15 / 74
1話:対神の治める土地
10.対神(1)
しおりを挟む
「ぐぅ、うぅうううう……」
烏羽が笑い転げていつも通りに発狂している傍ら、突っ立ったままの薄藍は奇声を発している。とてもではないが、正気には見えない。ガシガシと頭を掻き毟り、こちらもこちらでシンプルに正常な状態とは言い難かった。
「ちょっと、烏羽」
「ええ! 説明が遅れてしまい、申し訳ありません召喚士殿! 少々、愉しくなってしまいまして!」
「は? いや、愉しいとかそういう話じゃなく――」
「先程も申し上げました通り、奴は神使。薄藍です。ええ、薄色しりぃずの一角ですね。ところで……神使は必ず、2人以上を一組とした対神なるものが存在します」
「対神?」
「ええ。もともと、独立した1体で主神が神使を創り出す事はありません。必ず、同時に2体以上を作成し、それを対神とします」
「……同期みたいなもんかな」
「ふふ、ええ、あながち間違ってはいませんよ。ただまあ……そのような関係性より、一等濃い物ではあるかと。ええ!」
――何だか嫌な予感がしてきた。
未だに頭を抱えて発狂している薄藍をちら、と見る。何故急に烏羽は対神の話を始めたのだろうか? その意図はどこに?
背筋に嫌な汗が滲む。とんでもなく最低な理由が今目の前にあるのを、本能が先に悟っている。それでも花実は彼の愉しげな様子について、尋ねざるを得なかった。
「……それで、烏羽はどうしてそんなに楽しそうなの?」
「よくぞ聞いて下さいました! ええ! 実はそこの薄藍と――薄桜、件の対神です! あの小娘、コレを隠していたのですねぇ、ええ! あっはっはっはっは!! んふふふ、いえ、失礼! ふふふ……」
「確かに様子はおかしいけれど、敵じゃ無いかも――」
「まさか! 召喚士殿、先程奴に殺されかけたのをもうお忘れですか? 何の躊躇いもなく、先に消すべき対象である貴方を狙ってきたではありませんか!」
――そういやそうだった。
あまりにも速すぎて見えなかったせいで、記憶からも信じられない速度で消えていた。そもそも現代日本において命を狙われるなんて、そんな事はそうそう起こらない。それをゲームの中だけ危機感を持てというのは土台無理な話だ。
そして同時に薄桜と薄藍の関係性が対神という事実。自分から見れば同期のようなものなのだが、烏羽にとっては現状がお気に召しているらしい。
では薄桜は何を隠していたのか? もう答えは目の前に。明らかに様子がおかしい薄藍という神使を主神から遣わされたであろう召喚士から庇っていたのだ。では何故、自分から彼を隠し立てしたかったのか?
理由は先程分かった。汚泥側の戦力として薄藍が倒されるのを回避する為だ。烏羽を恐がっていたのも、現状を鑑みれば面白がって引っ掻き回す未来が見えていたから。状況を掻き乱されないよう、早々に帰るように言ってきたのだ。
「烏羽にも、対神っているの?」
「今、それを確認します? 勿論、私にも対になる存在が1人存在しますね。ええ。もういいですか、その話。私に彼奴の事を思い出させないで頂きたいので。ええ」
心底嫌そうな顔をしている烏羽のそれは、紛れもなく本心のようだった。彼等の関係性はそれのようだが、薄藍と薄桜はどうだろうか。分からない。
チラ、と少し落ち着いて来た薄藍の様子を伺う。濁った暗い瞳がこちらを見ていてゾッとした。そこに明確な意思が存在しているようにはまるで思えなかったからだ。
「――さて、薄藍殿。申し開きはありませんか? 貴方が今、襲い掛かった相手は召喚士……ええ、主神への背信行為でございます!」
「……める」
「はい? 何でしょうか?」
「沈める……村も町も……うう……」
「おや、お話にならないようですね。ええ」
ブリキの人形のようなぎこちなさで、薄藍が持っていた短刀を構え直す。切り裂く、と言うより相手の急所を一突きにするような体勢だ。薄桜の鉄扇といい、烏羽の徒手空拳といい、神使ごとに異なる戦闘スタイルを持っている様子。勿論、全て同じ戦闘エフェクトよりずっと良い事なのだけれど。
意識を飛ばしていると、第二ラウンド開始を告げるかのように烏羽の周囲に水の気配が満ちる。
それに応じるように薄藍もまた、ぐっと姿勢を落とした。汚泥の中から飛び出してきた時のように、素早い攻撃を得意とするのかもしれない。見た目もかなり身軽そうだし、長期戦には向かないようなステータスとかパラメーターを――
――いや、待って。そういえば神使のステータスとかって、どこにも見当たらないけど数値周りはどうなってるの?
