クラスで1番の美少女のことが好きなのに、なぜかクラスで3番目に可愛い子に絡まれる

グミ食べたい

文字の大きさ
17 / 39

第17話 パフォーマンス練習

しおりを挟む
 体育祭までの期間、午後の授業時間には体育祭の練習が組み込まれる。
 この時間は各クラスの三年生が中心となり、基本的に生徒だけで進められる活動だ。

 体育祭に向けては個別競技の練習も必要だが、何より多くの時間を割かれるのが、パフォーマンス種目の「オリジナル」と「応援」だった。
 俺はこの「オリジナル」というものを、音楽に合わせてアイドルの振り付けをみんなで真似する程度のものだと勝手に想像していた。
 だが、実際はそんな生易しいものではなかった。

 まず、どんなテーマでパフォーマンスを行うのかを生徒自身で決める。
 そのテーマを表現するために、使用する音楽を選び、動きの内容を考え、隊列を組み、振り付けを作る――すべて自分たちでだ。

 もっとも、初めて体育祭を経験する一年生が、いきなりそんなことをできるはずもない。
 そのため、テーマや構成の大枠はすでに三年生が決めてくれていて、俺たち一・二年生は、その指示に従って練習を進めていく形になっていた。

 今回、俺たち七組のオリジナルのテーマは「フランス革命」。
 使用曲は、ハチャトゥリアン作曲の『剣の舞』だ。
 フランス革命とは直接関係のない曲だが、剣と剣を激しく打ち合わせるようなあの曲調は、革命という言葉のイメージによく合っている気がした。

 その音楽に合わせて、一~三年生合わせておよそ六十人が、三分間、グラウンドでフランス革命をテーマにしたパフォーマンスを披露する。
 今日は、その振り付けを三年生が見本として、一・二年生の前で実演してくれていた。

「……まじか」

 音楽に合わせて一通りの動きを見せ終えた三年生たちを見て、俺は思わずそう呟いていた。
 剣で斬り結ぶような動きを中心にした振り付けは、プロのダンスグループにも引けを取らないほど格好いい。
 何もないところから、よくこんなものを考えつくものだと素直に感心する。

 ――けど。

 同時に、これを自分がやらなきゃいけないと思うと、今からぞっとした。

「すごいね。イイ感じじゃない?」

 隣に座って一緒に見ていた三間坂さんが、目を輝かせる。
 ……あれを見せられて、そういう感想なのか。
 余裕がありそうで、正直うらやましい。

「……ちゃんと覚えられるか心配だよ」
「大丈夫、大丈夫。あまりにもあんまりだったら、練習付き合ってあげるから」

 三間坂さんにそう言われると、不思議と負けていられない気持ちが湧いてくる。
 どうせなら、俺のほうが先に覚えて、三間坂さんに教えるくらいになりたいものだ。



 こうして、オリジナルの練習の日々が始まった。
 始まった、のだが――同じように教えられても、習熟度には当然個人差がある。

「高居君、また遅れてるよ!」

 指導役の三年生の声が飛んでくる。
 何日も練習を重ね、全員が一通り振り付けを覚えたはずのこの日も、教室内で三年生の指導を受けながら練習が行われていた。

 本番はグラウンドだが、全クラスが同時に練習できるほどのスペースはない。
 グラウンドや体育館を使える日は限られていて、ほとんどの練習は教室で行われることになる。

 その中で――俺は、かなりの劣等生だった。
 注意されるメンバーはいつもだいたい決まっている。そして、そのうちの一人が俺だった。

「すみません……」

 反射的に謝る。
 だが、わざと遅れているわけじゃない。
 どうやら俺は、根本的にリズム感というものが人より弱いらしい。
 音楽に合わせて体を動かしているつもりでも、どうしてもタイミングがずれてしまう。

