。
案内された部屋に入ると、思っていたよりも大勢が待っていた。
ハールさん、アーマスさんはもちろん、ベイルさん、ガインさん、ダンさんの王子3人。そして軍部の会議にもいたバール侯爵、ルスタル伯爵。後は、確か諜報部を取り仕切っていると言われていたメルト伯爵、だっけ?
私を待っていた、と思われる貴族の多さに驚いていると、
「コトハ殿。よく来てくれた。疲れているところすまぬが、報告を頼めるだろうか」
と、ハールさんに促され、一連の経緯と結果を報告した。
「・・・・・・なるほど。コトハ殿、此度の一件、心より感謝する。ダーバルド帝国の間近の脅威を取り除いてくれたこと、反対に対ダーバルド帝国への楔となり得る砦を無傷の状態で確保してくれたこと。この大切な時期にそれを成し遂げてくれたこと。後は、ウォーレン王国か。これまで関係はほとんど無かったが、これをきっかけに手を取り合うことができれば、対ダーバルド帝国、そして大陸の西側・南側の国々や地域との関係強化に大いに役立つであろう。これも大変にありがたい話だ。・・・形式上、褒美という形になってしまうが、今回の礼については・・・」
「ああ、そのことなんだけどさ・・・」
案の定、というか当然のことながら「褒美」という名のお礼の話へ進む。
まあ、ハールさんとしては当然。私がダーバルド帝国の砦に向かったことは多くの貴族が知っているし、無傷で制圧したことについてもじきに知られることになる。まあ、別に隠す話ではないし、あんだけ大袈裟にドラゴンの編隊引き連れて行ったんだから、隠すなんて不可能だ。
ハールさんは私に命令権は無いけど、いや無いからこそ? まあ、国王がお礼しないってわけにはいかんのだろう。
ただ、私としては、今回は私の我が儘、というか無茶を強いたことに対するせめてもの尻拭いだと思っている。まあ、我が儘とはいえ、別に私利私欲のためではないけど。
とはいえ、いくら国のためになっている点があるとしても、無理に進めることで生じる問題は多いと思う。その上、私への礼なんかのために手間を取らせるのもなんだか申し訳ない。
・・・・・・・・・・・・と、建前というか自分への言い訳は置いておいて。
今更、金貨や地位なんかもらっても仕方がない。というか、これ以上、役職や地位とかもらっても困る。
それに、反対に褒美を用意すれば今回のようなことをいつでも引き受ける、と思われていろいろ頼まれても困る。今回は、特別なのだから。
そして、私には向こうでやり残してきた事がある。
私の制止に困っているハールさんに対して、
「悪いんだけどさ、1つ頼み?っていうか・・・・・・、多分困らせると思うから」
「・・・・・・どういうことか聞いてもいいか?」
そりゃあ、そうだ。存在自体がトラブルの種みたいな私から、「困らせる」なんて言われりゃぁ、警戒もする。
「さっきの話の中に、保護した子どもの話があったでしょ?」
「・・・ああ。『半竜人』だったか。様々な種族が暮らす我が国といえど、住んでいるとの情報は無いような珍しい種族ではあるが・・・」
「そうなんだ。まあ、それはともかく。その子、インディゴって名付けたんだけど」
「・・・名付けた?」
「ん? ああ、何か私のことを母親だと思ってるみたいでね。おそらくインディゴは、物心つく前に実の親や家族と引き離されて、それ以来ずっと虐げられてきたんだよね。そんな中で、私が助けに来た。しかもどういうわけか種族的に近しかったから」
「・・・なるほど」
「まあ、そんなわけで、私はあの子を引き取るつもり。母親ってのはともかく、家族としてね」
「それについては、私が口を挟むことではない。せめて、辛い目に遭った幼き子の未来が開けることを願おう」
「うん、任せて。それでね、私が引き取るとつもりとはいえ、彼の本当の家族の行方を知りたい。もう亡くなっているとしても、それを確認したい」
「・・・ふむ」
「その手掛かりが、ケーリンって町にあるらしいの」
「先ほど聞いた、捕虜とした帝国の文官からの情報か」
