【第1部終了】断罪されて廃嫡された元王子に転生した僕は救国の英雄の叔父に監禁されえげつない目にあうようです

ひよこ麺

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31.不名誉な称号が増え続けるという無情 ※

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※前回に引き続き叔父様以外との性的なシーンがあります。いたしてはいませんが苦手な方はご注意ください。


(……ローションガーゼはだめだ。)

過度な刺激で射精を沢山してしまったせいで、酷い疲労感でぐったりした僕を、兄上が見つめている。

「ルーク、悪い子だね。触っただけでこんなに感じて、出してしまって……」

そう言って水たまりみたいになっているベッドシーツを指さされて、恥ずかしさで死にそうだ。

確かに僕は「水たまり製造機」の不名誉な称号を既に得ているけれど、これはそれとは違う水たまり……正確にはミルク溜まり……つまり水たまりというよりミルク絞り……あんまり考えてはいけない。

恥ずかしくて目を伏せて俯いた。すると兄上の手が僕の首筋に触れる。相変わらずとても冷たくって背筋がぞくりとした。

「綺麗にしてあげるはずがこんなに汚してしまって。悪い子だねルーク」

「……ごめんなさぃ」

まったく申し訳なくないんだけれど、謝らないとこれはもっと酷いことになると姉のBL本で学んだことがある。

とりあえずものすごく上目遣いかつ困り眉っぽいへにょりってした感じに表情を作る、つまり庇護欲を掻き立てる感じがするようして、兄上を見つめる。すごい自己嫌悪なう。

「おにぃたん……許してください」

さらに舌足らず風に追い打ちもかけてみる。すごい恥ずかしさで憤死しそうだけど、またローションガーゼとかされるよりマシなはずだ。

すると穏やかに兄上が微笑む。その微笑みは艶麗で、僕が女の子なら失神していたレベルだろう。

「ちゃんと謝れて偉いねルーク。じゃあ、綺麗にするためにシャワーを浴びに行こう」

そう言って、僕に彼シャツもとい、兄上のワイシャツを着せた。そして、首輪にはリードを付けられた。

ルークに彼シャツ(ただし下着はつけてないのでシャツの端を伸ばさないと色々見えてしまう。ロマンスと言うデッドオアアライブ丈)、リードの装備が追加された。いけない子レベルが3くらい上がった。

(……これエッチなゲームで攻略対象がしてたら確実に悶える格好なんだけど、自分がすることになると)

心が無の境地になっている。

なんせ、彼シャツ、首輪、リードの上、胎内にはいつ暴れるかわからない魔導式貞操アナルプラグまで装着している。完全にこれエッチなゲームの可哀そうなヒロイン枠である。

「さぁ、ルーク、シャワールームまで行こうね」

そう言って兄上にリードを引かれて歩かされる。しかも僕は彼シャツ丈を必死に手で伸ばすという可愛い女の子がやったらそれだけで押し倒したくなるような仕草をしながら歩かないといけない。

(こんなところで、あの時の女の子の気持ちを知るなんて、辛み)

いままで、エッチなゲームで「このシチュエーション良き」とか思っていた過去の自分に教えたい。これ思ったよりしんどいしどうあがいても絶望感が酷い。

ポロリしないために必死の僕の姿を、兄上はもう幸せそうに、まるで小鳥が遊んでいる姿でも見ているくらい穏やかに眺めながら、リードを引っ張る。

ここまで来て気付いたけど兄上ってSだったんだな……。そんな兄弟の知りたくなかった性癖についてはおいといて、屋敷の廊下をこの状態で歩くと誰かに会ってしまう可能性があるわけで……。

案の定、前方にグレゴリーらしき人影が見える訳で……。

「レイズお兄たん、僕、誰かに見られたら恥ずかしいです」

モジモジしながらそう言った、我ながら辛い。19歳の男子がしてよい仕草ではない。
しかし兄上は何も言わないというかすごく楽しそうにしている。

「お兄たん……助けて」

「ルーク大丈夫だよ、もしルークのこんな可愛い姿を私以外で見てしまったヤツが居たら……」

リアルで目に全く光のない表情を始めた見た。あまりの恐怖にちょっとチビりそうになった。

グレゴリー逃げて、超逃げて!!例え狂信者でも、こんなプレイに巻き込まれてその命を散らすのは流石に可哀そうすぎる。

その願いが通じたのか、いつの間にか人影はいなくなっていた。よかった、尊き命が救われました。

そうこうしているうちに僕はシャワールームに連れてこられていた。

シャワールームは白いタイル張りの清潔な雰囲気でいささか味気ないけどつい最近リフォームされたのか最新式の魔導式シャワーヘッドがついている。

同じ魔導式だけど、魔導式貞操アナルプラグとは違い万人が使用するのが魔導式シャワーヘッドで、前世の世界同様に水やお湯が蛇口をひねれば出てくる。

(これ僕、すごい嫌な予感がするんだよね)

そして、その嫌な予感が的中することになる。
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