「今日はここまでにするわ。みんな、また明日よろしくね」

 三年生の先輩女子の声で、今日の練習は終了となった。
 周囲のみんなは、ほっとした表情で自分の教室へ戻っていく。

 ――けれど。

 俺の気持ちは、まったく晴れなかった。
 自分が足を引っ張っていることを、はっきり自覚してしまっていたからだ。

 ……少し、自主練でもしようかな。

 ここは普段使われていない空き教室だ。しばらく残っていても問題はない。
 俺は教室の端に移動し、自分なりに振り付けを思い出しながら、ゆっくり体を動かし始めた。

 音楽は流していない。だからリズムに合わせることはできないけれど、せめて振り付けだけでも迷わず動けるようになりたい。
 動きに余裕が出れば、音楽を聞く余裕も生まれるはずだ。

「高居君、自主練?」

 背後から声をかけられ、振り向くと三間坂さんが立っていた。

 七組のオリジナルでは、女子がフランス革命の市民側、男子が貴族側という設定になっている。
 基本の振り付けは同じだが、要所要所の決めポーズが違う。
 そして何の巡り合わせか、隊列では三間坂さんが俺のすぐ隣の位置だった。

 素人目にもわかるほど、三間坂さんの動きはキレがある。
 そのぶん、隣で動く俺の拙さが余計に目立つ気がして、正直かなり心苦しい。

「まあ……みんなに迷惑かけたくないからさ」
「じゃあ、私も付き合うよ。私も、ちょっと納得いってないところあるし」

 ……ちょっと待ってくれ。

 三間坂さんのあの完成度で「納得いってない」なら、俺の動きは一体なんなんだ。

「いや、でも……俺と三間坂さんじゃ、レベルが違いすぎるし……」
「でも隣同士でしょ? 私たちの動きが合ってないと、全体で見たときに綺麗に見えないと思うんだよね。ペアみたいなものだし」

 言われてみれば、その通りだ。
 隣同士の男女は、必然的にセットで見られることになる。
 自分だけ上手くいけばいい、という話じゃないのかもしれない。

「……じゃあ、よろしくお願いします」
「オッケー!」

 三間坂さんはそう言うと、まだ空き教室の中に残っていた一ノ瀬さんを見つけて声をかける。

「一ノ瀬さん。悪いんだけど、ちょっと動画撮ってもらっていいかな?」

「はぁ!?」

 声を上げたのは俺だった。
 いやいやいや。
 もう放課後だし、一ノ瀬さんにそんなこと頼むのはさすがに――

「うん、いいよ」

 俺の心配をよそに、一ノ瀬さんはあっさり了承していた。

 ……天使か。

「じゃあ、音楽流すね」

 三間坂さんはスマホを操作し、『剣の舞』を再生した。
 どうやら事前にダウンロードしていたらしい。
 無音で練習していた俺とは準備の段階から違う。

 一ノ瀬さんのスマホのレンズを向けられた状態で、俺たちは動き出した。

 ……正直、めちゃくちゃ恥ずかしい。
 撮られていると思うだけで体が硬くなる。
 ただでさえ下手なのに、緊張のせいで、さらに動きがぎこちなくなっている気がした。

 やがて曲が終わり、パフォーマンスも終了する。

 踊り終えた俺は、自分の不甲斐なさに、少しだけ落ち込んでいた。

「はい、LINEグループ作ったよ。二人とも入って」

 そんな空気をまるで気にする様子もなく、三間坂さんがいつも通りの調子で言った。

 届いた招待は「7組オリジナル」という名前のグループ。
 言われるがままに俺が参加すると、少し遅れて一ノ瀬さんも入ってきた。

 ……これって、俺と三間坂さんと一ノ瀬さん、三人だけのLINEグループ、ってことだよな。

 そう意識した瞬間、胸の奥がざわっと揺れた。
 理由はうまく説明できないけど、なんだか落ち着かない。

「一ノ瀬さん、今の動画、ここに送ってもらえる?」
「うん」

 こうして、このグループの最初の投稿は、挨拶でも雑談でもなく、一ノ瀬さんから送られてきた、俺と三間坂さんのパフォーマンス動画になった。

 ……まあ、これはこれでいいのかもしれない。

 俺は、少しだけ覚悟を決めて、その動画を再生した。

 …………

 …………
 …………

 …………
 …………
 …………

 この動画を、この世から消し去りたい。
 それが動画を見た素直な感想だった。

 三間坂さんの動きは、静と動の切り替えがはっきりしていて、指先や足先まできちんと意識が行き届いている。
 それに比べて、俺の動きはどうだ。
 やる気があるのかどうかすら疑いたくなるレベルじゃないか。

