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第一章 奔走冒険者編
第十九話 蟲人
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かなり強化はされてるけど、なんか変わった気がしないや。
【あ、敵対象のステータスを見ることが出来ます】
【ちなみに、レベル99(レベルMAX)に達した際に、才能のある個体は進化することがあります】
【でも、そもそもレベル99(レベルMAX)になる固体が居ませんから、まずムリでしょうね】
なんかなれなれしくなったか?とりあえずあいつら3体のステータスの数値を確認するか。
レベル 128
年齢 19280
眷属 闇の魔獣王
加護 魔獣王の加護
種族 クレイジー・インフェルノケルベロス
体力 12930
魔力 5328
攻撃力 1260
防御力 98290
スピード 108350
レベル 112
年齢 17260
眷属 光の聖竜王
加護 聖竜王の加護
種族 クレイジー・メタルブレスドラゴン
体力 16280
魔力 291800
攻撃力 95280
防御力 1090
スピード 110
レベル 162
年齢 263995
眷属 修羅王
加護 修羅王の加護
種族 狂気の阿修羅
体力 230
魔力 784900
攻撃力 21030
防御力 510
スピード 11820
・・・・・・・・・・・・。
逃げよう。うん。逃げ切れる自信ないけど、逃げよう。
ケルベロスなんかスピードが10万もある。たった5千の俺なんか比べ物にならない。アッハハハハー!
*****
狂気の草原から脱出できました。逃げ出すとあの3体は追いかけてこなかったし、それどころか地面に戻って寝たような感じだった。
死ぬほど怖かった。下手したら余裕で死んでた。
「「ヒロキ!!」様!!」
あー、あいつらどうしたんだろ?
泣きそうな顔してるし、なんか城の衛兵まで集まってるし。どうしたんだ?
「お前ら、なにかあったのか?」
「な、何かあったかじゃないですよ!!私がどれだけ心配したか分かりますか!?狂気の草原へ討伐へいかれたなんて聞いて心臓が止まるかと思いましたわよ!!?一体どういうおつもりなのですか!?すでに王族の一人として認められてるというのに自覚を持ってください!!!」
「ヒロキが原因じゃ!!あくびをしてるうちに居なくなるし!!聞いたら聞いたで狂気の平原なんかに行っておるとか言ってたし!!しかも丸腰だとかいってたし!!依頼失敗で今まさに逃げてきたんじゃろ!!?」
「いや、依頼は成功してるんだけど、大型が3体も出てきたから逃げてきたんだよ」
ピシッ・・・・・・!!
な、何でみんな固まってるんだ?俺、今変なこと言ったか?
「大型から・・・・・・逃げ・・・切っ・・・・・た・・・・・・・・・!!?」
「狂気の・・・・・草・・・原から・・・・・脱出、し・・・・してきた・・・・・・!!?」
「魔王でも大怪我をしたくらいなのに・・・・・・・・・・・・」
「俺、教会に行って・・・・・・診てもらって来る・・・・・・」
「俺も・・・・・・・・・・・・」
どうしたんだみんな?何かあったのかな。少なくとも俺は変なことはしてないし・・・・・・。
「どうしたんだ?どういうことだかさっぱりなんだけど」
ドゴォォォ・・・ン
!?なんだ今の爆音!
「国王様ぁ!!む、『蟲人』の群れが、ついに襲ってきましたぁ!!」
蟲人?なんだそりゃ。思い浮かぶのは二足歩行の虫みたいなんだけどな。どういうものなのかなー。
「蟲人って「ベキョ」こいつのこと?」
なんか飛んできたこいつ。人をベースにしてチョウを混ぜたような、あ、こいつアゲハチョウだ。まーいきなり脇腹を噛み付かれかけたから、頭を肘と膝で挟んで潰れない程度に潰した。
体を薄い毛が覆っている。大きな四枚の羽、触覚、口からはみ出ている舌の先に管のような穴が一つ。眼の黒目に当たる部分は薄い複眼がある。眼はアゲハチョウの羽のような鮮やか配色になっていた。
コイツはいったい?
「ん?なんだこれ?粉か?この粉は一体・・・・・・!!」
まずい!これは鱗粉か!かなり吸ったけど大丈夫か?
