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成長期?
熊の赤ちゃん
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「昨日チラッと見ただけだけど、大きくなりそうな赤ちゃんだったね。」
僕はパーカスと朝食を食べながら、涼しくもきらめく心地よい朝の空気を感じて微笑んだ。テラスで同じ様に広い庭園を眺めていたパーカスは安心した様に言った。
「ああ、熊族の中でもダグラスは大きな系譜だからのう。きっとあっという間に大きな熊の子になるじゃろう。シャルも直ぐに抱っこするのが大変になるぞ?
シャルが騎士で鍛えていたのは幸いかもしれぬが。」
今はまだ生まれたてで産毛に覆われた熊の子は、あっという間に縫いぐるみの様な熊ちゃんになるのかな。僕はリアル熊ちゃんと遊べるのかと思わずニンマリしてしまった。
「あーあ、この町に住んでたらしょっちゅう子守に来たのにな。ブレーベルからじゃ気が向いた時に来るわけにいかないね。」
パーカスは呆れた様に僕を見つめて肩をすくめた。
「テディも暇な訳じゃないじゃろう?じゃが、確かに赤子というのは何とも吸引力があるものじゃよ。テディの小さな頃がもう懐かしいからのう。」
僕は皆がチビのテディが大好きだった事を思い出して苦笑した。確かに僕もそういう意味じゃ可愛いさの塊だったのかもしれないな。今となっては、自由のきくこの身体を手放す気にはならないけどね。
僕は立ち上がると、まだのんびりとお茶を飲んでいるパーカスに散歩に行ってくると言いおいて、テラスから降りた。ブレートさんの屋敷の綿密に計算されて作られた庭園と違って、ダグラスの屋敷の庭園は思いついたものを次々に作ったという様な仕様だった。
迷路の様な石畳みの小道を歩くと、刈り込んだ植え込みが出てくると思えば、色鮮やかな花の小庭が顔を覗かせる。その先には噴水があって、次から次へとテーマの違う小庭が現れる。
テラスから眺めるとまとまって見えたそのびっくり箱の様な庭は、いかにもダグラスらしい。僕は野菜の庭から紫色に熟した小さなプチトマトの様な味の野菜を一つもぎ取ると、服で拭いて口に放り込んだ。
以前僕がこの野菜が好きだと言うと、ダグラスが庭にあるから好きに食べて良いって言われたんだ。以前よりこの野菜の植え込み数が増えているから、まさか僕のために増やしてくれた訳じゃないよね?
僕は庭から屋敷の方を眺めた。
僕の方を見ていたパーカスに手を振ると、僕はもう幾つか紫の粒をもぐとテラスの方に戻り始めた。
パーカスと一緒にそれを食べていると、ダグラスが疲れを見せずにのそりと現れた。
「ダグラスおはよう!シャルと赤ちゃんの様子はどう?」
ダグラスは喜びを顔いっぱいに滲ませて、弾む様な声で答えた。
「ああ、良い感じだ。昨日隠者様に回復の魔法を掛けてもらったのが良く効いたみたいだ。婆さんもびっくりしてたからなぁ。赤ん坊はちっせぇからな、潰しそうで触るのが怖いぜ。でも凄え可愛いぜ?」
僕はチラッとダグラスの大きな手を見つめて、ちょっと心配になった。このいかにも雑なお父さんに育児が出来るだろうか。パーカスが楽しげに笑って言った。
「確かに竜の子供と違って、獣人の子供は柔らかじゃからな。」
僕は興味が湧いてパーカスに尋ねた。
「ね、竜人は卵から産まれるんじゃないの?僕の知ってる竜は卵生のイメージなんだけど。」
するとパーカスは目を見開いて戸惑った様に呟いた。
「…卵から産まれるのは魔族だけじゃからの。竜人も赤子は小さな竜じゃな。」
するとダグラスは、従者の持ってきた朝食を端から平らげながら顔を上げて尋ねた。
「そう言えば俺も竜人の赤ん坊は見た事が無いかもな。もしかして人型になるまで外に連れ出さないのか?」
そうダグラスに問われて、パーカスは少し考え込んで言った。
「確かに人型になるまでは、同族としか遊ばせないかもしれないのう。その、身体の作り的に、人型前の獣人の子供と遊ばせると危険なんじゃよ。獣人の子は皮膚が柔らかな毛皮じゃろう?
