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番外編:マーティン編
02.命の恩人なのにいきなり襲われるという悲劇なんよ※(マーティン(廃嫡フレンズ)編)
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「天使、沢山食べておくれ」
「……っぷまい、すごく、ぷまいっす」
飼い主しゃんに連れられて、隣国に来てしまった。しかも、ものすごいお城、具体的にはうちの国の王城と同規模位の宮殿に案内された。
その上、お風呂に入れられて体をすごい綺麗にされて嗅いだことないようなフルーティーな香りにされた。あまりに艶々に磨かれて、綺麗になった俺は、今なら絶対女の子にもモテるし童貞も卒業できると確信している。
(悪い人って疑ってごめん。すごい良い人。モテ男にしてくれて感謝しかない)
その上、見たことない、この国の美味しい料理も食べさせてくれて、最初は頭おかしい人かなと思ったけど、「天使」とかキモイ呼び方する以外はいい人かもしれないと飼い主しゃんについてちょっとだけ見直した。
「しかし、本当にマルえるは綺麗だな。磨いてより光り輝いている。まるでその体から照り輝いているようで……」
「えっ?何言ってるんっすか?キモイ」
俺の体をマジマジ見ながらそう言われた。そう言えば色々磨かれたので今、俺、布1枚しか羽織ってないし下着もつけてない。これ実はヤバイのではと気づいたときにはもう遅かった。
「あれ、体が……」
「ごめんね、君は間違いなく私の番……証を刻ませてほしい、ちょっと痛気持ちよくなろうね」
何やら遠くで声がしているけれど、聞き取れない。そのまま意識が完全に暗転した。
**********************************
目が覚めた俺は、天蓋付きのバカでかいまるで王様が寝るみたいなベッドの上で、また全裸に戻っていた。さらに何故か両腕と両足を縛り付けられた状態で下半身に力も入らない。
「な、なんぞこれ?」
バタバタと足掻いてみるが、かなりガッチム、もといガッチガチに縛られていて、びくともしない。
「なんでこんな、えっとルークが言ってたエロ同人みたいな展開になってるっすか?」
こういうのは、エルフのお姉さんがなるものだとルークが力説してたんよ。意味は全くわらかんかったけど、少なくとも筋肉質な180㎝の男がなる状況ではないんよ。
「私の天使、目が覚めたかい?」
そう言って、飼い主しゃんが俺を見下ろしている。バスローブのみを纏ったその姿に戦慄する。間違いない、あの格好は俺を殺る気、もといヤル気満載だ。このままだと俺は処女を失う。折角、弟から守り抜いた鋼鉄の処女をこんなところで失うなんて嫌だ。
「なんで、命の恩人にこんなことするっすか!!」
「ああ、命の恩人だからだ。私を今まで本気で守ろうなんてしてくれた人はひとりもいなかった。けれど、君は私のために全裸なのに命の危険も顧みずに立ち向かってくれた。間違いない、君は私が探していた番、運命の相手。つまり私の天使だ」
そう言って、尻タブに触れた。瞬間ゾゾゾとさぶいぼが立つ。190㎝のルークのバリ怖い叔父しゃんに似た人、つまりウホッとするようないい男でも俺は尻を掘られるとかいやなんよ。
「やめろ!!」
必死に抵抗するけど縛れらてるから可動域が少ない。
「大丈夫。君が寝ている間に、腸内洗浄は2回終わっているし、それに……」
そう言って、いきなり節くれだった太い指を、尻の中に入れる。ぬちゃぬちゃと粘着質な湿り気のある音がした。そして、その指を一度出すと、俺の前に見せる、テラテラとしていて透明なぬるぬるとしたものがついていた。それがなんだか愛液みたいだ恥ずかしくなり赤面した。
それを楽し気に見つめながら、飼い主しゃんが笑う。
「ちゃんとスライムも挿れたから、もう準備はできている、さぁ証を刻もう」
