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混乱の学校生活
嵐の予感
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広いベッドの上でのんびりと横になりながら、僕は窓辺の薄いカーテンの向こうがすっかり明るいのをぼんやりと見つめていた。昨日夕方に屋敷に戻って来た僕は、久しぶりに会ったパーカスに学校の事を色々話しをしてて、すっかり遅くなってしまった。
今日はローズさんの屋敷で晩餐があるけれど、午後から出掛けるから寝坊しても大丈夫なんだ。それでも寮生活の習慣で、いつも通りに朝早く目が覚めてしまった。
まだ眠っていても良いんだと、嬉しい気分で二度寝したせいで、眠り過ぎてしまったみたいだ。
大きく伸びをして、僕はよっこらせとベッドを軋ませて降りた。欠伸をしながら湯浴み場でシャワーをすると、すっかり目が覚めた。今日は晩餐だから、いつもより髪を念入りに洗った。
僕はあまり気にしないけれど、周囲は僕のこの黒髪に魅力を感じるみたいだから、ある意味アピールポイントなのだと最近は理解している。大人になったら自己演出も必要だ。
今日は久しぶりにローズさんに会うのだから、身綺麗にして行った方がローズさんも喜ぶだろう。
どうせ後で綺麗な格好をするだろうと、僕は適当なシャツとズボンを履いて部屋の扉を開けた。階段下の方から、騒がしい雰囲気がする。何だろう。誰か来ているのだろうか。
僕が好奇心を滲ませて二階から下に降りていくと、何か焦茶色の丸いものがトタトタと走り出て来た。
僕はその丸っこいものと目を合わせると、手を広げて叫んだ。
「え!?本当に?ははは。」
跪いた僕の腕の中に、重量を増したゲオンが飛び込んできた。
二ヶ月前、王都へ上京する僕らを見送ってくれた時はもう少し軽かった気がするのに、また一段と重みを増したみたいだ。蜂蜜のような甘い匂いのゲオンの首に顔を突っ込んでもふもふを堪能していると、笑い声がホールに響いた。
「まったく、テディは相変わらずゲオンを吸ってんな。どうだ、学校生活は。寮生活もあとちょっとなんだろ?」
ゲオンが僕の顔を舐めるのをクスクス笑いながら受け止めて、肩によっこいせと抱えて立ち上がった。
「ダグラス、久しぶり!いつ来たの?目が覚めて一番にゲオンに会えるなんて最高だよ。ね?ゲオン。いつもゲオンは可愛いでちゅねー。また一段と大きくなったみたいだね?」
ゲオンはシャル譲りの水色の目をキョロキョロ動かして、僕の腕の中で仰け反って下に降りたがった。
流石にずっしりしたゲオンを抱き続けるのはキツかった僕がそっと床に下ろすと、トタトタと談話室の方へと戻って行った。やっぱりまだお母さんの呼びかけに弱いみたいだ。
「一昨日王都に到着したんだが、今日はローズ様の晩餐会に呼ばれてるから、ついでにこっちに顔を出して一緒に行こうと思ってな。シャルもテディに会いたがってたからなぁ。
あと、この前お前さんの友達から研究報告貰ったぞ。紙薬の件もあるし、そこら辺の話もテディとしたかったんだ。」
僕は顔を顰めてダグラスに言った。
「僕はどちらの研究にも関与してないから細かい事は分からないよ?白餡ミルの窓口になってるだけだから。あんまりコツコツ研究するのは性に合わないんだ、僕は。
どっちかというと、バーンって魔法を繰り出して魔物を足止めする方が楽しいからね。」
ダグラスは談話室でお茶を飲んでいるパーカスに向かって、笑いながら告げ口した。
「英才教育しすぎじゃないか、隠者様。このままだとテディが騎士団所属の魔法使いになりそうだぜ。だったらもうちょっと魔剣もやっとかないとな?」
パーカスは僕に遅い朝食を摂るように言うと、ダグラスに答えた。
「新入生の演習で、テディのチームは蜘蛛魔物を倒したんじゃ。素質はあるんじゃないのかの?」
ダグラスは口笛を吹いてシャルを見た。
