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3章 国家運営と勇者

殲滅と新たな人材

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俺はユナを仲間に引き入れることにした。

俺は不老不死とはいえ国王だから命を狙われる。

それに、暗殺部隊作ってみたかった。

俺はユナに向かってある提示をした。

「あなたには3つの選択肢がある。
①死刑 ②犯罪奴隷 ③お前がいたところに案内をして俺の暗殺部隊に入る」

ユナは口を開けたまま固まっていた。

そりゃ国王を狙って未遂だろうが死刑は免れないのに仲間に引き入れるとか言っているから。

「①②はオススメはしない。③を選べばあなたがいたところは殲滅するが何人か助けてあなたと同じ暗殺部隊として忠誠を誓ってもらう。衣食住は、不便なく生活もできるし、友達もできるかもしれない。ゆっくり考えてね」

俺は、そう言って牢屋のある建物から出た。

国王になってから自由が効かなくなったからこのくらいはいいかな笑

数日後、ユナから決めたという連絡が兵士伝手できた。

俺は、ユナのところに向かった。

「王様…③でお願いします。私の友人を助けてください。名前は、イナって言います。糸を使う子なのですぐに分かるかもです。」

ユナはそう言って眠ってしまった。

俺は、ユナの記憶を覗いた時に見た場所に向かった。

俺は、正面から堂々と入って殲滅にあたった。

〈フェン〉や〈カイバ〉を連れてきて正解だった。

逃げようとする人はすぐに〈フェン達〉に捕まる。

すると、俺の前に糸を使う子が現れた。

「君はユナの友達かい?」

俺はそう聞くとピクって反応した。

「ユナは死んだ。だからお前を殺して私も死んでユナを弔う。そのために死ね!」

そんな感じで突っかかってくる。

「ユナは生きてるぞ!死んだという洗脳で使い捨ての駒にしようとしてたみたいだから。君を、助けてほしいってユナからの依頼だから。」

「嘘だ!嘘だ!そんなはずは…」

俺は、その錯乱している隙に気絶させてアジトを殲滅した。

俺は、ユナの元に糸使いを連れて行った。

「ユナ、この子か?洗脳されてたから気絶させた」

そう言って引き渡した。

ユナは涙を流した。

糸使いの子が起きてきた。

「ユナは死んだ。」

まだそんなこと言ってると俺は思いつつユナがいる方に指を指した。

「ユナ…生きてる!嘘じゃなかったんだ。」

感極まって泣き出した。

俺は、その間に糸使いの子を鑑定した。

イナ 10歳 Lv20♀ 
HP50         素早さ 200 
MP50        防御10
攻撃100
スキル 糸操作
固有能力 夜目、糸生成

暗殺部隊作るか!

サラトーニ国のきな臭さには注意しとかないとな。
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