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<現在>お友達からはじめましょう
しおりを挟む結んだ友情を身近で感じ合える時間は短かった。
例の事件の噂が尾鰭付きで大げさに広まった上、地元の警察に目をつけられた清高は、居心地の悪さに耐えかねて、高校卒業と同時に地元を離れた。姉とその配偶者が和解して家族ごと実家に住み着いたせいで、物理的に居場所がなくなったせいもある。
山上有香も、同じ時期に家を出た。こちらは東京よりもずっと遠く、アメリカへ留学したのだ。たまに顔を合わせる彼女の父から聞く話では、むこうで就職するつもりで頑張っているらしい。
二年前、宮脇は二人の事情をよく分かっているだけに、引き留めることはできなかった。自身は母と妹の側を離れることなどできないから、地元で就職を決めた。
全部頭では納得済みのことだったが、宮脇の腹の底には割り切れ無さがいつまでも残っている。
離れていも心の距離は変わらないなんてのは、ただの綺麗事だ。
顔が見たければオンラインでいつでも見られるとは言え、住む場所も生活時間も違う。通話が繋がらない回数が増える度に落胆が募り、ガッカリするのが嫌で連絡を取ろうと試みる機会が減っていく。
清高は会う度に思い出の中の姿とは微妙に違っていく。
変わっていくのは誰だって同じなのだが、自分が知らない部分がどんどん増えていくのが無性に寂しい。
器用そうに見えて意外と不器用で危うい清高が、自分の知らないところで危ないことに巻き込まれていないかも心配だった。
いつも心配で、側にいたくて、思い出す度に胸が痛い。
今はまだ鮮やかに胸に残っている思い出も、いつか輝きを失ってしまうと思うと、宮脇は寂しくて仕方がない。普段は無視できる寂しさは、酒で理性が緩むと一気に表に吹き出してくる。
緩みきった理性の隙間から、「寂しい」「好きだ」という言葉が滑り出た。
「マジか~、そんなオレのこと好きだったわけ?」
飲み過ぎてフニャフニャになった脳髄に、甘い誘い水のような声が沁みこんでくる。宮脇は誘われるままに頷いた。
「知らんかったんか。ワシ、オマエのこと好きや……会えんようになってから、オマエのこと思い出すたびに苦しい……」
一度漏れ出すと、ずっと胸の底に溜めてきた言葉はするすると口から出て行ってしまう。言葉にして伝えると、やってしまったという後悔よりも、重荷を下ろした安堵が訪れて、宮脇は安らかな気持ちで目を閉じた。
膝の上で眠り込んでしまった宮脇を見下ろし、清高は途方に暮れた。
あの事件があったとき、清高が立ち直れたのは側に宮脇がいたからだ。損得抜きで胸を貸してもらえたことには感謝している。
しかし、今更「好きだ」などと言われても、どうして良いか分からない。
「お前さあ、今更それ言ってどうすんの? オレのこと困らせて楽しい?」
鼾をかき始めた宮脇の上にかがみ込んで耳に囁いてやると、一瞬焦点の合わない目が開いた。が、すぐに瞼の重さに負けたように閉じてしまう。
こんなに酔わないと正直になる勇気もないのかとムカつく反面、直情的で単純なこの男が二年も言えない想いを拗らせていたのかと思うと、若干愉快でもあった。
今更告白されても困るものは困るが、原田のことで深く傷ついていた二年前に想いを告げられていたら、自分はきっと宮脇を良いように利用してしまっていただろうから、むしろ今で良かったのかも知れない。
膝の上でお気楽に眠る四角い顔は嫌いではない。不器用なくせに気遣いに満ちた触れ方をしてくる指先は好きだった。
友達だと言われたから友達のままでいるつもりだったが、向こうが踏み込んでくるなら、こっちも一歩踏み出すのはやぶさかではない。しかしアルコールのせいにして誤魔化されるのはまっぴらごめんだった。
「酔った勢いの告白は卑怯だぜ。するならちゃんと素面の時に言えよ」
