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第一章 奔走冒険者編
第一話 召喚
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えー、はい。中沢日秋です
まずは第一話と第二話を同時公開させていただき、
しばらくどんな感じになるんかなーと確認させていただきます。
おそらく・・・というよりほぼ確実に誤入力があると思いますので、
ご指摘していただけたら幸いです。
では、
『強運と幸運を持ったガチャ好きな召喚者は
目標が無いので最強を目指してみた』
始まります。
**********
「あ」
そうだった。今日はゲームの新しいガチャが出るんだった。早くしないとガチャする時間が無くなる。
自分で言うのもなんだけど、運なら誰にも負けない。そしてゲームのガチャが超大好き。
運がいいからレアなのが当たりやすいから余計に中毒になってるかも。
毎日の日課となったRPGゲームのガチャ。これをしないと朝から気合が入らないと言うほどの中毒者であった。それを自覚しても尚止めようとはしない中毒の恐ろしさだった。
「こらっ!広樹!ご飯を食べたすぐ後にゲームをしない!」
あー。どこの家でもそうだと思うけど、母親って朝はうるさいよな。
かなり失礼なことを平然と考える広樹を、育ての母親は全てを見透かすような目で見つめていた。
「いってきまーす」
ふー。キャラクター強化ガチャだったな。まあ、14段階ガチャ(N・N+・R・R+・RR・RR+・SR・SR+・SSR・SSR+・X・X+・XX・XX+)のうち、SSRの『全ステータス×3』が当たったし、今日も朝から運がいい!
「おい!広樹!石河広樹!」
「ん?ああ。なんだお前か」
「俺が邪魔みたいな言い方しないでくれるかな!」
こいつは荒野 光平。うっとおしい、という言葉を結晶化したようなやつだ。
通学路が同じで、幼馴染だからよく一緒にいるが、同じくガチャ好きなのでよく気が合う。
笑いながら簡単な挨拶をして、世間話やゲームの話で盛り上がる。
「あ、ガチャやってみたか?俺はSR+の『攻撃力・防御力+1200』があたったぞ!」
「ふ、甘いな。俺はSSRの『全ステータス×3』が当たった。君とは運の格が違うんだ」
そして、ガチャのことを話しながら教室に入っていった。
「ん?なあ光平。床が光ってないか?」
「あ、ホントだ。これってまさかの召か」
最後まで言い切ることなく、俺達はクラスごと召喚された。
眩しかった。コレがマジで召喚とか言われたらもうガチャができなくなるなあ。
光に包まれ何も見えなくなったという時に、呑気なことを考えていた。
【・・・・ヅヅ・・・・・ヅ・・・・・・・・ヅヅヅヅ・・・・・・・・・】
そのときうっすらと聞こえた音を、広樹は気づくよしもなかった。
「よく来てくださいました!勇者様方!」
「え?勇者?どういうことなんですか?一体僕達にどうしろと?」
クラスで一番の美形。他人を見下すことがありすぐにアドリブでごまかすが、ウザイ事この上ない。名前はたしか・・・・・・苗字は忘れた。大志だった気がする。
「魔王を倒して欲しいのです!もう私達ではどうしようもありません・・・・・・。お願いです。出来るだけの手伝いはいたします。どうか助けてください!」
『倒して欲しいのです・・・・・・』あたりから涙目になって泣き始めた。もともとかわいらしい顔の王女らしい人に、ほとんどの人はノックアウトされてる。俺としてはどーも怪しいんだよな。
「分かりました!僕達全員で、魔王を倒して見せます!」
は!?ケンカ程度しかやったことが無い俺達に魔王を倒せと!?それをお前が勝手に決めると!?お前が決める権利なんかあるのか!?
外面には決して出さず、心の中で全力のツッコミを入れた。
「ありがとうございます。ではまず、ステータスオープンと唱えてください。声に出しても出さなくてもいいです」
え?そんなのあるんだ。まあ、ステータスオープン。
名前 ヒロキ・イシカワ
レベル 1
年齢 15
職業 ***
体力 100
魔力 160
攻撃力 80
防御力 96
スピード 64
固有能力 ガチャ
通常能力 強運 幸運
魔法能力 無し
称号 無し
基準が分からないから強いのか弱いのかわからないな。
「なあ。お前のステータスはどうなってるんだ?」
「ん?ああ。職業は騎士。ステータスの平均は・・・・・・600ちょっとだな」
お、俺は平均100くらい。コレは一体どーなってるんだ?
