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別視点
side 獣(ルアン・ペンギン)
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said ルアン
愛しい子が帰ってきてくれてボクは上機嫌で空を飛んでいた。
嘴にはプレゼント用に龍の涙と呼ばれている魔石を咥えている。
今日はこれから愛しい子の為のパーティーがあるらしい。
ボクももちろん参加する。
それなら何か愛しい子にプレゼントしたいと思うじゃない。
だから取りに行ってきたんだ。
珍しい薄ピンク色の魔石であの子に似合いそうだとワクワクしながら急いでたら、あの子をみつけた。
愛しい子は泣いていた。
ボク、慌てちゃって窓壊しちゃったよ。
しかも魔石も落としちゃったし。
失敗、失敗。
もっとスマートに助けに行きたかったのに、ちょっと当たっただけで窓が壊れたからそのまま中には入ったけど、もっと頑丈にしてもらわなきゃ愛しい子に何かあったら大変だよね。
ボクらの愛しい子は、部屋から出たいのに扉が開けられなくて困ってるみたいだった。
可哀想にポロポロ涙を零している。
もう、シーザーやソラは何をしてるんだよ。
この子を1人にするなんて有り得ない!
近付くと、扉に顔をくっつけて動かなくなってる。
もしかしてボクと遊びたいのかな?
コレは昔遊んだやつだよね。
愛しい子が背を向けている間に動いて、コチラを向いたら止まる。
最後は愛しい子にタッチしてもいいんだよね。
ちゃんと覚えてたよ。
でも全然振り向いてくれないから、すぐに着いちゃった。
ツンとタッチする。
あれ、気付かないのかな?
もう少し強めにタッチしてみるけど、動かない。
そういえば、触るときは声をかけるんだったっけ?
「タッチだよ!ファル!」
やっとコッチを向いてくれた!
可愛いなって見つめてたら、逃げるの忘れちゃった。
嘴、痛かったのかな?
刺さると思ったみたいだけど、ボクらがこの子に傷なんて負わす訳ないから大丈夫なのに。
でも、可愛らしくお礼を言われて嬉しくなっちゃう。
そういえば、部屋から出たいんだよね?
心配しないで、ボクが開けてあげる。
シーザーかソラが来るまで一緒にいるから、もう寂しくないよ。
竜の末裔を一緒に探して欲しいってお願いされて頼られてる事に張り切っちゃう。
小さな身体で戻ってきてくれた愛しい子は歩くだけでも大変そうだから、誰か乗せてくれるヤツを探してあげなきゃいけない。
そう思ってたら階段に着いちゃった。
この子の小さな身体では下りるのは危険だよ。
待っていて!
すぐに誰か呼んでくるから!
そのままソコに座っててね。
said ペンギン
廊下で水を捻り出す訓練中の吾輩にルアン先輩から声がかかったのは偶然でありました。
愛しい子が困っているというではないか!
吾輩がお助けに行きますぞ!
慌ててルアン先輩を追いかければ、階段の上にちょこんと座っている愛しい子。
あぁーー!!
危ない!
あんな高いところから落ちたら、吾輩ではナイスキャッチ出来るかどうか…。
吾輩のキュートな足の長さでは下に滑り込むのも難しいかも…。
元のサイズに戻っていてよかったですぞ。
ふわふわバージョンの吾輩では、フリッパーを上手に使う事も出来ないから階段は上りにくい。
今の吾輩ならすぐに愛しい子の元へ登り切るので、ちょっとソコで見守っていて下さいね。
ペタンペタンと最上部まで上り、愛しい子も広い場所に引き上げると何やらガッカリしている様子。
吾輩では頼りないですか!?
大丈夫ですぞ。
階段くらい、吾輩にお任せ下さい!
いざ背中に乗ってもらおうと伏せてみたが、なかなか乗ってくださらない。
ホラ、ホラ、吾輩の背にお乗り下さいませ。
ルアン先輩のアシストで乗って頂けたが、こ、これは…吾輩の上に乗って寝転がっているではないか!
吾輩を夜具と見立てれば、まさに同・衾。
キャッ!!吾輩、まだ心の準備が…
張り切って滑り降りたら、ルアン先輩に怒られてしまった。
ちょっとスピードが出過ぎていたらしい。
ゴメンよ、愛しい子。
次は絶対失敗しないから、また吾輩を頼ってくだされ!
と、思っていたのに魔法まで失敗してしまった。
ションボリ。
こうなったらソラ先輩に弟子入りして、愛しい子が喜ぶ魔法を会得してみせます!
キュート&セクシーな魅惑のボディーを存分に活かし、ワイルドに磨きをかけたニュー吾輩に期待大ですぞ!