「ふざけるな!!おかしなことはやめろ!!大体証って……」
意味がわからなくって、怖い。その怯えから涙が流れる。しかし、その涙をまるで甘露でも吸うような恍惚の表情で舐め取られた。
「泣かないで。大丈夫。それに天使はすっかり感じている」
「んな訳っ」
否定しようとしたが、俺は自身の体の変化に気付いてしまった。嫌なはずなのに、完全に勃起していた。
「うそ……だ」
信じられなかった。「どうして俺は男相手に感じているんだ」焦って自問自答するけれど答えはもちろんでない。代わりに、じっとりとした手が勃起したモノに触れる。
「もうこんなに先走りで濡れている、天使はこの先を期待しているんだね」
くちゅくちゅと先走りを先端に塗り込めるように、手を動かされる。その淫猥な動きに翻弄されて思わず嬌声が漏れそうになる。気持ち悪いくらいの甘い声が嫌で必死に抑えようとした、けれど……。
(やめて、そんなの……)
「ここはこんなに涎を垂らして欲しいとふるえているのに?」
そう言いながら、乳首を片手で強くつねられながら、ペニスをぬちゃぬちゃと音を立てながら卑猥に扱かれ続けた。その絶妙な力加減におかしくなりそうだ。乳首への痛みとペニスへの快楽がごちゃ混ぜとなり段々体が麻痺していく。
そんな、自分がまるで変態みたいで嫌になり、必死に首を振る。絶対にこんな快楽みとめてはいけない。
「こんなの、違う、全部……っあ」
(全部あんたのせいだ)と言おうとしたのに腰が勝手に動いて言葉を紡ぐこともできない。
「何故認めないんだい?委ねれば楽になるよ……」
甘く耳元で囁くそのベルベットボイスが憎い。それは悪魔のささやきだ。これ以上、俺の中を暴こうとするのはやめてほしい。けれど、その手が俺自身を嬲ること、乳首とつねることをやめる気配はなく、もはや悦楽の海で溺れて死にそうだ。
「あんた……はへんたぃだ……けど俺は……っああああああ!!!」
違うと言おうとしたが、その途端、俺自身を扱く手が突然、早くなりそのまま絶頂を迎えることになった。勢いよく吐き出されたドロドロの濃い白濁。長らくご無沙汰で溜まっていたのだ。
それなのに、こんな背徳的な行為で達してしまったことへの罪悪感と虚無感が募る。
(どうして、こんな……)
「変態にイカされて達したね。天使、君にもちゃんと私と同じ変態だって、これからゆっくり自覚させてあげよう」
そう言って眼前に飼い主しゃんの強直が晒された。とても大きなそれに思わず身震いする。あまりに俺の形とも大きさとも違うそれが尻に入ったらと考えたら恐ろしかった。
(こんなもん挿れられたら……死ぬんじゃないか??)
「私の形をココに教えてあげよう、天使は私の番なのだから必要なことだ」
あまりの大きさと質量に怯える俺のアナルの入り口にその太い指でわざとゆっくりと拡げた。そこから剛直が挿いるのを想像してしまう。
(無理だ、あんなもの挿るわけがない、尻がふたつに割れてしまう)
「嫌だ、本当にやめっ……!!あああああああ!!!」
しかし、抵抗むなしく、俺は腰を強く押さえつけられて、剛直をナカに挿れられた。
「やめっ……くるしぃ」
狭い腸管を大きなモノが出入りする感覚に鳥肌が立つ。ぎちぎちと俺の肉壁が拒むのに、その剛直を絡めさせるように奥へと進まれる。
「口ではそういっているけれど、君はちゃんと私を迎え入れてくれているよ、可愛いね」
そう言われた瞬間、思い切り腰を深くまで打ち付けられた。必死に声を押し殺そうと歯を食いしばる。
パンパン
と肉がぶつかる音と、ぐぷぐぷと中が掻き混ざる音が同時に聞こえる、そして……
「っあああ!!!んん!!」
我慢できずに嬌声が漏れてしまう。くやしい。まるで電撃をくらったようないきなりの快感に、目の前がチカチカする。その場所をしばらく執拗に責められて体がビクンビクン跳ねる。
「ああ、ここが良いところだね。マルえる、分かる?私が出たり挿ったりするのが……それに……」
