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【閑話】 神話
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第一章、旅人
むか~し、むかし、遥か昔。ある所に、魔力の海を渡る旅人が居ったそうな。
あっちへふらふら、こっちへふらふら、目的もなく進む旅人ですが、魔力の海には、それはそれは沢山のモノが漂っていました。
旅人は行く先々で、気に入ったモノを沢山手に入れ、沢山のお気に入りで包まれた旅人は、とても満ち足りた日々を過ごして居ました。
長い長い年月をそのように過ごしていた旅人は、ある日ふと思いました。
自分の様なモノは他に居ないか?
旅人の旅に、目標ができました。
今まで欲しいモノは何でも手に入れて来た旅人です。新しいお気に入りを手に入れると、目的が出来た旅人は、意気揚々と進みます。
ですが、旅人は気付いていませんでいた。今までは出会ったモノの中から、気に入ったものを手に入れていたにすぎなかった事を。
どれだけ進んでも、どれだけ探しても、旅人は、自分と同じものを見つける事はできません。
長い長い、それこそ目標を持つ前以上の時間を掛けても見つけられず、とうとう旅人は、その場で蹲って仕舞いました。
自分は一人なのでは?
進んだ分だけ、自分が一人なのだと突きつけられている様に感じ、心にぽっかりと穴が開いてしまった旅人は、その場から動けなくなってしましました。
どれだけの時間が経ったでしょう。それは偶然でした。
蹲った旅人は、フヨフヨと雑多に浮かぶ石ころに紛れ、小さな小さな、とても小さな種を見つけました。
心にぽっかりと空いた穴を埋めるかのように、旅人はその種に強く引き付けられました。
自分と同じ存在ではありませんが、旅人の一生の内で初めて出会った相手です。そのことに気付いた旅人は、その種を優しく拾い上げます。
旅人は沢山のお気に入りを、種へと与えました。
石を与え、水を与え、空を与え、光を与え、闇を与え、その思いに応えるかのように、種は芽吹き、根を伸ばし、どんどんと大きくなっていきます。
その事に旅人は大変喜び、更に沢山のお気に入りを与えます。
光も闇も無い魔力の海の中、大きくなった種は、優しい光で旅人を照らすように成ります。
旅人は旅を止め、初めてできた友人に寄り添う事を決めました。
第二章、種
沢山のモノが溢れる何もない魔力の海を、優しい光が照らしています。
旅人だった者から沢山のモノを与えられた種は、意思を持つようになっていました。沢山のモノで自身を彩ります。
石を元に大地を創り、水を元に海を創り、空を元に風を創り、光を元に太陽を創り、闇を元に月を創ります。
沢山のお気に入りで彩られて行く種に、旅人だった者は大はしゃぎです。そこには旅人だった者の好きが全て詰っていたからです。
ですが種は気付いていました、本当に望んでいるモノがないことを。
そこで種は自分を模し、代わりとなる物を創りました。
海と空は流れ、大地には草が満ち草原となり、木々が聳え森となります。
更に種は、自身の中に流れる魔力を固め、大地へ、海へ、空へとバラまきました。
魔力の塊はそれを核とし、心を持ち、体を創り、増えて満ちて思い思いに散ってゆきます。
この瞬間、種は世界となり、旅人だった者は世界の神となったのでした。
第三章、世界と神と小さな神々
世界となった種は、より一層強く優しい光で周囲を明るく照らします。
世界の根は周囲の魔力の海を際限なく吸い上げ、どんどん大きくなります。
世界の中は命で満ち、沢山の生き物が生まれ、育ち、そして死んでゆきます。
死んだ命は世界をめぐり、収まり切らなくなったモノが、世界の外へと溢れ出します。世界の外へと溢れ出た命は、魔力の海に呑まれ溶け消えてしまいます。
折角の命が消えてしまう事に心を痛めた神は、消えてしまう前の命へと手を伸ばします。
するとどうでしょう。魔力の海に消えてしまうはずの命は、代わりに神の中へと流れ込んでいくではありませんか。
自身の中に流れ込み溢れる力に気をよくした神は、溢れた命を取り込むようになりました。
神が世界に力を与え、漏れた命を神が取り込み、力を増した神が更に世界に新たな力を与える。
良き隣人となった世界と神は、長い長い時間を共に過ごし、どんどん大きく成ります。