「う・・・・・・カハッ。な、なに・・・が」
「おい、質問がある。この宙を舞っている粉はどういったものだ?」
脅し系の能力をとりあえず全部使った。こいつクエル?クエン?どっちだっけ、まあ、あいつよりは強い。最弱魔王より強い。
「ひ、あ、こ、これは、そ、その、麻痺効果、が、ある、こな、です、きょ、強力で、こちら、が、て、敵だと、にん、認識、した、相手に、だけ、効果が出る、と、特殊な、も、もの、です」
とりあえずこいつは生け捕りにするか。
なんかまた面倒なことに巻き込まれたなぁ。ちょっとこれを呼んでいる読者さん、代わってくれたまえ。
【あ、敵対象のステータスを見ることが出来ます】
【ちなみに、レベル99(レベルMAX)に達した際に、才能のある個体は進化することがあります】
【でも、そもそもレベル99(レベルMAX)になる固体が居ませんから、まずムリでしょうね】
なんかなれなれしくなったか?とりあえずあいつら3体のステータスの数値を確認するか。
レベル 128
年齢 19280
眷属 闇の魔獣王
加護 魔獣王の加護
種族 クレイジー・インフェルノケルベロス
体力 12930
魔力 5328
攻撃力 1260
防御力 98290
スピード 108350
レベル 112
年齢 17260
眷属 光の聖竜王
加護 聖竜王の加護
種族 クレイジー・メタルブレスドラゴン
体力 16280
魔力 291800
攻撃力 95280
防御力 1090
スピード 110
レベル 162
年齢 263995
眷属 修羅王
加護 修羅王の加護
種族 狂気の阿修羅
体力 230
魔力 784900
攻撃力 21030
防御力 510
スピード 11820
・・・・・・・・・・・・。
逃げよう。うん。逃げ切れる自信ないけど、逃げよう。
ケルベロスなんかスピードが10万もある。たった5千の俺なんか比べ物にならない。アッハハハハー!
*****
狂気の草原から脱出できました。逃げ出すとあの3体は追いかけてこなかったし、それどころか地面に戻って寝たような感じだった。
死ぬほど怖かった。下手したら余裕で死んでた。
「「ヒロキ!!」様!!」
あー、あいつらどうしたんだろ?
泣きそうな顔してるし、なんか城の衛兵まで集まってるし。どうしたんだ?
「お前ら、なにかあったのか?」
「な、何かあったかじゃないですよ!!私がどれだけ心配したか分かりますか!?狂気の草原へ討伐へいかれたなんて聞いて心臓が止まるかと思いましたわよ!!?一体どういうおつもりなのですか!?すでに王族の一人として認められてるというのに自覚を持ってください!!!」
「ヒロキが原因じゃ!!あくびをしてるうちに居なくなるし!!聞いたら聞いたで狂気の平原なんかに行っておるとか言ってたし!!しかも丸腰だとかいってたし!!依頼失敗で今まさに逃げてきたんじゃろ!!?」
「いや、依頼は成功してるんだけど、大型が3体も出てきたから逃げてきたんだよ」
ピシッ・・・・・・!!
な、何でみんな固まってるんだ?俺、今変なこと言ったか?
「大型から・・・・・・逃げ・・・切っ・・・・・た・・・・・・・・・!!?」
「狂気の・・・・・草・・・原から・・・・・脱出、し・・・・してきた・・・・・・!!?」
「魔王でも大怪我をしたくらいなのに・・・・・・・・・・・・」
「俺、教会に行って・・・・・・診てもらって来る・・・・・・」
「俺も・・・・・・・・・・・・」
どうしたんだみんな?何かあったのかな。少なくとも俺は変なことはしてないし・・・・・・。
「どうしたんだ?どういうことだかさっぱりなんだけど」
ドゴォォォ・・・ン
!?なんだ今の爆音!
「国王様ぁ!!む、『蟲人』の群れが、ついに襲ってきましたぁ!!」
蟲人?なんだそりゃ。思い浮かぶのは二足歩行の虫みたいなんだけどな。どういうものなのかなー。
「蟲人って「ベキョ」こいつのこと?」
なんか飛んできたこいつ。人をベースにしてチョウを混ぜたような、あ、こいつアゲハチョウだ。まーいきなり脇腹を噛み付かれかけたから、頭を肘と膝で挟んで潰れない程度に潰した。
体を薄い毛が覆っている。大きな四枚の羽、触覚、口からはみ出ている舌の先に管のような穴が一つ。眼の黒目に当たる部分は薄い複眼がある。眼はアゲハチョウの羽のような鮮やか配色になっていた。
コイツはいったい?
「ん?なんだこれ?粉か?この粉は一体・・・・・・!!」
まずい!これは鱗粉か!かなり吸ったけど大丈夫か?
「う・・・・・・カハッ。な、なに・・・が」
「おい、質問がある。この宙を舞っている粉はどういったものだ?」
脅し系の能力をとりあえず全部使った。こいつクエル?クエン?どっちだっけ、まあ、あいつよりは強い。最弱魔王より強い。
「ひ、あ、こ、これは、そ、その、麻痺効果、が、ある、こな、です、きょ、強力で、こちら、が、て、敵だと、にん、認識、した、相手に、だけ、効果が出る、と、特殊な、も、もの、です」
とりあえずこいつは生け捕りにするか。
なんかまた面倒なことに巻き込まれたなぁ。ちょっとこれを呼んでいる読者さん、代わってくれたまえ。
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