うみねこ歌う魔女の唄 ~押しかけ弟子は美青年~

駒元いずみ

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第一章

F02.フェリクスのムエット散歩

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 フェリクスは、乗り合い馬車の窓からぼんやりと流れる街の景色を眺めていた。
師匠ジゼルからムエット見物を提案され、港を見物するならば馬車を使った方が良いという助言通りに揺られているのである。
甘い顔立ちのフェリクスだが、表情を消すとその整った造作故に声を掛けにくい雰囲気が漂う。
馬車に乗り合わせた他の乗客たちは、ちらちらとフェリクスを眺めているものの、話しかけてくる猛者はいなかった。
馬車が進むにつれ、街並みは閑静な住宅街から、猥雑な活気に溢れる下町へと変わっていく。
ムエットには東の漁港と西の貿易港の、二つの港がある。
今フェリクスが向かっているのは、東の漁港だ。
貿易港の方は倉庫が立ち並び、見学出来る場所は少ないという。
フェリクスは手元の紙に視線を落とす。
ジゼルが走り書きした、大ざっぱな地図だ。
フェリクスたちが住んでいるのは東の山側の中流階級向けの住宅街だから、南下してきたことになる。
石畳のなだらかな坂を下ると、終点の停車場だ。
馬車を降りて辺りを見回す。
ムエットの各地点を結ぶ乗り合い馬車がいくつも停まっていて、人が溢れていた。
魚市場うおいちばでは業者向けの競りはとっくに終わっているが、個人客向けの鮮魚店も立ち並んでおり、周囲には魚介料理の屋台も出ている。
ムエット一番の観光地だ。
潮と料理の匂いがフェリクスの鼻を刺激する。
(そういえば、昼食はまだだったな)
さてどうしようか、と周囲に視線を走らす。
何人かの人間と目が合った。
しかし、フェリクスが近寄ったのは、こちらを気にすることなく歩く、夕飯の材料を買いに来たらしき買い物かごを持った中年女性だ。
フェリクスはにっこりと甘い笑みを浮かべて話しかける。
「失礼、ご婦人。お尋ねしてもよろしいですか?」
「え? あたしかい? 嫌だよ、お兄さん。ご婦人だなんて呼ばれたのは生まれて初めてだよ! で、尋ねたいことってなんだい?」
「この魚市場には初めて来たのですが、お勧めの食べ物はありますか?」
「それなら、あそこの浜焼きがいいね! 新鮮な貝や海老を焼いたのを売ってるんだよ!」
女性が指さした屋台は人気らしく、五、六人が並んでいた。
「浜焼き、ですか。ではそれを食べてみましょう。ありがとうございます」
「お安いご用だよ! じゃあ、お兄さん、楽しんで行ってな!」
妙に声が大きい女性は、にかっと笑って去って行った。
それを機にじりじりと近づいて来ようとする他の女性たちを無視して、フェリクスは屋台の列に並ぶ。
人は並んでいるが回転は早いらしく、すぐにフェリクスの番になった。
「浜焼きとやらを、一人前もらいたい」
「まいど!」
屋台の店主は威勢の良い返事をして、網の上で焼かれた貝や海老を手早く木の器に乗せていく。
「あっちに椅子やテーブルがありやす。食べ終えたら、器はそこの箱へ返してくだせい」
「分かった。ありがとう」
代金を支払い、器を受け取る。
屋台の店主に教えてもらった椅子やテーブルがある場所では、他の屋台で買ったものを食べる客たちもいた。
(なるほど。複数の屋台共同の食事場所なのか)
フェリクスも空いている席に付く。
「旦那、麦酒はいかがっすか? この辺りの屋台で買った人には割引してますよ?」
すかさず、別の屋台から出てきた少年が売り込んできた。
「いや。昼間から酔っぱらうつもりはないから遠慮しておこう」
「酒以外もありますよ。さっぱりした果汁水とか。檸檬水れもんすいなんか、浜焼きにも合うっすよ!」
「檸檬水か……。それなら一杯もらおうか」
「まいどあり! 飲み終わったコップは、そっちの箱にお願いします!」
商売たくましい少年に代金を払い、木のコップを受け取る。
一口飲むと、程良い酸味の利いた水が喉を潤した。
今日のような少々汗ばむ陽気にはちょうど良い。
(浜焼きの方は、どうかな)
付属の串で貝の中身をすくう。
一口で食べると、臭みもなく滑らかな旨味が口に広がった。
鼻を抜ける香ばしい味と香りは、調味料だろう。
だが、それも補助程度で、この料理の魅力はやはり素材自体だ。
「なるほど。旨いな」
檸檬水で口を洗い流しながら、別の貝や海老も食べていく。
さっぱりした檸檬水は、浜焼きの味に飽きるのを防いでくれる。
あっという間に皿が殻だけになった。
檸檬水を飲み干し、一息吐く。
(檸檬水も、薦められた通りに買って正解だったな)
結果、浜焼きをより美味しく食べることが出来た。
さて、とフェリクスは席を立つ。
皿とコップを返却用の箱に入れ、他の客に飲み物を運んでいる少年に声をかける。
「君のお勧めにしたがって、檸檬水を買って良かったよ」
少年は一瞬きょとんとした顔をしたが、すぐににっと笑顔を見せた。
「へへへ。どうも!」
「ついでに訊きたいのだが、港でお勧めの場所は他にあるか?」
「そっすねー。市場をぐるりと回るのもいいっすけど、あっちの岬からだと港を一望出来ますよ。灯台は観光用じゃないから登れないっすけど、岬からだけでも景色は十分いいっす」
少年が指さす先を見る。
なるほど、小高い岬が見える。
あそこまでなら歩いても四半時はかからないだろう。
ちらほら人影が見えるので、道も問題なさそうだ。
「ありがとう。市場を回ってから、岬へ行ってみるとしよう」
片手を上げて、フェリクスはその場を去る。