「聞いたか?シャル。テディも案外やるみたいだ。」
食事をする僕の側にトテトテと近寄って来たゲオンを隣の椅子に座らせて、僕はシャルに尋ねた。
「木の実ならあげても良い?」
会う度に妖艶さを増すように見えるシャルは、柔らかな長い金髪を耳に掛けて微笑んだ。
「ありがとう。そうしてくれる?ゲオンはテディが大好きみたいだね。それより蜘蛛魔物を倒したって本当なの?私はあれがダメなんだ。生理的にゾッとしちゃうからね。」
僕はお行儀良く待ってるゲオンの口に、木の実をひとつ放り込んだ。
「パーカスと一緒に魔物討伐に行ってたから、弱点を知ってただけだよ。実際王国騎士団に助けて貰ったし。それよりゲオンってもうすぐ5歳になるの?もしかして獣人化も近いとか?」
仕草はまるで中に人が入っている様な動きをするゲオンを見て、僕はダグラスに尋ねた。
「あー、どうかな。まぁ熊獣人は人型を取るのは他の獣人と比べたら早いかも知れねぇな。何でそう思ったんだ?」
僕は着ぐるみみたいだからと説明しても分かってもらえない気がして、ゲオンのふわふわの頭を撫でて言った。
「…何となく?きっと獣人化しても可愛いだろうけど、僕はこのままでも全然良いよ。ふふ、後でいっぱい遊ぼうね、ゲオン。」
僕に抱っこされたがるゲオンがシャルに引き取られて、僕は慌てて朝食をかき込んだ。熊の子は仕草が人間に似てて、一緒に遊ぶのが凄く面白いんだ。
「隠者様、今夜の晩餐会は大掛かりなのかい?俺たちまで招待してくれるとなると、結構招待客が多そうだと思ってな。テディ、もしかしたら青い奴とか、虎とか来るんじゃないのか?何か聞いてるか?」
僕は目を見開いて、ニヤリと笑ったダグラスの顔を見た。この連休、ちゃんと別日にバルトさんとロバートに会う算段はついているけど、今夜の晩餐会について話をした訳じゃなかった。
「…そう言われてみると、ローズは悪気なくそう言う事をしそうじゃ。ローズの晩餐会は招待客が多い事で有名じゃ。」
皆の同情的な視線を集めた僕は自業自得とは言え、愛人二人が顔を合わせるかも知れない事に動揺していた。今まで王都から離れた場所のいたせいで、そんな事は無かった。
こうして二人のいる王都に居れば、お互いに顔を合わせる事も増えるのかな。僕はため息をついてダグラスに尋ねた。
「そう言えばダグラスは若い頃、相当遊んでたんだっけ。愛人同士が顔を合わせる事もあったんでしょ?僕にアドバイスくれない?僕は二人の気分を害したくはないんだ。僕にとっては大事な二人だから。」
するとダグラスは慌てた様にシャルの方をチラチラ見ながら弁解した。
「テディが何を勘違いしてるか分からんが、しょうがないんじゃないか?あいつらだって、その事は分かっててテディの側にいるんだろうし。お前さんも腹を括るしかないな。
俺は高みの見物といこう。ははは、楽しみになって来たぞ。」
僕がジト目でダグラスを睨んでいると、シャルが僕を慰める様に言った。
「龍神憑きのテディは事情が事情だからしょうがないんじゃないかな。私は誰か一人が側に居るよりも、守りが多い方が正解だと思うよ。テディがちゃんと真っ直ぐ相手の感情を受け止めれば大丈夫。彼らも納得すると思う。」
適当なダグラスと比べて、ありがたいアドバイスをくれるシャルに僕は神妙な気持ちで頷いた。
「ほんと、ダグラスにシャルは勿体無いよね。ありがとう、シャル。何とかなる気がして来たよ。僕のしでかした事なんだから自分でちゃんと責任を持つよ。」
「俺様にシャルはピッタリだろうが。まぁ、テディはまだヒヨッコだからな。あいつらもそこら辺はよく理解してるだろう。どちらかと言うと、あいつらの方が待たなくちゃいけなかったって所もあるからな。」
修羅場を潜り抜けて来たダグラスの重みのある発言で、その場はまとまったけれど、僕は何が起きるか予想がつかなくて少し憂鬱になってしまった。
ひとしきり遊んで部屋に戻る時に、シャルが僕の肩に手を置いてこっそりアドバイスをくれた。
