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竜人の養い子
ジェシーの家でお留守番
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「じぇちー、おいちい?」
僕が持って来たお土産は、もはや定期便と言ってもおかしくない頻度で届けられる王都からのお菓子だ。今回届いたのは木の実のたっぷり入ったパウンドケーキの様なものだ。
箱に二本入っていたので、そのうちの一本をジェシーの家に持って来ていた。というのも、街の近くの森に出現するようになった危険な大型魔物を、パーカスが獣人達と一緒に討伐に行く事になったからだ。その間、僕一人で留守番させるのも心配だと、ジェシーの家に僕を預けたというわけだった。
「ジェシー、美味しいね。丁度ジェシーも昼は人型になれる様になっていたから、食べることができて良かったよね?」
僕の前に座って一緒にお茶会をしているジェシーのお兄ちゃんは、そう言って笑った。ジェシーは少しはにかんだ様に僕を見て言った。
「うん。美味い。ふふ、やっぱり思った通り、テディは俺よりちっさかったな。あー、あのさ、今度から俺様がテディの面倒をみてやるからな。」
僕はジェシーを埴輪目で見つめた。獣化中も大きい猫だと思っていたけれど、あんなに僕に甘えていた癖にまさか僕より大きいなんて何だか心外だ。人型になるという事は5歳ぐらいなんだろうか。
しかも何かお兄ちゃんより生意気な喋り方をしてる。僕は眉を顰めてジェシーに尋ねた。
「…じぇちーはなんちゃい?」
するとジェシーは得意げに言った。
「俺?俺は5歳だ。テディは3歳なんだろ?だから俺が守ってやるからな?」
ジェシーのお兄ちゃんが困った様子でジェシーを見つめて、それから僕を見た。
「全くジェシーがこんな言葉遣いをするなんて僕も驚いたんだ。ジェシー、もうちょっと何とかならないの?」
すると金色の瞳をキラリと光らせて、そっぽを向いて言った。
「俺はこれが良いんだ!これがカッコいいだろ?な?テディ!」
僕に賛同を求めるまだ幼い子供のジェシーをじっと見つめて、僕はボソリと呟いた。
「じぇちー、かあいいがちゅき。」
ジェシーは急に顔を赤らめて何かぶつぶつ言ってたけど、急に口を尖らせて言った。
「何だ、テディはまだちっこいからカッコいいが分かんないんだな。しょうがないな、ちびっこに合わせて優しくするよ。」
ジェシーも十分ちびっ子の癖にと、僕はヒクヒクと口元を引き攣らせた。そんな僕たちを笑いを堪えながら咳払いするお兄ちゃんに僕は尋ねた。
「おにぃたんは、なんちゃい?」
するとお兄ちゃんは僕に微笑んでいった。
「僕?僕は10歳だよ?」
僕は目を見張った。いつも優しくて獣人が出来ているお兄ちゃんはもっと年上だと思っていたからだ。ジェシーはもうちょっとお兄ちゃんを見習ったほうがいいな、ほんと。
「それよりさ、テディこれどこに売ってるんだ?食べた事ないよ、こんなの。」
そう言いながらお代わりをするジェシーをやれやれと思いながら僕は言った。
「ぱーかちゅのちりあいが、くえる。んーと、おーと?」
さすがお兄ちゃんは僕の回らない言葉も直ぐに理解した様で、感嘆した様にケーキを見つめた。
「ジェシー、これ王都のお菓子らしいよ?中々手に入らないものだから良く味わって食べるんだぞ?」
そう言われたジェシーはハッとしたものの、もうお皿の上には何も残っていなかった。分かりやすくしょぼくれるジェシーに僕はやれやれ手が焼けると思いながら、自分の分をフォークに刺してジェシーに突き出した。
「あーん。じぇちー、あーん。」
ジェシーは僕とケーキを交互に見つめながら、少し赤い顔で口を開けて僕の手から食べた。僕がにっこり笑うと、お兄ちゃんが何とも言えない表情で僕を見て言った。
