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【第2部】石の中に水の精霊を
*6* 9月13日金曜日、放課後
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玄関ホールを抜け、食堂に通される。イングリッシュガーデンを一望できる大きな窓、その手前には真っ白なテーブルクロスが掛けられた十数人は一緒に囲める長机。紅にとっては見慣れた光景だ。
「適当に座ってください。飲み物と菓子くらいはご馳走しますよ」
使用人に言付けを終えた蒼衣が紅たちに促す。
「噂には聞いていたけど、庭もすごいんだねー。あのときは夜だったからよくわからなかったけど、これは確かに絵になる。目に焼き付けておこう」
ぱたぱたと窓際まで歩いていくと、遊輝は食い入るように庭を眺める。まるで子どもが新しい玩具に興味を示したようなはしゃぎ方だ。
「おや、女性以外に興味がないのかと思っていましたが」
「綺麗だと感じるもの全てに興味があるんですよー。そういう意味では宝石に関した知識だって、閣下や紅ちゃんよりあるつもりですけどね。流石に、専門家である抜折羅くんに勝っているだなんて自惚れてはいませんが」
言って、挑発するような視線を蒼衣に送る。
「宝石の知識については、確かに白浪の方が私よりも詳しいでしょう。認めますよ」
売り言葉に買い言葉、何か皮肉めいた台詞で返すかと予想していた紅だったが、蒼衣があまりにもあっさりと引いたので拍子抜けした。
「ん? 張り合わないのかい?」
とぼけた様子で遊輝が問う。彼も紅と同じように考えたのかも知れない。
「今日の話題がまさにそれ関係でしたので」
答えて、蒼衣は窓際の席に腰を下ろした。
「それ関係って、どういう話?」
蒼衣の正面になる位置に腰を下ろしながら紅が問う。
「白浪に、宝杖学院の秘密と仕事を担ってもらいたいのです」
「はぁっ!?」
素っ頓狂な声を上げたのは、未だに窓のそばに立っていた遊輝だった。
蒼衣は遊輝の反応には気をとめず、淡々と話を続ける。
「学校の代表という立場で、私の役目を引き継いで欲しいのですよ。紅には、些か不本意ではあるのですが、白浪のサポートとさらに次期の役目の引き継ぎをお願いしたい。そのためにこちらにお招き致しました」
「僕に生徒会長になれっていう命令ですか? 僕はそんなつもりで副会長を引き受けたつもりはなかったんですけど」
「星章先輩、勝手なことを言わないでください。あたし、生徒会に入るつもりなんてないわよ?」
それぞれが蒼衣の依頼を不満げな問いで返す。
小さな溜め息。そのあとで蒼衣は告げる。
「在学中は私が仕事を担ってきました。ですが、卒業後までは手が回りません。この仕事は代々、宝杖学院に在籍するタリスマントーカーが生徒会に所属することで引き継がれています。白浪がどうしても断りたいというなら、中等部にいる蒼次に引き継がせましょう。いかがしますか?」
次男坊である蒼次の名前を出し、蒼衣は遊輝に視線を向ける。
「――それってさ、出水千晶コレクション絡みだったりするのかな?」
恐る恐るといった様子で窺う遊輝。
そんな態度を前に、蒼衣はにっこりと微笑んだ。不気味にさえ感じられる笑顔。
「おやおや。お父上から聞いているのですかね。美輝先生も〝石守り〟の役目を担っていたはずですから」
「聞いたわけじゃありませんよ、閣下。〝スティールハート〟が探知に特化した魔性石だから、気になって勝手に調べたんです。学院内の至る所に魔性石が隠されているんですもん、最初はびっくりしましたよ。まぁ、タリスマントーカー候補生の方がより衝撃的でしたけど」
遊輝にしかわかりえない情報は確かに存在するようだ。
――って、そんなに魔性石があるの!?
