宝石の呪いで逆ハーになりましたが、やっぱり嬉しくありません!

一花カナウ

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【脚本風】xxxしないと出られない密室に閉じ込められたCPの反応

その2【A】

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 #セックスしないと出られない密室に閉じ込められたCPの反応


こう遊輝ゆうきの二人が早足で歩いている。

紅「あの、先輩。そんなに急いで、どこに向かっているんですか?」遊輝に手首を掴まれて、早足で歩いている。(ん? こっちの方って見覚えが……)

遊輝「うふふ~♪ いいところ」部屋に連れ込む。

閉まる扉。

紅「あ。ここは」気づく。

遊輝「あ、やっぱり閉まっちゃうんだ」扉を見る。

紅「やっぱり、じゃ、ありませんよ!」手首を振って自由を取り戻す。「ここが何の部屋なのか知っていてきたでしょ! サイテーですっ!」(ってか、扉は前に抜折羅が壊したはずじゃ……)遊輝を睨む。

遊輝「いやー、だって、ここの扉直したのはいいけど、一人で入っただけじゃ正常に動くかどうか確かめられないでしょう?」真顔。

紅「だからって、あたしを巻き込まないでください!」「白浪先輩なら、いくらでも女のコを引っ掛け放題じゃないですか」

遊輝「えー。ひどいこと言うね、紅ちゃん。今の僕は紅ちゃんひとすじなんだよ? いろいろな女のコと遊ぶのはやめたんだって、前にも言ったでしょ。信じてくれなかったの?」

紅「そういう話じゃありません!」つかつかと扉の前に向かい、調査開始。ドアノブは回らず、押しても引いてもスライドでも動かない。

遊輝「直したから、開かないと思うよー」紅に近付きながら。「それに、条件さえクリアしちゃえば、ちゃんと開くわけで」とん、と紅の肩越しに手を置く。

紅、動きを止めて。表情が強張る。「まさか、解除条件が正常に働くかどうか確認しよう、なんて言うつもりじゃありませんよね?」

遊輝「うん。まさにその通りだよ。さすが紅ちゃん、僕のこと、よくわかってるね」逃げようとした紅を素早く捕まえて、壁との間に挟んで向かい合う。

紅、見上げて。「冗談じゃありません! 誰がこんなところでそんなことーー」

遊輝「良いじゃない。どこでだって、君は僕を拒むでしょ? 今みたいに、言葉の上では」紅の頬に手を当てて、軽く口づけをする。「だけど、ほら、身体は拒めない」

紅「う……それは白浪先輩が逃がしてくれないからで」逃れようと首を動かすが、頬に当てられた手から離れられない。腕もさりげなく拘束されていて、身動きできずにいる。

遊輝「そこまで強い拘束はしていないよ。痕が残るようなことはしたくないんだ」紅をじっと見つめる。

紅(視線を外さなきゃ、呑まれる……)気持ちとは裏腹に、目が釘付けになってしまっている。「先輩、ダメです。しなきゃ出られないってことは、誰かが監視しているってことでしょ? 恥ずかしいと思わないんですか⁉︎」

遊輝「思わないよ」紅のセミロングの髪を彼女の背中に回しながら「見られても構わない。ただ、君の綺麗な身体が他の人の目に触れるのは、ちょっと嫌だけど」

紅「だったらやめておきましょう! ね、直したってことは、他の脱出方法だってわかってるんじゃないですか?」

遊輝、台詞を意図的に無視して「紅ちゃん。アレって別に服を着たままでもできるんだよ?」にっこり。

紅「は?」

遊輝「全裸でもいいんだけど、ヌードモデルさんを見慣れてる所為か、興奮度合いが下がっちゃうんだよねー」にこにこ。

紅(ここで裸婦画描き設定が活きるとはっ‼︎)笑顔が引き攣る。

遊輝「そんなわけなんで、脱出のためにひと肌脱ごうね、紅ちゃん♪」はむっと、深い口付け。

紅「んんぅ……」(ヤバい、流される……抜折羅ばさら……ゴメン……)力が抜けてくる。

遊輝、口付けの角度を何度も変えながら、手をゆっくり這わせて頬から下ろしていく。

紅(だ、ダメぇ……)

ガチャリ、と金属音が室内に響く。

紅、音源である扉に視線を向ける。

抜折羅「しーらーなーみーせーんーぱーいっ‼︎」部屋に入るなり二人を見つけ、遊輝を引っぺがす。

遊輝「あらら。登場が早かったようで」紅から離れて、両手を降参とばかりに上げる。

ガチャン、と扉の閉まる音。ガチャリと鍵のかかる音。

遊輝「それで、君まで一緒に閉じ込められちゃったんだけど、どうするの?」

抜折羅「あ」しまった、の顔。

遊輝、ぷっと吹き出す。「いーよ。別に僕は三人でシても」「指導するでも良いし」キモチノイイやり方、伝授しようか?

紅「冗談じゃありません! なんで初めてがこんなっ‼︎」

抜折羅「?」一人、わかってない。

紅「とにかく、抜折羅。さっさと壊して出ましょう」顔を真っ赤にしたまま、むすっとする。

遊輝、慌てて扉の前に移動して。「ごめんごめん。からかって悪かったって。だから、壊すのだけは待って!」

紅「待ちません!」

遊輝「この扉、オートロックってだけで、外からなら簡単に開けられるんだよ。だから、誰か助けを呼べば大丈夫」告げて、スマートフォンを取り出す。「あ」目が点。

紅、同様にスマートフォンを取り出す。「ちょっ」

抜折羅「見事に圏外だな」スマートフォンを見て、ポケットにしまう。

遊輝「そーいえば、ジャミング装置をオンにしてたわー。やっちゃったね」あっけらかんと笑う。

紅「この場所、他に知っている人っていましたっけ?」

遊輝「陽太ようたくんは知ってるけど、助けてくれないだろうね」肩を竦める。

紅、頭を抱えてうずくまる。

抜折羅「装置を壊せば良いんだろ? どこだ?」

遊輝「この部屋の外」

抜折羅「だったら、扉の破壊が手っ取り早いな」

遊輝「えー。苦労して直したのにー」拗ねる。

抜折羅「対応策を怠ったのが悪い」扉を壊そうと、拳を振り上げる。

ガチャリ。扉が開く。

ひかり「あらあら。三人仲良くこんなところでどうしましたの?」扉を開けて、中を見る。

紅「ひかり! 助かったわ。そこ、絶対に閉めないで! 今、出るから!」

光「は、はい」きょとん。


三人、無事に脱出成功。

紅「ありがとう、ひかり~。ピンチだったの!」

光「うふふ。あんまりピンチには見えませんでしたけどね。感謝していただけたなら光栄ですわ」

紅、遊輝を睨んで「白浪しらなみ先輩! もう良からぬことを企てないでくださいね! この部屋は立ち入り禁止ですから!」

遊輝「しょうがないなぁ。紅ちゃんの頼みだから、そういうことにしておくよ」

紅、抜折羅を見て「抜折羅もありがとね」

抜折羅「当然だろ」

紅「ふふ」嬉しそうに笑む。

抜折羅(なんか、まだ何かありそうな気が……気のせいだと良いんだが)部屋の扉を見やり、小さく首を横に振ると三人の方を向いた。

終わり?
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