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第2章 恐怖の残渣
第31話 寄り道
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紅い 紅い
茜色よりも濃い赤色の空。
王宮で長居しているうちに、すっかり日が暮れてしまったようだ。
私とメアリーは転移魔法で帰ることもできたのだけれど、オルデンブルク伯爵の私邸に招かれたので、一泊することにした。なんかもう色々ありすぎて、ヘトヘトになっちゃった…というのが理由のひとつ。それとアレクサンドラ先生が何か言いたげな感じだったのも理由のひとつだ。
「うわぁ、大きい…」
伯爵様の私邸に到着すると、その大きさにメアリーが目を丸くした。
だって目の前には庭付き三階建ての大きな屋敷があるのだから。城壁で囲まれた王都内、つまり限られた範囲の中で広い庭を持てるというのは、さすが地位の高い伯爵家といったところだろう。
私も見るのは初めてだけれど、伯爵様の宮殿のような本宅を見ているので、メアリーほどは驚かなかった。
客室でメアリーとくつろいでいると、メイドが「ご夕食の準備ができました」と呼びに来た。
ダイニングテーブル…と言っていいのだろうか、30人は一緒に食事ができそうな大きなテーブル。その端っこにオルデンブルク伯爵、アレクサンドラ先生、メアリー、そして私のたった4人だけが座る。
いやはや、伯爵邸に滞在した時も思っていたのだが、この広い空間を贅沢に使うというお金持ち感覚にはどうも馴染めない。
「メアリーさん」
「は、はい!」
伯爵に突然声をかけられて、ただでさえ恐縮しっぱなしのメアリーはビクッと体が動いた。
「はっはっは、そんなに緊張しないでほしいな。ユメは私の娘も同然、家族のように思っている。ならば、ユメの娘の貴方も私にとっては家族も同然なのだから。」
「はい。…ありがとうございます。」
まぁ、そう言われたからといって、すぐに緊張が解けるものでもない。
「メアリー、ここはお言葉に甘えさせてもらいましょう、ね?」
「う、うん。」
談笑しながら夕食は進む。
何かのお野菜と魚っぽいものの前菜、そして黄金色のコンソメスープを平らげると、次に出てきたのは牛っぽいお肉のフィレステーキだった。
アレクサンドラ先生は二杯目のワインを飲みほしたところで、グラスをやや強めにテーブルに置く。
あれ?アレクサンドラ先生ってお酒飲んでたっけ?
「ユメぇ~!」
「は、はいっ!?」
これは完全に酔っ払いの言い方だ。
うわー、二杯でこんなに酔っちゃうの?
「ちょっとあなた、勇者ってどういうことよ?確かに破格の能力があるとは思っていたけれど、黙ってるなんて師匠に連れないじゃないのぉ?」
あ。それですね…。
「いえ、あの、私も知らなかったんですよ。自分のような存在がこの世界では勇者と呼ばれてるって…。だから、異世界転生のお話もどこまで話していいのかわからなくて…。黙っていたのはホントごめんなさい。」
納得してくれたのかどうかは分からないが、アレクサンドラ先生はふてくされながらワインのお代わりを所望した。
「すみません、先生。夜天の装備とか色々気を使ってくださったのに、全部無駄にしてしまって。あの、装備は先生にお返し…。」
「いいわよぅ、もともと使ってなかったし、今後も使う予定がなかったし。」
ふてくされたままのアレクサンドラ先生はまた一口ワインを飲む。
いや、そろそろやめたほうが…。
「ねぇ、ユメ…」
声をかけられるまで気づかなかったが、隣に座っているメアリーが浮かない顔をしている。
「ん?どうしたの?」
「料理が口に合わなかったかな?」
オルデンブルク伯爵も優しく声をかける。
「ううん、すごく料理は美味しいです。ぜんぶ初めて食べるものばかりで。あの、そうではなくて、ユメは勇者なんでしょ?」
「うん、まぁそうなってるのよね。」
「伝承だと昔の勇者様たちは、魔族を滅ぼすと元の世界に帰ったって。だからユメもいつか元の世界に帰っちゃうの?」
メアリーの言葉に、オルデンブルク伯爵もアレクサンドラ先生も(さっきまでの酔っぱらいが嘘のように)ハッとなって私を見てくる。
「うーん、たぶん…だけど、私は帰らないと思うよ。」
「ほんとに?どうして?」
メアリーが口先だけの言葉はいらないとばかりに詰め寄ってくる。
「あのね私、元居た世界で死んじゃったのよ。」
――えええええ!?
