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初代様3
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薄暗い部屋の中で4人は脱力していた。夢であってほしい。悪い夢をみているだけだ。明日になれば、またいつもと同じようになっていてほしい。硬く目を閉じて願ったが、あの悲惨な広場が目に浮かぶ・・・あれは現実。
だれ一人として口を開く者はいなかった。だがベッドルームから自分を呼ぶ声が聞こえる。
「ディエゴ!ディエゴ!こっちに来い!」
ディエゴはベッドルームへ入った。
「ジギスムント・・・今日は色々あって・・・」
「知ってる!この国の皇太子とやらが、この村を襲撃したんだろ!生存者はお前たち以外はゼロ。広場は血の海・・・そうだろ?」
「ああ・・・そうだ・・・なんで知ってる?」
「オレは魔鏡だよ!この国いや!この世界のことなら、何でもわかる!ただ未来まではわからん!現在進行形のものまでだがな・・・それでお前どうする?」
「どうするって?」
「復讐するか?それともこのまま泣き寝入りするか?どっちだ?」
「泣き寝入りはしない!絶対!正直、復讐してやりたいよ!あいつらに、同じように地獄を見せてやりたい!楽に殺しはしない!いたぶって!いたぶって!あいつらが、殺してくれ!と願い出るまで、嬲り倒してやりたいよ!!・・・・だけどそれじゃ根本的なところは解決できない。復讐すればオラたちの気は晴れるが、今度オラたちがやり返される。それか違うところに被害が及ぶかもしれない・・・そんなの解決にはならない・・・」
「そうか・・・それじゃーお前に情報をくれてやる。あの皇太子と名乗った奴は、皇太子じゃない!たしかに王族で、皇太子候補ではあるが、決定じゃない!この国の王は魔力量で決まる。魔力が多いものが次期国王となる。
血筋は重視されないようだ。あのバカ坊は正妃腹で甘やかされて育ってきている。王妃は隣国のお姫様で、この国に嫁いできている。もともと政略結婚で王と王妃の間には愛情はない!なので一人息子のバカ坊を溺愛し、この国の王にしようと躍起になっているなー・・・そして魔力量を増やそうと、この村を襲った。アホな大臣が『人間に魔力をぶつけると魔力が増える』っていうデマの言い伝えを鵜呑みにし、それを王妃に伝えた。そしてバカ坊は実行したと・・・・そういう訳だ!」
「ますます腸が煮えくり返る・・・聞いてよかったのか?聞かなきゃよかったのか?・・・クッソー!!あいつらー!唯じゃおかないからなー」
ディエゴはバンバンとベッドを叩きながら、叫んだ。
「それでお前に朗報だ!これも聞いてよかったか?聞かなきゃよかったのか?わからんが、とりあえず重要なカードだ!お前。親父さんから短剣を貰っているだろ?装飾が派手な短剣」
「貰ってる。父さんが死ぬ前にオラにくれた。食うに困ったら売れって」
「その短剣なー王族の証の短剣だ!お前の親父さんは、現国王の実兄。本来なら、お前の親父さんが国王だったんだ。なんやかんやあり、親父さんは、カミさんと、お前のお袋さんな!カミさんと二人でこの村に移り住んだということだ。現国王と親父さんは仲がよかった。なので兄貴の子供が現れたら、王族に迎える気でいる。ただお前の存在は王は、知らない。がっ!アホ大臣は知っていて、この村が襲撃された。混乱に生じて、お前を亡き者にしたかったんだろう。ひとりでも候補は少ないほうが、いいからな」
「それじゃーこの村が襲われたのは・・・・オラのせい・・・」
「そうだな・・・悪りーな。オレはその場しのぎの慰めはできん!お前が傷つくことはわかるが・・・現実をしっかり受け止めてくれ。お前がこれから立ち向かおうとしているは魑魅魍魎だ。同じ人間とおもうな!」
ディエゴは混乱していた。自分のせいで村が襲われ、その理由が自分が王族だから・・・
なんてくだらない!権力に取り付かれたバカな奴らめ!大きな権力を持てば、それと同じ分、責任も生じてくるのに・・・この国の最大権力の国王はただふんぞり返って、自分の欲望がすべて、まかり通るとでもおもっているのか?政治。経済。王の判断でこの国が民がどうなるのか?その判断ですべて決まるのに・・・・オラたちの村長も頭を悩ましていた。父さんが生きていたころ、村長はよく父さんに相談していた。こんな小さな村だって色々、問題はある。村長はけして、偉そうにふんぞり返っていなかった!なぜだ?!なぜ王族がそれに気づかない?情けない!くだらない!嘆かわしい!・・・・・悔しい・・・オラがこの国を変える!こんなバカなこと二度とないようにしてやる!
