とりあえず結婚してみますか?

初瀬 叶

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甘々です

翌朝、目覚めると目の前にレオ様の顔があった。

「おはよう。レベッカ」

「おはようございます。レオ様」

レオ様は優しく私に微笑んでくれる。

「体はどう?きつくない?」

「はい。ちょっと下半身に違和感はありますが…きつくはないです。
レオ様はあんなに腰を早く振って…お疲れではないですか?」

「………レベッカ。俺の心配はしなくて大丈夫だ。
無邪気なのは君の魅力だけど、俺の前以外では、そんな事を言ってはダメだからね。」

「もちろんです。他の人には言いませんよ。
レオ様は特別です。」

「レベッカは、俺を喜ばせる天才かな」

レオ様の声が小さすぎて聞き取れない。

「レオ様?何かおっしゃいましたか?」

「いや、なんでもない。レベッカ、お腹空いてない?朝食は部屋に持ってきてもらおうか。
メイドに声を掛けてくるから、ここで待ってて。」

「あ、レオ様。アンナを呼んでいただけますか?先に湯浴みをしたいので…出来れば羽織れる物を持って来るように…」

今の私は裸だ。
起きたくてもあの防御力が全くないスケスケ夜着しかない。

レオ様はベッドから起きてガウンを羽織っている。ずるい。

「わかった。すぐに準備をさせよう。その後はここで2人で朝食にしようね。」

とレオ様は蕩けるような笑顔を私に向けた。
あれ?レオ様って、こんな甘々だったかしら?

私はアンナに湯浴みをさせてもらい、ゆったりとしたワンピースを着る。

寝室へ行くとテーブルに朝食が用意されていた。
時間的にはブランチだ。

「すみません。お待たせしました。」

「いいよ。急がなくて。今日は2人でゆっくりしよう。」

2人で食事を取る。
私は昨日(ほぼ今朝までだが)の事が気恥ずかしくて、あまりレオ様の目が見れない。

でも、レオ様は蕩けるような目で私を見ている。なんで?

ゆっくりしようの言葉通り、2人でまったりする。

「体があまりきつくないなら、少し庭を散歩しようか?」
とレオ様に誘われた。

2人で庭を歩く。何故かレオ様と手を繋ぎながら。

私はここまで仲睦まじい演技をしなきゃいけないのか疑問だったが、レオ様は嬉しそうなので、訊ねる事が出来なかった。

まぁ、仲が悪いよりは良いけど。

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