大きくなった世界が放つ優しい光に満たされたその場所は、魔力の海を遥か彼方まで照らします。なんの目印もない魔力の海の中で、彼等世界と神は、それはそれは目立ちました。
フヨフヨと漂う沢山のモノの影から、神と世界を窺う影が在りました。
それは神からすれば、それはそれは小さい存在でした。ですがそれは、とても覚えがある存在でした。かつて魔力の海を漂う旅人だった頃の神とそっくりだったのです。
それも一つ二つではありません。それはそれは沢山の小さな影が、世界の光に惹かれ集まっていたのです。
旅人だった神は旅を止めたことで、初めて自分と同じ存在に出会ったのでした。
初めての同類を前に、一人では無かったのだと喜ぶ神ですが、それ以上の悲しみに包まれます。
長い時間を世界と共に過ごし成長した神は、旅人だった頃とは比較にならない程に大きくなっていたのです。
これでは、集まった旅人に触れるどころか、近づくことすらできません。
涙する神の姿を前に、生まれてこの方共に過ごした世界は、神の為に何かできないのかと考えます。
そして、一つの答えに辿り着きました。同じことをすればよいのだと。
世界は溢れる命の力を集め、一つに固めます。
それは種でした。
世界が自分の中に命を創った様に、世界は世界の種を創り、旅人たちへと分け与えました。
旅人たちはその種へ、自分が集めたモノを与えます。
旅人たちは旅を止め世界の神となり、世界は神々を照らす太陽と、神は神々の神となったのでした。
第四章 小さな神々と、小さな世界と……
神々の神から世界の種を受け取った神は、意気揚々とその種へと自分のお気に入りを与えます。
ある世界は平らに、ある世界は球体に、ある世界は曲がりくねり、中には幾つもの小さな世界を実らせた世界もあります。
世界と共に大きくなる神々は、神々の神に少しでも近づこうと試行錯誤を繰り返し、世界もその思いに応えようと頑張ります。
命を沢山創る世界。強い命に満ちた世界。沢山の命を吐き出す世界。沢山の世界が生まれ、沢山の光が溢れかえっていました。
そんなある時、それは唐突に現れました。
魔力の海の底から、沢山の何かが這い上がり、光り輝く世界に向けて飛びつき、世界から溢れる命を貪り始めたのです。
突然の出来事に、世界も神々も大慌てです。
突然現れた者たちの行いは、世界と神々からすれば邪悪そのものです。
世界に張り付く者たちを、神々はひっぱたき、潰し、払いのけます。ですが、きらびやかな世界の光に誘われた邪悪な者達は、数に物を言わせ世界に喰らい付きます。
そして、とうとう世界を食い破り、中へと入り込むものが現れます。世界から溢れた命では飽き足らず、世界の中に溢れる命を貪り始めたのです。
命を奪われ、ドンドン弱ってゆく世界たち。
その行いに、神々の神は大激怒です。
神々の神からすれば、神々も神々の世界も子供同然です。傷つく子達を前に、神々の神は激情に任せその力を振るいます。
世界に張り付いた邪悪な者たちを、突風が吹き飛ばし、火炎の渦が焼き尽くし、世界に入り込んだ者たちは大地に磔にし、雷の雨が貫きます。
数の差など物ともしない余りの力の差を前に、邪悪な者達は尻尾を撒いて逃げ出しました。
神々は世界が助かったことに安堵し、歓声を上げますが、神々の神の怒りは収まる事はありませんでした。
放たれた力は、逃げた邪悪な者達を追いかけ蹂躙します。それでも飽き足らす、神々の神は持てる力の全てを使い、邪悪な者たちを執拗に追い詰めます。その勢いは邪悪な者たちを滅ぼす勢いです。
神々の神の怒りを諫めようと神々が声を掛けますが、怒りの形相を浮かべ聞く耳を持ちません。
無尽蔵とも思える力を使い、蹂躙の限りを尽くす神々の神ですが、それは唐突に終わりを迎えます。何故なら神々の神は、自身の限界を知らなかったのです。
力を使い果たした神々の神は、世界と小さな神々を残し、長い長い眠りについたのでした。
むか~し、むかし、遥か昔。ある所に、魔力の海を渡る旅人が居ったそうな。
あっちへふらふら、こっちへふらふら、目的もなく進む旅人ですが、魔力の海には、それはそれは沢山のモノが漂っていました。
旅人は行く先々で、気に入ったモノを沢山手に入れ、沢山のお気に入りで包まれた旅人は、とても満ち足りた日々を過ごして居ました。
長い長い年月をそのように過ごしていた旅人は、ある日ふと思いました。
自分の様なモノは他に居ないか?
