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041.アラビカ
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「そうか、そうか! 魔王を見つけたか!」
「はい、お父様。つきましては、魔王の拠点を見つけるべく、軍を派遣していただけないでしょうか?」
「もちろんだとも! すぐにでも将軍に部隊を編成させよう」
「ありがとうございます!」
「アラビカ、お前はよくやっている。誇りに思うぞ」
「お、お父様……! 必ずや、魔王を倒してみせますわ!」
やっと、やっとお父様に認めてもらえた。
目に涙が浮かぶのを必死に耐える。
姉や妹のように、微笑みを浮かべて臣下を労うだけの生活は合わなかった。
剣を振るう兄が羨ましく、姫という立場でありながら、甲冑に身を包んだ。
しかしその姿は、白い目で見られるだけだった。
それが、ようやく報われる。
「勇者とはどうなのだ?」
「タケルの力を頼らずとも、成し遂げてみせます!」
「お前だけでも倒せると言うのなら構わん。そうではない、勇者との関係についてだ」
「……お父様、わたくしの婚約者は、あの方でないとダメなのでしょうか?」
「上手くいっとらんのか?」
険しくなったお父様の表情に、慌てて首を振る。
「とんでもありません! 今でもわたくしや、パーティーメンバーの子たちに、いやらしい目を向けてきますもの。彼が好意を持っているのは明白ですわ」
「ふむ、パーティーメンバーは勇者の妾候補でもある。決して他の者に手綱を握らせるではないぞ」
「お任せください」
自分がパーティーのリーダーである自負はあった。
わたくしがいなければ、物事一つ決められませんものね。
タケルの婚約者という立場に甘んじているのも今の内。
魔王をわたくしが倒した暁には、堂々と婚約破棄を申し立ててあげますわ。
お父様も、わたくしの力に確信を持てれば許してくださるでしょう。そもそも王族のわたくしが、庶民に嫁ぐなどあってはならないのですから。
幼少の頃は、これでも勇者に憧れたものですが……タケルを目の当たりにして、幻想は消えましたわ。
「部隊の編成が整うまでは、ゆっくり休むといい」
「はい、失礼いたします」
お父様に労われ、執務室をあとにする。
自室に戻ると、ほどなくしてコナが訪ねてきた。
「珍しいわね、あなたから出向いてくるなんて」
コナは貴族令嬢でありながら、引きこもって魔導具の研究ばかりしている変人だ。
けれど型にはめられない姿勢には、好感を抱いていた。
コナもわたくしのように、成果を出していますものね。
若くして魔導具の博士号を所得し、天才と謳われる少女に、騎士の称号を得た自分を重ねる。
「魔王への、対応策を持ってきた」
「何ですって!? 魔法に関しては大丈夫ですの?」
「そこが、焦点」
魔王との戦闘時、信じられないがコナは魔法を封じられていた。
わたくしでは皆目見当もつきませんが……この様子だと、理由が判明したようですわね。
「魔王は、魔導具を使った」
「魔導具でそんなことができますの? 初耳ですわ」
「考えたことはあった。大陸にも魔素が多い場所、少ない場所がある。少ない場所では、大規模な魔法は使えない」
「自然にある魔素量が魔法に影響するのですわね」
「魔王は、魔導具で、その場の魔素をうんと少なくした」
「理屈はわかりますが、可能ですの?」
「理論上は可能。けれど作動させるには、大量の魔力が必要。大量の魔力で魔導具を起動させ、範囲内の魔素を減らす」
魔王はそれだけの魔力を持っているということなのかしら? それとも……。
「魔石が使われたと推測する」
「魔石でしたら、大量の魔力を有してますものね」
魔石は、魔力溜まりにある石が変質したもので、多くの魔力を内包している。
希少価値は高いものの、一つあるだけで、長期間魔導具を稼働させられた。
「大森林は魔素の多い場所」
「魔石が手に入りやすいのですわね」
カネフォラ王国が大森林に侵攻したい大きな理由の一つでもある。
エルフは難色を示すでしょうが、魔王討伐という大義名分があれば、引かざるを得ないでしょう。
魔王討伐が目的の一つでしかないことは、わたくしも理解していましてよ。
口にこそ出されませんが、お父様の真の目的は大森林を、エルフを手中に収めること。
薬に留まらず、エルフの技術は高い。大森林という魔素の多い環境も手伝って、魔法に関しては追随を許さなかった。
エルフを支配下に置ければ、ラッテ神王国への対抗手段となるのは自明の理。
いかんせん、勇者召喚は安定性がありませんものね。
一人の、それも異世界人に頼るのは、カネフォラ王国としても諸刃の剣だった。秘匿されているものの、過去には他国へ寝返った勇者もいる。
いつまでも勇者にだけ頼ってはいられない。
「これが、そう」
「同じ魔導具を作ったといいますの!?」
