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お持ち帰り!
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トラックに轢かれて俺は死んだ。
そうそう、この展開だ。天使が現れて、それから例のあれだろ?
案の定、白いローブに身を包んだ天使が現れた。彼女が俺にチート能力を与えて異世界に飛ばしてくれるに違いない。
「いらっしゃいませ! おめでとうございます。お客様が一万人目の転生者でございます」
「はっ?」
「天界へようこそ! ご注文をどうぞ?」
ご注文!? なにこの違和感?
「メニューはこちらになっておりまーす」
「なになに……
異世界魔王のディアボロ風
異世界スローライフ農具を添えて
ドーシテコナッタ 魔法少女の異世界戦記
シェフの気まぐれ」
ファミレスか! おまえはファミレスのウェイトレスなのか!
だいたい一番下のはなんだ? 地雷臭しかしねぇ。
「この『シェフの気まぐれ』っていうのは?」
「ファミレスかと思って店に入ったら異世界への入り口だったというお話でーす」
「いいや。他のにする」
やっぱりだ。なんか見たことある展開だけど、クソみてぇな話だ。気まぐれな作家が書いた異世界ものなんて、ろくなもんじゃねぇ。どうせ天使が「いらっしゃいませー」とか言うんだろう。
やっぱ魔王だ。強大な力を使ってチートしまくるんだ。
「じゃあ、この『異世界魔王のディアボロ風』で」
「かしこまりました。ご一緒にハーレムはいかかですか?」
「ああ、それ別メニューなのね。付けといて」
「ありがとうございます。異世界でお召し上がりですか? それとも現世ですか?」
「えっ、持ち帰れるの?」
「はい」
想定外だ。持ち帰れるということは現世に生き返ってチート能力使いまくりってことだろう。そのうえ大勢の美女が惚れまくりだ。
「持って帰るわ」
「かしこまりました。ご注文を繰り返します。異世界魔王のディアボロ風、ハーレムセット。お持ち帰りで。以上でよろしいでしょうか?」
「うん」
「あっ、忘れていました。お客様は一万人目の転生者なので不死オプションも付けることができますが、いかがなさいますか?」
「よくわかんないけど、付けといて」
「神様、アンデッド入りまーす」
「えっ!? アンデッド? ちょ、まっ……」
「では、いってらっしゃいませ」
「あーーーー」
俺はスケルトンとして蘇った。警察官の拳銃が効かなかった俺に対して自衛隊が出動した。いま、総理大臣が記者会見で非常事態宣言を発令した。
どうしてこうなった!? こうなったら世界征服してやる!
そうそう、この展開だ。天使が現れて、それから例のあれだろ?
案の定、白いローブに身を包んだ天使が現れた。彼女が俺にチート能力を与えて異世界に飛ばしてくれるに違いない。
「いらっしゃいませ! おめでとうございます。お客様が一万人目の転生者でございます」
「はっ?」
「天界へようこそ! ご注文をどうぞ?」
ご注文!? なにこの違和感?
「メニューはこちらになっておりまーす」
「なになに……
異世界魔王のディアボロ風
異世界スローライフ農具を添えて
ドーシテコナッタ 魔法少女の異世界戦記
シェフの気まぐれ」
ファミレスか! おまえはファミレスのウェイトレスなのか!
だいたい一番下のはなんだ? 地雷臭しかしねぇ。
「この『シェフの気まぐれ』っていうのは?」
「ファミレスかと思って店に入ったら異世界への入り口だったというお話でーす」
「いいや。他のにする」
やっぱりだ。なんか見たことある展開だけど、クソみてぇな話だ。気まぐれな作家が書いた異世界ものなんて、ろくなもんじゃねぇ。どうせ天使が「いらっしゃいませー」とか言うんだろう。
やっぱ魔王だ。強大な力を使ってチートしまくるんだ。
「じゃあ、この『異世界魔王のディアボロ風』で」
「かしこまりました。ご一緒にハーレムはいかかですか?」
「ああ、それ別メニューなのね。付けといて」
「ありがとうございます。異世界でお召し上がりですか? それとも現世ですか?」
「えっ、持ち帰れるの?」
「はい」
想定外だ。持ち帰れるということは現世に生き返ってチート能力使いまくりってことだろう。そのうえ大勢の美女が惚れまくりだ。
「持って帰るわ」
「かしこまりました。ご注文を繰り返します。異世界魔王のディアボロ風、ハーレムセット。お持ち帰りで。以上でよろしいでしょうか?」
「うん」
「あっ、忘れていました。お客様は一万人目の転生者なので不死オプションも付けることができますが、いかがなさいますか?」
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「神様、アンデッド入りまーす」
「えっ!? アンデッド? ちょ、まっ……」
「では、いってらっしゃいませ」
「あーーーー」
俺はスケルトンとして蘇った。警察官の拳銃が効かなかった俺に対して自衛隊が出動した。いま、総理大臣が記者会見で非常事態宣言を発令した。
どうしてこうなった!? こうなったら世界征服してやる!
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