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第6章:龍族の王女
第297話:長?
通常、ケール砦には50人ほどの騎士が配置されている。
新人の騎士も交代で行くことはあるが、基本的に私たちが王都に行く前から騎士団に所属している騎士たちだ。そのため、騎士同士の連携や騎士ゴーレムと一緒に戦うのにも慣れている。
とはいえ、確認されたダーバルド帝国軍の数は100人。それに加えて、奴隷商人と思われる連中もいる。
商人、というと戦闘力はなさそうなイメージだが、ダーバルド帝国の奴隷商人は別だ。最低でも並の兵士レベルには戦えるらしいし、護衛として屈強な戦士を側に置いていることも多い。
今回の奴隷商人たちがどのタイプかは分からないが、敵の頭数に加えておいた方が安全だろう。
とすると、戦力はこちらの倍以上。いや、騎士ゴーレムも50体ほど配備されているので同数程度ではある。
しかし、できる限り準備を整え、味方の被害が少なくなるように努力するべきだろう。
てなわけで、
「それじゃあ、行こう」
「はっ。開門しろ!」
マーカスの号令に従い、門番が操作して扉ゴーレムが移動する。
移動完了と同時に、スレイドホースのロンに跨がったマーカスが領都の外へ出る。
マーラに跨がった私、ポスに跨がったホムラが続く。
今回は、マーカスを筆頭に騎士50人がケール砦へと向かう。加えて、起動していない状態の騎士ゴーレムがケール砦には置いてあるので、到着したらそれを起動する予定だ。
とはいえ、騎士ゴーレムの移動手段も考えなければ・・・
ケール砦で保護しているケモミミの少年に話を聞くことや、ダーバルド帝国軍の最終的な処理を決める上で、私も移動した方がいいとの話になり、私も向かう。ホムラはその護衛だ。
・・・いや、私も行く、と言い続けてみんなを諦めさせたからなんだけどね。
私が留守でも、レーノたちを中心に領の運営はできるし、代役としてカイトがいる。王都から戻ってからのカイトは、騎士たちとの訓練を終えると、学院に通うのに備えていろいろ勉強し、レーノたち文官の仕事を手伝っていた。ぶっちゃけ、私より遥かに領主っぽい。
私とホムラのペアなら、危険ってこともないし、いいでしょう。
♢ ♢ ♢
さすがに、領都とケール砦は頻繁に人の行き来があるので、移動がスムーズだった。50人全員に馬を用意することはできなかったが、騎士たちは騎乗とマラソンを交互に行うことで、ほとんどノンストップで砦に到着することができた。
日頃から森の中を走り回っている騎士たちの努力の成果かな。この前少し見ただけだけど、かなりキツそうな訓練してたし・・・
砦に入ると直ぐに、指揮系統の変更が行われた。
ケール砦にはアーロンが常駐し、砦の司令官の任に就いていたが、マーカスが来たことで交代となった。私は、オマケだから別枠だ。本質的な私の仕事は、マーカスにダーバルド帝国軍を攻撃するように命じたところで終わっている。後は、事後処理くらいだろう。
「アーロン。状況の説明を」
「畏まりました。今のところ、ダーバルド帝国軍に動きはありません。何度か、少数での斥候を出しているのを確認していますので、そろそろ動きがあってもおかしくはないかと思われます」
「・・・ここは見つかったのか?」
「そうは思えません。そもそも、この砦が視認できる範囲内で、敵の姿を確認したことはありません。また、砦のある方角に絞って、斥候を出している様子もありません。ダーバルド帝国のある西側を除いた全方位を絞らず調べている様子です」
「この砦を見つけていれば、より詳細な情報を求めて、大勢を送る?」
「仰る通りかと。もっとも、敵が調べている範囲と頻度を踏まえるに、数日以内には発見されると思われます」
見つかる前と見つかった後。攻めることを決めているのなら、どちらが有利かは明らかだ。