つい思考に沈みかけていたところを、コナに引き上げられる。
彼女の両手には配線が剥き出しの、無骨な魔導具があった。
「同じかはわからない。けれど理論はずっと考えてた」
先日の戦闘で、長らく悩んでいた理論の、解決の糸口を見つけたという。
「これで、範囲内の魔素を減らせる」
「お待ちになって! ドラゴニュートは長命種。長命種は魔素が少ない場所では……」
はやる気持ちを、コナに肯定される。
「弱体化する」
「ですが先の戦闘で、弱体化した気配は見られませんでしたわ」
「きっと魔王は範囲に入らず、私だけが入ってた」
「なんという朗報でしょう! 素晴らしいですわ、コナ!」
より安全に魔王を倒せるのに、越したことはない。
「けれど問題が二つ」
「……何がありますの?」
「一つは、範囲内にいる者は、全て魔法が使えなくなる。タケルの勇者の剣も」
「ただのなまくらになってしまいますのね? そこはわたくしがカバーしますわ」
コナも魔法が使えなくなるものの、むしろコナには魔導具の制御に専念してもらいたい。
苦労せず得たものは、肝心なときに使いものにならなくなるのね。
日々の積み重ねが大事なのだと納得する。
姫でありながら手に豆を作り、鍛えてきた成果が、ここにきて現れるのだ。
「相手が弱体化しているなら、わたくしとリンチェが前に出れば問題ありませんわ。見たところ、傍にいたのもエルフとオーガ。都合良く長命種ばかりでしたから」
一網打尽にできるとわかれば、自然と頬が緩んでくる。
「アラビカ、笑顔が怖い」
「聞かなかったことにしますわ。もう一つの問題は何ですの?」
「魔導具の起動には魔石が必要。範囲を広くすれば、それだけたくさんいる」
「国庫になら蓄えがありますが……お許しが出るかよね」
何せ前例のないこと。
お父様はよくても、宰相には反対される自信がありますわ。あの方は、未だにわたくしが剣を握るのを反対されていますし。
「手に入れる方法はわたくしが考えます。コナは、魔導具を万全のものにして頂戴」
「盗む?」
「最悪『借りる』ことになるでしょうが、魔王討伐のためですもの。成果が得られれば、許していただけますわ」
「アラビカに任せる」
コナが部屋を出るのを見届けながら、彼女なら魔王討伐後も側近に迎えたいと思う。
優秀な女性は大歓迎だった。
リンチェはツッケロ部族連合の息がかかってますから、引き入れるのは危険でしょうね。あえて手元に置いて、動向を窺うという手もありますが。
魔王討伐の道筋ができ、つい先々のことへ思考が飛んでしまう。
ふふふ、今までわたくしをバカにしてきた者たちに、目に物見せて差し上げますわ!
「はい、お父様。つきましては、魔王の拠点を見つけるべく、軍を派遣していただけないでしょうか?」
「もちろんだとも! すぐにでも将軍に部隊を編成させよう」
「ありがとうございます!」
「アラビカ、お前はよくやっている。誇りに思うぞ」
「お、お父様……! 必ずや、魔王を倒してみせますわ!」
やっと、やっとお父様に認めてもらえた。
目に涙が浮かぶのを必死に耐える。
姉や妹のように、微笑みを浮かべて臣下を労うだけの生活は合わなかった。
剣を振るう兄が羨ましく、姫という立場でありながら、甲冑に身を包んだ。
しかしその姿は、白い目で見られるだけだった。
それが、ようやく報われる。
「勇者とはどうなのだ?」
「タケルの力を頼らずとも、成し遂げてみせます!」
「お前だけでも倒せると言うのなら構わん。そうではない、勇者との関係についてだ」
「……お父様、わたくしの婚約者は、あの方でないとダメなのでしょうか?」
「上手くいっとらんのか?」
険しくなったお父様の表情に、慌てて首を振る。
「とんでもありません! 今でもわたくしや、パーティーメンバーの子たちに、いやらしい目を向けてきますもの。彼が好意を持っているのは明白ですわ」
「ふむ、パーティーメンバーは勇者の妾候補でもある。決して他の者に手綱を握らせるではないぞ」
「お任せください」
自分がパーティーのリーダーである自負はあった。
わたくしがいなければ、物事一つ決められませんものね。
タケルの婚約者という立場に甘んじているのも今の内。
魔王をわたくしが倒した暁には、堂々と婚約破棄を申し立ててあげますわ。
お父様も、わたくしの力に確信を持てれば許してくださるでしょう。そもそも王族のわたくしが、庶民に嫁ぐなどあってはならないのですから。
幼少の頃は、これでも勇者に憧れたものですが……タケルを目の当たりにして、幻想は消えましたわ。
「部隊の編成が整うまでは、ゆっくり休むといい」
「はい、失礼いたします」
お父様に労われ、執務室をあとにする。
自室に戻ると、ほどなくしてコナが訪ねてきた。
「珍しいわね、あなたから出向いてくるなんて」
コナは貴族令嬢でありながら、引きこもって魔導具の研究ばかりしている変人だ。
けれど型にはめられない姿勢には、好感を抱いていた。