さり気なく明かされた事実に紅は驚いたが、蒼衣の動じない様子を見る限り彼は知っていたのだろう。蒼衣は遊輝を見据えて問う。
「で、引き受けて下さるのでしょうか?」
怯んだのか、遊輝は表情を少し強ばらせる。思考する時間を僅かにおいて、彼は答えた。
「僕は王子が適任だって推しておくよ。彼はアクアマリンのタリスマントーカーだもん。出力が弱いから、探知系能力者以外にはわからないのだろうけど」
「なるほど、藍染ですか」
遊輝は生徒会書記を務める藍染海を〝王子〟と呼ぶ。聞き慣れているらしく、蒼衣にはすぐに通じたらしかった。
「彼の父親は地質学者。本人も鉱物には詳しかったはず。――紅ちゃんは地学部にいるからわかるでしょ? 王子のそういう趣味のこと」
紅は藍染海とは部活動で繋がっている。地学部の活動は月に数回のフィールドワークが中心だ。紅はそれにはまめに参加しており、海とは互いの連絡先を知る程度には親しく接している。
「そうね。藍染先輩は山香先生と専門的な会話が成立する程度には詳しいけど――ってか、彼もタリスマントーカーなの?」
聞き流すところだったが、衝撃的な話題だ。紅が問うと、遊輝は微苦笑をした。
「ロイヤルブルーは全員タリスマントーカーだよ。クイーンの魔性石は僕が奪っちゃったから、能力らしいものは発現してないと思うけどね」
クイーン、つまり生徒会会計を任されている青空瑠璃もタリスマントーカーだったらしい。紅は狐につままれたような気持ちになった。
「知らなかった……」
「君の周りにも、適応する魔性石がないというだけで、タリスマントーカーになれる可能性がある候補生がいるんだよ」
小さく笑うと、遊輝は視線を紅から蒼衣に移す。
「宝杖学院はタリスマントーカーを育成する機関も兼ねているってことだよね、閣下」
遊輝は蒼衣の反応をじっくり観察するように目を細める。
「ふむ。探知系能力者は補助系能力者と違って本当に感度が良いのですね。どういう感覚なのか興味が湧きますよ」
「こちとら魔性喰いなんで、感度が低かったら死活問題になるんですよ。――その発言は肯定と解釈して良いんですか?」
挑発するような物言いを受けて、蒼衣は小さく息を吐き出す。
「少なくとも、千晶さんはそのつもりだったようですね。力を正しく導けるようにと願っていたのだと思いますよ。うっかり魔性石と契約してしまっても対処できるように、意識が向けられております」
「育成ね……」
遊輝が〝育成〟という言葉を使った感覚はわからないでもない。紅が漏らした台詞に、蒼衣が続ける。
「あぁ、誤解なきように補足するなら、宝杖学院はタリスマンオーダー社のように意図的にタリスマントーカーを生み出すような真似はしていませんよ。セーフティーネットとして機能するよう、千晶さんが口出ししていたそうですから」
――千晶お祖母ちゃんはどこまで口を挟んでいたの?