清高は膝の上に乗っかった宮脇委の頭を平手ではたき、勢いよく立ち上がった。畳の上に転がった宮脇は薄目を開けて呻き声を上げていたが、すぐまた眠り込んでしまう。
「おーい、幹事~! 悪いけどオレ帰るわ」
と人の輪の方へ声を掛けたると、
「あ、帰っちゃうんすか? ミヤさん、キヨタカ君が来るのめちゃくちゃ楽しみにしてたんすけど……」
そう言って近寄ってきて幹事の男は、たしか宮脇の同級生で、竹本という名前だ。高校の時に何度か遊んだことがある。その時から敬語で話す癖があった。
「潰れて寝てる酔っ払いの相手したくねえし。支払いいくら?」
「とりあえず一万で。余ったらミヤさんにお釣り渡すんで、そっちから受け取って下さい」
竹本は宮脇の頭を座布団に乗せてやりながら言う。幹事も自ら買って出ていたし、世話好きなのかも知れない。
「なんでよ?」
「え? しょっちゅう会ってるんじゃないんすか?」
「イヤ全然会わねえし。去年の正月ぶりだよ」
「え、マジで? ミヤさんと飲むたびにキヨタカ君の話されるんで、てっきり今もつるんでるんだと思ってた」
清高は財布を取り出しながら、なんとも言えない気持ちになった。自分の知らないところで話題にされているのはあまり気分の良い物ではない。
「ツルんでねえし」
「マジか~、じゃあミヤさん余っ程キヨタカ君のこと忘れたくねえんすね。グダグダに酔うと、アンタの話ばっかっすよ。コンビニ寄る度にキヨは期間限定のマズいジュースばっかり飲むとか、金ないのに肉まん奢ってくれたとか、カレーが好きとか、寝顔もキレイだとか、そんなんばっか耳タコになるほど聞かされるんで」
「そりゃ……メンドクセエな」
「そうなんすよ! だからキヨタカ君からやめろって言っといてくださいよ!」
正直迷惑っす!と竹本は笑っている。清高はなんともむず痒い気持ちで竹本に万札を渡し、
「釣りは迷惑料に取っといて」
と言い、ジャケットを羽織って店を後にした。
終電が終わって人も少なくなった駅前を、背を丸めて歩く。実家に帰って寝るという選択肢はないから、朝までやってるスナックかネットカフェにでも入るしかない。
東京の繁華街ならありえない静けさに頭痛がする。やっぱり地元に戻る気にはなれない、と清高は頭を振ったが、宮脇の顔を思い出すと溜息が出た。
「てかなんでオレが戻んなきゃなんないわけ? そんな好きならオマエが東京に出て来いや」
ブツブツと一人呟いて思ったままをスマホで送信しかけ、思いとどまって入力した文字を消す。はあ~、と長く息を吐き、短いメッセージを作る。
『お友達からはじめる感じ?』
白い息が夜気に溶ける前に、メッセージは電波に乗った。
宮脇がそのメッセージに気付いたのは、翌日の朝のことだった。
居酒屋で泥酔した後のことは、全く覚えていない。清高と久々に会えたのが嬉しくて飲み過ぎたのだろう。気がついたら、竹本が一人暮らしするアパートの床で転がっていた。隣にいるのはむくんだ顔の竹本だけで、清高の姿はない。若干の落胆と安堵を同時に味わいつつ、ポケットからスマホを出すと、そのメッセージがあったのだ。
『お友達からはじめる感じ?』
見た途端、頭に残っていたアルコールの気配は吹き飛んだ。
「どどど、どういうこっちゃ!?」
思わず大声で吠えてしまい、
「なにが?」
と、側いた竹本に画面を覗き込まれそうになる。慌てて亀のように身体を丸くして、
「いや、何でもない」
と画面を隠した。
丸めた体の陰でもう一度画見ても、表示されている文字は変わらない。送信者は清高だ。手汗がどっと湧いてきてスマホが滑る。
『お友達からはじめる感じ?』
「そりゃ……どういうこっちゃ……?」
メッセージを再び読んでも意味が理解できない。
お友達「から」とはどういうことだ。自分と清高はもうずっと友達で、これから先もずっと友達のはずではないか。
メッセージを遡ってみても、他に未読はない。一体これはどういう文脈で送られてきたのだ。
昨日、酔った自分は何をしでかした?