「なら、早いとこ」
私の呟きを、マーカスが引き取り、
「作戦の立案は?」
「既に。騎士団長より、援軍の数を聞いておりましたのでそれを前提にしております。案としては、一方から攻めるか、敵に気付かれないように包囲するか。どちらも可能です」
「コトハ様。此度の作戦目標ですが、敵兵全員の殺害か拘束、でよろしいのですね?」
「うん。逃がすのは避けたい。この砦や私たちのことが知られて、今回よりも遥かに大勢の敵が攻めてくるのは困るからね。1人も帰らなければ、魔獣・魔物に食われたと思わせられる」
「・・・でしたら、包囲ですな。外縁にいる敵から始末し、降伏したところで捕虜とする。捕虜としてダーバルド帝国兵の扱いについて、王都で何か取り決めをなされましたか?」
「ううん。森の中にダーバルド帝国が攻めてきたら、こっちの判断で迎撃していいってだけ」
「承知いたしました。捕虜としたダーバルド帝国兵は、王宮に売りつけることができましょう。戦で勝利のみを目指すのなら、指揮官クラスを始末するのが簡単ですが、今回はなるべく上の連中は捕らえましょう」
「・・・・・・無理はしないでね?」
「無論です。なるべく・・・、いや、こちらは無傷。その上での完全勝利が大前提です」
「うん。敵の指揮官を捕らえて得られるものより、騎士の方が遥かに大事。必要なら、皆殺しでも構わないから」
「「はっ」」
優先順位だけは何度も念押しをして、後はマーカスたちに任せた。
細かな作戦の話は、私がいても邪魔なだけ。どうせ私は戦闘には参加しないし、自分の部下を信じるだけだ。
私とホムラは、護衛の騎士を連れてケモミミ少年のもとを訪れた。
部屋に入ると、ベッドの上で上半身を起こし、外を眺める少年がいた。
「こんにちは」
様子を窺いながら、優しく声を掛ける。
私の声に、ケモミミ少年が振り向く。食事を出す中で、いくらか心を開いてくれた騎士によると、名前はオプス。14歳で、自分のことは『ワーロフ族』であると説明しているらしい。
・・・「ウルフ」かな?
ふさふさの耳が揺れている。
部屋の入り口に立つ、私とホムラを何度か交互に見て、
「こんにちは」
と、小さな声で返事をした。
その先の言葉はなく、こちらを観察している様子。
「私はコトハ。こっちはホムラ。この砦というか、この辺を治めている領主よ」
と、自己紹介する。
「・・・・・・治めている。治めている・・・。治めている・・・・・・」
何度も繰り返すケモミミ少年ことオプス。
「・・・うん。近くにね、400人以上が暮らす、村・・・町があるの」
腐っても領都を「村」と呼ぶのは憚られたので「町」と紹介したが、あれはどう考えても「村」だよね・・・
「・・・長?」
「うん? ああ、そう。その町の長かな」
そう言った途端、オプスがベッドから転がり出て、直立した。
「申し訳、ありません。俺・・・、私は、オプス。『ワーロフ族』の戦士、です」
と、言葉を並べる。
名前と種族は聞いていた通り。後は、戦士、か。
「ご丁寧にありがとう。改めて、クルセイル大公家当主でクルセイル大公領の領主、コトハ・フォン・マーシャグ・クルセイルよ。そんな激しく動いて、身体は大丈夫?」
「大丈夫、です」
かなり素早い動きだったし、魔法薬を飲ませたと聞いたから、大丈夫なのかな?
「そっか。そんな堅苦しい言葉遣いじゃなくていいよ。あなたのことや、『ワーロフ族』のことを聞きたいのだけど、教えてくれる?」
深く頷くのを見て、ケール砦に来た最大の目的を果たせそうだと安心し、部屋にあった椅子に腰掛けた。
♢ ♢ ♢
~オプス視点~
目覚めると、ベッドの上だった。
ブラッケラーからどうにか逃げ切った、というか俺を追ってきた連中に押しつけた覚えはあるのだが、それより後のことは全く覚えていない。
ここはどうやら、『人間』の家らしい。それも大勢の『人間』が生活している。小さな里?