亡くなる前までは、千晶がここまで自分の関わる世界に影響しているとは紅は微塵も想像していなかった。魔性石〝フレイムブラッド〟を譲り受けたことから始まった一連の出来事や世界の広がりは、紅の知らない祖母の一面を浮かび上がらせる。その全てが驚きに満ちていた。
「とにかく、僕の結論は藍染海を生徒会長に据えて、宝杖学院の厄介ごとを引き受けてもらうのが最善だと思うってことです。紅ちゃんがいるおかげで生徒会にいる目的も不要になったし、僕は一般生徒に戻りますよ。面倒ごとを起こす生徒を代表にしたくはないでしょう?」
「残念ですよ。日頃の言動には異を唱えても、生徒会の仕事振りについては評価していたのに」
蒼衣にしては珍しい発言だ。遊輝は鳩が豆鉄砲でも喰ったような顔を一瞬して、照れたように笑んだ。
「嬉しい科白をありがとう、星章先輩。社交辞令でも嬉しいですよ」
「気が変わったら、すぐにお知らせください。生徒会選挙までには時間がありますから」
「変わらないとは思うけど、頭の片隅に入れておきますよ」
しつこいなと言いたげに肩を竦めて、遊輝は続ける。
「――話はそれだけ?」
「適当に座ってください。飲み物と菓子くらいはご馳走しますよ」
使用人に言付けを終えた蒼衣が紅たちに促す。
「噂には聞いていたけど、庭もすごいんだねー。あのときは夜だったからよくわからなかったけど、これは確かに絵になる。目に焼き付けておこう」
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「おや、女性以外に興味がないのかと思っていましたが」
「綺麗だと感じるもの全てに興味があるんですよー。そういう意味では宝石に関した知識だって、閣下や紅ちゃんよりあるつもりですけどね。流石に、専門家である抜折羅くんに勝っているだなんて自惚れてはいませんが」
言って、挑発するような視線を蒼衣に送る。
「宝石の知識については、確かに白浪の方が私よりも詳しいでしょう。認めますよ」
売り言葉に買い言葉、何か皮肉めいた台詞で返すかと予想していた紅だったが、蒼衣があまりにもあっさりと引いたので拍子抜けした。
「ん? 張り合わないのかい?」
とぼけた様子で遊輝が問う。彼も紅と同じように考えたのかも知れない。
「今日の話題がまさにそれ関係でしたので」
答えて、蒼衣は窓際の席に腰を下ろした。
「それ関係って、どういう話?」
蒼衣の正面になる位置に腰を下ろしながら紅が問う。
「白浪に、宝杖学院の秘密と仕事を担ってもらいたいのです」
「はぁっ!?」
素っ頓狂な声を上げたのは、未だに窓のそばに立っていた遊輝だった。
蒼衣は遊輝の反応には気をとめず、淡々と話を続ける。
「学校の代表という立場で、私の役目を引き継いで欲しいのですよ。紅には、些か不本意ではあるのですが、白浪のサポートとさらに次期の役目の引き継ぎをお願いしたい。そのためにこちらにお招き致しました」
「僕に生徒会長になれっていう命令ですか? 僕はそんなつもりで副会長を引き受けたつもりはなかったんですけど」
「星章先輩、勝手なことを言わないでください。あたし、生徒会に入るつもりなんてないわよ?」
それぞれが蒼衣の依頼を不満げな問いで返す。
小さな溜め息。そのあとで蒼衣は告げる。
「在学中は私が仕事を担ってきました。ですが、卒業後までは手が回りません。この仕事は代々、宝杖学院に在籍するタリスマントーカーが生徒会に所属することで引き継がれています。白浪がどうしても断りたいというなら、中等部にいる蒼次に引き継がせましょう。いかがしますか?」
次男坊である蒼次の名前を出し、蒼衣は遊輝に視線を向ける。
「――それってさ、出水千晶コレクション絡みだったりするのかな?」
恐る恐るといった様子で窺う遊輝。
そんな態度を前に、蒼衣はにっこりと微笑んだ。不気味にさえ感じられる笑顔。
「おやおや。お父上から聞いているのですかね。美輝先生も〝石守り〟の役目を担っていたはずですから」
「聞いたわけじゃありませんよ、閣下。〝スティールハート〟が探知に特化した魔性石だから、気になって勝手に調べたんです。学院内の至る所に魔性石が隠されているんですもん、最初はびっくりしましたよ。まぁ、タリスマントーカー候補生の方がより衝撃的でしたけど」
遊輝にしかわかりえない情報は確かに存在するようだ。
――って、そんなに魔性石があるの!?