「テディ、こんな時はとびきりのお洒落をしていくんだよ。どんな状況でもそうやって武装するのは自分のためだからね。それに単純に彼らも喜ぶだろうし。ふふ、頑張ってね。」
…うん、頑張る。僕のためというより、二人のためにね。
今日はローズさんの屋敷で晩餐があるけれど、午後から出掛けるから寝坊しても大丈夫なんだ。それでも寮生活の習慣で、いつも通りに朝早く目が覚めてしまった。
まだ眠っていても良いんだと、嬉しい気分で二度寝したせいで、眠り過ぎてしまったみたいだ。
大きく伸びをして、僕はよっこらせとベッドを軋ませて降りた。欠伸をしながら湯浴み場でシャワーをすると、すっかり目が覚めた。今日は晩餐だから、いつもより髪を念入りに洗った。
僕はあまり気にしないけれど、周囲は僕のこの黒髪に魅力を感じるみたいだから、ある意味アピールポイントなのだと最近は理解している。大人になったら自己演出も必要だ。
今日は久しぶりにローズさんに会うのだから、身綺麗にして行った方がローズさんも喜ぶだろう。
どうせ後で綺麗な格好をするだろうと、僕は適当なシャツとズボンを履いて部屋の扉を開けた。階段下の方から、騒がしい雰囲気がする。何だろう。誰か来ているのだろうか。
僕が好奇心を滲ませて二階から下に降りていくと、何か焦茶色の丸いものがトタトタと走り出て来た。
僕はその丸っこいものと目を合わせると、手を広げて叫んだ。
「え!?本当に?ははは。」
跪いた僕の腕の中に、重量を増したゲオンが飛び込んできた。
二ヶ月前、王都へ上京する僕らを見送ってくれた時はもう少し軽かった気がするのに、また一段と重みを増したみたいだ。蜂蜜のような甘い匂いのゲオンの首に顔を突っ込んでもふもふを堪能していると、笑い声がホールに響いた。
「まったく、テディは相変わらずゲオンを吸ってんな。どうだ、学校生活は。寮生活もあとちょっとなんだろ?」
ゲオンが僕の顔を舐めるのをクスクス笑いながら受け止めて、肩によっこいせと抱えて立ち上がった。
「ダグラス、久しぶり!いつ来たの?目が覚めて一番にゲオンに会えるなんて最高だよ。ね?ゲオン。いつもゲオンは可愛いでちゅねー。また一段と大きくなったみたいだね?」
ゲオンはシャル譲りの水色の目をキョロキョロ動かして、僕の腕の中で仰け反って下に降りたがった。
流石にずっしりしたゲオンを抱き続けるのはキツかった僕がそっと床に下ろすと、トタトタと談話室の方へと戻って行った。やっぱりまだお母さんの呼びかけに弱いみたいだ。
「一昨日王都に到着したんだが、今日はローズ様の晩餐会に呼ばれてるから、ついでにこっちに顔を出して一緒に行こうと思ってな。シャルもテディに会いたがってたからなぁ。
あと、この前お前さんの友達から研究報告貰ったぞ。紙薬の件もあるし、そこら辺の話もテディとしたかったんだ。」
僕は顔を顰めてダグラスに言った。
「僕はどちらの研究にも関与してないから細かい事は分からないよ?白餡ミルの窓口になってるだけだから。あんまりコツコツ研究するのは性に合わないんだ、僕は。
どっちかというと、バーンって魔法を繰り出して魔物を足止めする方が楽しいからね。」
ダグラスは談話室でお茶を飲んでいるパーカスに向かって、笑いながら告げ口した。
「英才教育しすぎじゃないか、隠者様。このままだとテディが騎士団所属の魔法使いになりそうだぜ。だったらもうちょっと魔剣もやっとかないとな?」
パーカスは僕に遅い朝食を摂るように言うと、ダグラスに答えた。
「新入生の演習で、テディのチームは蜘蛛魔物を倒したんじゃ。素質はあるんじゃないのかの?」
ダグラスは口笛を吹いてシャルを見た。
「聞いたか?シャル。テディも案外やるみたいだ。」
食事をする僕の側にトテトテと近寄って来たゲオンを隣の椅子に座らせて、僕はシャルに尋ねた。
「木の実ならあげても良い?」
会う度に妖艶さを増すように見えるシャルは、柔らかな長い金髪を耳に掛けて微笑んだ。
