●●男優の今日のお仕事

ゆあ

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駄目犬調教

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「んぅっ...くぅーん」
 ジャラッと硬質な音がする。首輪に繋がっている鎖を引かれ、四つん這いで彼の足元に座り込む
「良い子だ。お腹を見せてごらん」

 言われるままに犬が服従するポーズを真似てお腹を見せる
 頭には髪色と同じ黒い犬耳を付け、アナルには同じ黒い色の尻尾付きのバイブが深く刺さっている

 まだスイッチは入れられてないから、適度な圧迫感だけなんだけど、動くと良い所を掠めかすかにペニスが反応してしまう

「ココ、まだ何もしてないのにヨダレが垂れてるぞ。堪え性のない駄犬だなぁ...。
 躾し直してやるからな。」

 不敵な笑みを浮かべ、俺のペニスを足で踏み付ける。
 革靴が食い込んで痛みに涙目になる

「いっ!?痛いっ!やめっ!!ひぅっ!」
 首輪の鎖を引っ張られ息が詰まる
「犬は日本語喋らないだろ。なんて鳴くんだっけな?」

 あっれれ~これ、ヤバい?翔さんスイッチ入ってる感じなんだけど....
 相手役のドSスイッチが入っている事に背中に冷たいモノを感じる
 助けを求める様に監督の方を見ると、めちゃくちゃいい笑顔でサムズアップしてやがった...

「わ、ワンっ!キャウッ」
 グリグリと踏み付けられると流石の痛さに涙が溢れ
「キュー、ん"ん"ッ!キャウッ!キュー」
 必死に犬のように泣いて哀願する


 満足したのか、やっと足を退けて貰える
 痛かったにも関わらず、先走りが出ていたため靴を退けられと透明な糸が引いていた

「痛かったな。でも、お仕置きだから仕方ないよな」
 意地悪な笑みを向けられビクッと身体が震える
 ご機嫌を取る様に慌てて座り直し、歯でチャックの金具を噛み下ろそうとする
 両手を使えないため、なかなか上手くいかずモタモタしてしまう

 翔さんの冷たい視線に焦り、カチャカチャと金属音を立ててやっと降ろすことが出来たが、ベルトの金具は流石に口だけでは外すことが出来ず中途半端な状況になってしまう

 思い切ってズボンのチャックの隙間に顔を突っ込み、下着越しに舐めたり唇で食んだりして奉仕をする

 唾液で下着をベタベタにしながら上目遣いに翔さんの様子を伺う
 勃起はしているが、まだ余裕のある顔に躍起になり鼻も押し付けて刺激する
 強い男の香りに頭がクラクラする
 これ、挿れて欲しい...これで、俺のナカを満たして欲しい...
「あぅっ...ぅワンっ」
 奉仕ばかりで一切触って貰えない身体が疼き、ペニスを床に擦り付けるように腰を振る
 下着越しにもしっかり勃起しているのがわかり、顔を離して翔さんの腰に自分のお尻を擦りつけ
「わんっ!」
 尻尾付きバイブの入った尻を股間に擦りつけ、少しでも奥に振動がくるように振り
「ふぁっ...ぁっ、ん...ンわんっ...」
 一人でつい楽しむ様にしているとバチンッと乾いた音が響き、尻に熱い痛みが走る
「ぎゃうぅんっ!!?」
 何か長いモノで叩かれたのか、叩かれた部分がビリビリ痛む

 余りの痛さに直ぐに動くことが出来ないと、再度同じ痛みが襲ってきた
「いっ!ひゃああぁっ!?...っ...わ、わおんっ!」

 翔さんの方を恐る恐る振り向くと、手には先程まで付けていたベルトが握られており

「駄犬のくせに、一丁前に発情しているみたいだから、こっちも仕込んでみようか
 痛みと快楽は紙一重だから、こっちでもイけるようになるかもな。悪くないんだろ?」

 叩かれた場所はミミズ腫れのように腫れており、ジクジクと痛みが伴う
 逃げようと四つん這いで動くが、首輪を引っ張られ息が詰まり
「がっ...、ちょっ...やめっ...」
「新一?」
 冷たい声にビクッと震え、冷や汗が流れるのがわかる
「わ、わんっ?わんっ!!」

 再度バチンッと音を立てて叩かれ、膝が崩れ落ちる
 直後、後ろから抱きしめられ、ペニスを擦り上げれる
 鈴口を引っ掛かれるように弄られるとビクッと震える
 痛くて萎えてしまったはずなのに、ペニスを弄られる快楽に抵抗出来ずゆるゆると首をもたげる

 バチンッと乾いた音が室内に何度も響き渡る
 何度目かの折檻に息も絶え絶えに倒れ込み
「も、やぁだぁ....、たしゅけ...」

 背中や尻は赤く腫れ、痛々し気なミミズ腫れが出来ている
 痛いはずなのに、叩かれた後すぐに乳首を優しく摘まれたり、ペニスを愛撫されたりと快楽と苦痛を交互にされ、自身でもどっちが嫌なのかわからなくなる
 イキそうになると叩かれ、痛みで萎えると極上の快楽を与えられる
 乳首も赤く腫れ上がり、美味しそうに濡れている

 イキたくてもイケない状況に狂いそうになる

「も、イかせてぇ...」

 泣いて涙と涎と汗でぐちゃぐちゃになった顔で哀願すると、やっと満足気な顔でキスを落とされ
「仕方ないな。今日の躾はここまでにしようか
 頑張った新一には、ご褒美を上げないとな...」