うちのローズも血の気が多かったからのう、じゃれて遊んでいるだけでも同族でなかったら大怪我させてるところじゃよ。」
僕は硬い鱗の竜の子が、大きな音を立てて同族で戯れ遊んでいる姿を思い浮かべた。確かに相手を選ぶかもしれない。ダグラスも同じ様に思ったのか、大きく頷いてなるほどと一言言うとまたもりもり食べ始めた。
お腹いっぱいの僕は、胸焼けしそうなダグラスの食べっぷりに視線を逸らすとパーカスに尋ねた。
「疲れたシャルは休ませてあげたいから、朝から赤ちゃんに会うのは我慢するよ。僕、町に出掛けてきても良いかな。ジェシーに会いたいし。」
するとダグラスが顔を上げた。
「おう、だったら赤ん坊が生まれた事を広めてきてくれ。なに、雑貨屋の店主に言ってくれれば、あっという間に話は広がるからな。そうそう、お披露目はひと月後だって事も伝えておいてくれよ?」
僕は雑貨屋のおばちゃんが情報源なのかなと面白く思いながら立ち上がると、身支度をしに部屋に戻った。
ダグラスの用意してくれた客間は無駄のないシンプルなものながら、清潔で気持ちが良かった。さっき庭で見た色鮮やかな花が大きな花瓶に生けられていて、そばに小さな別の瓶に鈴なりになった紫の野菜まで生けられていた。
昨日は気づかなかったと思いながら、ダグラスらしいもてなしに少し笑ってしまった。ご自由に食べてくださいって事かな。
靴を履き替えると、僕は鏡を覗いて髪を梳かした。あんなに切ったのにもう長くなってる。肩まで伸びた黒髪を指で摘むと僕はふいにあの時の事を思い出した。
『綺麗だ…。テディの髪は手触りも良くてサラサラだ。それにとても良い匂いがする。』
そう言ってバルトさんは僕の髪を何度か撫でると、恭しくキスしたっけ。あの甘ったるい感じは今考えると居た堪れないけれど、あの時はそうされるのが嬉しかった気がする。
そんな事を考えたせいか、身体がじわじわと熱くなって、僕は慌てて淫らな記憶を振り払った。
最近の悩みはすぐにこんな感じになってしまう事だ。もしかして欲求不満とかそう言う事なのかな。まぁ、僕も若いからしょうがない。僕はため息をこぼすと、屋敷を出て町の中心へと向かった。
ダグラスとシャルの赤ちゃん誕生のニュースは想像以上にビックニュースだった。僕は目の前であっという間に情報が拡散されていく様子を、この時ほど実感した事はなかった。
「テディはいつまでここに居るんだ?」
ジェシーと屋台の前の広場のベンチに座りながら、町のみんながすっかりお祝いムードになってるのを眺めていた僕にジェシーが肉を齧りながら尋ねた。
「うーん、明日までかな。学校もあるしね。ね、ジェシー、ダグラスにお祝いするとしたら何が良いのかな。普通は何をあげるの?」
僕がそう尋ねるとジェシーは肩をすくめて言った。
「…子供の俺がわかる訳ないだろ?赤ん坊が使えるものとか?でも種族で欲しいものは案外違うからなぁ。ダグラス様に直接聞いた方が良いんじゃないか?」
それもそうかと思った僕は、ジェシーをじっと見つめた。
会う度に成長を感じるジェシーは、獣化したらやっぱり大きな猫以上になってるんだろうか。僕はジェシーの尻尾がフリフリ目の前を動くのを見つめてウズウズしながら言った。
「ね、今度獣化して僕に撫でさせてくれないかな、ジェシー。きっと随分違って見えそうだよね。」
すると分かりやすく身体を強張らせたジェシーは僕をジト目で見つめて呟いた。
「…なんかお前って、変態くさいな。前は撫でさせてやるって言ったけど、ちょっと心配になってきた。」
そんな酷い事を僕に言ったけど、尻尾が嬉しそうに動いてたからね?ふふ、楽しみ。獣人最高だな!