「うん。ケーリンの町長は、10年くらい変わってないらしくて、インディゴの年齢は5歳くらい。とすれば、彼の両親や家族、同族の『半竜人』が捕らえられたって時期には、既に町長だったことになる」
「町長を尋問することで、詳細を得られるかもしれない、と」
「そう。その文官曰くね。一応別ルートでも調べてはいるんだけど、私も自分で動こうと思ってね」
「なるほど。だが、聞いたところ、私が困るというのは・・・? ・・・・・・まさか、ドラゴンの大群で」
「うん、そのつもり。元々、クラリオル山のダーバルド帝国側にある町に威嚇で飛行しようかと思ってたしね。個人的な恨みっていうか、怒りもあるのは否定しないけど」
「・・・確認だが町を滅ぼすわけでは」
「ないよ。そんな意味の無いことしないって。責任を取らせるべき相手は多いと思うけど、この世界で国民にそれを求めてもね」
「・・・この世界?」
「ああ、ごめん、こっちの話。とにかく、帝国の国民を虐殺しても意味ないし。やるなら、皇帝? 帝都の城をぶっ潰すこともできるとは思うけど、それもね。必要ならやるけど」
「・・・できることなら、将来的にはともかく、このタイミングで帝国の頭を潰すのは勘弁してほしいな」
「しないって。話を戻すと、ケーリンって町を攻撃する。まあ、ドラゴンの群れで町を封鎖して、町長に話を聞くだけだけど。ついでにクラリオル山からドラゴンの大群が押し寄せて、帰って行くところを見せれば、砦を取り戻そうとか考えないと思うし」
私の説明に、ハールさん以下王子3人やアーマスさんに貴族たちが、大変険しい顔をしている。
そりゃあ、この国の最高位貴族が完全な戦争行為をするって宣言したら困る。よく分かってる。
「ああ、一応、国とは関係無くやるつもり。どこまで意味があるのか分かんないけど、うちの領の騎士団を含めて騎士を連れて行くつもりはない。ゴーレムも。私とホムラで乗り込むから」
「・・・それなら、いい、のか? 正直、私の経験や常識とは離れすぎていて、想像が付かぬ」
困ったように呟くハールさん。
それに対してダンさんが、
「親父・・・・、陛下。正直に言って、我々にコトハ殿を止める権限は無い。それに、軍事的観点からは、コトハ殿の計画は我々に有利だ」
「もちろん、それは理解している」
「砦だけでなく、麓の町まで襲撃を受けた。ダーバルド帝国にとって、クラリオル山はアンタッチャブルとなるだろ。出だし好調とはいえ、ジャームル王国と戦争中だ。国の治安もあまり良くないと聞く。その状況で、得体の知れないドラゴンの群れを相手にしようとは思わないだろう。そのケーリンという町がどうなるかは知らないが、少なくともクラリオル山を通して我が国を攻めようとは思うまい。後は森を抜けるルートだが、それもクラリオル山には近いし躊躇する。我々としては、今回のコトハ殿の作戦については静かにしていれば、利益が多いと思う」
そう言うダンさんに続き、
「確かに、前代未聞な出来事だし、不測の事態は考えられる。それに、ダーバルド帝国からは文句を言われるであろうな。だが、それを差し置いても、こちらにも十分に利があると思うぞ」
アーマスさんが続いた。
まあ、私としては、どう利用してもらっても構わない。というか、迷惑をかける面が多いと思っていたが、確かにカーラルド王国がダーバルド帝国の戦争対象から外れやすいのはそうだと思う。
「2人の言うことは理解している。・・・・・・だが、そうだな。どうしても守りに入ってしまうが、強く出ることも必要であろう。とはいえ、コトハ殿が求めるのは、その作戦に対する、承認・・・ではなく、沈黙、でいいのか?」
「うん。私もカーラルド王国のこととかは言わないし。今回の砦の件との引き換えとして、私としては我が儘を通すだけだから。この件について黙っていてくれれば、支持も反対もされなければ、それでいいよ」
「・・・今回のコトハ殿の貢献を考えると、格安に思えるがな。相分かった。カーラルド王国は、クルセイル大公のダーバルド帝国内での行動については、当面の間、関知しない」
「ありがと」
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