何人もの人間がやって来ては、話しかけてくる。俺を追ってきた連中とは違い、敵意は感じない。
そのうち、いつも飯を持ってきてくれる『人間』の男と話すようになった。『人間』たちは、どこか言葉が変だが、通じはする。
傷が完全には癒えていないし、腹が減りすぎて正直しんどかった。だから、何日か、男と話して過ごした。
知らない話ばかりで楽しかったが、これ以上ここにいれば、里の奴らが心配する。・・・いや、怒られる。
だから、明日にでも帰ろうかと思っていると、初めて見る女が2人来た。
2人とも、化け物だった。圧倒的な気配。話している女、コトハという女からは得体の知れない恐怖を感じた。後ろにいるホムラという女からは、強い威圧感を感じた。
俺の危険察知は正しかったようで、コトハは「長」だという。
「長」と聞いて、反射的に立ち上がったが・・・
良かった、殴られない。「長」の前で態度が悪いと、拳が飛んでくる。それが里の決まり。俺でさえ殴られる。
だがコトハは、優しく声を掛けてくれた。そして、いろいろ質問された。
新人の騎士も交代で行くことはあるが、基本的に私たちが王都に行く前から騎士団に所属している騎士たちだ。そのため、騎士同士の連携や騎士ゴーレムと一緒に戦うのにも慣れている。
とはいえ、確認されたダーバルド帝国軍の数は100人。それに加えて、奴隷商人と思われる連中もいる。
商人、というと戦闘力はなさそうなイメージだが、ダーバルド帝国の奴隷商人は別だ。最低でも並の兵士レベルには戦えるらしいし、護衛として屈強な戦士を側に置いていることも多い。
今回の奴隷商人たちがどのタイプかは分からないが、敵の頭数に加えておいた方が安全だろう。
とすると、戦力はこちらの倍以上。いや、騎士ゴーレムも50体ほど配備されているので同数程度ではある。
しかし、できる限り準備を整え、味方の被害が少なくなるように努力するべきだろう。
てなわけで、
「それじゃあ、行こう」
「はっ。開門しろ!」
マーカスの号令に従い、門番が操作して扉ゴーレムが移動する。
移動完了と同時に、スレイドホースのロンに跨がったマーカスが領都の外へ出る。
マーラに跨がった私、ポスに跨がったホムラが続く。
今回は、マーカスを筆頭に騎士50人がケール砦へと向かう。加えて、起動していない状態の騎士ゴーレムがケール砦には置いてあるので、到着したらそれを起動する予定だ。
とはいえ、騎士ゴーレムの移動手段も考えなければ・・・
ケール砦で保護しているケモミミの少年に話を聞くことや、ダーバルド帝国軍の最終的な処理を決める上で、私も移動した方がいいとの話になり、私も向かう。ホムラはその護衛だ。
・・・いや、私も行く、と言い続けてみんなを諦めさせたからなんだけどね。
私が留守でも、レーノたちを中心に領の運営はできるし、代役としてカイトがいる。王都から戻ってからのカイトは、騎士たちとの訓練を終えると、学院に通うのに備えていろいろ勉強し、レーノたち文官の仕事を手伝っていた。ぶっちゃけ、私より遥かに領主っぽい。
私とホムラのペアなら、危険ってこともないし、いいでしょう。
♢ ♢ ♢
さすがに、領都とケール砦は頻繁に人の行き来があるので、移動がスムーズだった。50人全員に馬を用意することはできなかったが、騎士たちは騎乗とマラソンを交互に行うことで、ほとんどノンストップで砦に到着することができた。
日頃から森の中を走り回っている騎士たちの努力の成果かな。この前少し見ただけだけど、かなりキツそうな訓練してたし・・・
砦に入ると直ぐに、指揮系統の変更が行われた。
ケール砦にはアーロンが常駐し、砦の司令官の任に就いていたが、マーカスが来たことで交代となった。私は、オマケだから別枠だ。本質的な私の仕事は、マーカスにダーバルド帝国軍を攻撃するように命じたところで終わっている。後は、事後処理くらいだろう。
「アーロン。状況の説明を」
「畏まりました。今のところ、ダーバルド帝国軍に動きはありません。何度か、少数での斥候を出しているのを確認していますので、そろそろ動きがあってもおかしくはないかと思われます」
「・・・ここは見つかったのか?」
「そうは思えません。そもそも、この砦が視認できる範囲内で、敵の姿を確認したことはありません。また、砦のある方角に絞って、斥候を出している様子もありません。ダーバルド帝国のある西側を除いた全方位を絞らず調べている様子です」
「この砦を見つけていれば、より詳細な情報を求めて、大勢を送る?」
「仰る通りかと。もっとも、敵が調べている範囲と頻度を踏まえるに、数日以内には発見されると思われます」
見つかる前と見つかった後。攻めることを決めているのなら、どちらが有利かは明らかだ。
「なら、早いとこ」
私の呟きを、マーカスが引き取り、
「作戦の立案は?」
