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エピローグ
魔法は解けた
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至宝美術館の暗い地下に、バルバザンは再び戻ってきた。
「アンナ、すまない」
バルバザンは、素直に頭を下げる。
「あの女を倒すことは、できなかった」
バルバザンは、彼女のご機嫌をとるように言った。
「だが、心配しないでくれ。あの女は必ずおれが倒す。大丈夫、ちょっと油断してただけだ。今度は――」
「この役立たず!」
ヒステリックな罵倒に、バルバザンの引きつった笑顔が凍りついた。
「あ、アンナ……?」
なまじ整っているだけに、激しい怒りに駆られたそれは見るに堪えない。
鬼のような形相のアンナは、絵から出てつかつかと歩みよるなり、バルバザンのほほをぴしゃりと叩いた。
「せめて、あの本だけも始末してくれればよかったのに!」
平手打ちされたほほを抑え、バルバザンは戸惑ったまなざしをアンナに向ける。
愛する女性のこんな姿を、彼は初めて見た。
「どうしても始末しなけりゃいけなかったのよ!」
アンナはもう一度手を振り上げる。
二度、三度、立て続けに乾いた音が響き、バルバザンは床に伏した。
「でないと、ばれちゃうじゃない! 本当はあたしが英雄でも光の聖女でもなかったことが!」
置きあがったバルバザンの顔が驚愕に染まる。が、彼女に、バルバザンの表情の変化を読み取る余裕はない。
「はっきり言っとくけどね。あたし、あんたのことなんか、ちっとも好きじゃなかった」
口調が穏やかになったのは、激情が納まったからではない。
先ほどまでのそれが火山の噴火であるなら、これから起こるそれはじわじわと迫りくるマグマのようなものだった。
「ここに来たとき、正直ラッキーって思ったのよ。学校の連中はうざかったし、あたしには霊感があるんだから、もっと特別な女の子になりたいって、ずっと思ってたのよね。あんたたち精霊の自由なんか、最初からどうでもよかった」
息が整う間もなく、アンナは彼を言葉で殴り続ける。
「言っとくけどさ、あんたたち精霊を縛っているものなんか、もう何もなかったの。ただ、人間も精霊もお互いがいなきゃ存在できない、この絆は永遠なんだって信じてただけ。あのさあ」
夏の灼熱の熱さから、冬の雪の凍てつく冷たさまで。
バルバザンの愛した人の怒りのバリエーションは、じつに幅広い。
常冬の女王、あれほどバルバザンが毛嫌いした女の吹雪より冷たい目で、彼女は言った。
「魔法ってさ、いつかは解けるのよ」
アンナという聖女。
バルバザンが固く信じ続けてきた魔法。
怒りが仮面を被る余裕を失わせたのか、それとも、バルバザンの愛は自分にあるという傲慢からか。
いや、これはただの八つ当たりだった。
長い間積み上げ続けてきた光の聖女という虚像。
それが脆くも崩れ去るかもしれないという不安の裏返しに、とにかくアンナは自身の言うところの『役立たず』の傷つく顔が見たかったのだ。
彼女の歪んだ希望は叶った。
――だが。
「じゃあ、お前、お前は……」
「ついでに言うとさ、あんたが自分の子どもだと思ってた、あの二人もあんたの子じゃない。あの二人の子はね、別の男の子ども」
――これは、余計であった。
「う、嘘だ……」
「幽霊と子どもなんか作れるわけないじゃない。バッカみたい」
「う、うそだああああ!」
近くにあった絵の具の壺をとる。
それは、黒の絵の具。
「何するのよ!」、アンナの顔が一気に青ざめた。
彼を止めようと駆け寄る。
一歩遅かった。
絵から出たアンナが消えた。
「消えろ、消えろおおお!」
アンナの顔、左半分が黒く塗りつぶされた。残った半分から、悲鳴があがる。
べしゃっ、べしゃっ。
音がするたび、黒い絵の具が、どんどんアンナの顔を塗りつぶしていく。
もう、悲鳴も聞こえない。
「ふー……、ふー……」
カンバスの中で、黒い絵の具に塗れた右手が、助けを求めるように小刻みに震えている。
べしゃり。
黒い絵の具が、右手首から先を塗りつぶした。
「こんなの、アンナじゃない、こんなの、アンナじゃ……」
カンバスにほほを押しつけ、バルバザンは呟いた。
