コレは流行りの転生ですか?〜どうやら輪廻転生の方でした〜

誉雨

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別視点

それぞれの演習 sideギルバート②

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可愛い寝顔をいつまででも見ていたいけど、そろそろ寝ないといつもの時間に起床出来なくなってしまうだろう。
でももし明日、起きた時にルシーが居なかったらどうしよう…。
怖くなってルシーの手を握りながら眠りについた。

翌朝も天使はちゃんとそこに居てとっても安心したのを覚えてる。

「かみしゃま…むにゃ…ちゅかまえちゃ…」

寝ぼけて僕の事をまた、神様って呼びながら抱きついてくるのも可愛いかった。
もちろん即行で抱きしめ返したよ。
当たり前だよね。

ルシーはまだ小さいから着替えも1人では出来なくて、お手伝いするのは毎日の楽しみ。
僕は可愛いと思っている髪型もルシーはとても嫌がっているのを知っているから、結んであげるのも忘れない。
もう少し伸びたら、セイバースに可愛く切ってもらおうとは思ってるけど、結んであげられなくなるのがちょっと嫌だったりする。
ルシーとのふれあいは僕の毎日の活力源だから、本当は少しも減らしたくないんだ。
ルシーは初めて会った時から僕の事が大好きだって身体全体で伝えてくれる。
表情でも声音でも、何も裏のない純粋な好意を向けられて嬉しく思わない人はいないと思う。
今はルシーの1番だって自信があるけど、これから沢山の事を知っていく内に僕以外にも目を向けてしまうかもしれない。
だから、いっぱい触れ合って僕を特別だって思ってもらいたい。

あの子が僕から離れていく世界は必要無いと思ってる。

僕には騎士団の仕事もあるし、家を継ぐ為の勉強もある。
学校に通う事も出来たけど、僕は家庭学習を選んだ。
本当にこの選択をしていてよかった。
学校に通っていたら今よりもっとルシーと離れている時間が増えてしまっていた。
仕事も勉強もとても大切だと頭ではわかっているけど、気持ちが追いついてくれないから困る。
出来たらずっと僕の目が届く範囲にいて欲しい。

僕が勉強の日は、ルシーは父上に連れられて騎士団の隊舎に行ってしまうけど、毎回寂しそうに大きな瞳をウルウルさせているのを見ると、可哀想で…。
だけど、帰ってくる時は物凄く一生懸命、僕に向かって一直線に走って来てくれる。
トテトテ、パタパタととてもゆっくりだけど。

「にいしゃま!ただいまなのぉ!」

僕が両手を広げて待っていると、嬉しそうに飛び込んできてくれるのが可愛い。

ルシーが来てくれて1週間くらい経った時に、初めて一緒に買い物をした時も可愛いかった。
僕とルシーとセイバースの3人で、本屋と雑貨屋に行った。
我が家にはルシーが好きそうな本が無いし、雑貨屋では最近流行っているお絵描きの道具を見るつもりだった。
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