僕はパーカスと朝食を食べながら、涼しくもきらめく心地よい朝の空気を感じて微笑んだ。テラスで同じ様に広い庭園を眺めていたパーカスは安心した様に言った。
「ああ、熊族の中でもダグラスは大きな系譜だからのう。きっとあっという間に大きな熊の子になるじゃろう。シャルも直ぐに抱っこするのが大変になるぞ?
シャルが騎士で鍛えていたのは幸いかもしれぬが。」
今はまだ生まれたてで産毛に覆われた熊の子は、あっという間に縫いぐるみの様な熊ちゃんになるのかな。僕はリアル熊ちゃんと遊べるのかと思わずニンマリしてしまった。
「あーあ、この町に住んでたらしょっちゅう子守に来たのにな。ブレーベルからじゃ気が向いた時に来るわけにいかないね。」
パーカスは呆れた様に僕を見つめて肩をすくめた。
「テディも暇な訳じゃないじゃろう?じゃが、確かに赤子というのは何とも吸引力があるものじゃよ。テディの小さな頃がもう懐かしいからのう。」
僕は皆がチビのテディが大好きだった事を思い出して苦笑した。確かに僕もそういう意味じゃ可愛いさの塊だったのかもしれないな。今となっては、自由のきくこの身体を手放す気にはならないけどね。
僕は立ち上がると、まだのんびりとお茶を飲んでいるパーカスに散歩に行ってくると言いおいて、テラスから降りた。ブレートさんの屋敷の綿密に計算されて作られた庭園と違って、ダグラスの屋敷の庭園は思いついたものを次々に作ったという様な仕様だった。
迷路の様な石畳みの小道を歩くと、刈り込んだ植え込みが出てくると思えば、色鮮やかな花の小庭が顔を覗かせる。その先には噴水があって、次から次へとテーマの違う小庭が現れる。
テラスから眺めるとまとまって見えたそのびっくり箱の様な庭は、いかにもダグラスらしい。僕は野菜の庭から紫色に熟した小さなプチトマトの様な味の野菜を一つもぎ取ると、服で拭いて口に放り込んだ。
以前僕がこの野菜が好きだと言うと、ダグラスが庭にあるから好きに食べて良いって言われたんだ。以前よりこの野菜の植え込み数が増えているから、まさか僕のために増やしてくれた訳じゃないよね?
僕は庭から屋敷の方を眺めた。
僕の方を見ていたパーカスに手を振ると、僕はもう幾つか紫の粒をもぐとテラスの方に戻り始めた。
パーカスと一緒にそれを食べていると、ダグラスが疲れを見せずにのそりと現れた。
「ダグラスおはよう!シャルと赤ちゃんの様子はどう?」
ダグラスは喜びを顔いっぱいに滲ませて、弾む様な声で答えた。
「ああ、良い感じだ。昨日隠者様に回復の魔法を掛けてもらったのが良く効いたみたいだ。婆さんもびっくりしてたからなぁ。赤ん坊はちっせぇからな、潰しそうで触るのが怖いぜ。でも凄え可愛いぜ?」
僕はチラッとダグラスの大きな手を見つめて、ちょっと心配になった。このいかにも雑なお父さんに育児が出来るだろうか。パーカスが楽しげに笑って言った。
「確かに竜の子供と違って、獣人の子供は柔らかじゃからな。」
僕は興味が湧いてパーカスに尋ねた。
「ね、竜人は卵から産まれるんじゃないの?僕の知ってる竜は卵生のイメージなんだけど。」
するとパーカスは目を見開いて戸惑った様に呟いた。
「…卵から産まれるのは魔族だけじゃからの。竜人も赤子は小さな竜じゃな。」
するとダグラスは、従者の持ってきた朝食を端から平らげながら顔を上げて尋ねた。
「そう言えば俺も竜人の赤ん坊は見た事が無いかもな。もしかして人型になるまで外に連れ出さないのか?」
そうダグラスに問われて、パーカスは少し考え込んで言った。
「確かに人型になるまでは、同族としか遊ばせないかもしれないのう。その、身体の作り的に、人型前の獣人の子供と遊ばせると危険なんじゃよ。獣人の子は皮膚が柔らかな毛皮じゃろう?
