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第一章
王都での生活2
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魔の森で錬金術の素材を手に入れた僕は、工房に籠って魔道具を作っていた。
出来上がった魔道具は
・オシュレット付きのトイレ
・冷凍冷蔵庫
・エアーコンディショナー
・計算機
・無線電話
・映像送信機
である。
いずれも前世の記憶を反映したものだ。
それらの設計図と制作手順を書いた冊子を10冊、保護魔法を付与した。
保護魔法とは対象を保護するという意味だが、必ずしも物理的な汚損を防ぐという意味ではない。
許可なく持ち出すことを禁じたり、許可なく複写する事も禁じることが出来るのだ。
この冊子を僕が選んだ孤児院と奴隷商で購入した奴隷達に手渡して、工房で魔道具の複製を作らせて販売する事にした。
当然この魔道具は高価で希少性と利便性が高いものばかり。
特に他国に伝わると拙いものまである。
だからこそ魔道具にはブラックボックスを作り管理できるようにしたのだ。
王城の一室。
「これが遥か彼方の風景を映しているというのか?」
板の様な形の魔道具には王都から遥か離れた剣山と呼ばれる自然の要害が目の前に見えている。
その横で点滅している小箱のボタンを押すと、その剣山の近くで撮影しているという者からの生の声が流れ始めた。
「ああ、聞こえますか?現在剣山の麓に来ております。天候は快晴、風はなく心持ち暑く感じております。」
その声は聞き覚えのある者の声であった。
「リカード侯爵か?」
「はい、閣下。リカード侯爵であります。息子の魔道具にテストと聞いて私自ら操作しております。」
という声が聞こえたと思ったら、映像が180度反転してリカード侯爵の姿が映し出された。
「おお!間違いない。これ程の魔道具は他国へは流せぬな。」
国王は本気でそう思った。
「その点はご心配なく。この魔道具をどんなに離れていても無効化できかつ消滅できる機能がついております。」
その説明をする僕の前で顔を激しく上下する宰相と騎士団長殿。
「・・・見事である。」
それしか言葉が出なかった。
国王陛下にプレゼンした魔道具以外は、僕の姉リス姉様が立ち上げた商会を通じて王国内で販売が行われた。
その商品は高値であるにも関わらず飛ぶ様に売れた。
これで僕の領地の経済も潤う。
学園の2学年になった。
早いもので後輩なる生徒が入学する季節が巡ってきた。
授業自体は未だ退屈な域を出ていないが専攻する科目ができた。
・魔道具制作科
・防御魔法研究科
・攻撃魔法研究科
・偵察魔法研究科
・移動魔法研究科
の5科目だ。
学園の機材や人材を使って研究や制作が出来る夢の様な授業である。
僕の側には常に警護役のアルファと侍女役のジュリエットがいる。
2人とも人間離れした美しさとスタイルをしている。
当然学園内でもファンは大勢いる。
特別枠で2人は同じ教室で授業を受けている。
ソレイユ王国の密偵(刺客)とアマダン王国の皇太子。
編入といえば他にも数人新たな顔が増えている。
出自を偽っているがソレイユ王国の者が3人、最近後継者者争いが落ち着いて皇太子になったエンカイヤ・アマダン皇太子(13)とそのお供2名。
同じクラスになり何かと僕に話しかけてくる。
「アル君、今日の予定は?」
皇太子が僕の予定を尋ねる、最近付き纏う様な感じが強い。
「エンカイヤ皇太子様、僕の名はアルではなくアルサイルですよ。」
「何を言う、親しい者からはアルと呼ばれていると聞いておるぞ。アルよ。」
この皇太子意外と面の皮が厚い。
連れている共は男女1人ずつ、剣と魔法に秀でている様だ。
魔法の授業や剣術の授業では、皇太子を始めこの2人が僕に挑戦してくる。
当然実力的には問題ないのだが、そこまで実力を見せる必要もない。
僕の共の2人には「手加減」を習得させている途中である。
力が強すぎるために相手や武器を壊す恐れがあるのだ。
それと常に僕の行動を監視している3人、ソレイユ王国の刺客と思われる者達だ。
殺意は感じ取れないが、僕の好きを窺うその視線は只者ではないようだ。
しかしだからと言って僕に剣が届くかといえば、それは2,300年は無理だろうな。
2人の共を人間と思っている間は隔絶の隔たりがあると言える。
いつもの様に騎士団の練習に参加していると、その6人が騎士団長と共に現れた。
