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貴族学院
こんにちはクラスメイト
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式を終えて教室に入ると、さっきまで騒ついてたクラスが波を打つ様に段々と静かになった。あれ?ユア様の背が高いからビックリしたのかなぁ。しかも飛び級だもんね。そりゃ、優秀な上位クラスの生徒だったら気になるだろうねぇ。
「リオン様、ユア様こっちです。」
嬉しそうにアーサー様が手招きしてる。さすが真面目なアーサー様とそつの無いキース様、僕たちより先に来てるね。僕はさり気なく周囲の生徒に目を向けると、皆一瞬ビックっとなってから視線をウロつかせる。
相変わらず僕と目を合わせてくれる人が居ない…。僕は少し悲しくなってしまった。
するとコツコツと男の子が近づいてきて、僕に手を差し出しながら目を合わせた。
「…初めまして。僕はジュード。ジュード ケミカリム。噂のリオネルン様とクラスメイトになれてとても嬉しい。仲良くなれたらいいな。」
「初めまして。リオネルン スペードです。…ケミカリム。もしかして辺境伯の?ああ、僕一度辺境伯の領地のお話を聞いてみたかったんですっ。今度ゆっくり聞かせてくださいね?」
僕は少し浅黒い肌とプラチナの短髪、そして淡いペリドッドの翠色の鋭い瞳に見惚れながら握手した。
ユア様がワンコ系狼なら、ジュード様は獰猛でしなやかな豹の様だなぁ。あー、カッコいい!僕は後ろから漂う冷気にもジュード様が呟いた『激かわ、何だこれ人間か。』には全く気づかずにご機嫌で席についたのだった。
「あーあ、見てよアレ。全然気づいてないんだけど。リオン様はほんと鈍感というか。ユア様さっきからめっちゃ怖いオーラ出てるのに。あれ、ヤバくない?ねぇ、キース様。」
アーサーがため息をつきながら自分の方を見た。確かにジュード様は伏兵だった。僕たちはリオン様にへんな虫がつかない様にいつも頑張ってる。別に誰に頼まれたわけじゃないけれど、ほんとリオン様ときたら危なっかしい事この上ない。
僕たちもリオン様の事は大好きだけど、あの執着とも言えるユア様の偏愛を小さい頃からずっと見てきていると、何かもう良いかなというか、保護者の気持ちというか。
リオン様は先程の様子を見ると、すっかりジュード様の猛々しい感じに惹かれちゃったみたいだし。
ご自分の天使の様に儚げで甘い外見をリオン様はあまり好きじゃないみたいで、その真逆な格好良さが好きなのは僕らも何となく気づいていた。ああやって明からさまにリオン様の目がキラキラしちゃうと、今後がどう考えても一波乱ありそうで…。
僕はアーサーと顔を見合わせて、何度目かのため息をつくのだった。
「リオン様、ユア様こっちです。」
嬉しそうにアーサー様が手招きしてる。さすが真面目なアーサー様とそつの無いキース様、僕たちより先に来てるね。僕はさり気なく周囲の生徒に目を向けると、皆一瞬ビックっとなってから視線をウロつかせる。
相変わらず僕と目を合わせてくれる人が居ない…。僕は少し悲しくなってしまった。
するとコツコツと男の子が近づいてきて、僕に手を差し出しながら目を合わせた。
「…初めまして。僕はジュード。ジュード ケミカリム。噂のリオネルン様とクラスメイトになれてとても嬉しい。仲良くなれたらいいな。」
「初めまして。リオネルン スペードです。…ケミカリム。もしかして辺境伯の?ああ、僕一度辺境伯の領地のお話を聞いてみたかったんですっ。今度ゆっくり聞かせてくださいね?」
僕は少し浅黒い肌とプラチナの短髪、そして淡いペリドッドの翠色の鋭い瞳に見惚れながら握手した。
ユア様がワンコ系狼なら、ジュード様は獰猛でしなやかな豹の様だなぁ。あー、カッコいい!僕は後ろから漂う冷気にもジュード様が呟いた『激かわ、何だこれ人間か。』には全く気づかずにご機嫌で席についたのだった。
「あーあ、見てよアレ。全然気づいてないんだけど。リオン様はほんと鈍感というか。ユア様さっきからめっちゃ怖いオーラ出てるのに。あれ、ヤバくない?ねぇ、キース様。」
アーサーがため息をつきながら自分の方を見た。確かにジュード様は伏兵だった。僕たちはリオン様にへんな虫がつかない様にいつも頑張ってる。別に誰に頼まれたわけじゃないけれど、ほんとリオン様ときたら危なっかしい事この上ない。
僕たちもリオン様の事は大好きだけど、あの執着とも言えるユア様の偏愛を小さい頃からずっと見てきていると、何かもう良いかなというか、保護者の気持ちというか。
リオン様は先程の様子を見ると、すっかりジュード様の猛々しい感じに惹かれちゃったみたいだし。
ご自分の天使の様に儚げで甘い外見をリオン様はあまり好きじゃないみたいで、その真逆な格好良さが好きなのは僕らも何となく気づいていた。ああやって明からさまにリオン様の目がキラキラしちゃうと、今後がどう考えても一波乱ありそうで…。
僕はアーサーと顔を見合わせて、何度目かのため息をつくのだった。
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