コナもわたくしのように、成果を出していますものね。
若くして魔導具の博士号を所得し、天才と謳われる少女に、騎士の称号を得た自分を重ねる。
「魔王への、対応策を持ってきた」
「何ですって!? 魔法に関しては大丈夫ですの?」
「そこが、焦点」
魔王との戦闘時、信じられないがコナは魔法を封じられていた。
わたくしでは皆目見当もつきませんが……この様子だと、理由が判明したようですわね。
「魔王は、魔導具を使った」
「魔導具でそんなことができますの? 初耳ですわ」
「考えたことはあった。大陸にも魔素が多い場所、少ない場所がある。少ない場所では、大規模な魔法は使えない」
「自然にある魔素量が魔法に影響するのですわね」
「魔王は、魔導具で、その場の魔素をうんと少なくした」
「理屈はわかりますが、可能ですの?」
「理論上は可能。けれど作動させるには、大量の魔力が必要。大量の魔力で魔導具を起動させ、範囲内の魔素を減らす」
魔王はそれだけの魔力を持っているということなのかしら? それとも……。
「魔石が使われたと推測する」
「魔石でしたら、大量の魔力を有してますものね」
魔石は、魔力溜まりにある石が変質したもので、多くの魔力を内包している。
希少価値は高いものの、一つあるだけで、長期間魔導具を稼働させられた。
「大森林は魔素の多い場所」
「魔石が手に入りやすいのですわね」
カネフォラ王国が大森林に侵攻したい大きな理由の一つでもある。
エルフは難色を示すでしょうが、魔王討伐という大義名分があれば、引かざるを得ないでしょう。
魔王討伐が目的の一つでしかないことは、わたくしも理解していましてよ。
口にこそ出されませんが、お父様の真の目的は大森林を、エルフを手中に収めること。
薬に留まらず、エルフの技術は高い。大森林という魔素の多い環境も手伝って、魔法に関しては追随を許さなかった。
エルフを支配下に置ければ、ラッテ神王国への対抗手段となるのは自明の理。
いかんせん、勇者召喚は安定性がありませんものね。
一人の、それも異世界人に頼るのは、カネフォラ王国としても諸刃の剣だった。秘匿されているものの、過去には他国へ寝返った勇者もいる。
いつまでも勇者にだけ頼ってはいられない。
「これが、そう」
「同じ魔導具を作ったといいますの!?」
つい思考に沈みかけていたところを、コナに引き上げられる。
彼女の両手には配線が剥き出しの、無骨な魔導具があった。
「同じかはわからない。けれど理論はずっと考えてた」
先日の戦闘で、長らく悩んでいた理論の、解決の糸口を見つけたという。
「これで、範囲内の魔素を減らせる」
「お待ちになって! ドラゴニュートは長命種。長命種は魔素が少ない場所では……」
はやる気持ちを、コナに肯定される。
「弱体化する」
「ですが先の戦闘で、弱体化した気配は見られませんでしたわ」
「きっと魔王は範囲に入らず、私だけが入ってた」
「なんという朗報でしょう! 素晴らしいですわ、コナ!」
より安全に魔王を倒せるのに、越したことはない。
「けれど問題が二つ」
「……何がありますの?」
「一つは、範囲内にいる者は、全て魔法が使えなくなる。タケルの勇者の剣も」
「ただのなまくらになってしまいますのね? そこはわたくしがカバーしますわ」
コナも魔法が使えなくなるものの、むしろコナには魔導具の制御に専念してもらいたい。
苦労せず得たものは、肝心なときに使いものにならなくなるのね。
日々の積み重ねが大事なのだと納得する。
姫でありながら手に豆を作り、鍛えてきた成果が、ここにきて現れるのだ。
「相手が弱体化しているなら、わたくしとリンチェが前に出れば問題ありませんわ。見たところ、傍にいたのもエルフとオーガ。都合良く長命種ばかりでしたから」
一網打尽にできるとわかれば、自然と頬が緩んでくる。
「アラビカ、笑顔が怖い」
「聞かなかったことにしますわ。もう一つの問題は何ですの?」
「魔導具の起動には魔石が必要。範囲を広くすれば、それだけたくさんいる」
「国庫になら蓄えがありますが……お許しが出るかよね」
何せ前例のないこと。
お父様はよくても、宰相には反対される自信がありますわ。あの方は、未だにわたくしが剣を握るのを反対されていますし。
「手に入れる方法はわたくしが考えます。コナは、魔導具を万全のものにして頂戴」
「盗む?」
「最悪『借りる』ことになるでしょうが、魔王討伐のためですもの。成果が得られれば、許していただけますわ」
「アラビカに任せる」
コナが部屋を出るのを見届けながら、彼女なら魔王討伐後も側近に迎えたいと思う。
優秀な女性は大歓迎だった。
リンチェはツッケロ部族連合の息がかかってますから、引き入れるのは危険でしょうね。あえて手元に置いて、動向を窺うという手もありますが。
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