【完結】無自覚魔法士団長は今日も美しい

抹茶らて

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露骨な⑵

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今に始まったことではないから、今更なんとも思わないけど、聖女様が来ている時に耳に入らないようにするのは骨が折れる。聖女召喚をしたのは私なのだから対象は私だけにしてほしい。

嫌みを言うならもう少し周りを見ていってほしいものだ。ただの被害者である聖女様が非難されることなどあってはならないのだから。

「話は終わりましたか?では、私は仕事がありますので失礼します。」

「おい!待て!礼儀がなってないではないか!」

「イーバン侯爵閣下を無下にするとは何たる無礼!」

「そうだぞ!仮にも長を務める者がする行為ではないぞ!」

複数人で群れて、群れていないと強気になれないとは…女々しい重鎮もいたものだ。

いつもはもう少し相手をしてあげるのだけど、今日は用事があるから早めに切り上げる。
以前組んだ討伐隊の遠征が二日後に出発になる。

瞬間移動を使用するとすぐに戻っては来れるけど、魔力が尽きる最悪の状況を考えておかないと。
今日、明日と休暇を頂いたため、会っておきたい人に会いに行くのだ。






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