「注目!今日はある王国の高貴な方と腕に自信がある学生が見学兼訓練参加に来ておる。恥ずかしい姿は見せるなよ。」
と紹介する団長の横で僕に手を振る皇太子。
ランニングから訓練が始まった。
いつも通り周回ごとに早くなるランニング。
10周も行かない前に魔法使いの女性が脱落。
20周で剣士の男が、30周で数名の団員とソレイユの1人と皇太子が脱落。
意外と皇太子はスペックが高い。
40周で団員の半分とソレイユの1人が脱落。
最後の50周まで付いてこれたのは、団員の15名とソレイユの残り1人。
かなりのスタミナと身体能力だ。
エンカイヤ皇太子 サイド
留学して気付いた、この学園には化け物がいる。
これ程の者が1人ではなく3人も、しかもその中で1番の化け物が
アルサイル・リカード伯爵当主
残り2人もそのお供。
将来この国との国交を深めるのであれば親交を深めるべき相手である。
激しい継承者争いを勝ち抜いた僕のスキルがそう言って警鐘を鳴らす。
授業中でも専攻科目の研究や訓練でも同じ場所で汗を流し言葉を交わす。
人は言葉を重んじる、いつの間にか側に立っていても気にされなくなるのだ。
今日は王国の騎士団の訓練に参加と聞いて、騎士団長に直談判をして参加を求めると
「良いですよ、さあ行きましょう。」
とあっさり、しかも不審な3人の同級生も居る。
訓練の最初のランニングで思い知らされた、彼はやはり化け物である。
あの速さで25kmを汗一つかかずに走り切る。
しかもあの不審な同級生の1人もキツそうであるが走り切った。
この後は休憩の後剣術の訓練とばかり思ったら、違った。
「次は筋トレだ、休む暇はないぞ!」
騎士団長の檄が飛ぶ。
「「「はい!」」」
答えて走り出す団員。
屋内に移動する様だ、重い足を引きずり付いていくと。
「なんだこの施設は!」
思わず声が口をついた。
そこには、身体を徹底的に鍛えるいや虐める為の道具が並んでいた。
約2時間休みなく体をいじめる。
「さあこれを飲め!」
何か特別な飲み物を皆に与える、黒い液体だ。
口に持って行き飲み下す。
「!うまい」
疲れた身体に染み入る様な甘みと塩分。これは何だ!
すぐに身体に疲れが取れて、代わりに万能感が全身を巡る。
身体能力が上がったのが分かる。
これらの訓練を続けている騎士団相手に戦争など考えるのがバカらしくなる。
本気で友好を深めなければ。
ソレイユ王国の刺客 リーダー サイド
何とか学園の同じクラスに入り込む事に成功した。
金で戸籍を用意してくれたバカな貴族のおかげだ。
今日はアイツが騎士団の訓練に行っているとの情報を得て俺らもいけないかと考えていたところに、同級生の皇太子殿が同じ目的で騎士団長にお願いに行くと耳にした。
すかさず付いていけばあっさり許可がが出た。
訓練なら俺たちの方が上だろうと思い加減をするよう仲間に指示したが、加減ができる様な訓練じゃなかった。
「とてもじゃないがあの身体能力には付いていけない、魔法だけじゃなかった。」
アイツはどれをとっても化け物だ。
学園の工房で魔道具作成中のアル。
「これが噂の魔道具か?」
エンカイヤ皇太子は部屋に置いてあるアルの作った魔道具を見ながら感心していた。
「それで今何を作っているのだ?」
「これか?これは魔物や薬草の姿をそのまま写す魔道具だ。」
「そのまま写す?それがなの役に立つのだ?」
「初めての探索や採取に時、その物の姿や特徴を知っていると言うことは大きいことだと思わないか?」
「知らない状況に至った時に参考になる資料があれば・・か。確かに知らない秘密の兵器や罠に武器を見た時にそれを映して持ち帰れば有利となるな。」
どうやら皇太子は冒険者ではなく王族や騎士団としての考えの方が基本の様だ。
「そうだな、でも見たこともない綺麗な風景や別れがたい友や想い人の姿を持ち運べれば、力になるとは思わないか?」
「ん?・・・ああそうだな、そんな考えもなるのか。」
何やら考え込んでいた。
「出来たな、後はこれを紙に転写する魔道具を作って。」
それから30分ほどで魔道具は出来上がった、なお魔道具の肝心な機能はブラックボックス内に収めている。
「複製!」
素材を横において魔法を唱えると、同じ魔道具が3つに増えていた。
「記念に一つあげるよ、分解だけはしない様にね。壊れるから。」
と言いながら皇太子に手渡した。
「おお、ありがとう。使い方を教えてくれ。」
と答える皇太子に使い方を教えながら工房を出る。
側に控えていた魔法師の女性が
「殿下、それは国宝級の魔道具ですね。」
とボソリと呟いた。