 三間坂さんと並ぶことで、そのひどさが余計に際立っている。
 リズム感の問題もあるのかもしれないけど、それ以前に、動きそのものの質が違いすぎる。

 ――ああ、ダンスって、こんなにも誤魔化しがきかないものだったのか。

「そうだねぇ、高居君は――」

 動画を再生しながら、三間坂さんは一つひとつ丁寧に指摘してくれた。
 俺がすでに気づいていた点はもちろん、そもそも気にすらしていなかった部分まで、的確に。

 なんなんだ、この人は。
 三年生の先輩より、よっぽど教えるのが上手いんじゃないか?

「ねぇ、三間坂さん。私の動きもチェックしてもらえないかな……」

 そう切り出したのは、一ノ瀬さんだった。
 どこか遠慮がちで、少しだけ緊張した様子だ。

 正直に言えば、一ノ瀬さんのパフォーマンスは特別うまいわけではない。
 下手なグループに入るほどではないけど、平均よりは少し下、といったところだろう。

 でも――
 さっきの俺への指摘を聞いて、アドバイスをもらいたくなった気持ちは、痛いほどわかる。

「オッケー。じゃあ、高居君、今度は一ノ瀬さんと踊ってみて」
「え、僕も?」
「二人でやったほうが、動きの合わせ具合が分かるからね。さっき言ったところ、意識してみて」
「……わかった」

 一ノ瀬さんと一緒に踊る。
 そう思っただけで、胸が急に落ち着かなくなる。

 本来なら、一ノ瀬さんは二年生の先輩と組むはずだ。
 その代役だと思えば、ちゃんと務めないといけない。
 などと気合を入れたものの――

 実際に踊り始めると、隣の一ノ瀬さんを意識しすぎて、振りを間違えたり、動きが遅れたり……。

 ああ……。
 これは、かなり情けない。

 パフォーマンスを終え、肩を落としていると、三間坂さんが近づいてきた。

「高居君、間違えたところもあったけど――」

 ――やっぱり、来るか。
 俺の下手なところを次々と指摘する三間坂さんの姿が頭に浮かんでくる。

「――でも、動き自体はすごく良くなってたと思うよ。指先まで意識してるの、ちゃんと伝わってきたし」
「――――!」

 予想していた言葉と、まったく違った。
 失敗したところじゃなくて、
 頑張ったところをちゃんと見て、評価してくれた。

 ……それが、すごく嬉しかった。

「動画送ったよ。一ノ瀬さんの動きで気になったところ、言うから見てみて」

 そこからは、三間坂さんによる本格的な指導タイムになった。
 俺と同じように、一ノ瀬さんも真剣な表情で聞き入っている。

 その後も何度か動画を撮り直した。
 三間坂さんと一ノ瀬さんは交代しながらだったけど、俺は当然、踊りっぱなしだ。

 それでも、不思議と疲れはなかった。
 二人と一緒に練習するのが楽しかったし、改善した動きを褒めてもらえるのが、何より嬉しかった。

 その夜。
 俺はベッドの上で、改めて練習動画を見返していた。
 冷静に考えると、俺のスマホの中には、一ノ瀬さんと三間坂さんの動画がいくつも入っている。

 ……なんだこの状況。
 地味にすごくないか?