うちのローズも血の気が多かったからのう、じゃれて遊んでいるだけでも同族でなかったら大怪我させてるところじゃよ。」
僕は硬い鱗の竜の子が、大きな音を立てて同族で戯れ遊んでいる姿を思い浮かべた。確かに相手を選ぶかもしれない。ダグラスも同じ様に思ったのか、大きく頷いてなるほどと一言言うとまたもりもり食べ始めた。
お腹いっぱいの僕は、胸焼けしそうなダグラスの食べっぷりに視線を逸らすとパーカスに尋ねた。
「疲れたシャルは休ませてあげたいから、朝から赤ちゃんに会うのは我慢するよ。僕、町に出掛けてきても良いかな。ジェシーに会いたいし。」
するとダグラスが顔を上げた。
「おう、だったら赤ん坊が生まれた事を広めてきてくれ。なに、雑貨屋の店主に言ってくれれば、あっという間に話は広がるからな。そうそう、お披露目はひと月後だって事も伝えておいてくれよ?」
僕は雑貨屋のおばちゃんが情報源なのかなと面白く思いながら立ち上がると、身支度をしに部屋に戻った。
ダグラスの用意してくれた客間は無駄のないシンプルなものながら、清潔で気持ちが良かった。さっき庭で見た色鮮やかな花が大きな花瓶に生けられていて、そばに小さな別の瓶に鈴なりになった紫の野菜まで生けられていた。
昨日は気づかなかったと思いながら、ダグラスらしいもてなしに少し笑ってしまった。ご自由に食べてくださいって事かな。
靴を履き替えると、僕は鏡を覗いて髪を梳かした。あんなに切ったのにもう長くなってる。肩まで伸びた黒髪を指で摘むと僕はふいにあの時の事を思い出した。
『綺麗だ…。テディの髪は手触りも良くてサラサラだ。それにとても良い匂いがする。』
そう言ってバルトさんは僕の髪を何度か撫でると、恭しくキスしたっけ。あの甘ったるい感じは今考えると居た堪れないけれど、あの時はそうされるのが嬉しかった気がする。
そんな事を考えたせいか、身体がじわじわと熱くなって、僕は慌てて淫らな記憶を振り払った。
最近の悩みはすぐにこんな感じになってしまう事だ。もしかして欲求不満とかそう言う事なのかな。まぁ、僕も若いからしょうがない。僕はため息をこぼすと、屋敷を出て町の中心へと向かった。
ダグラスとシャルの赤ちゃん誕生のニュースは想像以上にビックニュースだった。僕は目の前であっという間に情報が拡散されていく様子を、この時ほど実感した事はなかった。
「テディはいつまでここに居るんだ?」
ジェシーと屋台の前の広場のベンチに座りながら、町のみんながすっかりお祝いムードになってるのを眺めていた僕にジェシーが肉を齧りながら尋ねた。
「うーん、明日までかな。学校もあるしね。ね、ジェシー、ダグラスにお祝いするとしたら何が良いのかな。普通は何をあげるの?」
僕がそう尋ねるとジェシーは肩をすくめて言った。
「…子供の俺がわかる訳ないだろ?赤ん坊が使えるものとか?でも種族で欲しいものは案外違うからなぁ。ダグラス様に直接聞いた方が良いんじゃないか?」
それもそうかと思った僕は、ジェシーをじっと見つめた。
会う度に成長を感じるジェシーは、獣化したらやっぱり大きな猫以上になってるんだろうか。僕はジェシーの尻尾がフリフリ目の前を動くのを見つめてウズウズしながら言った。
「ね、今度獣化して僕に撫でさせてくれないかな、ジェシー。きっと随分違って見えそうだよね。」
すると分かりやすく身体を強張らせたジェシーは僕をジト目で見つめて呟いた。
「…なんかお前って、変態くさいな。前は撫でさせてやるって言ったけど、ちょっと心配になってきた。」
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