そういって思いきり、ナカから引いたかと思った次の瞬間、今度は一気に最奥近くまで挿し込まれた。
「ひぃああああああ」
そのあまりの衝撃に我慢できず腰が揺れた。まるでもっともっとほしいと強請るような揺れが恥ずかしいのに止まらない。
「凄く狭いのにこんなに私を離さないと絡みついてる」
突かれる度に最初は嫌悪感しかなかったはずなのに、徐々にその感覚によって生まれている痺れに溺れていくのに気付いた。
(やだ、こんな、こんなの……)
そう思った瞬間、コツンという一際、怯むような感覚が最奥からした。
「この先が、マルえるの結腸。流石に今日は拓いたりしないけれど、そのうちここまで抜いて精液をたっぷり注いであげるよ」
そう言いながら、俺の臍の辺りを撫でた。肌に触れたその熱い手の感触と、ここまでいれるという意味を考えたら、ビクリと体が反応してしまう。処女を失っただけでも恐ろしいのに、全てを暴かれていく感覚に嫌悪感以外の感情を抱いている自分が恐ろしい。
脳を麻痺させるようにじゅぶじゅぶって卑猥な水音だけが部屋に響いている。
「聞こえる、私の天使?君の中がこんなに泡立ってるよ。まるで淫猥な水音を奏でる楽器のようだよ」
長い時間嬲られて、胃の中までひっかえるような圧迫感があるのに、何故か気持ちがいい。そして、下半身が麻痺しているように重いはずなのに、何かが溢れてくるような変なかゆみが襲った。その瞬間……
「ああああああああああああああああっ」
そのかゆみを感じた瞬間、俺は精液をチョロチョロと力なく吐き出して、そのまま意識を失った。
薄れゆく意識の中で、
「これでもう逃げられないよ、私の番」
と甘く囁かれた瞬間、腹の奧に、あたたかい何かそ注がれるような奇妙な感覚がした。その瞬間、俺の何かが作り替えられたような変な気持ちになった。
「……っぷまい、すごく、ぷまいっす」
飼い主しゃんに連れられて、隣国に来てしまった。しかも、ものすごいお城、具体的にはうちの国の王城と同規模位の宮殿に案内された。
その上、お風呂に入れられて体をすごい綺麗にされて嗅いだことないようなフルーティーな香りにされた。あまりに艶々に磨かれて、綺麗になった俺は、今なら絶対女の子にもモテるし童貞も卒業できると確信している。
(悪い人って疑ってごめん。すごい良い人。モテ男にしてくれて感謝しかない)
その上、見たことない、この国の美味しい料理も食べさせてくれて、最初は頭おかしい人かなと思ったけど、「天使」とかキモイ呼び方する以外はいい人かもしれないと飼い主しゃんについてちょっとだけ見直した。
「しかし、本当にマルえるは綺麗だな。磨いてより光り輝いている。まるでその体から照り輝いているようで……」
「えっ?何言ってるんっすか?キモイ」
俺の体をマジマジ見ながらそう言われた。そう言えば色々磨かれたので今、俺、布1枚しか羽織ってないし下着もつけてない。これ実はヤバイのではと気づいたときにはもう遅かった。
「あれ、体が……」
「ごめんね、君は間違いなく私の番……証を刻ませてほしい、ちょっと痛気持ちよくなろうね」
何やら遠くで声がしているけれど、聞き取れない。そのまま意識が完全に暗転した。
**********************************
目が覚めた俺は、天蓋付きのバカでかいまるで王様が寝るみたいなベッドの上で、また全裸に戻っていた。さらに何故か両腕と両足を縛り付けられた状態で下半身に力も入らない。
「な、なんぞこれ?」
バタバタと足掻いてみるが、かなりガッチム、もといガッチガチに縛られていて、びくともしない。
「なんでこんな、えっとルークが言ってたエロ同人みたいな展開になってるっすか?」
こういうのは、エルフのお姉さんがなるものだとルークが力説してたんよ。意味は全くわらかんかったけど、少なくとも筋肉質な180㎝の男がなる状況ではないんよ。
「私の天使、目が覚めたかい?」