 まずは、一ノ瀬さんと一緒に踊った動画を再生する。
 自然と、彼女の動きに目がいった。

 ああ……やっぱり可愛いな。
 見ているだけで、なんだか癒される。

 ……いや、もちろんパフォーマンスとしては、気になるところもあるけど。
 それでも、隣の俺よりはずっと上手い。

 次に、何気なく三間坂さんとの動画を再生した。

 ……ああ。
 やっぱり、すごく綺麗だ。

 いや、誤解しないでほしい。
 これは動きが綺麗という意味であって、容姿がどうこうという話では決して――

 ……いや、無理だ。
 見とれてしまう。

 本当は一ノ瀬さんの動画を見るつもりでスマホを開いたのに、気がつけば、再生しているのは三間坂さんの動画ばかりだった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

彼女に振られた俺の転生先が高校生だった。それはいいけどなんで元カノ達まで居るんだろう。

遊。
青春
主人公、三澄悠太35才。 彼女にフラれ、現実にうんざりしていた彼は、事故にあって転生。 ……した先はまるで俺がこうだったら良かったと思っていた世界を絵に書いたような学生時代。 でも何故か俺をフッた筈の元カノ達も居て!? もう恋愛したくないリベンジ主人公❌そんな主人公がどこか気になる元カノ、他多数のドタバタラブコメディー! ちょっとずつちょっとずつの更新になります!(主に土日。) 略称はフラれろう(色とりどりのラブコメに精一杯の呪いを添えて、、笑)

静かに過ごしたい冬馬君が学園のマドンナに好かれてしまった件について

おとら@ 書籍発売中
青春
この物語は、とある理由から目立ちたくないぼっちの少年の成長物語である そんなある日、少年は不良に絡まれている女子を助けてしまったが……。 なんと、彼女は学園のマドンナだった……! こうして平穏に過ごしたい少年の生活は一変することになる。 彼女を避けていたが、度々遭遇してしまう。 そんな中、少年は次第に彼女に惹かれていく……。 そして助けられた少女もまた……。 二人の青春、そして成長物語をご覧ください。 ※中盤から甘々にご注意を。 ※性描写ありは保険です。 他サイトにも掲載しております。

フラレたばかりのダメヒロインを応援したら修羅場が発生してしまった件

遊馬友仁
青春
校内ぼっちの立花宗重は、クラス委員の上坂部葉月が幼馴染にフラれる場面を目撃してしまう。さらに、葉月の恋敵である転校生・名和リッカの思惑を知った宗重は、葉月に想いを諦めるな、と助言し、叔母のワカ姉やクラスメートの大島睦月たちの協力を得ながら、葉月と幼馴染との仲を取りもつべく行動しはじめる。 一方、宗重と葉月の行動に気付いたリッカは、「私から彼を奪えるもの奪ってみれば?」と、挑発してきた! 宗重の前では、態度を豹変させる転校生の真意は、はたして―――!? ※本作は、2024年に投稿した『負けヒロインに花束を』を大幅にリニューアルした作品です。

付き合う前から好感度が限界突破な幼馴染が、疎遠になっていた中学時代を取り戻す為に高校ではイチャイチャするだけの話

頼瑠 ユウ
青春
高校一年生の上条悠斗は、同級生にして幼馴染の一ノ瀬綾乃が別のクラスのイケメンに告白された事を知り、自身も彼女に想いを伝える為に告白をする。 綾乃とは家が隣同士で、彼女の家庭の事情もあり家族ぐるみで幼い頃から仲が良かった。 だが、悠斗は小学校卒業を前に友人達に綾乃との仲を揶揄われ、「もっと女の子らしい子が好きだ」と言ってしまい、それが切っ掛けで彼女とは疎遠になってしまっていた。 中学の三年間は拒絶されるのが怖くて、悠斗は綾乃から逃げ続けた。 とうとう高校生となり、綾乃は誰にでも分け隔てなく優しく、身体つきも女性らしくなり『学年一の美少女』と謳われる程となっている。 高嶺の花。 そんな彼女に悠斗は不釣り合いだと振られる事を覚悟していた。 だがその結果は思わぬ方向へ。実は彼女もずっと悠斗が好きで、両想いだった。 しかも、綾乃は悠斗の気を惹く為に、品行方正で才色兼備である事に努め、胸の大きさも複数のパッドで盛りに盛っていた事が発覚する。 それでも構わず、恋人となった二人は今まで出来なかった事を少しずつ取り戻していく。 他愛の無い会話や一緒にお弁当を食べたり、宿題をしたり、ゲームで遊び、デートをして互いが好きだという事を改めて自覚していく。 存分にイチャイチャし、時には異性と意識して葛藤する事もあった。 両家の家族にも交際を認められ、幸せな日々を過ごしていた。 拙いながらも愛を育んでいく中で、いつしか学校では綾乃の良からぬ噂が広まっていく。 そして綾乃に振られたイケメンは彼女の弱みを握り、自分と付き合う様に脅してきた。 それでも悠斗と綾乃は屈せずに、将来を誓う。 イケメンの企てに、友人達や家族の助けを得て立ち向かう。 付き合う前から好感度が限界突破な二人には、いかなる障害も些細な事だった。

