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夏休み
幼馴染とプール
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夏休みと言えばプール!いえーイ。男子校では水場はとことん避けてきたから、燃えるぜぇ。
「景って、ほんと分かりやすくて可愛い…。その水着、よく似合ってるね。しかし、見事に真っ白だな。日焼けしたら赤くなりそうだけど…。日焼け止め塗ってやるから背中向いて。」
相変わらずオカンな玲は、マメマメしく私の世話を焼いてくれる。そんな私たちを彩花は呆れた様に見つめながら、近くを通り過ぎるイケメンたちに流し目を送ってる。
「あっ、もしかして水着跡ついたら、女子ってバレない?」
私は自分の肩周りを見つめて言った。あれ?玲から不穏な空気が出てくる様な…。
「水着跡見られる様な状況になる訳?まさか男の前で着替えとかしてる…訳ないよね?」
「いやいや、無いよ。そう言えば見られる様な状況無かった。でも肩ぐらいは見られるかも。まぁ後でタンクトップ着て焼き直せば大丈夫かな?」
今日の私は新調したばかりの胸元がフリフリのベビーピンクのビキニ。素材がキラキラして、凄く女子っぽい。ビキニパンツのサイドはシルバーの金属の輪っかでデザインされていて、カッコ可愛くて一目で気に入ったんだ。
今日は茶髪の少しカールしたセミロングウイッグも被ってるから、女子力高い!玲も凄く満足そうで、機嫌がいい。ほんと玲ってば私に可愛い格好させるの好きだよね。
迫力美人の彩花はイケメンを見るのをやめて私をじっくり見ると笑いながら言った。
「しかし変わりすぎでしょ。この前のイケメン偽装男子どこ行ったの?メイク取って、よくよく見ればそんなに違わないだろうけど、やっぱり女の子ちっくだと景ってほんと清楚なお嬢に見えるから不思議よね。」
「全然不思議じゃない。景は昔から可愛いから。」
あれ?玲ってばこんなに可愛い連発する様な奴だったかな?私がキョトンとして玲を見てると彩花が呆れた様に言った。
「はぁ、なに焦ってるのか知らないけど、景はマヌケだからハッキリ言わないと分かんないと思うわよ、玲。」
何か微妙な空気になっちゃったけど、今はプール!わざわざ有名なプールに来たんだから遊ばなくっちゃ。私は二人の手を引いてプールへ突進した。
「なぁ、あそこに凄いグラマラス美人居るけど、見た?」
俺は地元の悪友の声に惹かれて眺めるともなしに其方を見た。確かにめっちゃ目立った美人が居る。胸も爆発しそうだ。
「おう、凄い。あ、でもツレがいるっぽいぞ。結構なガチムチ。ん?もう一人居るな。清楚系?」
俺は妙に目立つ三人組を見つめた。有名な人気の大型プールで、こんなに人が群れてるのにその三人は妙に人目を惹いた。近くを通る人がみんな見ている。まぁ離れてる俺たちだって見てるけど。
あ、清楚系が二人引っ張ってこっち来る。俺は清楚系を真正面から見つめた。そして清楚系が顔を上げてこちらを見た時になぜか目が合って、俺は目を晒すことが出来なかった。
「景って、ほんと分かりやすくて可愛い…。その水着、よく似合ってるね。しかし、見事に真っ白だな。日焼けしたら赤くなりそうだけど…。日焼け止め塗ってやるから背中向いて。」
相変わらずオカンな玲は、マメマメしく私の世話を焼いてくれる。そんな私たちを彩花は呆れた様に見つめながら、近くを通り過ぎるイケメンたちに流し目を送ってる。
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私は自分の肩周りを見つめて言った。あれ?玲から不穏な空気が出てくる様な…。
「水着跡見られる様な状況になる訳?まさか男の前で着替えとかしてる…訳ないよね?」
「いやいや、無いよ。そう言えば見られる様な状況無かった。でも肩ぐらいは見られるかも。まぁ後でタンクトップ着て焼き直せば大丈夫かな?」
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「しかし変わりすぎでしょ。この前のイケメン偽装男子どこ行ったの?メイク取って、よくよく見ればそんなに違わないだろうけど、やっぱり女の子ちっくだと景ってほんと清楚なお嬢に見えるから不思議よね。」
「全然不思議じゃない。景は昔から可愛いから。」
あれ?玲ってばこんなに可愛い連発する様な奴だったかな?私がキョトンとして玲を見てると彩花が呆れた様に言った。
「はぁ、なに焦ってるのか知らないけど、景はマヌケだからハッキリ言わないと分かんないと思うわよ、玲。」
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「なぁ、あそこに凄いグラマラス美人居るけど、見た?」
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