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マウント合戦⑴
しおりを挟む初めてのお友達が出来て数日、招待状が届いたのはすぐだった。
「ローデリア侯爵家からの招待状か。ディが仲良くなったのはここの令息なのか?」
「そうですよ。ローデリア侯爵夫人が私と旧友なのよ。アレク=ローデリアだったかしら。とってもカッコいい男の子だったわ。」
「アレクは僕のお友達!」
仲良くなっただけじゃない。僕の今までの人生で初めてのお友達なのだ。折角仲良くなれたし、大事にしたい。
「と、友達!?しかも相手は男!?」
驚愕したお父さまは座っていた椅子から飛び上がったかと思うと、ふらりとまた座っていた椅子に倒れ込む。
「男、男がディに近づいた…しかも相手はあのローデリア。」
「そうですわ。ローデリア侯爵家の方々なら安心ですわ。あなたもそろそろ息子離れしないとねぇ。」
「ディと俺が離れる…だと!?そんなこと絶対に出来るわけがない!ディは何があっても一生私の大切な子どもなのだ!」
「…そういうことを言っているんじゃないわ。」
「ふふふ、僕お父さまとお母さまの子どもでとっても幸せ者です!お父さま、お母さま大好きです!ずっと!」
ズッキュン!
あれ、今なんか変な音が聞こえたんだけど…
「我が息子ながら中々の攻撃力だ。」
「本当よ。私の心臓が撃ち抜かれて一瞬あの世に逝ったのかと思ったわ。」
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