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ドキドキの誕生日パーティー⑸
しおりを挟む「さすがのリアンでも抜け駆けは見逃せないなぁ。それ以上したらどうなるか分からないよ?」
さっきまで姿が見えなかったユーリお兄さまがいつの間にやら近くに来ていて、皇子殿下と目線で火花を散らしている。あの~そこってお友達じゃなかったっけ?
「おぉ、怖い。でもさすがの私でもここで、これ以上のことをしようとは思わないよ。」
おどけた様に言う皇子殿下に鋭い視線を向けるお兄さま達。
「え、何この雰囲気。俺場違いなところに来ちゃった感じ?」
この空気読めない感じと言い、アホな雰囲気と言い、この空気の中入って来たのはベルだ。なんだかんだ、ムードメーカー的な存在なのかもしれない。
「ベルトラン=ビカール様、本日はパーティーにお越しくださりありがとうございます。」
救世主だとばかりにベルに挨拶をする。
「やぁ、ベルも来ていたんだね。こんないい時に話しかけて来るなんて、もっと空気を呼んだ方が良いと思うよ。」
皇子さま辛辣―!
なるほど、ベルはいじられキャラなんだ。
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