「テディ、テディはまだちっちゃいから知らないかもしれないけど、食べさせてあげる行為は給餌行為と言って、家族か恋人同士しかしないんだよ。これからテディが大きくなったら、色々誤解されて困る事になりそうだから教えておいた方がいいかと思って。」
僕はきょとんとしてお兄ちゃんの言った事を頭の中で咀嚼した。食べさせ合う行為は親密さの表れって事かな。でもこんなちびっこ同士どうでも良い気がするけどな。
僕がジェシーの方を見返すと、ジェシーは満足げにモグモグしていて、お兄ちゃんの話は聞いてなかったみたいだった。やっぱり僕らみたいなちびっ子には関係ない気がするな。
「ちょーなの。わかっちゃ。…おにぃたん、あーん。」
僕はジェシーにやって、仲良くしてくれているお兄ちゃんにしないのは義理を欠く気がして、お兄ちゃんの口元目掛けてケーキを刺したフォークを突き出した。
お兄ちゃんは一瞬固まったけど、何とも言えない表情をして諦めた様に僕の手からケーキを食べた。僕はこれで良しと満足して残りのケーキを食べたのだけど、何だか視線を感じる。ジェシーが僕を険しい表情で睨んでいた。
「じぇちー、どうちたの?」
ジェシーは急に椅子から飛び降りると、家の奥へ走って行ってしまった。僕は唖然としてジェシーを見送った後、お兄ちゃんの顔を見上げて首を傾げた。するとお兄ちゃんは苦笑いをしながら僕の手を濡れた布で拭いてくれた。
「…ジェシーはすっかり臍を曲げちゃったみたいだね。テディはまだ小さくて色々分からないのにね?でもああなったジェシーは結構面倒くさいんだ。後で一緒に連れ戻しに行ってくれない?きっとテディが迎えに行けばジェシーも直ぐに機嫌を直すと思うから。」
僕はジェシーの消えた方をもう一度見つめながら言った。
「わかっちゃ。じぇちーは、ころもらね?いいこいいこ、ちてあげう?」
僕の言い草にお兄ちゃんは吹き出して、いつまでもクスクス笑っていた。いや、ジェシーが子供っぽいって言っただけだよね。お兄ちゃんだって十分子供だけどね。僕はそんな事を考えながら、拭いてもらおうともう一方の手も差し出した。
僕が持って来たお土産は、もはや定期便と言ってもおかしくない頻度で届けられる王都からのお菓子だ。今回届いたのは木の実のたっぷり入ったパウンドケーキの様なものだ。
箱に二本入っていたので、そのうちの一本をジェシーの家に持って来ていた。というのも、街の近くの森に出現するようになった危険な大型魔物を、パーカスが獣人達と一緒に討伐に行く事になったからだ。その間、僕一人で留守番させるのも心配だと、ジェシーの家に僕を預けたというわけだった。
「ジェシー、美味しいね。丁度ジェシーも昼は人型になれる様になっていたから、食べることができて良かったよね?」
僕の前に座って一緒にお茶会をしているジェシーのお兄ちゃんは、そう言って笑った。ジェシーは少しはにかんだ様に僕を見て言った。
「うん。美味い。ふふ、やっぱり思った通り、テディは俺よりちっさかったな。あー、あのさ、今度から俺様がテディの面倒をみてやるからな。」
僕はジェシーを埴輪目で見つめた。獣化中も大きい猫だと思っていたけれど、あんなに僕に甘えていた癖にまさか僕より大きいなんて何だか心外だ。人型になるという事は5歳ぐらいなんだろうか。
しかも何かお兄ちゃんより生意気な喋り方をしてる。僕は眉を顰めてジェシーに尋ねた。
「…じぇちーはなんちゃい?」
するとジェシーは得意げに言った。
「俺?俺は5歳だ。テディは3歳なんだろ?だから俺が守ってやるからな?」
ジェシーのお兄ちゃんが困った様子でジェシーを見つめて、それから僕を見た。
「全くジェシーがこんな言葉遣いをするなんて僕も驚いたんだ。ジェシー、もうちょっと何とかならないの?」
すると金色の瞳をキラリと光らせて、そっぽを向いて言った。
「俺はこれが良いんだ!これがカッコいいだろ?な?テディ!」
僕に賛同を求めるまだ幼い子供のジェシーをじっと見つめて、僕はボソリと呟いた。