「分かっているよ、でもこれは真似できないだろうね。」
と答えた皇太子の顔は緊張に引きつっていた。
出来上がった魔道具は
・オシュレット付きのトイレ
・冷凍冷蔵庫
・エアーコンディショナー
・計算機
・無線電話
・映像送信機
である。
いずれも前世の記憶を反映したものだ。
それらの設計図と制作手順を書いた冊子を10冊、保護魔法を付与した。
保護魔法とは対象を保護するという意味だが、必ずしも物理的な汚損を防ぐという意味ではない。
許可なく持ち出すことを禁じたり、許可なく複写する事も禁じることが出来るのだ。
この冊子を僕が選んだ孤児院と奴隷商で購入した奴隷達に手渡して、工房で魔道具の複製を作らせて販売する事にした。
当然この魔道具は高価で希少性と利便性が高いものばかり。
特に他国に伝わると拙いものまである。
だからこそ魔道具にはブラックボックスを作り管理できるようにしたのだ。
王城の一室。
「これが遥か彼方の風景を映しているというのか?」
板の様な形の魔道具には王都から遥か離れた剣山と呼ばれる自然の要害が目の前に見えている。
その横で点滅している小箱のボタンを押すと、その剣山の近くで撮影しているという者からの生の声が流れ始めた。
「ああ、聞こえますか?現在剣山の麓に来ております。天候は快晴、風はなく心持ち暑く感じております。」
その声は聞き覚えのある者の声であった。
「リカード侯爵か?」
「はい、閣下。リカード侯爵であります。息子の魔道具にテストと聞いて私自ら操作しております。」
という声が聞こえたと思ったら、映像が180度反転してリカード侯爵の姿が映し出された。
「おお!間違いない。これ程の魔道具は他国へは流せぬな。」
国王は本気でそう思った。
「その点はご心配なく。この魔道具をどんなに離れていても無効化できかつ消滅できる機能がついております。」
その説明をする僕の前で顔を激しく上下する宰相と騎士団長殿。
「・・・見事である。」
それしか言葉が出なかった。
国王陛下にプレゼンした魔道具以外は、僕の姉リス姉様が立ち上げた商会を通じて王国内で販売が行われた。
その商品は高値であるにも関わらず飛ぶ様に売れた。
これで僕の領地の経済も潤う。
学園の2学年になった。
早いもので後輩なる生徒が入学する季節が巡ってきた。
授業自体は未だ退屈な域を出ていないが専攻する科目ができた。
・魔道具制作科
・防御魔法研究科
・攻撃魔法研究科
・偵察魔法研究科
・移動魔法研究科
の5科目だ。
学園の機材や人材を使って研究や制作が出来る夢の様な授業である。
僕の側には常に警護役のアルファと侍女役のジュリエットがいる。
2人とも人間離れした美しさとスタイルをしている。
当然学園内でもファンは大勢いる。
特別枠で2人は同じ教室で授業を受けている。
ソレイユ王国の密偵(刺客)とアマダン王国の皇太子。
編入といえば他にも数人新たな顔が増えている。
出自を偽っているがソレイユ王国の者が3人、最近後継者者争いが落ち着いて皇太子になったエンカイヤ・アマダン皇太子(13)とそのお供2名。
同じクラスになり何かと僕に話しかけてくる。
「アル君、今日の予定は?」
皇太子が僕の予定を尋ねる、最近付き纏う様な感じが強い。
「エンカイヤ皇太子様、僕の名はアルではなくアルサイルですよ。」
「何を言う、親しい者からはアルと呼ばれていると聞いておるぞ。アルよ。」
この皇太子意外と面の皮が厚い。
連れている共は男女1人ずつ、剣と魔法に秀でている様だ。
魔法の授業や剣術の授業では、皇太子を始めこの2人が僕に挑戦してくる。
当然実力的には問題ないのだが、そこまで実力を見せる必要もない。
僕の共の2人には「手加減」を習得させている途中である。
力が強すぎるために相手や武器を壊す恐れがあるのだ。
それと常に僕の行動を監視している3人、ソレイユ王国の刺客と思われる者達だ。
殺意は感じ取れないが、僕の好きを窺うその視線は只者ではないようだ。
しかしだからと言って僕に剣が届くかといえば、それは2,300年は無理だろうな。
2人の共を人間と思っている間は隔絶の隔たりがあると言える。
いつもの様に騎士団の練習に参加していると、その6人が騎士団長と共に現れた。
「注目!今日はある王国の高貴な方と腕に自信がある学生が見学兼訓練参加に来ておる。恥ずかしい姿は見せるなよ。」
と紹介する団長の横で僕に手を振る皇太子。
ランニングから訓練が始まった。
いつも通り周回ごとに早くなるランニング。