「ジギスムント・・・オラ王都へ行くよ!王様に会う」
「わかった!オレとサイモンジ殿を持っていけよ!忘れるなよ!オレたち足がないんだから。それと今行くには準備が不十分だ。お前と友達を鍛えてからだ!オレがお前たちを鍛えてやる。猶予は1年だ。いいな?死ぬ気でやれよ?生半可な覚悟じゃ、すぐ返り討ちにあうぞ!」
「ああ。よろしく頼む!」
こうしてディエゴと3人はジギスムントから魔法。サイモンジから剣術を習った。
余談
「・・・・・・・・」
「ディエゴ?俺たちなんで、鏡の前に立たされたままなんだ?」
「ディエゴ?これはなんの訓練だ?」
「ディエゴ?ボクおなかすいた・・・」
「あれ?聞こえない?この鏡じゃべるんだよ!この剣も!ええー聞こえない?今すっごくじゃべってるのに!」
「「「全然」」」
「ちなみち今、なにしゃべってるの?」
「小話・・・えー毎度ばかばかしいお話を一席・・・・おや?はっつあんどこへ行くんだい?・・・てやんでーべらぼうめーこっちとら江戸っ子でーい!」
「テヤンデイーベラボウメーコッチトラエドッコデイ???」
「なに?呪文?」
「おなかすいたー」
この時、初めて気づいたのだった!ジギスムントとサイモンジの声は、ディエゴにしか聞こえないことに・・・
だれ一人として口を開く者はいなかった。だがベッドルームから自分を呼ぶ声が聞こえる。
「ディエゴ!ディエゴ!こっちに来い!」
ディエゴはベッドルームへ入った。
「ジギスムント・・・今日は色々あって・・・」
「知ってる!この国の皇太子とやらが、この村を襲撃したんだろ!生存者はお前たち以外はゼロ。広場は血の海・・・そうだろ?」
「ああ・・・そうだ・・・なんで知ってる?」
「オレは魔鏡だよ!この国いや!この世界のことなら、何でもわかる!ただ未来まではわからん!現在進行形のものまでだがな・・・それでお前どうする?」
「どうするって?」
「復讐するか?それともこのまま泣き寝入りするか?どっちだ?」
「泣き寝入りはしない!絶対!正直、復讐してやりたいよ!あいつらに、同じように地獄を見せてやりたい!楽に殺しはしない!いたぶって!いたぶって!あいつらが、殺してくれ!と願い出るまで、嬲り倒してやりたいよ!!・・・・だけどそれじゃ根本的なところは解決できない。復讐すればオラたちの気は晴れるが、今度オラたちがやり返される。それか違うところに被害が及ぶかもしれない・・・そんなの解決にはならない・・・」
「そうか・・・それじゃーお前に情報をくれてやる。あの皇太子と名乗った奴は、皇太子じゃない!たしかに王族で、皇太子候補ではあるが、決定じゃない!この国の王は魔力量で決まる。魔力が多いものが次期国王となる。
血筋は重視されないようだ。あのバカ坊は正妃腹で甘やかされて育ってきている。王妃は隣国のお姫様で、この国に嫁いできている。もともと政略結婚で王と王妃の間には愛情はない!なので一人息子のバカ坊を溺愛し、この国の王にしようと躍起になっているなー・・・そして魔力量を増やそうと、この村を襲った。アホな大臣が『人間に魔力をぶつけると魔力が増える』っていうデマの言い伝えを鵜呑みにし、それを王妃に伝えた。そしてバカ坊は実行したと・・・・そういう訳だ!」
「ますます腸が煮えくり返る・・・聞いてよかったのか?聞かなきゃよかったのか?・・・クッソー!!あいつらー!唯じゃおかないからなー」