ずるずると崩れる膝にあわせ、その顔に、べったりと黒いラインが引かれていく。
「あーあ」
後ろで声が聞こえた。
「せっかくの絵を台無しにしちゃって」
そこにいたのは、カルチェロッタ・リズヴールとかいう女だった。
後ろには、リジーとかいう若い男を従えている。
バルバザンは、虚ろな瞳で尋ねた。
「アンナは……。おれのアンナは……。本物のアンナはどこにいる?」
カールはにっこりと微笑んで、バルバザンの後ろを指さす。
「それなら、そこ。いま、あなたが消しちゃったじゃない」
「違う!」
カンバスを、どんっと突き飛ばす。
ヒステリックに、バルバザンは叫んだ。
「ちがうちがう、ちがうちがう! こんなのアンナじゃない!」
バルバザンの両目からは滂沱の涙が。鼻からは大量の鼻水が。口からはよだれが伝う。
「アンナは、アンナはもっと、もっと……」
「――違わないわよ」
冷たいカールの声が響いた。
「……あ?」
彼女の顔には、聖女のような笑みが浮かんでいる。
「存在再現法と想念実現魔法の違いは、ただ一つ。それは、『この人はこんな人だった』と思うものを創るか、本人の想念を使うか。前者はもちろん本人じゃないけど、後者は違う。あんたが病床のアンナを描かせたときに使った魔法論式は、想念実現法。つまり、あんたはちゃんとアンナを創った」
カールがすっと彼の横を通り過ぎた。
彼女はカンバスを立て直し、転がった絵をかけ直す。顔面が完全に潰れ、右手も無残に黒く塗りつぶされたその絵を、カールはじっくり眺める。
――すんすん。はっはっ。――すんすん。はっはっ。
バルバザンの喘ぎが、次第に大きくなっていく。
「だめね」
「……あああ」
バルバザンの口から、堪えきれぬそれが漏れた。
「ああああ! ああああ!」
両手で頭を抱え、バルバザンは芋虫のように転げ回る。
「――ほんと」
両腕を組んだカールは、振り向きもしない。
「ほんとあんたは、バカな精霊。本当に自分を思ってくれる人のことなんか、考えもしないで、こんなバカな女に言われるがまま、彼女を処刑した。その結果があれよ。精霊たちは姿を消し、歴史の語り部はいなくなった。正しい歴史を伝えるものを、あんたは潰した」
苦しみと悲しみにもだえるバルバザンに、カールの言葉は聞こえない。
「地面に埋められたレティアは、百年も苦しんだ。あんたは幸福ね」
カールの大きな手が、バルバザンの頭を鷲づかみにする。頭蓋に、めりめりと指が食い込んでいく。バルバザンは、先ほどとは違う、苦痛の呻きを上げた。
『いまひとたび、我が腹に戻れ。存在抹消』
砕かれた頭は、砂になって消えた。残った身体も砂と化し、消える。
カンバスに向かって、リジーが腰を下ろす。ぽつりと彼は言った。
「――失敗しましたね、館長」
べしゃり。
カンバスに、べったりと黒い絵の具が飛び散った。
「ほんとにねえ」
カールが、ため息をつく。
「せっかくアンナちゃんに、スクラップ・ブックのこととか、常冬の女王のこととか、いろいろ吹き込んだのに……」
光妃アンナの胴体を塗り潰したそれを、リジーはパテで丁寧に塗り広げていく。
「可哀想ねえ、彼女。それに、バルバザンも」
カールは二人への同情を口にした。憐れみのひとかけらも込めずに。
「作戦に関しても、少しばかり発想が単純だったわ。まさか想念と魔力を本に戻し、戻し切れない余剰魔力をもう一度集めて、氷の棺を溶かす魔術を編むだなんて。しかも召喚獣を使って、それを効率的に撒くとはねえ」
「さすがは“さすらう者”、と言ったところでしょうか」
黒が、どんどんカンバスを侵食していく。
やがて、絵は一面黒いだけの絵になった。
「描けそう?」
「任せて下さい」
短くリジーは言った。白を乗せた絵筆が、二人の人間の輪郭をとる。
「でも、どうしますか? これで精霊先史時代のことを知る手掛かりは――」
「精霊先史時代のことなんか、どうでもいいわ」
ぴしゃりと、カールは言った。
「それより、時の魔法よ。時に関する魔法。“さすらう者”が持つそれを、あたしはどうしても手に入れたい。リジー、あんたもそうでしょう?」
自分の腕を這う蔦を見る。努めて冷静に、彼は言った。
「――ええ」
その時ふいに。
どうした気まぐれか、カールの頭を一瞬、ほんの一瞬だけ、あの少年の顔がよぎった。
――なんでここ、死霊と魔霊がいないんですか?