旅人の旅に、目標ができました。
今まで欲しいモノは何でも手に入れて来た旅人です。新しいお気に入りを手に入れると、目的が出来た旅人は、意気揚々と進みます。
ですが、旅人は気付いていませんでいた。今までは出会ったモノの中から、気に入ったものを手に入れていたにすぎなかった事を。
どれだけ進んでも、どれだけ探しても、旅人は、自分と同じものを見つける事はできません。
長い長い、それこそ目標を持つ前以上の時間を掛けても見つけられず、とうとう旅人は、その場で蹲って仕舞いました。
自分は一人なのでは?
進んだ分だけ、自分が一人なのだと突きつけられている様に感じ、心にぽっかりと穴が開いてしまった旅人は、その場から動けなくなってしましました。
どれだけの時間が経ったでしょう。それは偶然でした。
蹲った旅人は、フヨフヨと雑多に浮かぶ石ころに紛れ、小さな小さな、とても小さな種を見つけました。
心にぽっかりと空いた穴を埋めるかのように、旅人はその種に強く引き付けられました。
自分と同じ存在ではありませんが、旅人の一生の内で初めて出会った相手です。そのことに気付いた旅人は、その種を優しく拾い上げます。
旅人は沢山のお気に入りを、種へと与えました。
石を与え、水を与え、空を与え、光を与え、闇を与え、その思いに応えるかのように、種は芽吹き、根を伸ばし、どんどんと大きくなっていきます。
その事に旅人は大変喜び、更に沢山のお気に入りを与えます。
光も闇も無い魔力の海の中、大きくなった種は、優しい光で旅人を照らすように成ります。
旅人は旅を止め、初めてできた友人に寄り添う事を決めました。
第二章、種
沢山のモノが溢れる何もない魔力の海を、優しい光が照らしています。
旅人だった者から沢山のモノを与えられた種は、意思を持つようになっていました。沢山のモノで自身を彩ります。
石を元に大地を創り、水を元に海を創り、空を元に風を創り、光を元に太陽を創り、闇を元に月を創ります。
沢山のお気に入りで彩られて行く種に、旅人だった者は大はしゃぎです。そこには旅人だった者の好きが全て詰っていたからです。
ですが種は気付いていました、本当に望んでいるモノがないことを。
そこで種は自分を模し、代わりとなる物を創りました。
海と空は流れ、大地には草が満ち草原となり、木々が聳え森となります。
更に種は、自身の中に流れる魔力を固め、大地へ、海へ、空へとバラまきました。
魔力の塊はそれを核とし、心を持ち、体を創り、増えて満ちて思い思いに散ってゆきます。
この瞬間、種は世界となり、旅人だった者は世界の神となったのでした。
第三章、世界と神と小さな神々
世界となった種は、より一層強く優しい光で周囲を明るく照らします。
世界の根は周囲の魔力の海を際限なく吸い上げ、どんどん大きくなります。
世界の中は命で満ち、沢山の生き物が生まれ、育ち、そして死んでゆきます。
死んだ命は世界をめぐり、収まり切らなくなったモノが、世界の外へと溢れ出します。世界の外へと溢れ出た命は、魔力の海に呑まれ溶け消えてしまいます。
折角の命が消えてしまう事に心を痛めた神は、消えてしまう前の命へと手を伸ばします。
するとどうでしょう。魔力の海に消えてしまうはずの命は、代わりに神の中へと流れ込んでいくではありませんか。
自身の中に流れ込み溢れる力に気をよくした神は、溢れた命を取り込むようになりました。
神が世界に力を与え、漏れた命を神が取り込み、力を増した神が更に世界に新たな力を与える。
良き隣人となった世界と神は、長い長い時間を共に過ごし、どんどん大きく成ります。
大きくなった世界が放つ優しい光に満たされたその場所は、魔力の海を遥か彼方まで照らします。なんの目印もない魔力の海の中で、彼等世界と神は、それはそれは目立ちました。
