ひきこもり みそ子の日常

味噌村 幸太郎

文字の大きさ
1,491 / 1,617
2025/7

7/26

しおりを挟む

 夜。
 旅行から帰ってきたところ。
 楽しかったけど、疲れた。

 僕はたぶん行ったことない所だと思うのだけど、大分の城島高原という遊園地に行ってきた。
 正直、今乗り回してる車がガタ来てるということで、奥さんとびくびくしながら向かったのだけど。
 どうにかお昼頃には現地について、ホテルに荷物を預けてからさっそく遊園地で遊ぼうとしたら、福岡とは違い天気がかなり荒れていて、雨が降ったり止んだり、山の中だから予測できなかった。

 雨が降っているときは室内で遊んだりしていた。
 中でもVRを使ったバルーンというのが良かった。
 もう一つ乗り物に乗ってお化けを銃で倒すのも面白かった。
 終わったら家族全員が採点されていて、圧倒的に僕が点数高くて笑ってたら、長女に「ゾンビゲーのやりすぎやろ」と言われてしまった。

 他にもコースターとか乗りたかったんだけど、奥さんの体調が悪くて一回ぐるぐる回転するコースターに乗ったら、もうそこからダメで。
 木製の長いコースターがこの遊園地の売りらしく、夕方に天候が回復して、僕たち3人だけで乗るって言ったら、奥さんが「私も乗りたい」って言うから僕が全力で止めた。
 晩ごはんがビュッフェだし。
 
 でもいざ乗るってなったら、長女は緊張から乗り場で「トイレに行く」と言い出し、僕と次女の二人きりになってしまった。
 緊張が伝わったのか、次女が怖がって「パパ、ギューして」というので、抱きめしてあげたけど。
 僕は「そんなに怖くないと思うよ。一回経験してしまえば」と言った僕の方が乗り終えて身体中痛めて後悔した。
 体感で10分ぐらいジェットコースターに乗っている感じで、あんなに長いコースターは初めてだった。
 怖くはないけど、木製特有の横ゆれのせいか、終わったら身体中が痛い。
 あんなに怖がっていた次女の方が「めっちゃ楽しい! また乗りたい!」と言っていたので、驚いた。

 その後トイレから戻ってきた長女と次女がもう一回乗って遊園地はおしまい。
 ホテルにチェックインして、僕だけ先に温泉に入ることに。
 結構古い作りのホテルで、階段を使うことが多かった。
 脱衣場もロッカーではなく、カゴだったので、なんか見ていたら鹿児島の温泉を思い出した。

 温泉もそんなに大きくはないけど、露天風呂もあってなかなか良かった。
 晩ごはんはどれも美味しくて何度もおかわりしてしまった。
 先月、他のビュッフェでベロベロになったので、なるべく炭水化物も食べるように心がけていたら、ハイボール4杯飲んでもそんなにって感じ。
 みんな満足して部屋に戻り、女性陣がお風呂に入っている間、暇だったのでスマホで「おにまい」を観ていたら、戻ってきた奥さんに「同じアニメをそんなにみて楽しいの?」と苦い顔をされてしまった。

 そのあと飲み直してベロベロになって後は記憶なし。

 今日は2日目の遊園地の予定だ。

 ではまた!
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

真面目な女性教師が眼鏡を掛けて誘惑してきた

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
仲良くしていた女性達が俺にだけ見せてくれた最も可愛い瞬間のほっこり実話です

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

処理中です...