3 / 21
03.公爵家での生活
しおりを挟む
はじめて公爵家に来た時、私は夢見た。
「私はこれでお姫様になれる」
幼い子供だったから、そんな夢を見た。けれど現実はとてもとても残酷だった。
公爵様は狂ってはいたけれど仕事はおろそかにはしていなかった。だから基本的には家にいることは少なかったのだ。
公爵様なりに信頼を置いていたメイドを専属で私に付けたが、それが良くなかった。
公爵家は基本的に女主人である正妻の天下だった。それは私に付けられた専属メイドとて同じことだった。
だから、私をよく思わない彼女の嫌がらせが始まった。
本来公爵家の娘であれば、メイドは服を替える手伝いや、湯あみの手伝い、その他諸々の面倒を見るものだが、私の面倒を見る人はいなかった。
私はまだ8歳なのにその屋敷で捨て置かれていたのだ。食事も使用人すら食べないような粗末なものを与えられていた。救いだったのは私はそれを疑問に思わないほどに酷い環境から引き取られていたということだ。
掃除も何もかもされない私の部屋は常にほこりっぽかったが、汚物の悪臭漂う孤児院よりはマシだったし、粗末な食事でも与えられるだけ私はそれを有難く思った。
当然教育等施されることもない。
私は公爵家でただ飼い殺しにされている家畜のような存在だった。
それでも、公爵様が家にいる時は扱いが変わった。虐待がばれないように、その日だけは体を綺麗にされて、美しいドレスを着せてもらって、公爵様や正妻、お義兄様と食卓をともにすることができた。
公爵様は私をあの日見たガラス玉のような目で見つめながら、楽しそうに一方的に話をした。
私はまだ幼いから、何を答えればいいか分からなかったがそうすると勝手に正妻が答えていた。
今思えば下手にこたえられて虐待がばれないようにしていたのだ。
その団らんの中で、私が一番嫌だったのはウィリアムだった。
彼はいつも何も言わないがそれこそこの世の憎しみを煮詰めたような冷たい蒼い目で私を見つめていた。それは軽蔑に満ちている眼差しだと感じていた。
当然だろう。彼の立場からすれば自身の母を苦しめる存在だ。当然私を憎んでいる。
最初はそれが分からず何度か話しかけたことがあったが、そうするとすぐに目を反らしてウィリアムは私の存在を無視し続けた。
幼心にとても傷ついたのを覚えている。
ウィリアムは基本的に無表情な男のようだったが、私以外が話しかければ愛想はないなりに何か答えているようだったから相当私は嫌われていたのだ。
月日が立ってもその関係が変わることはなかったが、ある日、私は毒を盛られて倒れた。13歳の時だった。
毒のせいで私は寝込んだが、当然屋敷の誰も世話をするものはいなかった。
私はただ、死を待っていた。
頼みの公爵様も遠方へ視察に行かれていた。そう、私を殺すのにうってつけだったのだ。
徐々に早くなる脈と死の恐怖。その時私は夢を見た、ここではない世界で女子大生の女の子であった夢。
その夢の中の私は「救国の聖女と邪悪の魔女」という乙女ゲームで遊んでいた。
驚いたのが今の人生はその内容だった。ゲームはこの国、ベテルギウス王国を舞台としていた。
「ベテルギウス王国が危機になるとき救国の聖女と、国を亡ぼす魔女が同時に生まれる。魔女を聖女がうち滅ぼせば王国は大いに繁栄するだろう」
その伝説の聖女候補となった主人公の子爵令嬢サラサは聖女候補を支える高貴な男性陣と次第に親しくなっていき……という内容なのだが、そのサラサのライバルである聖女候補がベラトリクス、私だった。
ベラトリクスは公爵令嬢だがその出自から平民以下の教養しか持たず、癇癪持ちで気難しい人だがそれでも攻略対象のひとり第二王子のソレイユとは婚約者同士であった。
ただ、これは不幸な事故が原因でしかなかった。ソレイユは清純で美しいサラサに恋をして次第にベラトリクスを疎ましく思うようになった。
これについては、ソレイユルートでなくても発生するものでつまり彼は婚約者のベラトリクスが大嫌いなのだ。