「……見抜かれちゃったかしらねえ」
「何か?」
リジーが振り向く。
カールは急いで頭を振った。
「何でもないわ」
いつもと変わらぬ陽気な口調で彼女は言った。
「ま、お楽しみは次にとっておきましょう。次に……。ね?」
楽しげにカールは笑う。艶然とした、しかし、見た人々を震え上がらせる笑みだった。
リジーは再び黒いカンバスに向き直った。
「――はい、カルチェロッタ。偉大なる“名も無き聖霊王”の妻――精霊たちの母よ」
二人の周りを、死霊と魔霊が悲鳴をあげながら踊り狂った。
「アンナ、すまない」
バルバザンは、素直に頭を下げる。
「あの女を倒すことは、できなかった」
バルバザンは、彼女のご機嫌をとるように言った。
「だが、心配しないでくれ。あの女は必ずおれが倒す。大丈夫、ちょっと油断してただけだ。今度は――」
「この役立たず!」
ヒステリックな罵倒に、バルバザンの引きつった笑顔が凍りついた。
「あ、アンナ……?」
なまじ整っているだけに、激しい怒りに駆られたそれは見るに堪えない。
鬼のような形相のアンナは、絵から出てつかつかと歩みよるなり、バルバザンのほほをぴしゃりと叩いた。
「せめて、あの本だけも始末してくれればよかったのに!」
平手打ちされたほほを抑え、バルバザンは戸惑ったまなざしをアンナに向ける。
愛する女性のこんな姿を、彼は初めて見た。
「どうしても始末しなけりゃいけなかったのよ!」
アンナはもう一度手を振り上げる。
二度、三度、立て続けに乾いた音が響き、バルバザンは床に伏した。
「でないと、ばれちゃうじゃない! 本当はあたしが英雄でも光の聖女でもなかったことが!」
置きあがったバルバザンの顔が驚愕に染まる。が、彼女に、バルバザンの表情の変化を読み取る余裕はない。
「はっきり言っとくけどね。あたし、あんたのことなんか、ちっとも好きじゃなかった」
口調が穏やかになったのは、激情が納まったからではない。
先ほどまでのそれが火山の噴火であるなら、これから起こるそれはじわじわと迫りくるマグマのようなものだった。
「ここに来たとき、正直ラッキーって思ったのよ。学校の連中はうざかったし、あたしには霊感があるんだから、もっと特別な女の子になりたいって、ずっと思ってたのよね。あんたたち精霊の自由なんか、最初からどうでもよかった」
息が整う間もなく、アンナは彼を言葉で殴り続ける。
「言っとくけどさ、あんたたち精霊を縛っているものなんか、もう何もなかったの。ただ、人間も精霊もお互いがいなきゃ存在できない、この絆は永遠なんだって信じてただけ。あのさあ」
夏の灼熱の熱さから、冬の雪の凍てつく冷たさまで。
バルバザンの愛した人の怒りのバリエーションは、じつに幅広い。
常冬の女王、あれほどバルバザンが毛嫌いした女の吹雪より冷たい目で、彼女は言った。
「魔法ってさ、いつかは解けるのよ」
アンナという聖女。
バルバザンが固く信じ続けてきた魔法。
怒りが仮面を被る余裕を失わせたのか、それとも、バルバザンの愛は自分にあるという傲慢からか。
いや、これはただの八つ当たりだった。
長い間積み上げ続けてきた光の聖女という虚像。
それが脆くも崩れ去るかもしれないという不安の裏返しに、とにかくアンナは自身の言うところの『役立たず』の傷つく顔が見たかったのだ。