そう言って、飼い主しゃんが俺を見下ろしている。バスローブのみを纏ったその姿に戦慄する。間違いない、あの格好は俺を殺る気、もといヤル気満載だ。このままだと俺は処女を失う。折角、弟から守り抜いた鋼鉄の処女をこんなところで失うなんて嫌だ。
「なんで、命の恩人にこんなことするっすか!!」
「ああ、命の恩人だからだ。私を今まで本気で守ろうなんてしてくれた人はひとりもいなかった。けれど、君は私のために全裸なのに命の危険も顧みずに立ち向かってくれた。間違いない、君は私が探していた番、運命の相手。つまり私の天使だ」
そう言って、尻タブに触れた。瞬間ゾゾゾとさぶいぼが立つ。190㎝のルークのバリ怖い叔父しゃんに似た人、つまりウホッとするようないい男でも俺は尻を掘られるとかいやなんよ。
「やめろ!!」
必死に抵抗するけど縛れらてるから可動域が少ない。
「大丈夫。君が寝ている間に、腸内洗浄は2回終わっているし、それに……」
そう言って、いきなり節くれだった太い指を、尻の中に入れる。ぬちゃぬちゃと粘着質な湿り気のある音がした。そして、その指を一度出すと、俺の前に見せる、テラテラとしていて透明なぬるぬるとしたものがついていた。それがなんだか愛液みたいだ恥ずかしくなり赤面した。
それを楽し気に見つめながら、飼い主しゃんが笑う。
「ちゃんとスライムも挿れたから、もう準備はできている、さぁ証を刻もう」
「ふざけるな!!おかしなことはやめろ!!大体証って……」
意味がわからなくって、怖い。その怯えから涙が流れる。しかし、その涙をまるで甘露でも吸うような恍惚の表情で舐め取られた。
「泣かないで。大丈夫。それに天使はすっかり感じている」
「んな訳っ」
否定しようとしたが、俺は自身の体の変化に気付いてしまった。嫌なはずなのに、完全に勃起していた。
「うそ……だ」
信じられなかった。「どうして俺は男相手に感じているんだ」焦って自問自答するけれど答えはもちろんでない。代わりに、じっとりとした手が勃起したモノに触れる。
「もうこんなに先走りで濡れている、天使はこの先を期待しているんだね」
くちゅくちゅと先走りを先端に塗り込めるように、手を動かされる。その淫猥な動きに翻弄されて思わず嬌声が漏れそうになる。気持ち悪いくらいの甘い声が嫌で必死に抑えようとした、けれど……。
(やめて、そんなの……)
「ここはこんなに涎を垂らして欲しいとふるえているのに?」
そう言いながら、乳首を片手で強くつねられながら、ペニスをぬちゃぬちゃと音を立てながら卑猥に扱かれ続けた。その絶妙な力加減におかしくなりそうだ。乳首への痛みとペニスへの快楽がごちゃ混ぜとなり段々体が麻痺していく。
そんな、自分がまるで変態みたいで嫌になり、必死に首を振る。絶対にこんな快楽みとめてはいけない。
「こんなの、違う、全部……っあ」
(全部あんたのせいだ)と言おうとしたのに腰が勝手に動いて言葉を紡ぐこともできない。
「何故認めないんだい?委ねれば楽になるよ……」
甘く耳元で囁くそのベルベットボイスが憎い。それは悪魔のささやきだ。これ以上、俺の中を暴こうとするのはやめてほしい。けれど、その手が俺自身を嬲ること、乳首とつねることをやめる気配はなく、もはや悦楽の海で溺れて死にそうだ。
「あんた……はへんたぃだ……けど俺は……っああああああ!!!」
違うと言おうとしたが、その途端、俺自身を扱く手が突然、早くなりそのまま絶頂を迎えることになった。勢いよく吐き出されたドロドロの濃い白濁。長らくご無沙汰で溜まっていたのだ。
それなのに、こんな背徳的な行為で達してしまったことへの罪悪感と虚無感が募る。
(どうして、こんな……)
「変態にイカされて達したね。天使、君にもちゃんと私と同じ変態だって、これからゆっくり自覚させてあげよう」
そう言って眼前に飼い主しゃんの強直が晒された。とても大きなそれに思わず身震いする。あまりに俺の形とも大きさとも違うそれが尻に入ったらと考えたら恐ろしかった。
(こんなもん挿れられたら……死ぬんじゃないか??)
