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19話
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あれからライラを連れて荷造りをしたけど荷物ってあまり無いわね。もともとドレスを着て夜会やお茶会に参加すること自体あまり無かったし・・・。
逆に戦闘用のピッタリしたボンテージはバリエーション豊富であった。戦うことがあまり無いだろうから必要無い?でも念のため持って行こう。
「荷造りも終わったしディアス様とお父様の様子でも見てこようかしら?」
そうだわ、先にお父様の方に行こう。怪我の手当てが終わっているだろうし執務室かしら?
私は執務室へ行ってノックをした。
「お父様、入りますわよ?」
あら、声がしない?居ないのかしら。ノックをしても返事が無いけど開けてみましょう。
「・・・やっぱり居ないわ」
中を覗いてみたらお父様はいない。
・・・まさかっ?!
・・・ガチャ。
「お母様、お父様は怪我人ですわ!無茶な体勢は怪我を悪化させますので止めてください!」
やっぱり地下のお仕置き部屋でお父様が吊るされていた。一応治癒魔法で骨折は治してあるが細かな傷がまだ痛々しい感じだ。
「違うんだリリー、これは私が頼んだ事だから気にするな」
「そうよ?旦那様はちょーっと試合後の高揚感が抜けずに我慢していたから私が発散させているのよ」
あぁ、試合して久しぶりに高揚しているのね。二人仲良く寝室でイチャコラして無いだけマシなのかしら?
「・・・それならしょうがないですわ。では用件だけ言っておきます。私、明日にはディアス様の国に行くので学園の退学手続き等お願いします。暫くはあちらの国で勉強しなければいけませんので」
カレン様や駄犬・・・間違えましたわ。カルロス様と会えなくなるのは少し寂しいですわね。なんだかんだで仲良くしていただいてましたし。
「分かった。こちらで諸々処理しておこう。まさかリリーが国外に嫁に行くとは思いもしなかったが嫌になったら直ぐに帰ってこい」
「そうですね、さすが私の娘だわ。あんなに溺愛してくれる人を捕まえて来たのですもの!逃しては駄目よ?」
「お父様、お母様出来ればお仕置き部屋じゃ無いところで言って欲しかったですわ。・・・でもありがとうございます。二人の娘として精一杯努めてきますわ!!」
私は地下から上がってディアス様の元へ向かった。
コンコンッ!
「ディアス様?リリーです、わっ・・・!?」
「リリー、会いたかった。待ちくたびれたよ!荷造りは終わったかい?」
ドアを開けようとしたらディアス様が開けて出迎えてくれた。ビックリするから急に開けるのはやめて欲しいわ!
「ディアス様!?急にドアを開けたら危ないですわ!私も会いたかったですけど・・・」
「荷造りは終わりましたわ。あの、明日の移動手段はどうなさるのですか?来た時と同じ様にディアス様に乗って行く訳じゃ無いですよ、ね?」
「リリー愛してる、これからずっと一緒にいられるなんて幸せだ!あー抱き心地も最高だ。どうしよう最高だ・・・」
何か様子がおかしい?!いきなりそんな事を言われると恥ずかしいですわ!まさかディアス様まで試合後の高揚感が抜けてないの?!
「・・・リリー様、ご主人のそれは通常です。なので適度で止めないと危ないです。テンション上がり過ぎてそのままベッドインされます!!因みに俺は死にたく無いので止められません!」
「・・・何ですって?!ちょっとルイスっ、そんなこと言ってないでディアス様を離すの手伝いなさいよ!」
「ディアス様も離れてください!明日の予定を決めないと行けませんのよ?!」
毎回こんな事になるのは嫌よ!私はディアス様に抱きつかれたままジリジリとベッドに近づいてきた。
私の貞操が危ない!!
反撃するにしても今日の服には鞭が装着出来ないから太腿に付けてるのよね・・・。
「ルイス!目を瞑りなさい!」
「え?はい!」
ルイスが目を瞑った瞬間私はスカートを捲り上げ鞭を取った!