軽く見て回った魚市場は、思ったよりも楽しめた。
王都育ちのフェリクスには、丸のままの魚は珍しく映る。
タコ烏賊イカなどを見るのも初めてだ。
最近は魔導具の発達で王都でも鮮魚を取り扱う店が増えてきたものの、値段は高い。
海に面した街でもなければ、流通する魚は干物や塩漬けなど日持ちする加工物ばかりだ。
「なるほど。知らなかった物を知る、というのは面白いものだな」
料理が出来れば魚の一匹でも買って帰るのだが、生憎フェリクスにはそのような腕などない。
(いや、お師匠様への土産に買って行くか?)
フェリクスは引っ越し祝いと称して、師匠ジゼルの手料理をご馳走になったことがある。
師匠の師匠から仕込まれたという料理の腕はなかなかのもので、魚料理も得意なようだ。
もう少し慣れたら、フェリクスにも料理を仕込んでくれるらしい。
それも楽しみだ。
それはともかく、彼女に魚市場を薦められたのだから、その礼として土産を買って行くのは有りだろう。
問題は買った魚が傷まないか、だ。
この後、岬に登る予定である。
岬から戻って来てから買うという手も考えたが、耳に挟んだ話によるとそろそろ魚市場の鮮魚店は閉店時間らしい。
まだ太陽は頂点に近いところにあるが、早朝から店が開いているので閉店もその分早いのだという。
買うなら今しかない。
(さて、どうするか)
魚市場の入り口に戻りながら、店々を眺めていく。
すると『保冷魔術有マス』の札が目に入った。
「失礼」
「あいよ! お兄さん、何かお探しですかい?」
手拭いを頭に巻いた店主が景気よく応えた。
「保冷魔術があるという札があるが……」
「へい。追加料金は少々頂きやすが、お買い上げの商品に保冷魔術を掛けることが出来やす。魔術の効果は明日の暮れまでってとこです」
「そうか。薦めの魚はあるか?」
「そうですねぇ。このフッコなんか、白身で旨いですね。焼いて良し、煮て良し。揚げても、あと燻製にしても良いってぇ魚でやす」
「ではそれをもらおう。保冷魔術も頼む」
「へい! まいど! おーい、保冷頼むわ!」
店主が店の奥に向かって声をかけると、店主と同年代の女性が出てきた。
「はいはい。保冷魔術ですね。ちょいとお待ちを」
女性は手慣れた様子で、魚の上で指を振る。
魔術陣が浮かび上がり、魚の表面に冷気の膜が出来た。
「はい。どうぞ。効果は明日の暮れまでです。時限の他に、気温や体温以上の熱を加えると魔術が解除されるようになってますから、調理以外での熱に気をつけてください」
魚は木の葉で巻かれ袋に入れて渡された。
代金と引き替えにそれを受け取って、フェリクスは尋ねる。
「気をつけよう。あなたは魔術師でいらっしゃる?」
「えぇ。ちゃーんと修行して登録した魔術師ですよ。この人と一緒になってからは、使うのは保冷魔術ばっかりですけどね」
店主の奥方がくすくすと笑う。
「魔術にも、様々な使い道があるのだな」
「そうですねぇ。魔術は使い方次第ですからねぇ。まぁ、だいたい皆、掟に背かない範囲でいろいろやってますよ」
「そうか。ためになった。ありがとう」
「いえいえ。どうぞ、また。ご贔屓に」
「まいど、ありがとうございやす!」
店主夫婦に見送られて、歩を進める。
魚市場を出て岬へ登る間に、フェリクスはちらちらと手に提げた袋を見る。
鮮魚店の奥方の話を聞いて、ふと疑問が沸いた。
(私は、魔術師になった後、どうしたいのだろうな……)
フェリクスは、『魔術師になる』ことを夢見て生きてきた。
祖父の出した条件は生半可な努力では達成出来ず、その先を考える余裕はなかったのだ。
しかし、今はその夢の入り口に立っている。
魔術師の修行を終えた後どうやって生きていくのか、それが現実に見えてきた。
(魔術師の最高峰は宮廷魔術師だ。しかし、それを目指すというのは、どうもしっくり来ないな……。あとは、おじじ様のような研究者か、師匠のような街の魔術師か)
自分はどういう魔術師になりたいのか、いまいちピンと来ない。
フェリクスは大きな息を吐く。
修行は年単位だ。
おいそれとは魔術を修得することは出来ない。
修行を終えるまでに、それからの身の振り方を考えれば良いだろう。
(どういう魔術が自分に向いているかも、修行が進めば分かるだろうからな……)