…皆さん、お約束な反応をありがとうございます、というところだろうか。
「だから、私は元の世界には戻らない…どちらかというと戻れないという方が正しいかもしれないわ。だからね、ずっと一緒に居られるのよ、メアリー。」
そう言って私はメアリーの頭を優しくなでた。
「わかった。でも…ずっと、なの?」
元の世界に帰らない、と言ってもメアリーの顔は浮かないままだ。
「いいのよ、メアリー。溜め込まずに言ってごらん?」
「うん。あの、私ハーフエルフ…よね?」
どうしたのだろう?私はメアリーの意図が読めずに困惑する。
「そうね、ハーフエルフよね。それがどうかしたの?」
アレクサンドラ先生は何かに気づいたのか、少し納得した顔になっている。
「あのね…ハーフエルフはエルフの血を受け継ぐから、人間に比べてとても寿命が長いの。たとえユメが元の世界に戻らなくても、ユメはあっという間に寿命が来ちゃうから…その…またすぐに一人ぼっちになっちゃうかもって。」
ああ、そういうことか。
「メアリー、確かに人間の寿命は短いわ。100年生きる人はごく稀でしょうね。でもあなた、一つ忘れてるわよ?」
「え?」
「私は勇者。寿命だってうんと長いのよ?」
これは何も口から出まかせを言ったわけではない。
私は全能力値が最大。
寿命に関係しそうな「生命力」の値も最大なわけで、今後生命力を大きく削るようなことでも起こらない限り、かなりの長命になると思う。
いや、ほんと何歳まで生きるのかしら…?
それからは食事が終わるまでは、私の前世について皆から質問攻めを受けた。
魔法がない世界だと言うと「じゃあ、これはどうなってるの?」「あれはどうなってるの?」といった具合に。
科学の発達していないこの世界の人たちに飛行機や車、電気を分かりやすく教えるというのは大変だったけれど、とても楽しかった。
柑橘系のデザートを食べ終えた頃には、すっかり夜も更けてしまったので、メアリーと一緒に客間に戻る。
キングサイズというのだろうか?とても大きな天蓋付きベッドに、メアリーと一緒に寝転ぶと、言い難い眠気に襲われる。でも眠る前に…
「ねぇ、メアリー。」
「なぁに…ユメ…?」
メアリーもとっても眠そうだ。それもそうだろう、今日はもう色々とありすぎたのだから。
「あのね、ミューレンの町に帰る前に寄りたいところがあるんだ。」
「ふわわぁ…いいよ。ユメが行きたいとこならどこでも行くー。」
「私ね、アヴァロンに行ってみたい。」
メアリーは眠気が一瞬で吹き飛んだのか、ガバッと上体を起こした。
「ユメ…それって!?」
「あ、あのね。もちろんユメのご両親が蘇生できそうだったら蘇生したい。でもゴメン、確実に蘇生できるって保証はないの。それでも、ダメだったとしても私は一度、メアリーのご両親の墓前でご挨拶したい、ううん、しなくちゃいけないと思うの。これからは私が親として責任をもってメアリーを幸せにしていきますって。」
「ユメ…ユメ…あり が とう…」
メアリーが泣きながらこたえる。
「あのね、ユメ。パパとママを生き返らせるために、ユメが傷ついたり大変な思いをしたりするのは嫌だからね。私はもうパパとママが亡くなった事への心の整理はついてる…つもりだから。無理しちゃ、ダメ…なんだからね。ふぇええ。」