はたと気付く。このゲームが始まってから、まだ一度もそう言った類いの数字を見た記憶がない。所詮はゲームエンジョイ勢なのであまり気にしないのだが、こうも他神使と能力差があり、且つレア度が見た感じ存在しないのに。こんなに性能差がある事ってある?
攻略サイトとかに公式には存在しないレア度とか、未来では書かれていそうだなとそう思った。
が、このシリアスな空気で烏羽へ訊ねる訳にもいかない。ストーリーが終わって、社に戻ったら確認してみよう。
そう決めたと同時、全く急に薄藍が動いた。彼はまるでネコ科の動物みたいだ。軽やかに地を蹴ったかと思えば、えげつない速度が生まれる。見た目は少年のそれでも、やはり神使は人外的な存在と再認識させられた。
はは、と乾いた笑い声を漏らした烏羽が、ひらりとその身を反転させた。必要最低限の動きで薄藍の特攻を躱す。しかし、完全には避け切れなかったのかヒラヒラとした裾が一部、ざっくりと裂けてしまった。
「――む、耄碌しましたかね……」
本人も完璧に避けたと思っていたのか、やや不思議そうな顔をしている。
ぶつぶつ、と愚痴では無い文言を口の中で転がした彼は、一連の作業を終えると不敵な笑みを浮かべて見せた。
「やはり、突っ込んで来る猪に真正面から挑むなど、理性ある神使のする事ではありませんでしたね、ええ。もっと賢く! 優雅に致しましょう、ええ!」
薄藍は言葉を発さない。聞いていない訳ではないのだろうが、烏羽に対しまともにうてあう気は無いようだ。
再度、薄藍が疾走を開始する。弾丸のような速度で繰り出される、蜂の一刺しのようなそれ。大抵の人類であれば、それを知覚する事も出来ないまま串刺しにされているであろう。
ただし、対峙しているのも神使。烏羽だ。一般人のセオリーに沿うはずもない。
薄藍が一直線に烏羽へと迫り、迫って――瞬きの刹那、非常に痛々しいゴツンという鈍い音が響いた。
「なにこれ」
間抜けな台詞を吐いたのは花実自身である。
というのも、先程までは絶対に存在していなかった不可視の壁。それにぶつかった薄藍が短刀を持った方の腕をピンと伸ばした姿勢で静止していたのである。
壁がある事に気付けたのは偏に薄藍その人が刃物を持った方の腕で何枚かの壁を貫き、不可視の壁を破壊したからだ。卵の殻のようにパリパリと剥げ落ちたそれは不可視性を僅かに失い、肉眼で確認が出来るような半透明さに落ち着いている。
ポタポタとガラスのような鋭利さを持っている壁の破片で傷付いた、薄藍の腕から鮮血が滴り落ちる。加えて壁に衝突したであろう彼の額にも血が滲んでいるのが見て取れた。
人を襲う姿勢の見本。そんな体勢のまま停止していた薄藍が僅かに身動ぎする。対し、仕掛けた張本人である烏羽はそれを鼻で笑った。罠に掛かった害獣でも見るかのような、冷え冷えとした視線を湛えてだ。
烏羽が笑い転げていつも通りに発狂している傍ら、突っ立ったままの薄藍は奇声を発している。とてもではないが、正気には見えない。ガシガシと頭を掻き毟り、こちらもこちらでシンプルに正常な状態とは言い難かった。
「ちょっと、烏羽」
「ええ! 説明が遅れてしまい、申し訳ありません召喚士殿! 少々、愉しくなってしまいまして!」
「は? いや、愉しいとかそういう話じゃなく――」
「先程も申し上げました通り、奴は神使。薄藍です。ええ、薄色しりぃずの一角ですね。ところで……神使は必ず、2人以上を一組とした対神なるものが存在します」
「対神?」
「ええ。もともと、独立した1体で主神が神使を創り出す事はありません。必ず、同時に2体以上を作成し、それを対神とします」
「……同期みたいなもんかな」
「ふふ、ええ、あながち間違ってはいませんよ。ただまあ……そのような関係性より、一等濃い物ではあるかと。ええ!」
――何だか嫌な予感がしてきた。
未だに頭を抱えて発狂している薄藍をちら、と見る。何故急に烏羽は対神の話を始めたのだろうか? その意図はどこに?