悩んでいる間に、岬の上まで登ってきていた。
「なるほど。これは見晴らしがいい」
難しい顔をしていたフェリクスの表情が緩む。
岬からは湊都市ムエットの景色が一望出来た。
海側は手前の漁港から奥の貿易港まで。
漁港と貿易港の間にあるのは、ムエット地方騎士団の駐屯地だ。
海側から中央、山側に向けて、住宅地が増えていく。
中央部は繁華街だ。
役所や領主の館、魔術師協会の支部も中央部にある。
海へ目を向けると、ムエット湾と湾の入り口に浮かぶ沖島が目に入る。
湾内から大海に出るには、沖島と東西の岬の隙間を通って行くことになる。
隙間、と言っても、そこそこ広さはあるから、船がすれ違ってもぶつかったりはしない。
ただ、あの沖島があるおかげで、湾内の波は比較的穏やかだ。
潮風に吹かれながら、フェリクスはしばらくその光景を見ていた。
ここは良い街だ。
住民も気さくで、活気がある。
従兄の誘いに乗って良かったと、改めて思う。
「お師匠様にも出会えたしな」
師匠のジゼルは、出会ってからこの方ずっとフードをかぶっていて、その顔を見ることは出来ていない。
だが、顔が分からずとも彼女が善人であるのは、話していれば分かる。
わずかに見える口元や手の感触、態度などから、ジゼルはフェリクスより年上だが、それほど歳をとっているわけでもないと推測出来た。
師匠が若い女性ということで、面倒なことにならなければ良いと思ったが、それも杞憂だった。
美醜の好みが異なるわけでもなさそうなのに、師弟関係を重んじているのか、色っぽいことは何もしてこない。
自身の見た目に自覚のあるフェリクスとしては、ほっとした反面、勝手だとは承知だが肩透かしを食らったような残念さも覚えていた。
(師匠は、私が知っている女性たちとは少し違うな)
思い出すのは、彼女の手の感触だった。
短く揃えられた爪と、手入れはしているようだが少々堅い指先。
貴婦人のものではない、働く女性の手だ。
しかし、滑らかで温かい、女の手。
フェリクスの魔力がわずかに揺らいだ。
ジゼルの魔力がそれに反応して、循環を誘導する。
フェリクスは意識を集中して、魔力の乱れを収めた。
「はぁ。情けがないな。覚えたての青二才でもないのに……」
王都に居た頃は、幾人かの未亡人と後腐れのない関係を持って欲を発散していたのだが、騎士団を退団した時に関係を精算してからはご無沙汰だ。
ムエットにも花街はあるようだが、節約のためにも通うのは現実的ではなかった。
高級店に通う懐の余裕はなく、けちって安い店で病気をもらっては、目も当てられない。
こちらで王都に居た時のように未亡人たちと関係を持つのも、止めた方が良いだろう。
一人に絞れば厄介なことになり、複数と関係を持つと噂が巡って師匠の耳に入れば、軽蔑の目を向けられそうだ。
万が一を考えれば、自重した方が良い。
特定の恋人も、今は作るつもりはなかった。
(しばらくは、右手が活躍するな)
師匠に不埒なことをされることを警戒するより、フェリクスが師匠に不埒なことをしないように気をつけた方が良さそうだ。
(そこまで性欲が強いつもりはなかったのだがな……)
一際強い潮風が、岬の上を吹き抜ける。
フェリクスは、悩ましい息を吐いて、岬を下る道に足を向けた。


