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新しい日々
白い花の香りに包まれて※ 【完】
「おかあしゃま~!みてくだしゃい!きえいです、ねー?」
そう言ってテッテと勢い良く走り出したテオは、最近は侍女ではなく従者がお供につくほど元気に走り回るようになっていた。私たちは思い出の場所、白い花が一面に広がる野原へやって来ていた。
ヴィンセントとまだちまちまと歩くテオと一緒に来たのは、丁度一年前だった事を思うとあっという間だった気がする。けれども、テオはすっかり伸びやかに身体を動かしてちゃんと走れるようになっているし、言葉も達者になった。
「エリザベスここは危なくないのだから、さぁ、テオの事は従者と子守に任せて座りたまえ。」
そう言って従者たちが用意したピクニック用のマットとクッションを幾つか並べた場所に、ヴィンセントが手招きした。私はほんの少し目立って来たお腹を撫でて、ヴィンセントの膝の中へ座らされた。
ヴィンセントが私の唇に甘く口づけると、私はうっとりとヴィンセントを見上げた。この柔らかな太陽が降り注ぐ日差しの中でヴィンセントは雄々しい存在だわ。
光に透けるような金髪に青紫の瞳は輝いて、時々鋭くなる眼差しと引き締まった無駄のない身体は騎士としての顔を覗かせる。けれど私の側に居る時のヴィンセントは閨では猛々しさを見せるものの、こんな場所では優しく微笑むばかりだ。
私は思わず強請る様に、自分からヴィンセントの唇を吸ってその甘い口の中へ舌を伸ばした。そんな私の舌を甘噛みしたヴィンセントが不意に貪る様に私の口の中を舐め回して舌を絡めるから、私はうっとりとヴィンセントに溺れてしまった。
「私の可愛い奥様は、何とも誘い上手だね。こんな場所では私も本領発揮出来なくて欲求不満になってしまうよ。…本当はもう少し二人の時間を楽しみたかったが、堪え性がなくて君を孕ませてしまったね。でも身籠った君は日に日に美しくなる。
女性は身籠もると光り輝くと言うのは本当だったみたいだ。…テオの時に側に居られなかった分も女神の様な君を堪能しよう。」
そう言って私のお腹の上に大きな手を置いた。まだ動くわけではないけれど、ヴィンセントが私の身体の変化を楽しみにしているのが分かって喜びが膨らんできた。
「ふふふ、まだ今は全然だもの。びっくりするくらい大きくなるのよ?」
そう話していると、テオが従者たちとピクニックシートへと転がる様にやって来て言った。
「おとうしゃま、テオね、きのうクッキーつくったの、よ?」
テオと私は時々料理長に頼んで、厨房で一緒にクッキーを作らせてもらっている。昨日は身重の私は見学で、テオが料理長と楽しそうにクッキーを作っているのを見つめていた。流石に焼くのはお任せしたけれど、目の前の缶を開けると香ばしくて甘い香りが辺りに広がった。
少しいびつな形のものはテオの作った物なのだろう。私はヴィンセントの隣に座り直すと、それをひとつ摘んでひと口齧った。サクッとした歯触りと一緒にバターと優しい甘さが口いっぱいに広がって、幸せを感じた。
「美味しいわ、テオ。昨日はお母様は見てるだけだったものね?テオが一人で頑張ったのよね?」
そう言うとテオは誇らしげに言った。
「テオ、ひとりでじょーず、ね?おとうしゃま、めちあがれ?」
そう言って自分の作ったクッキーをひとつ持ち上げると、ヴィンセントの口へと差し出した。ヴィンセントは笑いながら大きく口を開けてテオの指ごとパクリと咥えた。テオはきゃっきゃと楽しげに笑いながらヴィンセントに抱き抱えられて、私たちの笑い声は野原に滲んで吸い込まれた。
「君が野原であんな口づけをするから、私はずっと身体が熱かったんだ。」
そう言いながら、私の夜着を剥ぎ取りつつ妊娠して更に大きくなった白い胸を手で確かめる様に撫でた。
「こんなに美しいなんて。見てごらんこの先端を。真っ赤に熟した甘いラズベリーの様だ。前よりずっと咥え易くなったと思わないか?でもあまり刺激してはいけないと医師が言っていたね。じゃあ優しく、撫でるようにしようか。」
そう言って、ゆっくりと愛撫した。それはそれで私の中の疼きを燻す様で、私は立ち膝で呻いてしまう。スルリと伸ばされたヴィンセントの指先が私の脚の間に伸びると、自分でも恥ずかしくなるくらい水音がした。