ディエゴはバンバンとベッドを叩きながら、叫んだ。
「それでお前に朗報だ!これも聞いてよかったか?聞かなきゃよかったのか?わからんが、とりあえず重要なカードだ!お前。親父さんから短剣を貰っているだろ?装飾が派手な短剣」
「貰ってる。父さんが死ぬ前にオラにくれた。食うに困ったら売れって」
「その短剣なー王族の証の短剣だ!お前の親父さんは、現国王の実兄。本来なら、お前の親父さんが国王だったんだ。なんやかんやあり、親父さんは、カミさんと、お前のお袋さんな!カミさんと二人でこの村に移り住んだということだ。現国王と親父さんは仲がよかった。なので兄貴の子供が現れたら、王族に迎える気でいる。ただお前の存在は王は、知らない。がっ!アホ大臣は知っていて、この村が襲撃された。混乱に生じて、お前を亡き者にしたかったんだろう。ひとりでも候補は少ないほうが、いいからな」
「それじゃーこの村が襲われたのは・・・・オラのせい・・・」
「そうだな・・・悪りーな。オレはその場しのぎの慰めはできん!お前が傷つくことはわかるが・・・現実をしっかり受け止めてくれ。お前がこれから立ち向かおうとしているは魑魅魍魎だ。同じ人間とおもうな!」
ディエゴは混乱していた。自分のせいで村が襲われ、その理由が自分が王族だから・・・
なんてくだらない!権力に取り付かれたバカな奴らめ!大きな権力を持てば、それと同じ分、責任も生じてくるのに・・・この国の最大権力の国王はただふんぞり返って、自分の欲望がすべて、まかり通るとでもおもっているのか?政治。経済。王の判断でこの国が民がどうなるのか?その判断ですべて決まるのに・・・・オラたちの村長も頭を悩ましていた。父さんが生きていたころ、村長はよく父さんに相談していた。こんな小さな村だって色々、問題はある。村長はけして、偉そうにふんぞり返っていなかった!なぜだ?!なぜ王族がそれに気づかない?情けない!くだらない!嘆かわしい!・・・・・悔しい・・・オラがこの国を変える!こんなバカなこと二度とないようにしてやる!
「ジギスムント・・・オラ王都へ行くよ!王様に会う」
「わかった!オレとサイモンジ殿を持っていけよ!忘れるなよ!オレたち足がないんだから。それと今行くには準備が不十分だ。お前と友達を鍛えてからだ!オレがお前たちを鍛えてやる。猶予は1年だ。いいな?死ぬ気でやれよ?生半可な覚悟じゃ、すぐ返り討ちにあうぞ!」
「ああ。よろしく頼む!」
こうしてディエゴと3人はジギスムントから魔法。サイモンジから剣術を習った。
余談
「・・・・・・・・」
「ディエゴ?俺たちなんで、鏡の前に立たされたままなんだ?」
「ディエゴ?これはなんの訓練だ?」
「ディエゴ?ボクおなかすいた・・・」
「あれ?聞こえない?この鏡じゃべるんだよ!この剣も!ええー聞こえない?今すっごくじゃべってるのに!」
「「「全然」」」
「ちなみち今、なにしゃべってるの?」
「小話・・・えー毎度ばかばかしいお話を一席・・・・おや?はっつあんどこへ行くんだい?・・・てやんでーべらぼうめーこっちとら江戸っ子でーい!」
「テヤンデイーベラボウメーコッチトラエドッコデイ???」
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