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買い物
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千秋くんの日用品とか衣類を買って、お昼はファーストフードを食べる。
今日、知り合った(?)ばかりなのに、なんだか楽しい。
少しの沈黙も苦痛じゃない。
これも理想のオトコだから?
なんだか、この状況を楽しみつつある自分にびっくりする。
こんなに順応性高かったっけ?
「奏さん、この後どうする?」
「夕飯の食材買って帰ろうかな。何か食べたい物ある?」
「え!作ってくれるの?嬉しい。奏さんが作ってくれるなら、なんでも嬉しいけど…そうだな、唐揚げ食べたい!」
何でも良いって言われるのが1番困るなぁ~って思ってたから、素直にリクエスト貰えるのありがたいな。
そういう所も一緒にいて、心地良い。
2人で夕飯の買い物。大学の時に同棲してた彼氏との想い出が甦る。
新婚みたいだね~って、はしゃいでた自分。もう昔の事だ。
それに、千秋くんは彼氏じゃないし、同棲じゃなく、同居だし。
「なんかさぁ。俺ら新婚みたいじゃね?」
むちゃくちゃ嬉しそうに買い物かごを揺らす。
「…そっかな?」
自分も少しそう思ってたくせに、同意はしない。
そんなとこ、可愛くないなぁって自分でも思う。こんなんだから、浮気されたりするのかな?今となってはよくわからない。
「食べたい物あったら、買ってもいいよ。お菓子とか、飲み物も。」
なんとなく、別の話題を振る。気持ちがざわつくのが嫌だから。
私が作った夕飯を千秋くんは美味しそうに食べてくれた。
こうやって家で誰かと食事をするのは、母が亡くなって以来だ。
朝食の時はパニックだったから、気にも留めてなかったけど、千秋くんの食べ方は綺麗だ。
些細な事かもしれないけど、一緒に暮らしていく上では、重要。
小さな不満も積み重なれば、取り返しのつかない事態になりかねない。…そこまで考えて、自分がこの同居に前向きになっている事に気がつき、びっくりする。
いかん、いかん、油断は禁物。
ちゃんと線引きしてなきゃ、流されてしまいそうだ。
「あーめちゃくちゃ美味しかったー。後片付けは俺がするから、奏さんはゆっくりしてテレビでも観てて。
コーヒー淹れる?」
「コーヒーより、紅茶がいいな。」
「了解!すぐに持って行くから、ソファーに座ってて。」
至れり尽くせりだ。ダメ人間になりそう。
私は、自分の食事も終わったもなかを抱いてソファーで寛ぐ。
ゴロゴロと喉を鳴らすもなかを撫でながら、点いていたテレビを観る。
バラエティー番組に最近よく見る芸人さんが出てる。私も結構好きな芸人さんだ。
だけど内容は全然頭に入ってこない。私の神経は今皿洗いをしている誰かさんに、向いている。
全然知らない、今日知り合ったばかりの人(本当に人なのかも疑問)と一緒に暮らすなんて、自分でも馬鹿な事してると思う。
なのにこの空間が心地よくなり始めた事が不思議と嫌じゃなかった。
今日、知り合った(?)ばかりなのに、なんだか楽しい。
少しの沈黙も苦痛じゃない。
これも理想のオトコだから?
なんだか、この状況を楽しみつつある自分にびっくりする。
こんなに順応性高かったっけ?
「奏さん、この後どうする?」
「夕飯の食材買って帰ろうかな。何か食べたい物ある?」
「え!作ってくれるの?嬉しい。奏さんが作ってくれるなら、なんでも嬉しいけど…そうだな、唐揚げ食べたい!」
何でも良いって言われるのが1番困るなぁ~って思ってたから、素直にリクエスト貰えるのありがたいな。
そういう所も一緒にいて、心地良い。
2人で夕飯の買い物。大学の時に同棲してた彼氏との想い出が甦る。
新婚みたいだね~って、はしゃいでた自分。もう昔の事だ。
それに、千秋くんは彼氏じゃないし、同棲じゃなく、同居だし。
「なんかさぁ。俺ら新婚みたいじゃね?」
むちゃくちゃ嬉しそうに買い物かごを揺らす。
「…そっかな?」
自分も少しそう思ってたくせに、同意はしない。
そんなとこ、可愛くないなぁって自分でも思う。こんなんだから、浮気されたりするのかな?今となってはよくわからない。
「食べたい物あったら、買ってもいいよ。お菓子とか、飲み物も。」
なんとなく、別の話題を振る。気持ちがざわつくのが嫌だから。
私が作った夕飯を千秋くんは美味しそうに食べてくれた。
こうやって家で誰かと食事をするのは、母が亡くなって以来だ。
朝食の時はパニックだったから、気にも留めてなかったけど、千秋くんの食べ方は綺麗だ。
些細な事かもしれないけど、一緒に暮らしていく上では、重要。
小さな不満も積み重なれば、取り返しのつかない事態になりかねない。…そこまで考えて、自分がこの同居に前向きになっている事に気がつき、びっくりする。
いかん、いかん、油断は禁物。
ちゃんと線引きしてなきゃ、流されてしまいそうだ。
「あーめちゃくちゃ美味しかったー。後片付けは俺がするから、奏さんはゆっくりしてテレビでも観てて。
コーヒー淹れる?」
「コーヒーより、紅茶がいいな。」
「了解!すぐに持って行くから、ソファーに座ってて。」
至れり尽くせりだ。ダメ人間になりそう。
私は、自分の食事も終わったもなかを抱いてソファーで寛ぐ。
ゴロゴロと喉を鳴らすもなかを撫でながら、点いていたテレビを観る。
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だけど内容は全然頭に入ってこない。私の神経は今皿洗いをしている誰かさんに、向いている。
全然知らない、今日知り合ったばかりの人(本当に人なのかも疑問)と一緒に暮らすなんて、自分でも馬鹿な事してると思う。
なのにこの空間が心地よくなり始めた事が不思議と嫌じゃなかった。
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