「じぇちー、かあいいがちゅき。」
ジェシーは急に顔を赤らめて何かぶつぶつ言ってたけど、急に口を尖らせて言った。
「何だ、テディはまだちっこいからカッコいいが分かんないんだな。しょうがないな、ちびっこに合わせて優しくするよ。」
ジェシーも十分ちびっ子の癖にと、僕はヒクヒクと口元を引き攣らせた。そんな僕たちを笑いを堪えながら咳払いするお兄ちゃんに僕は尋ねた。
「おにぃたんは、なんちゃい?」
するとお兄ちゃんは僕に微笑んでいった。
「僕?僕は10歳だよ?」
僕は目を見張った。いつも優しくて獣人が出来ているお兄ちゃんはもっと年上だと思っていたからだ。ジェシーはもうちょっとお兄ちゃんを見習ったほうがいいな、ほんと。
「それよりさ、テディこれどこに売ってるんだ?食べた事ないよ、こんなの。」
そう言いながらお代わりをするジェシーをやれやれと思いながら僕は言った。
「ぱーかちゅのちりあいが、くえる。んーと、おーと?」
さすがお兄ちゃんは僕の回らない言葉も直ぐに理解した様で、感嘆した様にケーキを見つめた。
「ジェシー、これ王都のお菓子らしいよ?中々手に入らないものだから良く味わって食べるんだぞ?」
そう言われたジェシーはハッとしたものの、もうお皿の上には何も残っていなかった。分かりやすくしょぼくれるジェシーに僕はやれやれ手が焼けると思いながら、自分の分をフォークに刺してジェシーに突き出した。
「あーん。じぇちー、あーん。」
ジェシーは僕とケーキを交互に見つめながら、少し赤い顔で口を開けて僕の手から食べた。僕がにっこり笑うと、お兄ちゃんが何とも言えない表情で僕を見て言った。
「テディ、テディはまだちっちゃいから知らないかもしれないけど、食べさせてあげる行為は給餌行為と言って、家族か恋人同士しかしないんだよ。これからテディが大きくなったら、色々誤解されて困る事になりそうだから教えておいた方がいいかと思って。」
僕はきょとんとしてお兄ちゃんの言った事を頭の中で咀嚼した。食べさせ合う行為は親密さの表れって事かな。でもこんなちびっこ同士どうでも良い気がするけどな。
僕がジェシーの方を見返すと、ジェシーは満足げにモグモグしていて、お兄ちゃんの話は聞いてなかったみたいだった。やっぱり僕らみたいなちびっ子には関係ない気がするな。
「ちょーなの。わかっちゃ。…おにぃたん、あーん。」
僕はジェシーにやって、仲良くしてくれているお兄ちゃんにしないのは義理を欠く気がして、お兄ちゃんの口元目掛けてケーキを刺したフォークを突き出した。
お兄ちゃんは一瞬固まったけど、何とも言えない表情をして諦めた様に僕の手からケーキを食べた。僕はこれで良しと満足して残りのケーキを食べたのだけど、何だか視線を感じる。ジェシーが僕を険しい表情で睨んでいた。
「じぇちー、どうちたの?」
ジェシーは急に椅子から飛び降りると、家の奥へ走って行ってしまった。僕は唖然としてジェシーを見送った後、お兄ちゃんの顔を見上げて首を傾げた。するとお兄ちゃんは苦笑いをしながら僕の手を濡れた布で拭いてくれた。
「…ジェシーはすっかり臍を曲げちゃったみたいだね。テディはまだ小さくて色々分からないのにね?でもああなったジェシーは結構面倒くさいんだ。後で一緒に連れ戻しに行ってくれない?きっとテディが迎えに行けばジェシーも直ぐに機嫌を直すと思うから。」
僕はジェシーの消えた方をもう一度見つめながら言った。
「わかっちゃ。じぇちーは、ころもらね?いいこいいこ、ちてあげう?」
僕の言い草にお兄ちゃんは吹き出して、いつまでもクスクス笑っていた。いや、ジェシーが子供っぽいって言っただけだよね。お兄ちゃんだって十分子供だけどね。僕はそんな事を考えながら、拭いてもらおうともう一方の手も差し出した。
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