「ありがとう。そうしてくれる?ゲオンはテディが大好きみたいだね。それより蜘蛛魔物を倒したって本当なの?私はあれがダメなんだ。生理的にゾッとしちゃうからね。」
僕はお行儀良く待ってるゲオンの口に、木の実をひとつ放り込んだ。
「パーカスと一緒に魔物討伐に行ってたから、弱点を知ってただけだよ。実際王国騎士団に助けて貰ったし。それよりゲオンってもうすぐ5歳になるの?もしかして獣人化も近いとか?」
仕草はまるで中に人が入っている様な動きをするゲオンを見て、僕はダグラスに尋ねた。
「あー、どうかな。まぁ熊獣人は人型を取るのは他の獣人と比べたら早いかも知れねぇな。何でそう思ったんだ?」
僕は着ぐるみみたいだからと説明しても分かってもらえない気がして、ゲオンのふわふわの頭を撫でて言った。
「…何となく?きっと獣人化しても可愛いだろうけど、僕はこのままでも全然良いよ。ふふ、後でいっぱい遊ぼうね、ゲオン。」
僕に抱っこされたがるゲオンがシャルに引き取られて、僕は慌てて朝食をかき込んだ。熊の子は仕草が人間に似てて、一緒に遊ぶのが凄く面白いんだ。
「隠者様、今夜の晩餐会は大掛かりなのかい?俺たちまで招待してくれるとなると、結構招待客が多そうだと思ってな。テディ、もしかしたら青い奴とか、虎とか来るんじゃないのか?何か聞いてるか?」
僕は目を見開いて、ニヤリと笑ったダグラスの顔を見た。この連休、ちゃんと別日にバルトさんとロバートに会う算段はついているけど、今夜の晩餐会について話をした訳じゃなかった。
「…そう言われてみると、ローズは悪気なくそう言う事をしそうじゃ。ローズの晩餐会は招待客が多い事で有名じゃ。」
皆の同情的な視線を集めた僕は自業自得とは言え、愛人二人が顔を合わせるかも知れない事に動揺していた。今まで王都から離れた場所のいたせいで、そんな事は無かった。
こうして二人のいる王都に居れば、お互いに顔を合わせる事も増えるのかな。僕はため息をついてダグラスに尋ねた。
「そう言えばダグラスは若い頃、相当遊んでたんだっけ。愛人同士が顔を合わせる事もあったんでしょ?僕にアドバイスくれない?僕は二人の気分を害したくはないんだ。僕にとっては大事な二人だから。」
するとダグラスは慌てた様にシャルの方をチラチラ見ながら弁解した。
「テディが何を勘違いしてるか分からんが、しょうがないんじゃないか?あいつらだって、その事は分かっててテディの側にいるんだろうし。お前さんも腹を括るしかないな。
俺は高みの見物といこう。ははは、楽しみになって来たぞ。」
僕がジト目でダグラスを睨んでいると、シャルが僕を慰める様に言った。
「龍神憑きのテディは事情が事情だからしょうがないんじゃないかな。私は誰か一人が側に居るよりも、守りが多い方が正解だと思うよ。テディがちゃんと真っ直ぐ相手の感情を受け止めれば大丈夫。彼らも納得すると思う。」
適当なダグラスと比べて、ありがたいアドバイスをくれるシャルに僕は神妙な気持ちで頷いた。
「ほんと、ダグラスにシャルは勿体無いよね。ありがとう、シャル。何とかなる気がして来たよ。僕のしでかした事なんだから自分でちゃんと責任を持つよ。」
「俺様にシャルはピッタリだろうが。まぁ、テディはまだヒヨッコだからな。あいつらもそこら辺はよく理解してるだろう。どちらかと言うと、あいつらの方が待たなくちゃいけなかったって所もあるからな。」
修羅場を潜り抜けて来たダグラスの重みのある発言で、その場はまとまったけれど、僕は何が起きるか予想がつかなくて少し憂鬱になってしまった。
ひとしきり遊んで部屋に戻る時に、シャルが僕の肩に手を置いてこっそりアドバイスをくれた。
「テディ、こんな時はとびきりのお洒落をしていくんだよ。どんな状況でもそうやって武装するのは自分のためだからね。それに単純に彼らも喜ぶだろうし。ふふ、頑張ってね。」
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