愛しい子が帰ってきてくれてボクは上機嫌で空を飛んでいた。
嘴にはプレゼント用に龍の涙と呼ばれている魔石を咥えている。
今日はこれから愛しい子の為のパーティーがあるらしい。
ボクももちろん参加する。
それなら何か愛しい子にプレゼントしたいと思うじゃない。
だから取りに行ってきたんだ。
珍しい薄ピンク色の魔石であの子に似合いそうだとワクワクしながら急いでたら、あの子をみつけた。
愛しい子は泣いていた。
ボク、慌てちゃって窓壊しちゃったよ。
しかも魔石も落としちゃったし。
失敗、失敗。
もっとスマートに助けに行きたかったのに、ちょっと当たっただけで窓が壊れたからそのまま中には入ったけど、もっと頑丈にしてもらわなきゃ愛しい子に何かあったら大変だよね。
ボクらの愛しい子は、部屋から出たいのに扉が開けられなくて困ってるみたいだった。
可哀想にポロポロ涙を零している。
もう、シーザーやソラは何をしてるんだよ。
この子を1人にするなんて有り得ない!
近付くと、扉に顔をくっつけて動かなくなってる。
もしかしてボクと遊びたいのかな?
コレは昔遊んだやつだよね。
愛しい子が背を向けている間に動いて、コチラを向いたら止まる。
最後は愛しい子にタッチしてもいいんだよね。
ちゃんと覚えてたよ。
でも全然振り向いてくれないから、すぐに着いちゃった。
ツンとタッチする。
あれ、気付かないのかな?
もう少し強めにタッチしてみるけど、動かない。
そういえば、触るときは声をかけるんだったっけ?
「タッチだよ!ファル!」
やっとコッチを向いてくれた!
可愛いなって見つめてたら、逃げるの忘れちゃった。
嘴、痛かったのかな?
刺さると思ったみたいだけど、ボクらがこの子に傷なんて負わす訳ないから大丈夫なのに。
でも、可愛らしくお礼を言われて嬉しくなっちゃう。
そういえば、部屋から出たいんだよね?
心配しないで、ボクが開けてあげる。
シーザーかソラが来るまで一緒にいるから、もう寂しくないよ。
竜の末裔を一緒に探して欲しいってお願いされて頼られてる事に張り切っちゃう。
小さな身体で戻ってきてくれた愛しい子は歩くだけでも大変そうだから、誰か乗せてくれるヤツを探してあげなきゃいけない。
そう思ってたら階段に着いちゃった。
この子の小さな身体では下りるのは危険だよ。
待っていて!
すぐに誰か呼んでくるから!
そのままソコに座っててね。
said ペンギン
廊下で水を捻り出す訓練中の吾輩にルアン先輩から声がかかったのは偶然でありました。
愛しい子が困っているというではないか!
吾輩がお助けに行きますぞ!
慌ててルアン先輩を追いかければ、階段の上にちょこんと座っている愛しい子。
あぁーー!!
危ない!
あんな高いところから落ちたら、吾輩ではナイスキャッチ出来るかどうか…。
吾輩のキュートな足の長さでは下に滑り込むのも難しいかも…。
元のサイズに戻っていてよかったですぞ。
ふわふわバージョンの吾輩では、フリッパーを上手に使う事も出来ないから階段は上りにくい。
今の吾輩ならすぐに愛しい子の元へ登り切るので、ちょっとソコで見守っていて下さいね。
ペタンペタンと最上部まで上り、愛しい子も広い場所に引き上げると何やらガッカリしている様子。
吾輩では頼りないですか!?
大丈夫ですぞ。
階段くらい、吾輩にお任せ下さい!
いざ背中に乗ってもらおうと伏せてみたが、なかなか乗ってくださらない。
ホラ、ホラ、吾輩の背にお乗り下さいませ。
ルアン先輩のアシストで乗って頂けたが、こ、これは…吾輩の上に乗って寝転がっているではないか!
吾輩を夜具と見立てれば、まさに同・衾。
キャッ!!吾輩、まだ心の準備が…
張り切って滑り降りたら、ルアン先輩に怒られてしまった。
ちょっとスピードが出過ぎていたらしい。
ゴメンよ、愛しい子。
次は絶対失敗しないから、また吾輩を頼ってくだされ!
と、思っていたのに魔法まで失敗してしまった。
ションボリ。
こうなったらソラ先輩に弟子入りして、愛しい子が喜ぶ魔法を会得してみせます!
キュート&セクシーな魅惑のボディーを存分に活かし、ワイルドに磨きをかけたニュー吾輩に期待大ですぞ!
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