最初に出会った頃のメアリーはとってもトゲトゲしていた。
でも、それは人間やエルフに虐げられたからで、きっとこれが本当のメアリーなんだろう。どこまでも思いやり深くて、どこまでも優しい…。
「約束するわ。メアリー、あなた本当にいい子ね。」
そう言って私はメアリーのおでこに優しくキスをした。少しもらい泣きしながら。
「さぁ、もう寝ましょう。明日は朝から出発するからね。」
「うん、おやすみなさい、ユメ。」
私は能力値は最大だけれど、でもだからといって蘇生魔法を完璧に使えることにはならない。
メアリーにも言ったけどなんの保証もない。
ロザリアが上手くいったのはあくまでも偶然だ。
でも、それでも…少しでも望みがあるのなら。
自信が無いからか、不安からなのか、胸がザワザワする。
心を落ち着かせるように、私は小声でつぶやいた。
――おやすみ、メアリー
茜色よりも濃い赤色の空。
王宮で長居しているうちに、すっかり日が暮れてしまったようだ。
私とメアリーは転移魔法で帰ることもできたのだけれど、オルデンブルク伯爵の私邸に招かれたので、一泊することにした。なんかもう色々ありすぎて、ヘトヘトになっちゃった…というのが理由のひとつ。それとアレクサンドラ先生が何か言いたげな感じだったのも理由のひとつだ。
「うわぁ、大きい…」
伯爵様の私邸に到着すると、その大きさにメアリーが目を丸くした。
だって目の前には庭付き三階建ての大きな屋敷があるのだから。城壁で囲まれた王都内、つまり限られた範囲の中で広い庭を持てるというのは、さすが地位の高い伯爵家といったところだろう。
私も見るのは初めてだけれど、伯爵様の宮殿のような本宅を見ているので、メアリーほどは驚かなかった。
客室でメアリーとくつろいでいると、メイドが「ご夕食の準備ができました」と呼びに来た。
ダイニングテーブル…と言っていいのだろうか、30人は一緒に食事ができそうな大きなテーブル。その端っこにオルデンブルク伯爵、アレクサンドラ先生、メアリー、そして私のたった4人だけが座る。
いやはや、伯爵邸に滞在した時も思っていたのだが、この広い空間を贅沢に使うというお金持ち感覚にはどうも馴染めない。
「メアリーさん」
「は、はい!」
伯爵に突然声をかけられて、ただでさえ恐縮しっぱなしのメアリーはビクッと体が動いた。
「はっはっは、そんなに緊張しないでほしいな。ユメは私の娘も同然、家族のように思っている。ならば、ユメの娘の貴方も私にとっては家族も同然なのだから。」
「はい。…ありがとうございます。」
まぁ、そう言われたからといって、すぐに緊張が解けるものでもない。
「メアリー、ここはお言葉に甘えさせてもらいましょう、ね?」
「う、うん。」
談笑しながら夕食は進む。
何かのお野菜と魚っぽいものの前菜、そして黄金色のコンソメスープを平らげると、次に出てきたのは牛っぽいお肉のフィレステーキだった。
アレクサンドラ先生は二杯目のワインを飲みほしたところで、グラスをやや強めにテーブルに置く。
あれ?アレクサンドラ先生ってお酒飲んでたっけ?
「ユメぇ~!」
「は、はいっ!?」
これは完全に酔っ払いの言い方だ。
うわー、二杯でこんなに酔っちゃうの?