「では、ご自身の能力を確認したい方もいるでしょうし、本日はこの城のお部屋で休んでいただきます」
『分かりました』
みんな同じことを言ったね。
えっと、配られた紙によると、俺はすぐ近くで、光平と同じ部屋!?
まじかよ。あのうっとおしいやつと一緒か。まあ仲がいいだけマシだな。大志よりはマシ。絶対マシ。
「よ、光平」
「よ、広樹」
扉の前で光平とばったり。部屋はお城というだけあってきれいだ。二段ベットに豪華なテーブル。そして統一されたイス。
「わーい!夢にまでみた二段ベットだー!上は俺が貰った!」
「別にいいよ。俺は能力の確認をするから」
全く持ってうっとおしい。
えーと。固有能力は『ガチャ』か。
「『ガチャ』発動」
ボード?ガチャのボードが出た。
えっと、何々?ノーマルガチャとレアガチャ。それにスーパーガチャか。へー。全部五回ずつ出来る初回限定サービスなんだ。
それに、ノーマルは一回5Pでレアは一回10Pでスーパーは30Pか。とりあえずガチャするか。
ノーマルガチャ5回発動!
・攻撃力+45 ☆2
・鋼の剣 ☆3
・鉄の盾 ☆1
・白銀の刀 ☆8
・スピード+350 ☆6
やっしゃあ!やりぃ!
さっそく『強運』と『幸運』が発動した!
とりあえず攻撃力とスピードを強化して、白銀の刀を取り出すか。
うお!かっこいい。白い鞘に白い持ち手。それに銀色に輝く刃。すげえ。
次はレアガチャでもするか。
・瞬速 ☆4
・スピード+680 ☆8
・黒いローブ ☆3
・神獣契約 ☆9
・魔獣契約 ☆8
おお!とりあえず、瞬速と神獣契約と魔獣契約は通常能力かな?
これはついてるな。さて、後はスーパーガチャだな。良いやつ当たればいいなー。
まずは第一話と第二話を同時公開させていただき、
しばらくどんな感じになるんかなーと確認させていただきます。
おそらく・・・というよりほぼ確実に誤入力があると思いますので、
ご指摘していただけたら幸いです。
では、
『強運と幸運を持ったガチャ好きな召喚者は
目標が無いので最強を目指してみた』
始まります。
**********
「あ」
そうだった。今日はゲームの新しいガチャが出るんだった。早くしないとガチャする時間が無くなる。
自分で言うのもなんだけど、運なら誰にも負けない。そしてゲームのガチャが超大好き。
運がいいからレアなのが当たりやすいから余計に中毒になってるかも。
毎日の日課となったRPGゲームのガチャ。これをしないと朝から気合が入らないと言うほどの中毒者であった。それを自覚しても尚止めようとはしない中毒の恐ろしさだった。
「こらっ!広樹!ご飯を食べたすぐ後にゲームをしない!」
あー。どこの家でもそうだと思うけど、母親って朝はうるさいよな。
かなり失礼なことを平然と考える広樹を、育ての母親は全てを見透かすような目で見つめていた。
「いってきまーす」
ふー。キャラクター強化ガチャだったな。まあ、14段階ガチャ(N・N+・R・R+・RR・RR+・SR・SR+・SSR・SSR+・X・X+・XX・XX+)のうち、SSRの『全ステータス×3』が当たったし、今日も朝から運がいい!