さり気なく明かされた事実に紅は驚いたが、蒼衣の動じない様子を見る限り彼は知っていたのだろう。蒼衣は遊輝を見据えて問う。
「で、引き受けて下さるのでしょうか?」
怯んだのか、遊輝は表情を少し強ばらせる。思考する時間を僅かにおいて、彼は答えた。
「僕は王子が適任だって推しておくよ。彼はアクアマリンのタリスマントーカーだもん。出力が弱いから、探知系能力者以外にはわからないのだろうけど」
「なるほど、藍染ですか」
遊輝は生徒会書記を務める藍染海を〝王子〟と呼ぶ。聞き慣れているらしく、蒼衣にはすぐに通じたらしかった。
「彼の父親は地質学者。本人も鉱物には詳しかったはず。――紅ちゃんは地学部にいるからわかるでしょ? 王子のそういう趣味のこと」
紅は藍染海とは部活動で繋がっている。地学部の活動は月に数回のフィールドワークが中心だ。紅はそれにはまめに参加しており、海とは互いの連絡先を知る程度には親しく接している。
「そうね。藍染先輩は山香先生と専門的な会話が成立する程度には詳しいけど――ってか、彼もタリスマントーカーなの?」
聞き流すところだったが、衝撃的な話題だ。紅が問うと、遊輝は微苦笑をした。
「ロイヤルブルーは全員タリスマントーカーだよ。クイーンの魔性石は僕が奪っちゃったから、能力らしいものは発現してないと思うけどね」
クイーン、つまり生徒会会計を任されている青空瑠璃もタリスマントーカーだったらしい。紅は狐につままれたような気持ちになった。
「知らなかった……」
「君の周りにも、適応する魔性石がないというだけで、タリスマントーカーになれる可能性がある候補生がいるんだよ」
小さく笑うと、遊輝は視線を紅から蒼衣に移す。
「宝杖学院はタリスマントーカーを育成する機関も兼ねているってことだよね、閣下」
遊輝は蒼衣の反応をじっくり観察するように目を細める。
「ふむ。探知系能力者は補助系能力者と違って本当に感度が良いのですね。どういう感覚なのか興味が湧きますよ」
「こちとら魔性喰いなんで、感度が低かったら死活問題になるんですよ。――その発言は肯定と解釈して良いんですか?」
挑発するような物言いを受けて、蒼衣は小さく息を吐き出す。
「少なくとも、千晶さんはそのつもりだったようですね。力を正しく導けるようにと願っていたのだと思いますよ。うっかり魔性石と契約してしまっても対処できるように、意識が向けられております」
「育成ね……」
遊輝が〝育成〟という言葉を使った感覚はわからないでもない。紅が漏らした台詞に、蒼衣が続ける。
「あぁ、誤解なきように補足するなら、宝杖学院はタリスマンオーダー社のように意図的にタリスマントーカーを生み出すような真似はしていませんよ。セーフティーネットとして機能するよう、千晶さんが口出ししていたそうですから」
――千晶お祖母ちゃんはどこまで口を挟んでいたの?
亡くなる前までは、千晶がここまで自分の関わる世界に影響しているとは紅は微塵も想像していなかった。魔性石〝フレイムブラッド〟を譲り受けたことから始まった一連の出来事や世界の広がりは、紅の知らない祖母の一面を浮かび上がらせる。その全てが驚きに満ちていた。
「とにかく、僕の結論は藍染海を生徒会長に据えて、宝杖学院の厄介ごとを引き受けてもらうのが最善だと思うってことです。紅ちゃんがいるおかげで生徒会にいる目的も不要になったし、僕は一般生徒に戻りますよ。面倒ごとを起こす生徒を代表にしたくはないでしょう?」
「残念ですよ。日頃の言動には異を唱えても、生徒会の仕事振りについては評価していたのに」
蒼衣にしては珍しい発言だ。遊輝は鳩が豆鉄砲でも喰ったような顔を一瞬して、照れたように笑んだ。
「嬉しい科白をありがとう、星章先輩。社交辞令でも嬉しいですよ」
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