10周も行かない前に魔法使いの女性が脱落。
20周で剣士の男が、30周で数名の団員とソレイユの1人と皇太子が脱落。
意外と皇太子はスペックが高い。
40周で団員の半分とソレイユの1人が脱落。
最後の50周まで付いてこれたのは、団員の15名とソレイユの残り1人。
かなりのスタミナと身体能力だ。
エンカイヤ皇太子 サイド
留学して気付いた、この学園には化け物がいる。
これ程の者が1人ではなく3人も、しかもその中で1番の化け物が
アルサイル・リカード伯爵当主
残り2人もそのお供。
将来この国との国交を深めるのであれば親交を深めるべき相手である。
激しい継承者争いを勝ち抜いた僕のスキルがそう言って警鐘を鳴らす。
授業中でも専攻科目の研究や訓練でも同じ場所で汗を流し言葉を交わす。
人は言葉を重んじる、いつの間にか側に立っていても気にされなくなるのだ。
今日は王国の騎士団の訓練に参加と聞いて、騎士団長に直談判をして参加を求めると
「良いですよ、さあ行きましょう。」
とあっさり、しかも不審な3人の同級生も居る。
訓練の最初のランニングで思い知らされた、彼はやはり化け物である。
あの速さで25kmを汗一つかかずに走り切る。
しかもあの不審な同級生の1人もキツそうであるが走り切った。
この後は休憩の後剣術の訓練とばかり思ったら、違った。
「次は筋トレだ、休む暇はないぞ!」
騎士団長の檄が飛ぶ。
「「「はい!」」」
答えて走り出す団員。
屋内に移動する様だ、重い足を引きずり付いていくと。
「なんだこの施設は!」
思わず声が口をついた。
そこには、身体を徹底的に鍛えるいや虐める為の道具が並んでいた。
約2時間休みなく体をいじめる。
「さあこれを飲め!」
何か特別な飲み物を皆に与える、黒い液体だ。
口に持って行き飲み下す。
「!うまい」
疲れた身体に染み入る様な甘みと塩分。これは何だ!
すぐに身体に疲れが取れて、代わりに万能感が全身を巡る。
身体能力が上がったのが分かる。
これらの訓練を続けている騎士団相手に戦争など考えるのがバカらしくなる。
本気で友好を深めなければ。
ソレイユ王国の刺客 リーダー サイド
何とか学園の同じクラスに入り込む事に成功した。
金で戸籍を用意してくれたバカな貴族のおかげだ。
今日はアイツが騎士団の訓練に行っているとの情報を得て俺らもいけないかと考えていたところに、同級生の皇太子殿が同じ目的で騎士団長にお願いに行くと耳にした。
すかさず付いていけばあっさり許可がが出た。
訓練なら俺たちの方が上だろうと思い加減をするよう仲間に指示したが、加減ができる様な訓練じゃなかった。
「とてもじゃないがあの身体能力には付いていけない、魔法だけじゃなかった。」
アイツはどれをとっても化け物だ。
学園の工房で魔道具作成中のアル。
「これが噂の魔道具か?」
エンカイヤ皇太子は部屋に置いてあるアルの作った魔道具を見ながら感心していた。
「それで今何を作っているのだ?」
「これか?これは魔物や薬草の姿をそのまま写す魔道具だ。」
「そのまま写す?それがなの役に立つのだ?」
「初めての探索や採取に時、その物の姿や特徴を知っていると言うことは大きいことだと思わないか?」
「知らない状況に至った時に参考になる資料があれば・・か。確かに知らない秘密の兵器や罠に武器を見た時にそれを映して持ち帰れば有利となるな。」
どうやら皇太子は冒険者ではなく王族や騎士団としての考えの方が基本の様だ。
「そうだな、でも見たこともない綺麗な風景や別れがたい友や想い人の姿を持ち運べれば、力になるとは思わないか?」
「ん?・・・ああそうだな、そんな考えもなるのか。」
何やら考え込んでいた。
「出来たな、後はこれを紙に転写する魔道具を作って。」
それから30分ほどで魔道具は出来上がった、なお魔道具の肝心な機能はブラックボックス内に収めている。
「複製!」
素材を横において魔法を唱えると、同じ魔道具が3つに増えていた。
「記念に一つあげるよ、分解だけはしない様にね。壊れるから。」
と言いながら皇太子に手渡した。
「おお、ありがとう。使い方を教えてくれ。」
と答える皇太子に使い方を教えながら工房を出る。
側に控えていた魔法師の女性が
「殿下、それは国宝級の魔道具ですね。」
とボソリと呟いた。
「分かっているよ、でもこれは真似できないだろうね。」
と答えた皇太子の顔は緊張に引きつっていた。
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