「おい!広樹!石河広樹!」
「ん?ああ。なんだお前か」
「俺が邪魔みたいな言い方しないでくれるかな!」
こいつは荒野 光平。うっとおしい、という言葉を結晶化したようなやつだ。
通学路が同じで、幼馴染だからよく一緒にいるが、同じくガチャ好きなのでよく気が合う。
笑いながら簡単な挨拶をして、世間話やゲームの話で盛り上がる。
「あ、ガチャやってみたか?俺はSR+の『攻撃力・防御力+1200』があたったぞ!」
「ふ、甘いな。俺はSSRの『全ステータス×3』が当たった。君とは運の格が違うんだ」
そして、ガチャのことを話しながら教室に入っていった。
「ん?なあ光平。床が光ってないか?」
「あ、ホントだ。これってまさかの召か」
最後まで言い切ることなく、俺達はクラスごと召喚された。
眩しかった。コレがマジで召喚とか言われたらもうガチャができなくなるなあ。
光に包まれ何も見えなくなったという時に、呑気なことを考えていた。
【・・・・ヅヅ・・・・・ヅ・・・・・・・・ヅヅヅヅ・・・・・・・・・】
そのときうっすらと聞こえた音を、広樹は気づくよしもなかった。
「よく来てくださいました!勇者様方!」
「え?勇者?どういうことなんですか?一体僕達にどうしろと?」
クラスで一番の美形。他人を見下すことがありすぐにアドリブでごまかすが、ウザイ事この上ない。名前はたしか・・・・・・苗字は忘れた。大志だった気がする。
「魔王を倒して欲しいのです!もう私達ではどうしようもありません・・・・・・。お願いです。出来るだけの手伝いはいたします。どうか助けてください!」
『倒して欲しいのです・・・・・・』あたりから涙目になって泣き始めた。もともとかわいらしい顔の王女らしい人に、ほとんどの人はノックアウトされてる。俺としてはどーも怪しいんだよな。
「分かりました!僕達全員で、魔王を倒して見せます!」
は!?ケンカ程度しかやったことが無い俺達に魔王を倒せと!?それをお前が勝手に決めると!?お前が決める権利なんかあるのか!?
外面には決して出さず、心の中で全力のツッコミを入れた。
「ありがとうございます。ではまず、ステータスオープンと唱えてください。声に出しても出さなくてもいいです」
え?そんなのあるんだ。まあ、ステータスオープン。
名前 ヒロキ・イシカワ
レベル 1
年齢 15
職業 ***
体力 100
魔力 160
攻撃力 80
防御力 96
スピード 64
固有能力 ガチャ
通常能力 強運 幸運
魔法能力 無し
称号 無し
基準が分からないから強いのか弱いのかわからないな。
「なあ。お前のステータスはどうなってるんだ?」
「ん?ああ。職業は騎士。ステータスの平均は・・・・・・600ちょっとだな」
お、俺は平均100くらい。コレは一体どーなってるんだ?
「では、ご自身の能力を確認したい方もいるでしょうし、本日はこの城のお部屋で休んでいただきます」
『分かりました』
みんな同じことを言ったね。
えっと、配られた紙によると、俺はすぐ近くで、光平と同じ部屋!?
まじかよ。あのうっとおしいやつと一緒か。まあ仲がいいだけマシだな。大志よりはマシ。絶対マシ。
「よ、光平」
「よ、広樹」
扉の前で光平とばったり。部屋はお城というだけあってきれいだ。二段ベットに豪華なテーブル。そして統一されたイス。
「わーい!夢にまでみた二段ベットだー!上は俺が貰った!」
「別にいいよ。俺は能力の確認をするから」
全く持ってうっとおしい。
えーと。固有能力は『ガチャ』か。
「『ガチャ』発動」
ボード?ガチャのボードが出た。
えっと、何々?ノーマルガチャとレアガチャ。それにスーパーガチャか。へー。全部五回ずつ出来る初回限定サービスなんだ。
それに、ノーマルは一回5Pでレアは一回10Pでスーパーは30Pか。とりあえずガチャするか。
ノーマルガチャ5回発動!
・攻撃力+45 ☆2
・鋼の剣 ☆3
・鉄の盾 ☆1
・白銀の刀 ☆8
・スピード+350 ☆6
やっしゃあ!やりぃ!
さっそく『強運』と『幸運』が発動した!
とりあえず攻撃力とスピードを強化して、白銀の刀を取り出すか。
うお!かっこいい。白い鞘に白い持ち手。それに銀色に輝く刃。すげえ。
次はレアガチャでもするか。
・瞬速 ☆4
・スピード+680 ☆8
・黒いローブ ☆3
・神獣契約 ☆9
・魔獣契約 ☆8
おお!とりあえず、瞬速と神獣契約と魔獣契約は通常能力かな?
これはついてるな。さて、後はスーパーガチャだな。良いやつ当たればいいなー。
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