フヨフヨと漂う沢山のモノの影から、神と世界を窺う影が在りました。
それは神からすれば、それはそれは小さい存在でした。ですがそれは、とても覚えがある存在でした。かつて魔力の海を漂う旅人だった頃の神とそっくりだったのです。
それも一つ二つではありません。それはそれは沢山の小さな影が、世界の光に惹かれ集まっていたのです。
旅人だった神は旅を止めたことで、初めて自分と同じ存在に出会ったのでした。
初めての同類を前に、一人では無かったのだと喜ぶ神ですが、それ以上の悲しみに包まれます。
長い時間を世界と共に過ごし成長した神は、旅人だった頃とは比較にならない程に大きくなっていたのです。
これでは、集まった旅人に触れるどころか、近づくことすらできません。
涙する神の姿を前に、生まれてこの方共に過ごした世界は、神の為に何かできないのかと考えます。
そして、一つの答えに辿り着きました。同じことをすればよいのだと。
世界は溢れる命の力を集め、一つに固めます。
それは種でした。
世界が自分の中に命を創った様に、世界は世界の種を創り、旅人たちへと分け与えました。
旅人たちはその種へ、自分が集めたモノを与えます。
旅人たちは旅を止め世界の神となり、世界は神々を照らす太陽と、神は神々の神となったのでした。
第四章 小さな神々と、小さな世界と……
神々の神から世界の種を受け取った神は、意気揚々とその種へと自分のお気に入りを与えます。
ある世界は平らに、ある世界は球体に、ある世界は曲がりくねり、中には幾つもの小さな世界を実らせた世界もあります。
世界と共に大きくなる神々は、神々の神に少しでも近づこうと試行錯誤を繰り返し、世界もその思いに応えようと頑張ります。
命を沢山創る世界。強い命に満ちた世界。沢山の命を吐き出す世界。沢山の世界が生まれ、沢山の光が溢れかえっていました。
そんなある時、それは唐突に現れました。
魔力の海の底から、沢山の何かが這い上がり、光り輝く世界に向けて飛びつき、世界から溢れる命を貪り始めたのです。
突然の出来事に、世界も神々も大慌てです。
突然現れた者たちの行いは、世界と神々からすれば邪悪そのものです。
世界に張り付く者たちを、神々はひっぱたき、潰し、払いのけます。ですが、きらびやかな世界の光に誘われた邪悪な者達は、数に物を言わせ世界に喰らい付きます。
そして、とうとう世界を食い破り、中へと入り込むものが現れます。世界から溢れた命では飽き足らず、世界の中に溢れる命を貪り始めたのです。
命を奪われ、ドンドン弱ってゆく世界たち。
その行いに、神々の神は大激怒です。
神々の神からすれば、神々も神々の世界も子供同然です。傷つく子達を前に、神々の神は激情に任せその力を振るいます。
世界に張り付いた邪悪な者たちを、突風が吹き飛ばし、火炎の渦が焼き尽くし、世界に入り込んだ者たちは大地に磔にし、雷の雨が貫きます。
数の差など物ともしない余りの力の差を前に、邪悪な者達は尻尾を撒いて逃げ出しました。
神々は世界が助かったことに安堵し、歓声を上げますが、神々の神の怒りは収まる事はありませんでした。
放たれた力は、逃げた邪悪な者達を追いかけ蹂躙します。それでも飽き足らす、神々の神は持てる力の全てを使い、邪悪な者たちを執拗に追い詰めます。その勢いは邪悪な者たちを滅ぼす勢いです。
神々の神の怒りを諫めようと神々が声を掛けますが、怒りの形相を浮かべ聞く耳を持ちません。
無尽蔵とも思える力を使い、蹂躙の限りを尽くす神々の神ですが、それは唐突に終わりを迎えます。何故なら神々の神は、自身の限界を知らなかったのです。
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