「エリザベスは身籠もると、余計に敏感になるみたいだね。ここがこんなにぐっしょりで私のコレを突き立てたくなってしまうよ。あまり激しいのはダメらしいから、まずは絶頂させないようにじっくりエリザベスを喜ばせないとね。」
そう言うとヴィンセントは私をクッションの山にそっと横たわらせて、膝立てた脚の間に顔を入れて舌や唇、指先で優しくねぶった。それは甘い声を私に呻かせて、けれどもじわじわと高められて息も浅くなるばかりだった。
ふとヴィンセントの猛々しくも重たいそれが目に入って、私は強請る様にヴィンセントに頼んだ。
「ヴィンセント、私にも貴方を味わわせて…。」
途端にぎらついた眼差しで私を睨んだヴィンセントは唇を歪めて言った。
「まったく、私の美しい奥様は私の忍耐を無駄にするね。ああ、エリザベスの口の中を思い出しただけで、逝ってしまいそうだ。」
そうブツブツ言いながら、それでも嬉しげにベッドに寄り掛かった。私は足元に移動すると目の前のむせかえる様な雄々しい匂いに溜息をつくと、すっかりヌルついたそれを両手で撫で回した。
いつ見ても飽きることのないヴィンセントの中心は、私にいつも畏敬の念を湧き上がらせる。美しいとさえ感じる反り返った太やかなそれは、私に可愛がられたがって手の中で暴れた。
唇で感じる生々しい振動は私を夢中にさせて、私の口の中の粘膜を撫で回した。舌先でヴィンセントの好きな場所をなぞると甘い呻き声が聞こえた。私がヴィンセントを見上げて可愛いがる様を見せつけると、ヴィンセントはベッドに波打つ私の黒髪を指先に巻きつけた。
「…エリザベス、もう君が欲しくて堪らないよ。さぁ、おいで。」
そう言うと私を引き寄せて、そっと横に寝かすと後ろから優しく抱きしめた。背中越しに私の唇を喰むと私の片足を抱え上げてゆっくりと入ってきた。何度もヴィンセントのそれでなぞられると、甘いため息と一緒に疼く様な気持ち良さがじわじわと私の中に積み重なっていった。
気がつけば私は叫ぶ様な快感に堕とされていて、耳元で感じるヴィンセントの荒い息遣いと呻き声も私を煽った。痺れる様な絶頂に身体を仰け反らせて、私の名を呼ぶヴィンセントの切羽詰った掠れ声を聞きながら、尽きない腰の押し付けに気を飛ばしてしまった。
「…エリザベス。あぁ愛しい人。…すまない、結局夢中になって君を貪ってしまったね。」
甘い囁き声に私が瞼を震わせると、顔中に優しい唇が降ってきた。心地よい甘い疲れにくったりとしていた私は、ヴィンセントに抱き寄せられていた。
ランプの光を反射して、青紫の宝石の様に煌めく瞳を見つめながら私は微笑んだ。
「私も同罪だわ。いつでもヴィンセントに可愛がられたくてしょうがないんですもの。それに最近は私もヴィンセントを貪っている気がするわ。」
そう言うとヴィンセントは面白そうに目を見開いて笑った。
「それは願ったり叶ったりだね。是非とも奥様に私をしゃぶり尽くしてほしいよ。」
私はヴィンセントの言い草を聞いて面白がっている顔を睨みつけると、ヴィンセントの唇を喰んだ。それは結局二人の甘い口づけを誘う羽目になったけれど、私はヴィンセントの美しい瞳を覗き込んで囁いた。
「もしあの仮面祭りに私達が出逢わなかったら、こうして愛し合う事は無かったのかしら。」
するとヴィンセントは真面目な顔で私を見つめて言った。
「私はそうは思わないよ。必ず私達は何処かで出会って惹かれあったに違いない。けれど私は時々思うんだ。あの時出会って愛し合ったお陰で、私は生きてこの国に戻って来れたんじゃないかって。捕虜になっている間、何度か命の危機があった。
でもその度に私はエリザベスを思い出した。私はエリザベスに再び会いたくて生きたんだ。私を救ったのはエリザベスだよ。」
私は瞼が熱くなって、涙が止まらなかった。目の前に居るヴィンセントと再び愛し合えたのは、奇跡の様な運命の繋がりだったのだと分かったからだ。
「ヴィンセント、愛してるわ。命が尽きるまで貴方だけを愛すると誓うわ。」
ヴィンセントも瞳を潤ませながら掠れた声で囁いた。
「私も誓うよ。それに命尽きるまで君を愛さずにはいられないだろうね。愛してるよ、エリザベス。」
私達は微笑みあってお互いの温もりを分け合った。私の燃える様な運命の恋は、今や消えることのない愛に変わった事に胸を震わしながら。愛してる、ヴィンセント。
【 完 】
~あとがき~
読んでいただきありがとうございました♡
68000文字、33話の中編になったこの王道ラブロマンスをお読み下さり本当にありがとうございました!