 痛いのが終わった事に安堵し、身体の力が抜ける
 叩かれた部分は熱を持つ様に痛むものの、同時にその痛みにすら快感を感じトロトロとペニスから先走りが垂れ落ちる

「きゃ、きゃうんっ...」
 自分からお尻を高く上げ、相手にしっかり見える様に両手でお尻を抑え、バイブを咥え込むアナルを開き

「ん"っ、わんっ!」
 軽くお尻を振って弄って欲しいと催促する
 ずっと挿れただけの状態で放置され、ナカを触って貰えなえず、もっとちゃんとした快楽が欲しいとヒクつく

「本当に、淫乱な駄犬になってしまったな
 まぁ、ご褒美だから仕方ないか...」

 深く入っているバイブを抜け切る寸前まで一気に引き抜き、直ぐにまた奥まで突っ込む
 ボールが不規則に連なったボコボコとした形のバイブが腸壁内をめちゃくちゃに擦り上げ、前立腺を掠める
「ひゃぁああっ!...わんっ!そりぇ、もっとぉ...」
 何度も奥まで押し込まれる度にペニスも揺れ、精液を撒き散らす

 奥の硬く閉じた入り口にバイブの先端が当たり、ビクッと震える

「ここをなんて言うかわかるかい?
 S字結腸と言って、君の子宮口のようなものだよ
 痛みはないけど、今まで以上に気持ちよく慣れるから、今後の為にも慣れていこうね」
 言われた事に血の気が引くのがわかる
 本能的にソコはダメだと警鐘が鳴る

 玉が連なったような長細いバイブの先端が捏ねるようにその場所を撫でる

「ぁうっ...やめっ、そこ...入っちゃ、ダメっ!きゅ、キューン、キューン」
 逃げる事が出来ないながらも腰を揺すってどうにか逃げようとするが、クッポンと何かが入ってくる感覚とそれ以上に強い快感に目を見開く

「ひゃあっ!ソコっ、だめぇ...、入っちゃ、らめ...」
 玉がクッポンクッポンと出し入れされる度に耐えきれない快楽の波が襲い、トコロテンのように動きに合わせて射精していた

「一番小さい部分で弱音を吐くなんて君らしくないね。
 俺のモノもココに入れられるように慣らさないと」

 グググっと尻尾の毛の部分まで中に捩じ込む様に入れられると2個目の球体が結腸内に入って来るのを感じ、圧迫感に吐き気を催す
 グッポンっ!先端よりもひと回り大きな玉が結腸を抉る
「んぐっ...ふっ、あ"あ"あ"っ!!」

 耐えきれず、オシッコを漏らしてしまい足元を濡らす

「お漏らしするくらい気持ちいいだろ?
 このまま、少し慣らそうか」
 カチッと何かのスイッチを押された音と同時に、ナカに入っている玉がグルグルと不規則に動く

「ひっ、や、ヤダァ...しょこ、うごか...しゃな...でぇ....へんに、なりゅっ!しょこっ、だ、めぇ!!
 とめ、とめてぇーっ!」

 グルグルとナカで動く度に結腸口を広げされ、根元の太い部分が前立腺を定期的に抉る。
「あ''っあ"っあ"っ...ゃあっ!も、でにゃっ...ぬゅ、てぇ...」
何度もくる絶頂に泣き叫ぶことしかできず、オシッコを漏らして床に水溜りを作っていく

 精液と尿の混じった匂いと甘い香水の香りが部屋に満たされる
 奥の奥までグチュグチュに解されたアナルから愛液が滴り落ちる


「うん、スムーズになったね。ココ、よく覚えておくんだよ」
 満足気な声が遠くで聞こえたかと思うと、一気に尻尾を引き抜かれ、余りの快感にほぼ透明な精液を吐き出す

「ひっ、ひゃあああああっ!!?」
 自分で作ったお漏らしの水溜りにパタリと倒れ込む
 イキ過ぎてガクガクと身体は痙攣し、さっきまでずっとバイブを咥え込んでいたアナルは呼吸の度にパクパクと開閉する





「本当に、今日は申し訳ない!!」
 大きなタオルに包まり、ソファーにグッタリと倒れ込む俺に翔さんが頭を上げて謝っていた
「新一君を見ていると、つい加虐心を抑える事が出来なくて...、撮影とはいえ、君の珠のような肌に傷を...」
 さっきまでの絶対的な支配者の様な雰囲気は全くなく、本当に同一人物かと疑わしくなる

「大丈夫ですよ。いっぱいイかせて貰えたし、この手のヤツが好きな人には高評価貰えると思います。
叩かれた所は、冷やしたらなんとかなると思うし、今日の撮影が終わったらちょっとお休みもあるんで...
それより、今は奥の方が...なんか、まだ奥に挿ってるみたいになっちゃって」
 身体に全く力が入らず、身動きが取れない
 安心させるようにヘラッと笑うも、翔さんは罪悪感があるのか困った顔をし

「何かあれば、必ず連絡をくれないか?出来ることなら何でもやるから」

「じゃあ、またお相手役お願いしますね。次は、もうちょっとだけ恋人同士みたいにして欲しいなぁ~。だから、今日のはいい撮影が出来たってことで、ありがとう、ございました...」

 とりあえず疲労困憊の身体は限界で、意識を失うように眠りについた
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