「いい加減にっ、離しなさーい!!」
手首のスナップをきかせバチーンとディアス様へ鞭を叩き込んだ。
「グハッ!?」
ディアス様が私を離しよろめいた。
「ディアス様、私とお話ししましょうか・・・」
私はディアス様を正座させてお話しを延々としたのだった・・・。
逆に戦闘用のピッタリしたボンテージはバリエーション豊富であった。戦うことがあまり無いだろうから必要無い?でも念のため持って行こう。
「荷造りも終わったしディアス様とお父様の様子でも見てこようかしら?」
そうだわ、先にお父様の方に行こう。怪我の手当てが終わっているだろうし執務室かしら?
私は執務室へ行ってノックをした。
「お父様、入りますわよ?」
あら、声がしない?居ないのかしら。ノックをしても返事が無いけど開けてみましょう。
「・・・やっぱり居ないわ」
中を覗いてみたらお父様はいない。
・・・まさかっ?!
・・・ガチャ。
「お母様、お父様は怪我人ですわ!無茶な体勢は怪我を悪化させますので止めてください!」
やっぱり地下のお仕置き部屋でお父様が吊るされていた。一応治癒魔法で骨折は治してあるが細かな傷がまだ痛々しい感じだ。
「違うんだリリー、これは私が頼んだ事だから気にするな」
「そうよ?旦那様はちょーっと試合後の高揚感が抜けずに我慢していたから私が発散させているのよ」
あぁ、試合して久しぶりに高揚しているのね。二人仲良く寝室でイチャコラして無いだけマシなのかしら?
「・・・それならしょうがないですわ。では用件だけ言っておきます。私、明日にはディアス様の国に行くので学園の退学手続き等お願いします。暫くはあちらの国で勉強しなければいけませんので」
カレン様や駄犬・・・間違えましたわ。カルロス様と会えなくなるのは少し寂しいですわね。なんだかんだで仲良くしていただいてましたし。
「分かった。こちらで諸々処理しておこう。まさかリリーが国外に嫁に行くとは思いもしなかったが嫌になったら直ぐに帰ってこい」
「そうですね、さすが私の娘だわ。あんなに溺愛してくれる人を捕まえて来たのですもの!逃しては駄目よ?」
「お父様、お母様出来ればお仕置き部屋じゃ無いところで言って欲しかったですわ。・・・でもありがとうございます。二人の娘として精一杯努めてきますわ!!」
私は地下から上がってディアス様の元へ向かった。
コンコンッ!
「ディアス様?リリーです、わっ・・・!?」
「リリー、会いたかった。待ちくたびれたよ!荷造りは終わったかい?」
ドアを開けようとしたらディアス様が開けて出迎えてくれた。ビックリするから急に開けるのはやめて欲しいわ!
「ディアス様!?急にドアを開けたら危ないですわ!私も会いたかったですけど・・・」
「荷造りは終わりましたわ。あの、明日の移動手段はどうなさるのですか?来た時と同じ様にディアス様に乗って行く訳じゃ無いですよ、ね?」
「リリー愛してる、これからずっと一緒にいられるなんて幸せだ!あー抱き心地も最高だ。どうしよう最高だ・・・」
何か様子がおかしい?!いきなりそんな事を言われると恥ずかしいですわ!まさかディアス様まで試合後の高揚感が抜けてないの?!
「・・・リリー様、ご主人のそれは通常です。なので適度で止めないと危ないです。テンション上がり過ぎてそのままベッドインされます!!因みに俺は死にたく無いので止められません!」
「・・・何ですって?!ちょっとルイスっ、そんなこと言ってないでディアス様を離すの手伝いなさいよ!」
「ディアス様も離れてください!明日の予定を決めないと行けませんのよ?!」
毎回こんな事になるのは嫌よ!私はディアス様に抱きつかれたままジリジリとベッドに近づいてきた。
私の貞操が危ない!!
反撃するにしても今日の服には鞭が装着出来ないから太腿に付けてるのよね・・・。
「ルイス!目を瞑りなさい!」
「え?はい!」
ルイスが目を瞑った瞬間私はスカートを捲り上げ鞭を取った!
「いい加減にっ、離しなさーい!!」
手首のスナップをきかせバチーンとディアス様へ鞭を叩き込んだ。
「グハッ!?」
ディアス様が私を離しよろめいた。
「ディアス様、私とお話ししましょうか・・・」
私はディアス様を正座させてお話しを延々としたのだった・・・。
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