一時期読み漁った映画の様なラブロマンスが書けたんじゃないかなと思います。2000字/話の恋愛作品は、私には実験的な試みでしたが、じっくりと書けて楽しかったです。
読者の皆様が少しでも楽しんで頂けたなら嬉しいです(〃ω〃)
ヴィンセントの傲慢さがもっと欲しいところでしたが、ついつい溺愛へ転がり落ちてしまうのは悪い癖ですね。
BLでは書きやすいR18シーンも、ようやく描き慣れてきました。そこら辺の感想など頂けると今後の勉強になりますので是非率直にお聞かせ下さい♡
お付き合い下さいましてありがとうございました♡
新作BL『お隣さんは僕のまたたび』昨日から公開開始しました♡
ノリノリで書いてますので宜しくお願いします!
そう言ってテッテと勢い良く走り出したテオは、最近は侍女ではなく従者がお供につくほど元気に走り回るようになっていた。私たちは思い出の場所、白い花が一面に広がる野原へやって来ていた。
ヴィンセントとまだちまちまと歩くテオと一緒に来たのは、丁度一年前だった事を思うとあっという間だった気がする。けれども、テオはすっかり伸びやかに身体を動かしてちゃんと走れるようになっているし、言葉も達者になった。
「エリザベスここは危なくないのだから、さぁ、テオの事は従者と子守に任せて座りたまえ。」
そう言って従者たちが用意したピクニック用のマットとクッションを幾つか並べた場所に、ヴィンセントが手招きした。私はほんの少し目立って来たお腹を撫でて、ヴィンセントの膝の中へ座らされた。
ヴィンセントが私の唇に甘く口づけると、私はうっとりとヴィンセントを見上げた。この柔らかな太陽が降り注ぐ日差しの中でヴィンセントは雄々しい存在だわ。
光に透けるような金髪に青紫の瞳は輝いて、時々鋭くなる眼差しと引き締まった無駄のない身体は騎士としての顔を覗かせる。けれど私の側に居る時のヴィンセントは閨では猛々しさを見せるものの、こんな場所では優しく微笑むばかりだ。
私は思わず強請る様に、自分からヴィンセントの唇を吸ってその甘い口の中へ舌を伸ばした。そんな私の舌を甘噛みしたヴィンセントが不意に貪る様に私の口の中を舐め回して舌を絡めるから、私はうっとりとヴィンセントに溺れてしまった。
「私の可愛い奥様は、何とも誘い上手だね。こんな場所では私も本領発揮出来なくて欲求不満になってしまうよ。…本当はもう少し二人の時間を楽しみたかったが、堪え性がなくて君を孕ませてしまったね。でも身籠った君は日に日に美しくなる。
女性は身籠もると光り輝くと言うのは本当だったみたいだ。…テオの時に側に居られなかった分も女神の様な君を堪能しよう。」
そう言って私のお腹の上に大きな手を置いた。まだ動くわけではないけれど、ヴィンセントが私の身体の変化を楽しみにしているのが分かって喜びが膨らんできた。
「ふふふ、まだ今は全然だもの。びっくりするくらい大きくなるのよ?」
そう話していると、テオが従者たちとピクニックシートへと転がる様にやって来て言った。
「おとうしゃま、テオね、きのうクッキーつくったの、よ?」
テオと私は時々料理長に頼んで、厨房で一緒にクッキーを作らせてもらっている。昨日は身重の私は見学で、テオが料理長と楽しそうにクッキーを作っているのを見つめていた。流石に焼くのはお任せしたけれど、目の前の缶を開けると香ばしくて甘い香りが辺りに広がった。
少しいびつな形のものはテオの作った物なのだろう。私はヴィンセントの隣に座り直すと、それをひとつ摘んでひと口齧った。サクッとした歯触りと一緒にバターと優しい甘さが口いっぱいに広がって、幸せを感じた。
「美味しいわ、テオ。昨日はお母様は見てるだけだったものね?テオが一人で頑張ったのよね?」
そう言うとテオは誇らしげに言った。
「テオ、ひとりでじょーず、ね?おとうしゃま、めちあがれ?」
そう言って自分の作ったクッキーをひとつ持ち上げると、ヴィンセントの口へと差し出した。ヴィンセントは笑いながら大きく口を開けてテオの指ごとパクリと咥えた。テオはきゃっきゃと楽しげに笑いながらヴィンセントに抱き抱えられて、私たちの笑い声は野原に滲んで吸い込まれた。
