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本編
トリオ結成
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「お前、起きたのか?…っていうか、何してんだ?」
団員さんは大泣きしている自分を抱っこしてあやしてくれるが、何をしているかなんて聞かないでほしい。
自分でもよくわからないまま、恐怖のスライダー体験に強制参加させられただけだ。
「にいしゃま、いにゃい。ルアちゃ、ばりん。ペンちゃ、すべっちゃ。ぼく……うえっ」
泣きながら説明する。
「あ?兄様ってギルだろ?部屋に居ないのか?ルアンのばりんとペンギンの滑ったってなんだ?」
半分以上伝わっていないが、1番重要な事はわかってくれたようなので早く神様を呼んできてほしい。
自分のライフは残りがほとんどないのだ。
早く神様成分を補充しなければ、力尽きてしまう。
そんな自分を見ながら鳥とペンギンが不思議なダンスを踊っている。
なんだ、喧嘩を売っているのか。
この状況の原因はペンギンであり、そのペンギンを連れてきたのが鳥ではないか。
ジトッと睨む様に見つめると、2匹は何を勘違いしたのか張り切り出した。
鳥は本日何回目かになるリサイタルを開催し、ペンギンは高速でフリッパーを上下に動かしている。
まさか、飛ぶ気なのか。
「ペンギン、落ち着け。そんなに踏ん張ってもお前じゃ火はでねえよ。しかもお前、火に耐性ないだろ。丸焼きになるつもりか?」
ペンギンは団員さんを悔しそうにフリッパーで叩くと例の光に包まれて、みるみる小さくなっていった。
現れたのは朝に会った、子供ペンギンだ。
親だと思っていたが本人だったらしい。
小さくなると自分と同じくらいの大きさなので、鳥と自分とペンギンでユニットでも組めそうなサイズ感だと思う。
綺麗な鳥と、かわいいペンギン、なりきりコロポックルのトリオなら宴会芸くらいなら外さないだろう。
「ルアちゃ、ペンちゃ、いっちょ」
さっきまでムッとしていた感情はどこかへいってしまい、ニコニコと笑っているとガオーと虎の吼えた様な唸り声が響いた。
「ファルシュター!返事して!ルシー!」
神様に呼ばれているのは自分の名前ではないだろうか。
ギル兄様の姿は見えないが、自分が呼ばれ返事を求められているのだ。
「あい!」
腹の底から声が出た。
「うお!ビビった。急にデカい声出すなよ」
団員さんが抱っこから下ろしてくれたのでキョロキョロと神様のお姿を探すが、まだ降臨されていないのか見つけられない。
だが声は届いていた様だ。
団員さんは大泣きしている自分を抱っこしてあやしてくれるが、何をしているかなんて聞かないでほしい。
自分でもよくわからないまま、恐怖のスライダー体験に強制参加させられただけだ。
「にいしゃま、いにゃい。ルアちゃ、ばりん。ペンちゃ、すべっちゃ。ぼく……うえっ」
泣きながら説明する。
「あ?兄様ってギルだろ?部屋に居ないのか?ルアンのばりんとペンギンの滑ったってなんだ?」
半分以上伝わっていないが、1番重要な事はわかってくれたようなので早く神様を呼んできてほしい。
自分のライフは残りがほとんどないのだ。
早く神様成分を補充しなければ、力尽きてしまう。
そんな自分を見ながら鳥とペンギンが不思議なダンスを踊っている。
なんだ、喧嘩を売っているのか。
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ジトッと睨む様に見つめると、2匹は何を勘違いしたのか張り切り出した。
鳥は本日何回目かになるリサイタルを開催し、ペンギンは高速でフリッパーを上下に動かしている。
まさか、飛ぶ気なのか。
「ペンギン、落ち着け。そんなに踏ん張ってもお前じゃ火はでねえよ。しかもお前、火に耐性ないだろ。丸焼きになるつもりか?」
ペンギンは団員さんを悔しそうにフリッパーで叩くと例の光に包まれて、みるみる小さくなっていった。
現れたのは朝に会った、子供ペンギンだ。
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小さくなると自分と同じくらいの大きさなので、鳥と自分とペンギンでユニットでも組めそうなサイズ感だと思う。
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「ルアちゃ、ペンちゃ、いっちょ」
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「あい!」
腹の底から声が出た。
「うお!ビビった。急にデカい声出すなよ」
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だが声は届いていた様だ。
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