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●●男優のいつもの日常
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「新一はよー」
机に突っ伏していると聞き慣れた声がし顔だけを上げる
見た目爽やかな青年に周りの女子が騒めく
こいつ、顔は良いんだよなぁ~
「実、おはよー」
疲労感が抜けてないためにそのままの体制で挨拶をし、隣に座ってきた彼を見る
「眼鏡歪むぞ?ってか、かなり身体ツラそうだけど、昨日の撮影そんな激しかったん?」
俺の仕事を唯一知ってる為、心配してくれる
「ん~、めっちゃ気持ち良かったんだけど、イキ過ぎたっぽい...
めっちゃ眠い...、休めば良かった...」
周りに聞こえない程度の声量で話し、眠たげに欠伸を漏らす
頭をポンポンっと撫でられると嬉しそうに笑い
「実も一緒に仕事しようぜ。めっちゃ気持ちいいし、性欲発散にバッチリだから。俺、実なら抱ける気がする!」
クックックっと笑い、撫でられいた手を握ると真っ赤になる彼に更に悪戯っぽく笑い
「絶対仕事楽しいと思うんだけどなぁ~」
「いやいや、オレが抱かれるっておかしくないか?普通逆だろ?童貞のクセに...しかも、処女だろ?」
顔を背けながら言い返してくる彼に楽しそうに笑い
「もうすぐ誕生日だから脱処女で~す。
絶対希望通してやる!」
呆れた顔でこっちを見てくる彼が溜息をつき
「それ、兄貴が頭抱えてたぞ。お相手さん、めっちゃ忙しい人らしいじゃん。この前のオファーも予定調整大変だったって愚痴ってたし...とりあえず、昼の時に残りのは聞いてやるから授業寝るなよ~」
寝る気満々で来ていたのに釘を刺されてしまった
まぁ、寝落ちしたらまたノート見せて貰おう
午後からの授業は取ってなかったので、人気の少ない時間帯を狙って食堂でゆっくり昼食を食べる
「で、お前はいつまであんな仕事を続けるんだ?別に金にも相手にも困らないはずだろ?その野暮ったい格好を辞めたら...」
黒縁の眼鏡をかけ、前髪で目元を隠している
服装はダボっとしたパーカーで身体のラインを隠しており、如何にも隠キャで平凡な一生徒に見える
これのお陰もあり、目立つこともなく平穏な日常を過ごすことが出来ている
まぁ、またに過激なファンがストーカー落ちしている時はあるが...
「あれは、趣味と実益と性欲をみたしてくれるすっばらし~仕事だから辞めるつもりはないよ。
まぁ、若さが取り柄のネコ専ってのが寿命短いから、そん時が来たら監督とか事務所に頼んで別の仕事の斡旋でもして貰うつもり」
周りに誰も居ないのを確認し、眼鏡を外して布で拭う
少し青味がかった目を見て、彼が前髪を梳いてくる
「綺麗な色してんのに、隠すの勿体ないよな...
まあ、身バレしたら色々厄介だろうから、学校ではわかんねーようにするのが無難だけど...」
「実、俺のこと口説いてんの?残念だけど、実は友達以上恋人未満、セフレ候補がいいなぁ~。童貞卒業させてくれるなら考えるけど♪」
ニッコリ笑顔で冗談を言い、髪を梳く手を払い退ける
「バッカじゃねーの。ホント、何で、オレが下なんだよ
オレの方がガタイも顔もいいのに...」
ブツブツ文句を言う彼にケタケタ笑い
「さって、俺は図書館寄ってから帰るわ
なんか、視線も感じるし実も気をつけろよ~」
実が眉間に皺を寄せ、後ろを振り返ろうとするがスマホをふりふりとしてみせ、何かあれば連絡すると約束して離れる
静か過ぎる図書館の死角に追いやられる
授業は取ったことはない為、名前までは知らないがここの教授なのはわかる
皺の寄ったジャケットを着たオジサン。何の教授だっけなぁ~
「本郷、新一くんで合ってるかな。
キミに確認したいことがあってね...その、えっと...」
なんか、モゴモゴしているが持っていた鞄から勢いよく何かを取り出した
見覚えのあるパッケージのDVD
見目麗しい青年が犬のコスプレをし、相手の男性と絡み合っている...
あ、先月発売したばっかの翔さんのヤツかぁ~
って、教授売り上げ貢献ありがとうございます。ってか、そんなハードなのが趣味なんですね。
「えっと、そのゲイビ?がなんですか?俺、そっちの趣味ないから見せられても困るんですが...ってか、セクハラですか?」
本人とはバレていないだろうから極力見たくないっていうように赤めながら顔を背け、否定しとく
「いや、私の勘が当たれば、この新一くんはキミだと思うんだ!デビューからずっと追いかけている彼のことは、私が一番知ってるから!!」
あ、これダメなパターンのファンですね。
よくこの格好と撮影時の人物を同一と思えるなぁ~と感心してしまった
「そんなこと言われても、全く身に覚えながないんですが...