「既に。騎士団長より、援軍の数を聞いておりましたのでそれを前提にしております。案としては、一方から攻めるか、敵に気付かれないように包囲するか。どちらも可能です」
「コトハ様。此度の作戦目標ですが、敵兵全員の殺害か拘束、でよろしいのですね?」
「うん。逃がすのは避けたい。この砦や私たちのことが知られて、今回よりも遥かに大勢の敵が攻めてくるのは困るからね。1人も帰らなければ、魔獣・魔物に食われたと思わせられる」
「・・・でしたら、包囲ですな。外縁にいる敵から始末し、降伏したところで捕虜とする。捕虜としてダーバルド帝国兵の扱いについて、王都で何か取り決めをなされましたか?」
「ううん。森の中にダーバルド帝国が攻めてきたら、こっちの判断で迎撃していいってだけ」
「承知いたしました。捕虜としたダーバルド帝国兵は、王宮に売りつけることができましょう。戦で勝利のみを目指すのなら、指揮官クラスを始末するのが簡単ですが、今回はなるべく上の連中は捕らえましょう」
「・・・・・・無理はしないでね?」
「無論です。なるべく・・・、いや、こちらは無傷。その上での完全勝利が大前提です」
「うん。敵の指揮官を捕らえて得られるものより、騎士の方が遥かに大事。必要なら、皆殺しでも構わないから」
「「はっ」」
優先順位だけは何度も念押しをして、後はマーカスたちに任せた。
細かな作戦の話は、私がいても邪魔なだけ。どうせ私は戦闘には参加しないし、自分の部下を信じるだけだ。
私とホムラは、護衛の騎士を連れてケモミミ少年のもとを訪れた。
部屋に入ると、ベッドの上で上半身を起こし、外を眺める少年がいた。
「こんにちは」
様子を窺いながら、優しく声を掛ける。
私の声に、ケモミミ少年が振り向く。食事を出す中で、いくらか心を開いてくれた騎士によると、名前はオプス。14歳で、自分のことは『ワーロフ族』であると説明しているらしい。
・・・「ウルフ」かな?
ふさふさの耳が揺れている。
部屋の入り口に立つ、私とホムラを何度か交互に見て、
「こんにちは」
と、小さな声で返事をした。
その先の言葉はなく、こちらを観察している様子。
「私はコトハ。こっちはホムラ。この砦というか、この辺を治めている領主よ」
と、自己紹介する。
「・・・・・・治めている。治めている・・・。治めている・・・・・・」
何度も繰り返すケモミミ少年ことオプス。
「・・・うん。近くにね、400人以上が暮らす、村・・・町があるの」
腐っても領都を「村」と呼ぶのは憚られたので「町」と紹介したが、あれはどう考えても「村」だよね・・・
「・・・長?」
「うん? ああ、そう。その町の長かな」
そう言った途端、オプスがベッドから転がり出て、直立した。
「申し訳、ありません。俺・・・、私は、オプス。『ワーロフ族』の戦士、です」
と、言葉を並べる。
名前と種族は聞いていた通り。後は、戦士、か。
「ご丁寧にありがとう。改めて、クルセイル大公家当主でクルセイル大公領の領主、コトハ・フォン・マーシャグ・クルセイルよ。そんな激しく動いて、身体は大丈夫?」
「大丈夫、です」
かなり素早い動きだったし、魔法薬を飲ませたと聞いたから、大丈夫なのかな?
「そっか。そんな堅苦しい言葉遣いじゃなくていいよ。あなたのことや、『ワーロフ族』のことを聞きたいのだけど、教えてくれる?」
深く頷くのを見て、ケール砦に来た最大の目的を果たせそうだと安心し、部屋にあった椅子に腰掛けた。
♢ ♢ ♢
~オプス視点~
目覚めると、ベッドの上だった。
ブラッケラーからどうにか逃げ切った、というか俺を追ってきた連中に押しつけた覚えはあるのだが、それより後のことは全く覚えていない。
ここはどうやら、『人間』の家らしい。それも大勢の『人間』が生活している。小さな里?
何人もの人間がやって来ては、話しかけてくる。俺を追ってきた連中とは違い、敵意は感じない。
そのうち、いつも飯を持ってきてくれる『人間』の男と話すようになった。『人間』たちは、どこか言葉が変だが、通じはする。
傷が完全には癒えていないし、腹が減りすぎて正直しんどかった。だから、何日か、男と話して過ごした。
知らない話ばかりで楽しかったが、これ以上ここにいれば、里の奴らが心配する。・・・いや、怒られる。
だから、明日にでも帰ろうかと思っていると、初めて見る女が2人来た。
2人とも、化け物だった。圧倒的な気配。話している女、コトハという女からは得体の知れない恐怖を感じた。後ろにいるホムラという女からは、強い威圧感を感じた。
俺の危険察知は正しかったようで、コトハは「長」だという。
「長」と聞いて、反射的に立ち上がったが・・・
良かった、殴られない。「長」の前で態度が悪いと、拳が飛んでくる。それが里の決まり。俺でさえ殴られる。
だがコトハは、優しく声を掛けてくれた。そして、いろいろ質問された。
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