いくら記憶を辿っても、二軒目の和風居酒屋に移動したところから記憶がない。清高も一緒にいたのは覚えているから、何かあったとしたらそこでだろう。
「おい、ワシ昨日酔ってキヨになんか言うてたか……?」
怖々と振り返って竹本に聞いてみると、ひどく嫌そうな顔をされた。
「んなの、しらねえっすよ。キヨタカ君は基本オレらと離れたとこで飲んでたしー。ミヤさんがウザ絡みしてんなーとは思ったけど、何しゃべってるかまで聞いてねえし。絡まれて膝枕で寝転がられて、キヨタカ君かなりウザそうだったっすよ。」
「ひ、ひざまくら……ワシそんなんしてたんか……?」
サッと頭から血の気が引いた。全く覚えていない。
「ミヤさん、いっつも酔いが回ったらキヨタカ君のことばっか言い出すでしょ。思い出話から始まって、いつ帰ってくるとかどこ住んでるとか何やってるとかぁ。オレに聞かれても知らねえし」
「待ってくれ。ワシ酔ったらそんなキヨの話ばっかりしてるんか……?」
「も~、これだよ! 毎回毎回勘弁して欲しいっすよ。アンタ絶対記憶なくすから、何回も同じ話聞かされるこっちは耳タコ! 昨日は本人いたから、本人に根掘り葉掘り聞いてたんじゃねっすか? ミヤさんが絡みに行った後、キヨタカ君すぐ帰っちゃったし。余っ程ウザかったんじゃね?」
竹本の声はあからさまに面倒そうだ。全く自覚がなかった宮脇は、話を聞いて地味にショックを受けていた。
辛くなるから普段は極力清高の事は思い出さないようにしていたのだが、その分酔った時にタガが外れていたらしい。幸い自分が記憶をなくすほど酔うのは、竹本の前だけだから、他の者には聞かれていないだろう事が救いだが、それにしたってみっともないのは間違いない。
「迷惑かけてスマンかった」
「良いけどね、オレはミヤさんと飲むの好きだから。キヨタカ君がどう思ったかは分かんないから、謝った方が良いじゃねっすか?」
竹本はそう言って宮脇に背を向け、テレビを点けた。宮脇は項垂れてまたスマホの画面に見入る。
『お友達からはじめる感じ?』
本当に、昨日自分は何を言ってしまったのだろう?
この問いかけにどう答えるのが正解なのか、いくら考えても分からない。
今だって友達なのだ。
昨日のように清高が帰ってくれば一緒に遊べるし、たまにメッセージもやり取りする。電話をかければ応えてもらえる。
しかし、お友達『から』どこへ向かうと言うんだろう。
兄弟か? それとも親戚か?
宮脇が答えを探しあぐねて画面上で指をさまよわせていると、急に大音量で着信音が響き渡った。
「うわっ……!」
慌てて通話ボタンを押す。
『なんだ、起きてんじゃん。なんで返事くんないの』
通話口からかすれ気味の清高の声がして、全身の血が逆流しそうになった。
「あ、キヨタカ君だ。昨日はお疲れっした! 今ちょうどキヨタカ君の話しててぇ」
竹本が通話口に寄ってくるのを押しのけ、宮脇はダッシュでトイレに飛び込み、鍵をかけた。
『そこ竹本んち? あんま迷惑かけてやるなよ』
少し笑った気配がする。宮脇は気を落ち着かせるために数度深呼吸した。あまり掃除の行き届いていないトイレの空気が不快だが、そんな事には構っていられない。
「返事って……その、ワシとお前はずっと友達やんけ。友達からて言われても……」
『ああ、そういう感じ? だったらそれでいいや。オレとミヤは学生時代の古い友達って事で。オレはそっち戻る気ねえし、次に会うのはいつになるかわかんねえけど。じゃ……』
清高の声は淡々としている。
「ちょ、ちょ、ちょい待てや!」
『何?』
「いや……あの、古い友達はひどいやろ。ワシはお前の事、今でも一番大事な友達と思ってるし……」
『オレだってそう思ってる。両思いじゃん? お前は何が不満なの?』