背筋に嫌な汗が滲む。とんでもなく最低な理由が今目の前にあるのを、本能が先に悟っている。それでも花実は彼の愉しげな様子について、尋ねざるを得なかった。
「……それで、烏羽はどうしてそんなに楽しそうなの?」
「よくぞ聞いて下さいました! ええ! 実はそこの薄藍と――薄桜、件の対神です! あの小娘、コレを隠していたのですねぇ、ええ! あっはっはっはっは!! んふふふ、いえ、失礼! ふふふ……」
「確かに様子はおかしいけれど、敵じゃ無いかも――」
「まさか! 召喚士殿、先程奴に殺されかけたのをもうお忘れですか? 何の躊躇いもなく、先に消すべき対象である貴方を狙ってきたではありませんか!」
――そういやそうだった。
あまりにも速すぎて見えなかったせいで、記憶からも信じられない速度で消えていた。そもそも現代日本において命を狙われるなんて、そんな事はそうそう起こらない。それをゲームの中だけ危機感を持てというのは土台無理な話だ。
そして同時に薄桜と薄藍の関係性が対神という事実。自分から見れば同期のようなものなのだが、烏羽にとっては現状がお気に召しているらしい。
では薄桜は何を隠していたのか? もう答えは目の前に。明らかに様子がおかしい薄藍という神使を主神から遣わされたであろう召喚士から庇っていたのだ。では何故、自分から彼を隠し立てしたかったのか?
理由は先程分かった。汚泥側の戦力として薄藍が倒されるのを回避する為だ。烏羽を恐がっていたのも、現状を鑑みれば面白がって引っ掻き回す未来が見えていたから。状況を掻き乱されないよう、早々に帰るように言ってきたのだ。
「烏羽にも、対神っているの?」
「今、それを確認します? 勿論、私にも対になる存在が1人存在しますね。ええ。もういいですか、その話。私に彼奴の事を思い出させないで頂きたいので。ええ」
心底嫌そうな顔をしている烏羽のそれは、紛れもなく本心のようだった。彼等の関係性はそれのようだが、薄藍と薄桜はどうだろうか。分からない。
チラ、と少し落ち着いて来た薄藍の様子を伺う。濁った暗い瞳がこちらを見ていてゾッとした。そこに明確な意思が存在しているようにはまるで思えなかったからだ。
「――さて、薄藍殿。申し開きはありませんか? 貴方が今、襲い掛かった相手は召喚士……ええ、主神への背信行為でございます!」
「……める」
「はい? 何でしょうか?」
「沈める……村も町も……うう……」
「おや、お話にならないようですね。ええ」
ブリキの人形のようなぎこちなさで、薄藍が持っていた短刀を構え直す。切り裂く、と言うより相手の急所を一突きにするような体勢だ。薄桜の鉄扇といい、烏羽の徒手空拳といい、神使ごとに異なる戦闘スタイルを持っている様子。勿論、全て同じ戦闘エフェクトよりずっと良い事なのだけれど。
意識を飛ばしていると、第二ラウンド開始を告げるかのように烏羽の周囲に水の気配が満ちる。
それに応じるように薄藍もまた、ぐっと姿勢を落とした。汚泥の中から飛び出してきた時のように、素早い攻撃を得意とするのかもしれない。見た目もかなり身軽そうだし、長期戦には向かないようなステータスとかパラメーターを――
――いや、待って。そういえば神使のステータスとかって、どこにも見当たらないけど数値周りはどうなってるの?
はたと気付く。このゲームが始まってから、まだ一度もそう言った類いの数字を見た記憶がない。所詮はゲームエンジョイ勢なのであまり気にしないのだが、こうも他神使と能力差があり、且つレア度が見た感じ存在しないのに。こんなに性能差がある事ってある?