確かにベラトリクスはソレイユが理想とする清純さも素直さも持ち合わせていなかった。けれどそれは常に死と隣り合わせの環境や、ベラトリクスを渡したくなかった公爵様の歪んだ愛が招いたものだった。
けれど、ソレイユはベラトリクスをただの世間知らずのわがままな令嬢と決めつけていたし、ベラトリクスもソレイユへの盲目的な思い故にサラサを疎ましく考えて陰湿な嫌がらせを行った。
それが原因で、他の聖女候補を支える攻略対象達からも疎まれるようになった。他の対象は宰相の息子で賢いネージュ、聖女を崇める神官のトップの息子であるクリストファー、そして、公爵家の息子で近衛騎士でもある義兄のウィリアム……。
恋愛パートを主にしているせいか、基本的にぬるゲーであり、何もしなくてもこのゲームは、サラサの皆が味方でベラトリクスは共通の敵だった。
だから、どんなにバッドエンドを迎えてもサラサが聖女にならないルートはなく、代わりにベラトリクスが聖女になることもなかった。
その光景を見た時、私は自分がどのような役割でここに生まれたかを知った。
私は、すべてに糾弾されるスケープゴートとして生まれたのだと。
そう思った瞬間、毒の苦しみも私は怖くなくなった。むしろここで死ねればこれ以上誰かに憎まれずに逝けるとそう思ったのだ。
(もう目も開かないな……)
僅かに明かりだけが見えた、このまま哀れな少女として死んでしまう方がいい。
そう思った時、突然口の中にとてつもない苦い何かが注がれた。
(なに??)
確かに口を開いたはずが、話すことはできなかった。代わりにとても冷たいものが額に当てられた。氷のようだと思ったが、それは誰かの手だった。
(もしかしたら公爵様がお帰りになられたのかしら?)
そう考えて、そして死ぬことができないという現実に私は涙をこぼす。
すると、その冷たい手が私の涙をゆっくりと拭った。とても優しく壊れ物でも扱うように。
それから3日後私は目を覚ました。そして、驚くことなったのだ。
今まで私の部屋には使用人はいなかったのに、私は綺麗なベットに移動して、私の周りには私に恭しく仕えてくれる使用人たちがいた。
それは見覚えのないものばかりだった。
さらに、いままで粗末だった食事も、服も全てが美しいものに変った。何故かその原因がわからないまま、私が部屋から気晴らしに出た時その原因を知ることになった。
正妻が亡くなったのだ。
「私はこれでお姫様になれる」
幼い子供だったから、そんな夢を見た。けれど現実はとてもとても残酷だった。
公爵様は狂ってはいたけれど仕事はおろそかにはしていなかった。だから基本的には家にいることは少なかったのだ。
公爵様なりに信頼を置いていたメイドを専属で私に付けたが、それが良くなかった。
公爵家は基本的に女主人である正妻の天下だった。それは私に付けられた専属メイドとて同じことだった。
だから、私をよく思わない彼女の嫌がらせが始まった。
本来公爵家の娘であれば、メイドは服を替える手伝いや、湯あみの手伝い、その他諸々の面倒を見るものだが、私の面倒を見る人はいなかった。
私はまだ8歳なのにその屋敷で捨て置かれていたのだ。食事も使用人すら食べないような粗末なものを与えられていた。救いだったのは私はそれを疑問に思わないほどに酷い環境から引き取られていたということだ。
掃除も何もかもされない私の部屋は常にほこりっぽかったが、汚物の悪臭漂う孤児院よりはマシだったし、粗末な食事でも与えられるだけ私はそれを有難く思った。
当然教育等施されることもない。
私は公爵家でただ飼い殺しにされている家畜のような存在だった。
それでも、公爵様が家にいる時は扱いが変わった。虐待がばれないように、その日だけは体を綺麗にされて、美しいドレスを着せてもらって、公爵様や正妻、お義兄様と食卓をともにすることができた。
公爵様は私をあの日見たガラス玉のような目で見つめながら、楽しそうに一方的に話をした。
私はまだ幼いから、何を答えればいいか分からなかったがそうすると勝手に正妻が答えていた。