柔らかくて冷たい声で問われ、宮脇は言葉に詰まった。何度も唾を飲み込んで、ようやく絞り出すように一言
「……側に……おられへんのが嫌やねん……」
と伝えると、画面の向こうで微かに笑う息の音が聞こえた。
『なんで側にいたいんだよ?』
「なんでって……寂しいやろ」
『オレ以外にも友達はいるだろ? なんでオレじゃないとダメなんだよ?』
嫌が応にでも核心に迫ってくる声はひどく優しい響きだが、宮脇が逃げることを許してくれそうもない。手の中の小さな画面では、通話時間をカウントする数字が増えるとともに、充電の必要を告げる赤ランプが灯る。一度通話が切れれば、もう二度とこの事について話すことはできなくなってしまう気がする。
追い詰められた宮脇は、
「……す、好きやから……」
と、蚊の鳴くような声でようやく答えた。通話口の向こうの清高は、
『シラフでも言えるんじゃねーか。ならもっと早く言えよ』
と舌打ちとともに吐き捨てる。
「変な意味じゃなくて! 友達やろ!? す、す…好きで当たり前じゃろがい!」
『オレも好きだよ。だから友達からはじめる? って聞いてんじゃん』
さらりとした声に、心臓を掴み上げられた。
自分が清高に対して抱いてる感情が恋なのかと問われても、恋愛に疎い宮脇は「そうだ」と断言することができない。ただ未知の感情なのだ。
だから、どうとでも取れる「好き」という言葉にすべてを乗せて相手に投げることしかできないのだが、清高は平気でそれを受け止めて「オトモダチから」と言う。
「から」のその先には何があるというのだ。どこへ進んで行けば良いのだ。
宮脇は途方に暮れた気分になる。
『友達から』という清高がどんな顔をしているのか、この目で見たいと切実に思った。
「……顔が見たい」
ポツリと漏らすと、密やかな笑い声が聞こえる。
『そっちが来れば良いじゃん』
甘さを含んだ声で囁かれ、腹の底に火が付いた。
向こうが戻って来ないなら、こっちから行けば良い。そんな簡単なことすら実行できないくらいに、臆病になっていたのだ。
「ほな今から行く……!」
低く呻いて電話を切り、勢いよくトイレのドアを押し開けると、ドアの前で耳をそばだてていたらしい竹本が額を押さえて転がっていた。
「スマン、邪魔したな! 今度埋め合わせする!」
玄関に放り出されていたジャンパーを肩に引っかけて竹本の部屋から飛び出した。
外はもうすぐ昼時だ。今から車を飛ばせば夜には東京に辿り着く。自宅付近の月極駐車場に停めてある愛車に乗り込み、ナビを起動する。地元を離れるときに清高が教えてくれた住所は、車を買ったときから登録済みだった。今までも何度も訪れようとしたことはあったのに、毎回途中で「会ってどうする」と意気が挫けて引き返した。
今度こそ引き返さない。
加速する車のバックミラーの中で、沈みかけた夕陽が橙色に輝いていた。
ギュウギュウにアパートや小さな商業ビルがひしめき合った一角、狭い土地ギリギリに建てられたほとんど三角柱のような建物の三階が、清高の住処だった。
金属製の錆びた狭い階段を上り、表札の出ていないスチール扉の前で宮脇は一瞬立ち尽くす。しかし、ここで日和ってももう元には戻れないと思い切ってインターホンを鳴らした。
ドアの向こうから軽い足音が聞こえてくる。
心臓が口から飛び出しそうなほどドキドキしていた。
「よう」
扉を開けた清高は寝起きのむくんだ顔をしていて、それを見た途端どうしようもない恋しさが胸に溢れる。それが全ての答えだった。
「好きやった、ずっと」
一歩踏み出して細い身体に抱きつくと、
「お友達からはじめる感じ?」
と笑い含みの声で言われる。それに必死で頷いて答えると、緩く背中に腕が回されて抱き返された。
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