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43.墓前に下着を備えてほしいタイプの変態
「ここは、王城の別棟にある市民用の地下牢だ」
兄の居場所が分かった。叔父様に双子の鏡はそのまま話しかければ声は届くという情報を聞いて確認したので間違いはないだろう。
「お兄様は、王城の別棟にある市民用の地下牢にとらえられたウェイと一緒にいるようです」
その言葉に叔父様の顔色が変わった。
「なぜそんなところに閉じ込められている??ルーファスもウェイも王城に居たはずだが……」
予想外の事態に叔父様も焦っているのかもしれない。
「……ルーファスも私にとっては可愛い甥だ。それをそんなところに閉じ込めるなど……、国王許すまじ」
「あの、叔父様、国王陛下がそれをしたと思われるのですか??」
想像とは違う人物が出てきて、驚いて思わず聞くと、叔父様は苦虫を嚙み潰したような表情で話し始めた。
「……ルーナの気持ちを考えて今まで話してこなかったが、国王はルーナの母、私の姉を愛していなかった。正確には愛する者がいる」
「それは、愛人がいるということですか??」
その言葉に叔父様が複雑な表情を浮かべるのがわかった。正直、王国の国王と王妃の結婚は政略結婚である場合が多いのでそこに愛がないことはよくあることではあると認識している。
しかし、父である国王陛下はそもそも、王妃を尊重していて愛人がいるようには思えなかった。
「そうだ。ただ、それが……」
叔父様が私に何かを伝えようとした時、けたたましく通信機がなった。
「なんだ、今取り込み中だから切るぞ」
出るなり不機嫌につげた叔父様に、聞き覚えのある声が焦ったように叫んだ。
「師匠、色々面倒なことになりまして、時間がないので手短に話します!!」
下着を欲しがるタイプの変態のフラビンさんの声だったが、なぜか叔父様を師匠と呼んでいた。
「なぜか俺が王国の王子様だとか言い出した変なじいさんが居て、えらいことになってます!!」
その言葉に、今王国がカオスになっているという話題を思い出した。確か、ダプネー公爵が前国王にそっくりな若者を連れてきたという話だったが、まさかその人物って……。
「ああ、ダプネー公爵がお前を王城に連れて行って騒いでいるのは知っているが、まぁなんとかなるだろう」
「いやいや!!俺、王族の血なんて引いてないっすよ!!確かに俺はイケメンですが、元々は確か男爵家の生まれだけど三男で継ぐ家もないから平民になって家から抜け出した男に育てられたんっすよ!!なんか国王陛下と親子鑑定するとかいう話になってるし、このままじゃ俺は王家を語った罪で死刑っすよ!!」
やはり、ダプネー公爵が王子だと連れていったのがフラビンさんだったのかと驚きを隠せない。
「根拠はないが、お前なら大丈夫だろう。もし、失敗して死んだら墓前に仕方ないから私の下着を備えてやろう」
「いらないっす!!大体墓前に備えるならルーナちゃんのじゃないといやです!!」
「フラビンさん」
「はわわわ、わわわ、わわわルーナちゃん!!今の話は……」
私が急に話しかけたので今まで元気に変態していたフラビンさんが驚いたように叫んだ。
「フラビンさんにお願いがあります。王城の別棟にある市民用の地下牢にいる兄を解放するのを手伝ってください」
兄の居場所が分かった。叔父様に双子の鏡はそのまま話しかければ声は届くという情報を聞いて確認したので間違いはないだろう。
「お兄様は、王城の別棟にある市民用の地下牢にとらえられたウェイと一緒にいるようです」
その言葉に叔父様の顔色が変わった。
「なぜそんなところに閉じ込められている??ルーファスもウェイも王城に居たはずだが……」
予想外の事態に叔父様も焦っているのかもしれない。
「……ルーファスも私にとっては可愛い甥だ。それをそんなところに閉じ込めるなど……、国王許すまじ」
「あの、叔父様、国王陛下がそれをしたと思われるのですか??」
想像とは違う人物が出てきて、驚いて思わず聞くと、叔父様は苦虫を嚙み潰したような表情で話し始めた。
「……ルーナの気持ちを考えて今まで話してこなかったが、国王はルーナの母、私の姉を愛していなかった。正確には愛する者がいる」
「それは、愛人がいるということですか??」
その言葉に叔父様が複雑な表情を浮かべるのがわかった。正直、王国の国王と王妃の結婚は政略結婚である場合が多いのでそこに愛がないことはよくあることではあると認識している。
しかし、父である国王陛下はそもそも、王妃を尊重していて愛人がいるようには思えなかった。
「そうだ。ただ、それが……」
叔父様が私に何かを伝えようとした時、けたたましく通信機がなった。
「なんだ、今取り込み中だから切るぞ」
出るなり不機嫌につげた叔父様に、聞き覚えのある声が焦ったように叫んだ。
「師匠、色々面倒なことになりまして、時間がないので手短に話します!!」
下着を欲しがるタイプの変態のフラビンさんの声だったが、なぜか叔父様を師匠と呼んでいた。
「なぜか俺が王国の王子様だとか言い出した変なじいさんが居て、えらいことになってます!!」
その言葉に、今王国がカオスになっているという話題を思い出した。確か、ダプネー公爵が前国王にそっくりな若者を連れてきたという話だったが、まさかその人物って……。
「ああ、ダプネー公爵がお前を王城に連れて行って騒いでいるのは知っているが、まぁなんとかなるだろう」
「いやいや!!俺、王族の血なんて引いてないっすよ!!確かに俺はイケメンですが、元々は確か男爵家の生まれだけど三男で継ぐ家もないから平民になって家から抜け出した男に育てられたんっすよ!!なんか国王陛下と親子鑑定するとかいう話になってるし、このままじゃ俺は王家を語った罪で死刑っすよ!!」
やはり、ダプネー公爵が王子だと連れていったのがフラビンさんだったのかと驚きを隠せない。
「根拠はないが、お前なら大丈夫だろう。もし、失敗して死んだら墓前に仕方ないから私の下着を備えてやろう」
「いらないっす!!大体墓前に備えるならルーナちゃんのじゃないといやです!!」
「フラビンさん」
「はわわわ、わわわ、わわわルーナちゃん!!今の話は……」
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