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第184話
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今更ながら、テオの言葉に恥ずかしくなってきた私は、自分の顔に熱が集まってくる感覚に俯いた。
『ずっと』って……。
「どうかしましたか?」
とテオが私の顔を覗き込む。私は思わず顔をそらした。
「もしかして……恥ずかしがってます?それなら、私のプロポーズは功を奏したって事ですね」
と満足気に言うと、嬉しそうに微笑んだ。
「どういう事?」
「だって、少しは私を意識して下さってるって事ですよね?」
というテオの顔はとても大人っぽかった。
私が少し時間が欲しい事を告げると、テオには
「もちろん待ちます。でも返事は『YES』のみですよ?」
と言われてしまった。
私の選択肢は今『YES』と言うか、もう少し時間が経ってから『YES』と言うかの二択……という事になる。
私が困っていると、
「私は絶対にステラ様を諦めませんし、最初は好意を持って貰えなくても良いです。これから先、時間を掛けてでも、私を好きになって貰いますから」
とテオはそう言った。
なら……私が今言うべき言葉は1つ。
「テオ……ならば、貴方の気持ちを受け入れるわ」
と私は諦めた様にそう言った。
次の日には、私と公爵様の離縁の届け出が出された。
受理されるのはもう少し先になりそうだが、テオはご機嫌だ。
「随分と早くプロポーズを受け入れましたね」
と苦笑するアーロンに、
「……悩んだって結果が同じなら、早くに結論を出した方が良いと思ったの」
と私はため息をついた。
「テオドール様は、焦っているんですよ。
自分が公爵を継いだ後、ステラ様がどこかに行ってしまうんじゃないかと心配だったんだと思います。
それに公爵になったら、釣り書が山の様に届いて、ステラ様が喜々として、テオドール様の婚約者選びを始める事が容易く想像できて、それは彼も面白くないのでしょう」
……確かに。
本当なら18歳になった時点でテオは公爵様の養子になる予定だったが、留学のせいで延期されていた。
私と公爵様の離縁が認められたら、直ぐにテオはオーネット家の養子になり、彼が公爵を継ぐ事が決まっている。
そして同時に私との結婚を発表するという手筈だ。……全てテオの計画通り。
とにかくテオが帰ってきてからというもの、すっかりテオのペースだ。
『ずっと』って……。
「どうかしましたか?」
とテオが私の顔を覗き込む。私は思わず顔をそらした。
「もしかして……恥ずかしがってます?それなら、私のプロポーズは功を奏したって事ですね」
と満足気に言うと、嬉しそうに微笑んだ。
「どういう事?」
「だって、少しは私を意識して下さってるって事ですよね?」
というテオの顔はとても大人っぽかった。
私が少し時間が欲しい事を告げると、テオには
「もちろん待ちます。でも返事は『YES』のみですよ?」
と言われてしまった。
私の選択肢は今『YES』と言うか、もう少し時間が経ってから『YES』と言うかの二択……という事になる。
私が困っていると、
「私は絶対にステラ様を諦めませんし、最初は好意を持って貰えなくても良いです。これから先、時間を掛けてでも、私を好きになって貰いますから」
とテオはそう言った。
なら……私が今言うべき言葉は1つ。
「テオ……ならば、貴方の気持ちを受け入れるわ」
と私は諦めた様にそう言った。
次の日には、私と公爵様の離縁の届け出が出された。
受理されるのはもう少し先になりそうだが、テオはご機嫌だ。
「随分と早くプロポーズを受け入れましたね」
と苦笑するアーロンに、
「……悩んだって結果が同じなら、早くに結論を出した方が良いと思ったの」
と私はため息をついた。
「テオドール様は、焦っているんですよ。
自分が公爵を継いだ後、ステラ様がどこかに行ってしまうんじゃないかと心配だったんだと思います。
それに公爵になったら、釣り書が山の様に届いて、ステラ様が喜々として、テオドール様の婚約者選びを始める事が容易く想像できて、それは彼も面白くないのでしょう」
……確かに。
本当なら18歳になった時点でテオは公爵様の養子になる予定だったが、留学のせいで延期されていた。
私と公爵様の離縁が認められたら、直ぐにテオはオーネット家の養子になり、彼が公爵を継ぐ事が決まっている。
そして同時に私との結婚を発表するという手筈だ。……全てテオの計画通り。
とにかくテオが帰ってきてからというもの、すっかりテオのペースだ。
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