「ちょっとあなた、勇者ってどういうことよ?確かに破格の能力があるとは思っていたけれど、黙ってるなんて師匠に連れないじゃないのぉ?」
あ。それですね…。
「いえ、あの、私も知らなかったんですよ。自分のような存在がこの世界では勇者と呼ばれてるって…。だから、異世界転生のお話もどこまで話していいのかわからなくて…。黙っていたのはホントごめんなさい。」
納得してくれたのかどうかは分からないが、アレクサンドラ先生はふてくされながらワインのお代わりを所望した。
「すみません、先生。夜天の装備とか色々気を使ってくださったのに、全部無駄にしてしまって。あの、装備は先生にお返し…。」
「いいわよぅ、もともと使ってなかったし、今後も使う予定がなかったし。」
ふてくされたままのアレクサンドラ先生はまた一口ワインを飲む。
いや、そろそろやめたほうが…。
「ねぇ、ユメ…」
声をかけられるまで気づかなかったが、隣に座っているメアリーが浮かない顔をしている。
「ん?どうしたの?」
「料理が口に合わなかったかな?」
オルデンブルク伯爵も優しく声をかける。
「ううん、すごく料理は美味しいです。ぜんぶ初めて食べるものばかりで。あの、そうではなくて、ユメは勇者なんでしょ?」
「うん、まぁそうなってるのよね。」
「伝承だと昔の勇者様たちは、魔族を滅ぼすと元の世界に帰ったって。だからユメもいつか元の世界に帰っちゃうの?」
メアリーの言葉に、オルデンブルク伯爵もアレクサンドラ先生も(さっきまでの酔っぱらいが嘘のように)ハッとなって私を見てくる。
「うーん、たぶん…だけど、私は帰らないと思うよ。」
「ほんとに?どうして?」
メアリーが口先だけの言葉はいらないとばかりに詰め寄ってくる。
「あのね私、元居た世界で死んじゃったのよ。」
――えええええ!?
…皆さん、お約束な反応をありがとうございます、というところだろうか。
「だから、私は元の世界には戻らない…どちらかというと戻れないという方が正しいかもしれないわ。だからね、ずっと一緒に居られるのよ、メアリー。」
そう言って私はメアリーの頭を優しくなでた。
「わかった。でも…ずっと、なの?」
元の世界に帰らない、と言ってもメアリーの顔は浮かないままだ。
「いいのよ、メアリー。溜め込まずに言ってごらん?」
「うん。あの、私ハーフエルフ…よね?」
どうしたのだろう?私はメアリーの意図が読めずに困惑する。
「そうね、ハーフエルフよね。それがどうかしたの?」
アレクサンドラ先生は何かに気づいたのか、少し納得した顔になっている。
「あのね…ハーフエルフはエルフの血を受け継ぐから、人間に比べてとても寿命が長いの。たとえユメが元の世界に戻らなくても、ユメはあっという間に寿命が来ちゃうから…その…またすぐに一人ぼっちになっちゃうかもって。」
ああ、そういうことか。
「メアリー、確かに人間の寿命は短いわ。100年生きる人はごく稀でしょうね。でもあなた、一つ忘れてるわよ?」
「え?」
「私は勇者。寿命だってうんと長いのよ?」
これは何も口から出まかせを言ったわけではない。
私は全能力値が最大。
寿命に関係しそうな「生命力」の値も最大なわけで、今後生命力を大きく削るようなことでも起こらない限り、かなりの長命になると思う。
いや、ほんと何歳まで生きるのかしら…?
それからは食事が終わるまでは、私の前世について皆から質問攻めを受けた。
魔法がない世界だと言うと「じゃあ、これはどうなってるの?」「あれはどうなってるの?」といった具合に。
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キングサイズというのだろうか?とても大きな天蓋付きベッドに、メアリーと一緒に寝転ぶと、言い難い眠気に襲われる。でも眠る前に…
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「ユメ…ユメ…あり が とう…」
メアリーが泣きながらこたえる。
「あのね、ユメ。パパとママを生き返らせるために、ユメが傷ついたり大変な思いをしたりするのは嫌だからね。私はもうパパとママが亡くなった事への心の整理はついてる…つもりだから。無理しちゃ、ダメ…なんだからね。ふぇええ。」
最初に出会った頃のメアリーはとってもトゲトゲしていた。
でも、それは人間やエルフに虐げられたからで、きっとこれが本当のメアリーなんだろう。どこまでも思いやり深くて、どこまでも優しい…。
「約束するわ。メアリー、あなた本当にいい子ね。」
そう言って私はメアリーのおでこに優しくキスをした。少しもらい泣きしながら。
「さぁ、もう寝ましょう。明日は朝から出発するからね。」
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私は能力値は最大だけれど、でもだからといって蘇生魔法を完璧に使えることにはならない。
メアリーにも言ったけどなんの保証もない。
ロザリアが上手くいったのはあくまでも偶然だ。
でも、それでも…少しでも望みがあるのなら。
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