「君が野原であんな口づけをするから、私はずっと身体が熱かったんだ。」
そう言いながら、私の夜着を剥ぎ取りつつ妊娠して更に大きくなった白い胸を手で確かめる様に撫でた。
「こんなに美しいなんて。見てごらんこの先端を。真っ赤に熟した甘いラズベリーの様だ。前よりずっと咥え易くなったと思わないか?でもあまり刺激してはいけないと医師が言っていたね。じゃあ優しく、撫でるようにしようか。」
そう言って、ゆっくりと愛撫した。それはそれで私の中の疼きを燻す様で、私は立ち膝で呻いてしまう。スルリと伸ばされたヴィンセントの指先が私の脚の間に伸びると、自分でも恥ずかしくなるくらい水音がした。
「エリザベスは身籠もると、余計に敏感になるみたいだね。ここがこんなにぐっしょりで私のコレを突き立てたくなってしまうよ。あまり激しいのはダメらしいから、まずは絶頂させないようにじっくりエリザベスを喜ばせないとね。」
そう言うとヴィンセントは私をクッションの山にそっと横たわらせて、膝立てた脚の間に顔を入れて舌や唇、指先で優しくねぶった。それは甘い声を私に呻かせて、けれどもじわじわと高められて息も浅くなるばかりだった。
ふとヴィンセントの猛々しくも重たいそれが目に入って、私は強請る様にヴィンセントに頼んだ。
「ヴィンセント、私にも貴方を味わわせて…。」
途端にぎらついた眼差しで私を睨んだヴィンセントは唇を歪めて言った。
「まったく、私の美しい奥様は私の忍耐を無駄にするね。ああ、エリザベスの口の中を思い出しただけで、逝ってしまいそうだ。」
そうブツブツ言いながら、それでも嬉しげにベッドに寄り掛かった。私は足元に移動すると目の前のむせかえる様な雄々しい匂いに溜息をつくと、すっかりヌルついたそれを両手で撫で回した。
いつ見ても飽きることのないヴィンセントの中心は、私にいつも畏敬の念を湧き上がらせる。美しいとさえ感じる反り返った太やかなそれは、私に可愛がられたがって手の中で暴れた。
唇で感じる生々しい振動は私を夢中にさせて、私の口の中の粘膜を撫で回した。舌先でヴィンセントの好きな場所をなぞると甘い呻き声が聞こえた。私がヴィンセントを見上げて可愛いがる様を見せつけると、ヴィンセントはベッドに波打つ私の黒髪を指先に巻きつけた。
「…エリザベス、もう君が欲しくて堪らないよ。さぁ、おいで。」
そう言うと私を引き寄せて、そっと横に寝かすと後ろから優しく抱きしめた。背中越しに私の唇を喰むと私の片足を抱え上げてゆっくりと入ってきた。何度もヴィンセントのそれでなぞられると、甘いため息と一緒に疼く様な気持ち良さがじわじわと私の中に積み重なっていった。
気がつけば私は叫ぶ様な快感に堕とされていて、耳元で感じるヴィンセントの荒い息遣いと呻き声も私を煽った。痺れる様な絶頂に身体を仰け反らせて、私の名を呼ぶヴィンセントの切羽詰った掠れ声を聞きながら、尽きない腰の押し付けに気を飛ばしてしまった。
「…エリザベス。あぁ愛しい人。…すまない、結局夢中になって君を貪ってしまったね。」
甘い囁き声に私が瞼を震わせると、顔中に優しい唇が降ってきた。心地よい甘い疲れにくったりとしていた私は、ヴィンセントに抱き寄せられていた。
ランプの光を反射して、青紫の宝石の様に煌めく瞳を見つめながら私は微笑んだ。
「私も同罪だわ。いつでもヴィンセントに可愛がられたくてしょうがないんですもの。それに最近は私もヴィンセントを貪っている気がするわ。」
そう言うとヴィンセントは面白そうに目を見開いて笑った。
「それは願ったり叶ったりだね。是非とも奥様に私をしゃぶり尽くしてほしいよ。」
私はヴィンセントの言い草を聞いて面白がっている顔を睨みつけると、ヴィンセントの唇を喰んだ。それは結局二人の甘い口づけを誘う羽目になったけれど、私はヴィンセントの美しい瞳を覗き込んで囁いた。
「もしあの仮面祭りに私達が出逢わなかったら、こうして愛し合う事は無かったのかしら。」
するとヴィンセントは真面目な顔で私を見つめて言った。