【完結】イケメンが邪魔して本命に告白できません

竹柏凪紗
青春
高校の入学式、芸能コースに通うアイドルでイケメンの如月風磨が普通科で目立たない最上碧衣の教室にやってきた。女子たちがキャーキャー騒ぐなか、風磨は碧衣の肩を抱き寄せ「お前、今日から俺の女な」と宣言する。その真意とウソつきたちによって複雑になっていく2人の結末とは──

陰キャの俺が学園のアイドルがびしょびしょに濡れているのを見てしまった件

暁ノ鳥
キャラ文芸
陰キャの俺は見てしまった。雨の日、校舎裏で制服を濡らし恍惚とする学園アイドルの姿を。「見ちゃったのね」――その日から俺は彼女の“秘密の共犯者”に!? 特殊な性癖を持つ彼女の無茶な「実験」に振り回され、身も心も支配される日々の始まり。二人の禁断の関係の行方は?。二人の禁断の関係が今、始まる!

昔義妹だった女の子が通い妻になって矯正してくる件

マサタカ
青春
 俺には昔、義妹がいた。仲が良くて、目に入れても痛くないくらいのかわいい女の子だった。 あれから数年経って大学生になった俺は友人・先輩と楽しく過ごし、それなりに充実した日々を送ってる。   そんなある日、偶然元義妹と再会してしまう。 「久しぶりですね、兄さん」 義妹は見た目や性格、何より俺への態度。全てが変わってしまっていた。そして、俺の生活が爛れてるって言って押しかけて来るようになってしまい・・・・・・。  ただでさえ再会したことと変わってしまったこと、そして過去にあったことで接し方に困っているのに成長した元義妹にドギマギさせられてるのに。 「矯正します」 「それがなにか関係あります? 今のあなたと」  冷たい視線は俺の過去を思い出させて、罪悪感を募らせていく。それでも、義妹とまた会えて嬉しくて。    今の俺たちの関係って義兄弟? それとも元家族? 赤の他人? ノベルアッププラスでも公開。

【完結】かつて憧れた陰キャ美少女が、陽キャ美少女になって転校してきた。

エース皇命
青春
 高校でボッチ陰キャを極めているカズは、中学の頃、ある陰キャ少女に憧れていた。実は元々陽キャだったカズは、陰キャ少女の清衣(すい)の持つ、独特な雰囲気とボッチを楽しんでいる様子に感銘を受け、高校で陰キャデビューすることを決意したのだった。  そして高校2年の春。ひとりの美少女転校生がやってきた。  最初は雰囲気が違いすぎてわからなかったが、自己紹介でなんとその美少女は清衣であるということに気づく。  陽キャから陰キャになった主人公カズと、陰キャから陽キャになった清衣。  以前とはまったく違うキャラになってしまった2人の間に、どんなラブコメが待っているのだろうか。 ※小説家になろう、カクヨムでも公開しています。 ※表紙にはAI生成画像を使用しています。

処理中です...