攻略サイトとかに公式には存在しないレア度とか、未来では書かれていそうだなとそう思った。
が、このシリアスな空気で烏羽へ訊ねる訳にもいかない。ストーリーが終わって、社に戻ったら確認してみよう。
そう決めたと同時、全く急に薄藍が動いた。彼はまるでネコ科の動物みたいだ。軽やかに地を蹴ったかと思えば、えげつない速度が生まれる。見た目は少年のそれでも、やはり神使は人外的な存在と再認識させられた。
はは、と乾いた笑い声を漏らした烏羽が、ひらりとその身を反転させた。必要最低限の動きで薄藍の特攻を躱す。しかし、完全には避け切れなかったのかヒラヒラとした裾が一部、ざっくりと裂けてしまった。
「――む、耄碌しましたかね……」
本人も完璧に避けたと思っていたのか、やや不思議そうな顔をしている。
ぶつぶつ、と愚痴では無い文言を口の中で転がした彼は、一連の作業を終えると不敵な笑みを浮かべて見せた。
「やはり、突っ込んで来る猪に真正面から挑むなど、理性ある神使のする事ではありませんでしたね、ええ。もっと賢く! 優雅に致しましょう、ええ!」
薄藍は言葉を発さない。聞いていない訳ではないのだろうが、烏羽に対しまともにうてあう気は無いようだ。
再度、薄藍が疾走を開始する。弾丸のような速度で繰り出される、蜂の一刺しのようなそれ。大抵の人類であれば、それを知覚する事も出来ないまま串刺しにされているであろう。
ただし、対峙しているのも神使。烏羽だ。一般人のセオリーに沿うはずもない。
薄藍が一直線に烏羽へと迫り、迫って――瞬きの刹那、非常に痛々しいゴツンという鈍い音が響いた。
「なにこれ」
間抜けな台詞を吐いたのは花実自身である。
というのも、先程までは絶対に存在していなかった不可視の壁。それにぶつかった薄藍が短刀を持った方の腕をピンと伸ばした姿勢で静止していたのである。
壁がある事に気付けたのは偏に薄藍その人が刃物を持った方の腕で何枚かの壁を貫き、不可視の壁を破壊したからだ。卵の殻のようにパリパリと剥げ落ちたそれは不可視性を僅かに失い、肉眼で確認が出来るような半透明さに落ち着いている。
ポタポタとガラスのような鋭利さを持っている壁の破片で傷付いた、薄藍の腕から鮮血が滴り落ちる。加えて壁に衝突したであろう彼の額にも血が滲んでいるのが見て取れた。
人を襲う姿勢の見本。そんな体勢のまま停止していた薄藍が僅かに身動ぎする。対し、仕掛けた張本人である烏羽はそれを鼻で笑った。罠に掛かった害獣でも見るかのような、冷え冷えとした視線を湛えてだ。
0
あなたにおすすめの小説
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
3歳で捨てられた件
玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
死に戻ったら、私だけ幼児化していた件について
えくれあ
恋愛
セラフィーナは6歳の時に王太子となるアルバートとの婚約が決まって以降、ずっと王家のために身を粉にして努力を続けてきたつもりだった。
しかしながら、いつしか悪女と呼ばれるようになり、18歳の時にアルバートから婚約解消を告げられてしまう。
その後、死を迎えたはずのセラフィーナは、目を覚ますと2年前に戻っていた。だが、周囲の人間はセラフィーナが死ぬ2年前の姿と相違ないのに、セラフィーナだけは同じ年齢だったはずのアルバートより10歳も幼い6歳の姿だった。
死を迎える前と同じこともあれば、年齢が異なるが故に違うこともある。
戸惑いを覚えながらも、死んでしまったためにできなかったことを今度こそ、とセラフィーナは心に誓うのだった。
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
神は激怒した
まる
ファンタジー
おのれえええぇえぇぇぇ……人間どもめぇ。
めっちゃ面倒な事ばっかりして余計な仕事を増やしてくる人間に神様がキレました。
ふわっとした設定ですのでご了承下さいm(_ _)m
世界の設定やら背景はふわふわですので、ん?と思う部分が出てくるかもしれませんがいい感じに個人で補完していただけると幸いです。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる