伯爵令嬢の秘密の愛し子〜傲慢な王弟は運命の恋に跪く

コプラ@貧乏令嬢〜コミカライズ12/26

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新しい日々

リラックスさせて※

王宮を辞する馬車の中で、すっかり疲れ切った私はヴィンセントの腕に寄り掛かった。するとヴィンセントはひょいと私を膝に抱き抱えてしまった。ヴィンセントの膝の上に腰掛けるなど、はしたないにも程があるけれど、ヴィンセントは私の唇に優しく唇を押しつけて言った。

「疲れた顔をしてる。やはり王宮は疲れるだろう?私も王弟らしくしないといけないからね、そうしょっちゅう行きたいところではないな。そう考えると兄上は良く役割をこなしていると思うよ。」


窓の外を眺めながらそう言うヴィンセントの顔に手を伸ばして、今日1日で少し伸びた男らしいヒゲを指先でなぞりながら言った。

「王様がああして笑っていられるのも、王弟閣下が助け手になっているせいですわ。私、王様があんなにリラックスして楽しい方だなんて存じませんでした。もっとも、私が拝謁したのはデビューの日くらいでしたけど。」


ヴィンセントは私の指を自分の唇に挟みながら、考え込んでいた。

「私は君を見たはずだ。君が十六歳のデビューだろう?出会う一年前?確か社交界のデビューには王族は強制参加だと思うのだが。…記憶が無いな。君を見たら絶対忘れるはずがないのだが。」

私はデビューのあの日の記憶を思い起こした。あの日、私は緊張して王の前に進み出た。今日より少し若い王は厳しく厳かだった。緊張した私は、そのくらいしか記憶にないわ。後は従兄弟にエスコートされて踊った事や、親友のシャルロット達とコソコソと話をしていた事…。


私は舞踏会から出て行く体格の良い、淡い金髪の騎士の後ろ姿を思い出していた。

「…私貴方を思い出したわ。私たちがデビューのダンスを終えて話をしていた時、舞踏会から貴方が出て行くのを見たの。でも私が見たのは、後ろ姿と美しい淑女をエスコートしていた事だけだけど。」

私がそう言って悪戯っぽくヴィンセントを睨むと、ヴィンセントは慌てて私に言い訳をした。

「その頃は恋などしたことが無かったんだ。今思えば心の空洞を埋めようと足掻いている不幸な男だったんだ。」


私はヴィンセントが随分口が上手いのだと可笑しく思って、クスクス笑ってしまった。

「まだ私を知らなかったのだもの、許して差し上げるわ。でも、もう他の淑女によそ見はしないで…。」

するとヴィンセントは私の目を覗き込む様にして、甘くとろける様に微笑んで口づけた。それは優しくも技巧的で、私の唇は疼いてその先を欲しがった。甘える様に喉の奥から声を出すと、ヴィンセントはドレスを掻き分けて脚の間の薄い下着越しに指先を押し付けた。

痺れる様な快感を感じて思わず仰反ると、追いかけてきたヴィンセントの舌が私の首筋を舐め下ろして、盛り上がった胸の谷間に吸い付いた。


「ああ、君の甘い匂い。芳しいこの匂いは私をあっという間に熱くさせるよ。」

そう言ってヴィンセントはドレスを捲り上げて私の下着の紐を解くと、ぐっしょりと濡れた私のアソコに、騎士ズボンを下げてボロリと飛び出した自分の竿を擦り付けた。腰を掴まれてゆすられて、挿れそうで挿れないその状況に私は声を押し殺して呻いた。

執拗に敏感な場所を竿で撫でられて、私はビクビクと呻きながら仰け反った。するとヴィンセントはそんな私の顔をギラついた顔で見つめながら、一気に私の中に入った。絶頂をかすめている私にはそれが怖いくらいの気持ち良さで、ヴィンセントが馬車の揺れと連動して動くのを、肩を掴んで味わう事しか出来なかった。


気づけば私は馬車の手すりに捕まって、後ろからヴィンセントにすっかり太く育った竿を出し入れされていた。私は立って居るのも限界で、勢いよく腰を振り立てるヴィンセントの白濁を受け止めていた。耳元で荒い息遣いで呻くヴィンセントに、ドレスからはみ出た胸の先端を弾かれて、私はビクンと私の中のヴィンセントを締め付けた。

顔を寄せるヴィンセントに口づけを返すとヴィンセントはクスクス笑いながら、ハンカチで私のあそこを拭いてドレスを直した。そしてポケットにハンカチと私の下着を押し込んで、ねっとりと私のドレスから大きく飛び出した胸を見つめて言った。


「ああ、今夜はその胸もしっかり可愛がらないと。今はそんな余裕がなかったからね。しかし馬車の中で致すとは、私も自分の青臭さに呆れるよ。まるで覚えたての種馬の様じゃないか。嬉しいよ。まだまだ私も若いね。」

そう言って楽しげに笑った。私は胸をドレスに押し込むと、急に正気に戻って恥ずかしさが襲ってきた。そんな私を見て、ヴィンセントが私を膝に乗せて言った。


「可愛いエリザベス。君はどんな表情でも私の胸を掻き回すよ。それは君を愛しく思う湧き上がる様な情熱なのだろうか。尽きることがなくて時々怖く感じるよ。もし君が手の届かないところに行ってしまったらって。それは考えるだけでも恐ろしい事だ。」

そうヴィンセントが思い詰めた様に言うので、私はヴィンセントに触れるだけの甘い口づけをしながら囁いた。

「私の居場所は貴方の側だもの。決して遠くには行かないわ。愛してるわ、ヴィンセント。」






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