俺、こんな見た目だしそのパッケージの人とは似ても似つかないじゃないですか...」
「そんなことない!私にはわかるんだ!彼のことならなんでも!キミを見た瞬間に新一くんだと分かったんだ!
愛して病まないキミを陰ながらに応援しようと思っていたのに、この...翔ってヤツは許せない!私の新一くんに傷をつけるなんて!!」
ヒートアップしていく教授に溜息をつき
「教授、頭を冷やしてください。俺はその人とは全く関係ないんで。ここの生徒がそんな卑猥なモノに出ている訳ないじゃないですか」
「いや!キミだ!だから、私がキミを守って!!」
いきなり抱きついて来ようとした瞬間、フラッシュが焚かれる
「きょーじゅ、それはちょっとヤバいんじゃね?
ヒミツの図書館、男子学生に卑猥なコトを求める教授!って見出しが明日の朝刊に載っちゃうよ?」
スマホを片手に笑顔で脅し文句を言う実
教授の顔は見る見るうちに青褪め、鞄を引ったくるように持って
「ち、ちがっ...これは...、わ、私の気のせいだ!本郷くん、申し訳ない!私の勘違いで怯えさせてしまって!何もしてないから!私はこれで帰らせて貰う!!」
逃げるように走っていく教授を見送り、実と拳を打ち合う
「サンキュー、実!ベストタイミングだったぜ♪
いやぁ~、ひっさびさにあのパターンが来たなぁ~」
何もなかったようにケタケタ笑う新一を冷たい視線が刺さる
「いや、かなりヤバかっただろ!オレが来るのが遅れてたらどーすんだよ!マジで肝が冷えたんだからな!!」
本気で怒る実をまーまーと宥め
「晩飯好きなん奢るから機嫌直してよ、実ちゃん」
怒りが冷め止まない実に軽い口調でいい、背中を押す
「兄貴に絶対報告しとけよ。新一がしてないようなら、オレから告げ口すっからな」
「げっ!?また引っ越すハメになるじゃん!めっちゃめんどいんだぞ
頼むから告げ口だけは勘弁してくれない?」
二人でギャーギャー文句を言い合いながら大学を後にする
後日、教授は一身の都合上、急な退職が決まったって風の噂は聞いた
まぁ、興味はないけど
机に突っ伏していると聞き慣れた声がし顔だけを上げる
見た目爽やかな青年に周りの女子が騒めく
こいつ、顔は良いんだよなぁ~
「実、おはよー」
疲労感が抜けてないためにそのままの体制で挨拶をし、隣に座ってきた彼を見る
「眼鏡歪むぞ?ってか、かなり身体ツラそうだけど、昨日の撮影そんな激しかったん?」
俺の仕事を唯一知ってる為、心配してくれる
「ん~、めっちゃ気持ち良かったんだけど、イキ過ぎたっぽい...
めっちゃ眠い...、休めば良かった...」
周りに聞こえない程度の声量で話し、眠たげに欠伸を漏らす
頭をポンポンっと撫でられると嬉しそうに笑い
「実も一緒に仕事しようぜ。めっちゃ気持ちいいし、性欲発散にバッチリだから。俺、実なら抱ける気がする!」
クックックっと笑い、撫でられいた手を握ると真っ赤になる彼に更に悪戯っぽく笑い
「絶対仕事楽しいと思うんだけどなぁ~」
「いやいや、オレが抱かれるっておかしくないか?普通逆だろ?童貞のクセに...しかも、処女だろ?」
顔を背けながら言い返してくる彼に楽しそうに笑い
「もうすぐ誕生日だから脱処女で~す。
絶対希望通してやる!」
呆れた顔でこっちを見てくる彼が溜息をつき
「それ、兄貴が頭抱えてたぞ。お相手さん、めっちゃ忙しい人らしいじゃん。この前のオファーも予定調整大変だったって愚痴ってたし...とりあえず、昼の時に残りのは聞いてやるから授業寝るなよ~」
寝る気満々で来ていたのに釘を刺されてしまった
まぁ、寝落ちしたらまたノート見せて貰おう
午後からの授業は取ってなかったので、人気の少ない時間帯を狙って食堂でゆっくり昼食を食べる
「で、お前はいつまであんな仕事を続けるんだ?別に金にも相手にも困らないはずだろ?その野暮ったい格好を辞めたら...」
黒縁の眼鏡をかけ、前髪で目元を隠している
服装はダボっとしたパーカーで身体のラインを隠しており、如何にも隠キャで平凡な一生徒に見える
これのお陰もあり、目立つこともなく平穏な日常を過ごすことが出来ている
まぁ、またに過激なファンがストーカー落ちしている時はあるが...