今思えば下手にこたえられて虐待がばれないようにしていたのだ。
その団らんの中で、私が一番嫌だったのはウィリアムだった。
彼はいつも何も言わないがそれこそこの世の憎しみを煮詰めたような冷たい蒼い目で私を見つめていた。それは軽蔑に満ちている眼差しだと感じていた。
当然だろう。彼の立場からすれば自身の母を苦しめる存在だ。当然私を憎んでいる。
最初はそれが分からず何度か話しかけたことがあったが、そうするとすぐに目を反らしてウィリアムは私の存在を無視し続けた。
幼心にとても傷ついたのを覚えている。
ウィリアムは基本的に無表情な男のようだったが、私以外が話しかければ愛想はないなりに何か答えているようだったから相当私は嫌われていたのだ。
月日が立ってもその関係が変わることはなかったが、ある日、私は毒を盛られて倒れた。13歳の時だった。
毒のせいで私は寝込んだが、当然屋敷の誰も世話をするものはいなかった。
私はただ、死を待っていた。
頼みの公爵様も遠方へ視察に行かれていた。そう、私を殺すのにうってつけだったのだ。
徐々に早くなる脈と死の恐怖。その時私は夢を見た、ここではない世界で女子大生の女の子であった夢。
その夢の中の私は「救国の聖女と邪悪の魔女」という乙女ゲームで遊んでいた。
驚いたのが今の人生はその内容だった。ゲームはこの国、ベテルギウス王国を舞台としていた。
「ベテルギウス王国が危機になるとき救国の聖女と、国を亡ぼす魔女が同時に生まれる。魔女を聖女がうち滅ぼせば王国は大いに繁栄するだろう」
その伝説の聖女候補となった主人公の子爵令嬢サラサは聖女候補を支える高貴な男性陣と次第に親しくなっていき……という内容なのだが、そのサラサのライバルである聖女候補がベラトリクス、私だった。
ベラトリクスは公爵令嬢だがその出自から平民以下の教養しか持たず、癇癪持ちで気難しい人だがそれでも攻略対象のひとり第二王子のソレイユとは婚約者同士であった。
ただ、これは不幸な事故が原因でしかなかった。ソレイユは清純で美しいサラサに恋をして次第にベラトリクスを疎ましく思うようになった。
これについては、ソレイユルートでなくても発生するものでつまり彼は婚約者のベラトリクスが大嫌いなのだ。
確かにベラトリクスはソレイユが理想とする清純さも素直さも持ち合わせていなかった。けれどそれは常に死と隣り合わせの環境や、ベラトリクスを渡したくなかった公爵様の歪んだ愛が招いたものだった。
けれど、ソレイユはベラトリクスをただの世間知らずのわがままな令嬢と決めつけていたし、ベラトリクスもソレイユへの盲目的な思い故にサラサを疎ましく考えて陰湿な嫌がらせを行った。
それが原因で、他の聖女候補を支える攻略対象達からも疎まれるようになった。他の対象は宰相の息子で賢いネージュ、聖女を崇める神官のトップの息子であるクリストファー、そして、公爵家の息子で近衛騎士でもある義兄のウィリアム……。
恋愛パートを主にしているせいか、基本的にぬるゲーであり、何もしなくてもこのゲームは、サラサの皆が味方でベラトリクスは共通の敵だった。
だから、どんなにバッドエンドを迎えてもサラサが聖女にならないルートはなく、代わりにベラトリクスが聖女になることもなかった。
その光景を見た時、私は自分がどのような役割でここに生まれたかを知った。
私は、すべてに糾弾されるスケープゴートとして生まれたのだと。
そう思った瞬間、毒の苦しみも私は怖くなくなった。むしろここで死ねればこれ以上誰かに憎まれずに逝けるとそう思ったのだ。
(もう目も開かないな……)
僅かに明かりだけが見えた、このまま哀れな少女として死んでしまう方がいい。
そう思った時、突然口の中にとてつもない苦い何かが注がれた。
(なに??)
確かに口を開いたはずが、話すことはできなかった。代わりにとても冷たいものが額に当てられた。氷のようだと思ったが、それは誰かの手だった。
(もしかしたら公爵様がお帰りになられたのかしら?)