「私はそうは思わないよ。必ず私達は何処かで出会って惹かれあったに違いない。けれど私は時々思うんだ。あの時出会って愛し合ったお陰で、私は生きてこの国に戻って来れたんじゃないかって。捕虜になっている間、何度か命の危機があった。
でもその度に私はエリザベスを思い出した。私はエリザベスに再び会いたくて生きたんだ。私を救ったのはエリザベスだよ。」
私は瞼が熱くなって、涙が止まらなかった。目の前に居るヴィンセントと再び愛し合えたのは、奇跡の様な運命の繋がりだったのだと分かったからだ。
「ヴィンセント、愛してるわ。命が尽きるまで貴方だけを愛すると誓うわ。」
ヴィンセントも瞳を潤ませながら掠れた声で囁いた。
「私も誓うよ。それに命尽きるまで君を愛さずにはいられないだろうね。愛してるよ、エリザベス。」
私達は微笑みあってお互いの温もりを分け合った。私の燃える様な運命の恋は、今や消えることのない愛に変わった事に胸を震わしながら。愛してる、ヴィンセント。
【 完 】
~あとがき~
読んでいただきありがとうございました♡
68000文字、33話の中編になったこの王道ラブロマンスをお読み下さり本当にありがとうございました!
一時期読み漁った映画の様なラブロマンスが書けたんじゃないかなと思います。2000字/話の恋愛作品は、私には実験的な試みでしたが、じっくりと書けて楽しかったです。
読者の皆様が少しでも楽しんで頂けたなら嬉しいです(〃ω〃)
ヴィンセントの傲慢さがもっと欲しいところでしたが、ついつい溺愛へ転がり落ちてしまうのは悪い癖ですね。
BLでは書きやすいR18シーンも、ようやく描き慣れてきました。そこら辺の感想など頂けると今後の勉強になりますので是非率直にお聞かせ下さい♡
お付き合い下さいましてありがとうございました♡
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完結ありがとうございました😊
ヴィンセントもエリザベスも情熱のままに素直に思いを伝えあえて良かったです。(昨今、変に素直にならないお話しが多くてモヤモヤ気味でしたが、スッキリしました🌟)
そして流石のコプラ様❣️ BとLなエチエチ💕だけでなく、男女の💋もエロい(//∇//)キャッ しっかり堪能させて頂きました🤭
次回作は現代物ですね。そして、あちらもこちらも続きを楽しみにしています♪ お身体にお気をつけて更新よろしくお願いします〜( ´ ▽ ` )ノ
応援ありがとうございました♡感想が心の支えになっております(*^▽^*)エヘ
王道ラブロマンスは、今までのポップなものと違ってじっくり書けて楽しかったです!
懸案のR18もやり過ぎずに書けた!?と思います…(^◇^;)
新作も是非楽しんでくださいね☆
テオの言葉にいちいち反応中。。
可愛すぎですーー!
ちっちゃい子、言葉が拙いと、可愛いですよねぇ♡楽しんでいただけて嬉しいです!
感想ありがとうございます♡
こんばんは♪
2人、不幸なすれ違いだったんですね〜😭💦
4年間お互い辛かったよね…神様の試練⁉︎ (´;ω;`) イジワル~
ヴィンセントも戦争で心に傷を負い、初めての本気の恋にプライドもあって、素直になれないというか、言葉足らず…
エリザベスも混乱して考える事より先に感情的に言葉が出て… そんなニ人のやり取りにかの名作『風と共に去りぬ』を思い出しました。
『風と…』ではスカーレットの前からレットは去ってしまいましたが、本作ではテオを仲立ちに二人がまたお互いを思いやって、運命の情熱の炎🔥が再燃されます様に❣️ヽ(´▽`)/
ハッピーエンドに向けてまだまだひと山もふた山もありそうで、ドキドキしながら3人の幸せを応援していきますね(・ωノ| コッソリ
感想ありがとうございます♡ヴィンセントが年の功を出して欲しい所ですが、いかんせんええ所の地位ある人なのでどうしてもね、言葉足らずですよねwエリザベスが健気で可哀想…( ̄^ ̄)その分めちゃくちゃハッピーエンドしていく予定です!笑