「あれは、趣味と実益と性欲をみたしてくれるすっばらし~仕事だから辞めるつもりはないよ。
まぁ、若さが取り柄のネコ専ってのが寿命短いから、そん時が来たら監督とか事務所に頼んで別の仕事の斡旋でもして貰うつもり」
周りに誰も居ないのを確認し、眼鏡を外して布で拭う
少し青味がかった目を見て、彼が前髪を梳いてくる
「綺麗な色してんのに、隠すの勿体ないよな...
まあ、身バレしたら色々厄介だろうから、学校ではわかんねーようにするのが無難だけど...」
「実、俺のこと口説いてんの?残念だけど、実は友達以上恋人未満、セフレ候補がいいなぁ~。童貞卒業させてくれるなら考えるけど♪」
ニッコリ笑顔で冗談を言い、髪を梳く手を払い退ける
「バッカじゃねーの。ホント、何で、オレが下なんだよ
オレの方がガタイも顔もいいのに...」
ブツブツ文句を言う彼にケタケタ笑い
「さって、俺は図書館寄ってから帰るわ
なんか、視線も感じるし実も気をつけろよ~」
実が眉間に皺を寄せ、後ろを振り返ろうとするがスマホをふりふりとしてみせ、何かあれば連絡すると約束して離れる
静か過ぎる図書館の死角に追いやられる
授業は取ったことはない為、名前までは知らないがここの教授なのはわかる
皺の寄ったジャケットを着たオジサン。何の教授だっけなぁ~
「本郷、新一くんで合ってるかな。
キミに確認したいことがあってね...その、えっと...」
なんか、モゴモゴしているが持っていた鞄から勢いよく何かを取り出した
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あ、先月発売したばっかの翔さんのヤツかぁ~
って、教授売り上げ貢献ありがとうございます。ってか、そんなハードなのが趣味なんですね。
「えっと、そのゲイビ?がなんですか?俺、そっちの趣味ないから見せられても困るんですが...ってか、セクハラですか?」
本人とはバレていないだろうから極力見たくないっていうように赤めながら顔を背け、否定しとく
「いや、私の勘が当たれば、この新一くんはキミだと思うんだ!デビューからずっと追いかけている彼のことは、私が一番知ってるから!!」
あ、これダメなパターンのファンですね。
よくこの格好と撮影時の人物を同一と思えるなぁ~と感心してしまった
「そんなこと言われても、全く身に覚えながないんですが...
俺、こんな見た目だしそのパッケージの人とは似ても似つかないじゃないですか...」
「そんなことない!私にはわかるんだ!彼のことならなんでも!キミを見た瞬間に新一くんだと分かったんだ!
愛して病まないキミを陰ながらに応援しようと思っていたのに、この...翔ってヤツは許せない!私の新一くんに傷をつけるなんて!!」
ヒートアップしていく教授に溜息をつき
「教授、頭を冷やしてください。俺はその人とは全く関係ないんで。ここの生徒がそんな卑猥なモノに出ている訳ないじゃないですか」
「いや!キミだ!だから、私がキミを守って!!」
いきなり抱きついて来ようとした瞬間、フラッシュが焚かれる
「きょーじゅ、それはちょっとヤバいんじゃね?
ヒミツの図書館、男子学生に卑猥なコトを求める教授!って見出しが明日の朝刊に載っちゃうよ?」
スマホを片手に笑顔で脅し文句を言う実
教授の顔は見る見るうちに青褪め、鞄を引ったくるように持って
「ち、ちがっ...これは...、わ、私の気のせいだ!本郷くん、申し訳ない!私の勘違いで怯えさせてしまって!何もしてないから!私はこれで帰らせて貰う!!」
逃げるように走っていく教授を見送り、実と拳を打ち合う
「サンキュー、実!ベストタイミングだったぜ♪
いやぁ~、ひっさびさにあのパターンが来たなぁ~」
何もなかったようにケタケタ笑う新一を冷たい視線が刺さる
「いや、かなりヤバかっただろ!オレが来るのが遅れてたらどーすんだよ!マジで肝が冷えたんだからな!!」
本気で怒る実をまーまーと宥め
「晩飯好きなん奢るから機嫌直してよ、実ちゃん」
怒りが冷め止まない実に軽い口調でいい、背中を押す
「兄貴に絶対報告しとけよ。新一がしてないようなら、オレから告げ口すっからな」
「げっ!?また引っ越すハメになるじゃん!めっちゃめんどいんだぞ
頼むから告げ口だけは勘弁してくれない?」
二人でギャーギャー文句を言い合いながら大学を後にする
後日、教授は一身の都合上、急な退職が決まったって風の噂は聞いた
まぁ、興味はないけど
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