「私の形をココに教えてあげよう、天使は私の番なのだから必要なことだ」
あまりの大きさと質量に怯える俺のアナルの入り口にその太い指でわざとゆっくりと拡げた。そこから剛直が挿いるのを想像してしまう。
(無理だ、あんなもの挿るわけがない、尻がふたつに割れてしまう)
「嫌だ、本当にやめっ……!!あああああああ!!!」
しかし、抵抗むなしく、俺は腰を強く押さえつけられて、剛直をナカに挿れられた。
「やめっ……くるしぃ」
狭い腸管を大きなモノが出入りする感覚に鳥肌が立つ。ぎちぎちと俺の肉壁が拒むのに、その剛直を絡めさせるように奥へと進まれる。
「口ではそういっているけれど、君はちゃんと私を迎え入れてくれているよ、可愛いね」
そう言われた瞬間、思い切り腰を深くまで打ち付けられた。必死に声を押し殺そうと歯を食いしばる。
パンパン
と肉がぶつかる音と、ぐぷぐぷと中が掻き混ざる音が同時に聞こえる、そして……
「っあああ!!!んん!!」
我慢できずに嬌声が漏れてしまう。くやしい。まるで電撃をくらったようないきなりの快感に、目の前がチカチカする。その場所をしばらく執拗に責められて体がビクンビクン跳ねる。
「ああ、ここが良いところだね。マルえる、分かる?私が出たり挿ったりするのが……それに……」
そういって思いきり、ナカから引いたかと思った次の瞬間、今度は一気に最奥近くまで挿し込まれた。
「ひぃああああああ」
そのあまりの衝撃に我慢できず腰が揺れた。まるでもっともっとほしいと強請るような揺れが恥ずかしいのに止まらない。
「凄く狭いのにこんなに私を離さないと絡みついてる」
突かれる度に最初は嫌悪感しかなかったはずなのに、徐々にその感覚によって生まれている痺れに溺れていくのに気付いた。
(やだ、こんな、こんなの……)
そう思った瞬間、コツンという一際、怯むような感覚が最奥からした。
「この先が、マルえるの結腸。流石に今日は拓いたりしないけれど、そのうちここまで抜いて精液をたっぷり注いであげるよ」
そう言いながら、俺の臍の辺りを撫でた。肌に触れたその熱い手の感触と、ここまでいれるという意味を考えたら、ビクリと体が反応してしまう。処女を失っただけでも恐ろしいのに、全てを暴かれていく感覚に嫌悪感以外の感情を抱いている自分が恐ろしい。
脳を麻痺させるようにじゅぶじゅぶって卑猥な水音だけが部屋に響いている。
「聞こえる、私の天使?君の中がこんなに泡立ってるよ。まるで淫猥な水音を奏でる楽器のようだよ」
長い時間嬲られて、胃の中までひっかえるような圧迫感があるのに、何故か気持ちがいい。そして、下半身が麻痺しているように重いはずなのに、何かが溢れてくるような変なかゆみが襲った。その瞬間……
「ああああああああああああああああっ」
そのかゆみを感じた瞬間、俺は精液をチョロチョロと力なく吐き出して、そのまま意識を失った。
薄れゆく意識の中で、
「これでもう逃げられないよ、私の番」
と甘く囁かれた瞬間、腹の奧に、あたたかい何かそ注がれるような奇妙な感覚がした。その瞬間、俺の何かが作り替えられたような変な気持ちになった。
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