思ったより魚市場と岬で時間を使ってしまったため、今日はそれ以外へ足を向ける時間はなかった。
他の場所はまた後日時間を作って行ってみることにして、フェリクスは帰宅の途に着く。
再び乗り合い馬車に揺られ、家の最寄りの停車場で降りる頃には、街が夕暮れ色に染まっていた。
自身の夕食用の総菜を買い求めてから、家に向かう。
(ん?)
もうすぐ師匠の工房というところで、細い路地から工房の方を見ている怪しい陰を見つけた。
フェリクスの眉間にしわが寄る。
陰はフェリクスの視線に気付くと、慌てた様子で路地の奥へ消えて行った。
「……変質者か?」
良くは見えなかったが、陰は男のようだった。
しかし、犯罪に及んでいたわけではないので捕まえるわけにはいかないし、フェリクスももう騎士ではない。
ジゼルに注意喚起するくらいしか、出来ることはないだろう。
工房の呼び鈴を鳴らすと、すぐにジゼルが出てきた。
「フェリクス、どうしたの?」
「魚市場を見てきましたので、お土産をお渡ししようと思いまして。フッコとかいう魚です。保冷の魔術は明日の暮れまでのようですから、明日の夕飯にでもしてください」
袋を渡すと、ジゼルの口元に笑みが浮かぶ。
「あら、フッコ? あれ美味しいんだよね。ありがとう。そうさせてもらうよ。フェリクスも良かったら明日の夕飯食べにおいで」
「よろしいのですか?」
フェリクスが尋ねると、ジゼルは「いいよ」とうなずいた。
「というか、一緒に作ろう。料理を教えるって言ったでしょう? うちの系統の魔術師はだいたい料理を仕込まれることになってるからね」
「分かりました。では、お願いします。それと、先ほど近くの路地に不審な男を見かけましたので、出歩く際は注意した方がよろしいかと」
「嫌だ。変質者かな。分かった。気をつけるし、町内会にも報告しとく」
「お願いします。それでは、今日のところは失礼します」
「うん。また明日ね」
小さく手を振るジゼルに一礼して、工房を後にする。
フェリクスの家がある裏に回る前に軽く辺りの気配を探るが、不審者はいないようだ。
「工房には結界が敷いてあるとはいえ、油断は出来ないからな」
フェリクスが剣呑な目をしてつぶやく。
やっと見つけた師匠に危害が及ぶようなことは、絶対に許さない。
周囲の見回りも日課に加えることを決意して、フェリクスは家の横の路地へ入って行った。
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