そう考えて、そして死ぬことができないという現実に私は涙をこぼす。
すると、その冷たい手が私の涙をゆっくりと拭った。とても優しく壊れ物でも扱うように。
それから3日後私は目を覚ました。そして、驚くことなったのだ。
今まで私の部屋には使用人はいなかったのに、私は綺麗なベットに移動して、私の周りには私に恭しく仕えてくれる使用人たちがいた。
それは見覚えのないものばかりだった。
さらに、いままで粗末だった食事も、服も全てが美しいものに変った。何故かその原因がわからないまま、私が部屋から気晴らしに出た時その原因を知ることになった。
正妻が亡くなったのだ。
12
あなたにおすすめの小説
「魔道具の燃料でしかない」と言われた聖女が追い出されたので、結界は消えます
七辻ゆゆ
ファンタジー
聖女ミュゼの仕事は魔道具に力を注ぐだけだ。そうして国を覆う大結界が発動している。
「ルーチェは魔道具に力を注げる上、癒やしの力まで持っている、まさに聖女だ。燃料でしかない平民のおまえとは比べようもない」
そう言われて、ミュゼは城を追い出された。
しかし城から出たことのなかったミュゼが外の世界に恐怖した結果、自力で結界を張れるようになっていた。
そしてミュゼが力を注がなくなった大結界は力を失い……
「お前を愛することはない」と言われたお飾りの妻ですが、何か?
あんど もあ
ファンタジー
「お前を愛することはない!」「そんな事を言うために女性の寝室に押し入ったのですか? もう寝るつもりで化粧を落として髪をほどいて寝着に着替えてるのに! 最っ低!」
仕事大好き女が「お飾りの妻最高!」と恋愛感情無しで結婚したらこうなるよね、というお話。
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
ゴースト聖女は今日までです〜お父様お義母さま、そして偽聖女の妹様、さようなら。私は魔神の妻になります〜
嘉神かろ
恋愛
魔神を封じる一族の娘として幸せに暮していたアリシアの生活は、母が死に、継母が妹を産んだことで一変する。
妹は聖女と呼ばれ、もてはやされる一方で、アリシアは周囲に気付かれないよう、妹の影となって魔神の眷属を屠りつづける。
これから先も続くと思われたこの、妹に功績を譲る生活は、魔神の封印を補強する封魔の神儀をきっかけに思いもよらなかった方へ動き出す。
殿下、私の身体だけが目当てなんですね!
石河 翠
恋愛
「片付け」の加護を持つ聖女アンネマリーは、出来損ないの聖女として蔑まれつつ、毎日楽しく過ごしている。「治癒」「結界」「武運」など、利益の大きい加護持ちの聖女たちに辛く当たられたところで、一切気にしていない。
それどころか彼女は毎日嬉々として、王太子にファンサを求める始末。王太子にポンコツ扱いされても、王太子と会話を交わせるだけでアンネマリーは満足なのだ。そんなある日、お城でアンネマリー以外の聖女たちが決闘騒ぎを引き起こして……。
ちゃらんぽらんで何も考えていないように見えて、実は意外と真面目なヒロインと、おバカな言動と行動に頭を痛めているはずなのに、どうしてもヒロインから目を離すことができないヒーローの恋物語。
ハッピーエンドです。
この作品は他サイトにも投稿しております。
表紙絵は写真ACよりチョコラテさまの作品(写真ID29505542)をお借りしております。
だから聖女はいなくなった
澤谷弥(さわたに わたる)
ファンタジー
「聖女ラティアーナよ。君との婚約を破棄することをここに宣言する」
レオンクル王国の王太子であるキンバリーが婚約破棄を告げた相手は聖女ラティアーナである。
彼女はその婚約破棄を黙って受け入れた。さらに彼女は、新たにキンバリーと婚約したアイニスに聖女の証である首飾りを手渡すと姿を消した。
だが、ラティアーナがいなくなってから彼女のありがたみに気づいたキンバリーだが、すでにその姿はどこにもない。
キンバリーの弟であるサディアスが、兄のためにもラティアーナを探し始める。だが、彼女を探していくうちに、なぜ彼女がキンバリーとの婚約破棄を受け入れ、聖女という地位を退いたのかの理由を知る――。
※7万字程度の中編です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる