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ユニコーンと誘拐
それぞれの思い、選択
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「おばば様は悪くない。ユニコーンだって悪くない。――だけど、こんなことってないじゃない。レキは神殿のそばまで迎えに行かなかったトキヤ兄さんを責めた。たぶん、レキも彼女のことが好きだったんでしょうね。そして誰よりもトキヤ兄さんと彼女の幸せを祈っていたんだと思うわ。一方トキヤ兄さんは自分を責めた。ユニコーンを信じていたからこそ彼女を行かせ、そしてユニコーンを信じていたからこそその仕来りを守ったというのに……彼女がこんな目に遭ったのは自分の信仰心が薄かった所為だときっと思っている。そして今も新しい恋人を作ることなくユニコーンを信仰し続けているの」
ミキはそこまで語って黙った。肩が震えている。
「ミキさんは……どう思っているの?」
「あたしは……そうね。あたしもあたしで自分を責めたわ。あたしがもう少し大きければ、彼女の代わりに神殿に行くことだってできたでしょう。そしたら彼女が死ぬことはなかった。……ま、あたしが死んでしまう可能性はこの際考えないけど。だから、早く一人前になって、支えてもらう立場じゃなくって誰かを支える側になりたかったの。――なのに……ミレイが……」
うっと彼女は喉を詰まらせた。すすり泣く声。
「……だからこれから行くんじゃないですか。めそめそしていても始まりませんよ」
俺はミキのそばに寄ってそっと肩に手を置いた。
「うん……」
トキヤ、レキ、ミキのそれぞれの想いはわかったが、ここにいないミレイが何を考えていたのかは今のところ不明である。キッチンのトラップのことから推し量ると、ミレイはミレイで何者かに対する憤りを復讐という方法で解決しようとしていたのかも知れないし、復讐とまで行かずともあのようなものを作ることで苛立ちをごまかしていたのかも知れない。いや、トラップを作ることで自分の身を守ろうとしていたのかも知れないな。あのきょうだいの中で最も弱いのはミレイだろうし(精神的に最弱なのはトキヤだろうけど)。
とはいえ、本人たちから聞いた訳じゃないし、ミキが思うにという話であることには違いない。参考程度にしておこう。トキヤの恋人については新情報だったが。
俺は自分の中で情報を整理すると、話を進める。
「――しかし、嫌なら無理してついていく必要はありませんよ? あなたが神殿を恐れていることを、レキさんはきっと気付いている」
今のミキの台詞を聞いて、俺は確信していた。
「……レキが?」
俺はミキの台詞に頷く。
「行きたくないなら今のうちですよ。レキさんはあなたに味方するはずです」
「あたしは神殿に行くわよ。そう決めたんだもの。ミレイを放っておけないわ。あのときみたいに待っているだけなんてできない」
戸惑うような、怒っているかのような口調に表情。俺の考えは的はずれではなかったようだ。
「それでも本能的に避けようとしているのだと思います」
「…………」
ミキは視線を足下に落とし、口をきゅっと結んだ。
「恐ろしいと感じるのは仕方がないことです。恐ろしいと感じるに足る事件がありましたし、ユニコーンという神と等しい存在を畏怖するのはごく自然のことでしょう。そういう反応は恥ずかしいことじゃありません」
「だけど」
勢い良くミキは顔を上げ、こちらを睨んだ。目じりに涙を残した瞳が真っ直ぐ見つめてくる。
俺はしっかりと見つめ返す。
「怖がっているのはあなただけじゃないですよ、ミキさん。トキヤさんもレキさんも同じです。できることなら神殿に近付きたくはない。――だけどそこにはミレイさんがいる。彼女をそのままにしてはおけないという気持ちはみなさん一緒です」
「ミノルさん……」
「私一人でも交渉してきますよ。ですから、行きたくないなら待っていてください」
安心させるためににこっと微笑む。ミキの表情が和らいだ。
「ううん。あたしは行くよ。少なくともあなたを神殿まで送って、ミレイを迎えなくちゃいけないわ。それが今のあたしにできることでしょうから」
にっこりと微笑み、タオルを俺に渡す。やはりタオルで胸をごまかさなくてはならないらしい。
「無理しないでくださいね」
「家族のためなら無理でもやるわ。家族になるかも知れなかった人を失ったときのショックを思い出せばなおさら、ね」
言って彼女は俺の背のホックをはずしてくれる。
「……大切な人だったんですね、トキヤさんの恋人は」
ぼそっと呟くように俺が言う。ミキは一瞬だけ手を止め、何事もなかったように作業を続ける。
「トキヤ兄さんは、もっとショックだったと思う。ユニコーンを信仰していないと、自身を見失ってしまいそうなくらいに。兄さんは優しい人だから、誰かを恨むことができないんだわ」
「…………」
そのあとの作業は互いに沈黙したままだった。胸元にボリュームが増したところで俺たちは部屋から出た。
中央の部屋に顔を出すと、着替えを済ませた男性陣が迎えてくれた。黒を基調としたスーツ姿である。修也はトキヤかレキに借りたらしい(生地の様子からしておそらくお下がりだ)。サイズが微妙に合っていないように見えた。
「ん?」
ミキに施してもらったメイクの所為だろうと思う。部屋から出てきた俺を見て、三人はじっと見つめ、黙ったまま固まってしまった。
「お待たせ! さ、いざ出陣よ!」
ミキが気合いの入った号令を掛けるも、三人ともそれに対しての反応を示すことはなかった。その代わりの彼らの反応は次のような感じだ。
「いやはや、これはこれは……」
と言って視線をはずしたのはトキヤ。
「何を着ても似合いますね」
頬をやや紅潮させて微笑んだのは修也。
「……まさかこれほどとは」
ぽかんとした表情を作り、何か続きを言おうとして口を噤んだのはレキ。三者三様の反応。かく言う俺も鏡を見てびっくりしたんだけどさ。
どんな服でも着こなしてしまうのが俺の長所であり短所だろう。女物でも着こなしてしまうあたりがかなり切ないけども。ひょっとしたら、今の状態なら水着姿でもいけるかもしれんな。おかげでちっこい頃から姉貴の着せ替え人形にされていたわけだが。
閑話休題。
ミキの怒りのオーラを感じ取り、思考を元の場所に戻す。
「さぁ、準備もできたことですし、急ぎましょう」
俺は微笑んで先を促す。何のためにこんな格好をさせられたのか忘れるところだったぞ。
「そうだな」
浮かない表情を一瞬見せたトキヤだったが、すぐに笑顔の仮面を貼り付けていつもの様子を振る舞う。もっと自分の気持ちに素直になっても良いと思うのだが。
「裏口に馬車を寄せてある。それで神殿のそばまで行くつもりだ」
これからの経路をレキが説明してくれる。こちらはいつもと同じ様子というよりも、かなり真面目で真剣な雰囲気だ。
「やけに手際が良いわね」
にこにこしながらミキが褒める。感心していると言うよりもどことなく裏があるような気がするのは何故だろう。
「このくらい準備しておかねーと、お前がうるさそうだからな」
肩を竦めてやれやれといった様子で返す。彼の足はもう裏口に向いている。
「珍しいじゃない」
「緊急事態だからね」
つかつかと歩き出す。俺たちは先陣をきるレキの後ろをついて行く。
と、そのときだ。正面玄関につながっている方のドアが勢い良く開いて、一人の女性が飛び込んできた。
「はぁっはぁっ……たたた大変ですっ!」
俺たちの注目を集めたその女性は息を切らし、手を膝元に当てた状態でしばらく床を見つめて呼吸を調えていたが、やがて顔を上げた。
「エリー? どうしたっていうんだ?」
声を掛けたのはレキである。そしてその女性、俺にも見覚えがあった。パン屋にいたあの店員さんである。一体こんな時に何の用だというのだろうか。
「おばば様が御姉様を呼んでこい、って」
「たったそれだけのことで走ってきたのか?」
レキは不審な目を彼女に向けながら近付いて行く。エリーはまだ調いきらない息でうまく喋れないらしくただただ頷く。
「ちっ」
苦々しそうな表情を浮かべたレキの舌打ち。
「――おばば様には筒抜けってことのようだな」
ボリュームは絞ってあったが、その独り言は俺の耳にもはっきりと聞こえた。レキは視線を玄関に向ける。
「エリー、俺たちを引き留めに行くよう、おばば様に頼まれたんだろう?」
エリーはすぐさま視線を逸らす。気まずそうな表情。その様子からして、レキの問いには肯定なのだろう。
ミキはそこまで語って黙った。肩が震えている。
「ミキさんは……どう思っているの?」
「あたしは……そうね。あたしもあたしで自分を責めたわ。あたしがもう少し大きければ、彼女の代わりに神殿に行くことだってできたでしょう。そしたら彼女が死ぬことはなかった。……ま、あたしが死んでしまう可能性はこの際考えないけど。だから、早く一人前になって、支えてもらう立場じゃなくって誰かを支える側になりたかったの。――なのに……ミレイが……」
うっと彼女は喉を詰まらせた。すすり泣く声。
「……だからこれから行くんじゃないですか。めそめそしていても始まりませんよ」
俺はミキのそばに寄ってそっと肩に手を置いた。
「うん……」
トキヤ、レキ、ミキのそれぞれの想いはわかったが、ここにいないミレイが何を考えていたのかは今のところ不明である。キッチンのトラップのことから推し量ると、ミレイはミレイで何者かに対する憤りを復讐という方法で解決しようとしていたのかも知れないし、復讐とまで行かずともあのようなものを作ることで苛立ちをごまかしていたのかも知れない。いや、トラップを作ることで自分の身を守ろうとしていたのかも知れないな。あのきょうだいの中で最も弱いのはミレイだろうし(精神的に最弱なのはトキヤだろうけど)。
とはいえ、本人たちから聞いた訳じゃないし、ミキが思うにという話であることには違いない。参考程度にしておこう。トキヤの恋人については新情報だったが。
俺は自分の中で情報を整理すると、話を進める。
「――しかし、嫌なら無理してついていく必要はありませんよ? あなたが神殿を恐れていることを、レキさんはきっと気付いている」
今のミキの台詞を聞いて、俺は確信していた。
「……レキが?」
俺はミキの台詞に頷く。
「行きたくないなら今のうちですよ。レキさんはあなたに味方するはずです」
「あたしは神殿に行くわよ。そう決めたんだもの。ミレイを放っておけないわ。あのときみたいに待っているだけなんてできない」
戸惑うような、怒っているかのような口調に表情。俺の考えは的はずれではなかったようだ。
「それでも本能的に避けようとしているのだと思います」
「…………」
ミキは視線を足下に落とし、口をきゅっと結んだ。
「恐ろしいと感じるのは仕方がないことです。恐ろしいと感じるに足る事件がありましたし、ユニコーンという神と等しい存在を畏怖するのはごく自然のことでしょう。そういう反応は恥ずかしいことじゃありません」
「だけど」
勢い良くミキは顔を上げ、こちらを睨んだ。目じりに涙を残した瞳が真っ直ぐ見つめてくる。
俺はしっかりと見つめ返す。
「怖がっているのはあなただけじゃないですよ、ミキさん。トキヤさんもレキさんも同じです。できることなら神殿に近付きたくはない。――だけどそこにはミレイさんがいる。彼女をそのままにしてはおけないという気持ちはみなさん一緒です」
「ミノルさん……」
「私一人でも交渉してきますよ。ですから、行きたくないなら待っていてください」
安心させるためににこっと微笑む。ミキの表情が和らいだ。
「ううん。あたしは行くよ。少なくともあなたを神殿まで送って、ミレイを迎えなくちゃいけないわ。それが今のあたしにできることでしょうから」
にっこりと微笑み、タオルを俺に渡す。やはりタオルで胸をごまかさなくてはならないらしい。
「無理しないでくださいね」
「家族のためなら無理でもやるわ。家族になるかも知れなかった人を失ったときのショックを思い出せばなおさら、ね」
言って彼女は俺の背のホックをはずしてくれる。
「……大切な人だったんですね、トキヤさんの恋人は」
ぼそっと呟くように俺が言う。ミキは一瞬だけ手を止め、何事もなかったように作業を続ける。
「トキヤ兄さんは、もっとショックだったと思う。ユニコーンを信仰していないと、自身を見失ってしまいそうなくらいに。兄さんは優しい人だから、誰かを恨むことができないんだわ」
「…………」
そのあとの作業は互いに沈黙したままだった。胸元にボリュームが増したところで俺たちは部屋から出た。
中央の部屋に顔を出すと、着替えを済ませた男性陣が迎えてくれた。黒を基調としたスーツ姿である。修也はトキヤかレキに借りたらしい(生地の様子からしておそらくお下がりだ)。サイズが微妙に合っていないように見えた。
「ん?」
ミキに施してもらったメイクの所為だろうと思う。部屋から出てきた俺を見て、三人はじっと見つめ、黙ったまま固まってしまった。
「お待たせ! さ、いざ出陣よ!」
ミキが気合いの入った号令を掛けるも、三人ともそれに対しての反応を示すことはなかった。その代わりの彼らの反応は次のような感じだ。
「いやはや、これはこれは……」
と言って視線をはずしたのはトキヤ。
「何を着ても似合いますね」
頬をやや紅潮させて微笑んだのは修也。
「……まさかこれほどとは」
ぽかんとした表情を作り、何か続きを言おうとして口を噤んだのはレキ。三者三様の反応。かく言う俺も鏡を見てびっくりしたんだけどさ。
どんな服でも着こなしてしまうのが俺の長所であり短所だろう。女物でも着こなしてしまうあたりがかなり切ないけども。ひょっとしたら、今の状態なら水着姿でもいけるかもしれんな。おかげでちっこい頃から姉貴の着せ替え人形にされていたわけだが。
閑話休題。
ミキの怒りのオーラを感じ取り、思考を元の場所に戻す。
「さぁ、準備もできたことですし、急ぎましょう」
俺は微笑んで先を促す。何のためにこんな格好をさせられたのか忘れるところだったぞ。
「そうだな」
浮かない表情を一瞬見せたトキヤだったが、すぐに笑顔の仮面を貼り付けていつもの様子を振る舞う。もっと自分の気持ちに素直になっても良いと思うのだが。
「裏口に馬車を寄せてある。それで神殿のそばまで行くつもりだ」
これからの経路をレキが説明してくれる。こちらはいつもと同じ様子というよりも、かなり真面目で真剣な雰囲気だ。
「やけに手際が良いわね」
にこにこしながらミキが褒める。感心していると言うよりもどことなく裏があるような気がするのは何故だろう。
「このくらい準備しておかねーと、お前がうるさそうだからな」
肩を竦めてやれやれといった様子で返す。彼の足はもう裏口に向いている。
「珍しいじゃない」
「緊急事態だからね」
つかつかと歩き出す。俺たちは先陣をきるレキの後ろをついて行く。
と、そのときだ。正面玄関につながっている方のドアが勢い良く開いて、一人の女性が飛び込んできた。
「はぁっはぁっ……たたた大変ですっ!」
俺たちの注目を集めたその女性は息を切らし、手を膝元に当てた状態でしばらく床を見つめて呼吸を調えていたが、やがて顔を上げた。
「エリー? どうしたっていうんだ?」
声を掛けたのはレキである。そしてその女性、俺にも見覚えがあった。パン屋にいたあの店員さんである。一体こんな時に何の用だというのだろうか。
「おばば様が御姉様を呼んでこい、って」
「たったそれだけのことで走ってきたのか?」
レキは不審な目を彼女に向けながら近付いて行く。エリーはまだ調いきらない息でうまく喋れないらしくただただ頷く。
「ちっ」
苦々しそうな表情を浮かべたレキの舌打ち。
「――おばば様には筒抜けってことのようだな」
ボリュームは絞ってあったが、その独り言は俺の耳にもはっきりと聞こえた。レキは視線を玄関に向ける。
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