彼女の歪んだ希望は叶った。
――だが。
「じゃあ、お前、お前は……」
「ついでに言うとさ、あんたが自分の子どもだと思ってた、あの二人もあんたの子じゃない。あの二人の子はね、別の男の子ども」
――これは、余計であった。
「う、嘘だ……」
「幽霊と子どもなんか作れるわけないじゃない。バッカみたい」
「う、うそだああああ!」
近くにあった絵の具の壺をとる。
それは、黒の絵の具。
「何するのよ!」、アンナの顔が一気に青ざめた。
彼を止めようと駆け寄る。
一歩遅かった。
絵から出たアンナが消えた。
「消えろ、消えろおおお!」
アンナの顔、左半分が黒く塗りつぶされた。残った半分から、悲鳴があがる。
べしゃっ、べしゃっ。
音がするたび、黒い絵の具が、どんどんアンナの顔を塗りつぶしていく。
もう、悲鳴も聞こえない。
「ふー……、ふー……」
カンバスの中で、黒い絵の具に塗れた右手が、助けを求めるように小刻みに震えている。
べしゃり。
黒い絵の具が、右手首から先を塗りつぶした。
「こんなの、アンナじゃない、こんなの、アンナじゃ……」
カンバスにほほを押しつけ、バルバザンは呟いた。
ずるずると崩れる膝にあわせ、その顔に、べったりと黒いラインが引かれていく。
「あーあ」
後ろで声が聞こえた。
「せっかくの絵を台無しにしちゃって」
そこにいたのは、カルチェロッタ・リズヴールとかいう女だった。
後ろには、リジーとかいう若い男を従えている。
バルバザンは、虚ろな瞳で尋ねた。
「アンナは……。おれのアンナは……。本物のアンナはどこにいる?」
カールはにっこりと微笑んで、バルバザンの後ろを指さす。
「それなら、そこ。いま、あなたが消しちゃったじゃない」
「違う!」
カンバスを、どんっと突き飛ばす。
ヒステリックに、バルバザンは叫んだ。
「ちがうちがう、ちがうちがう! こんなのアンナじゃない!」
バルバザンの両目からは滂沱の涙が。鼻からは大量の鼻水が。口からはよだれが伝う。
「アンナは、アンナはもっと、もっと……」
「――違わないわよ」
冷たいカールの声が響いた。
「……あ?」
彼女の顔には、聖女のような笑みが浮かんでいる。
「存在再現法と想念実現魔法の違いは、ただ一つ。それは、『この人はこんな人だった』と思うものを創るか、本人の想念を使うか。前者はもちろん本人じゃないけど、後者は違う。あんたが病床のアンナを描かせたときに使った魔法論式は、想念実現法。つまり、あんたはちゃんとアンナを創った」
カールがすっと彼の横を通り過ぎた。
彼女はカンバスを立て直し、転がった絵をかけ直す。顔面が完全に潰れ、右手も無残に黒く塗りつぶされたその絵を、カールはじっくり眺める。
――すんすん。はっはっ。――すんすん。はっはっ。
バルバザンの喘ぎが、次第に大きくなっていく。
「だめね」
「……あああ」
バルバザンの口から、堪えきれぬそれが漏れた。
「ああああ! ああああ!」
両手で頭を抱え、バルバザンは芋虫のように転げ回る。
「――ほんと」
両腕を組んだカールは、振り向きもしない。
「ほんとあんたは、バカな精霊。本当に自分を思ってくれる人のことなんか、考えもしないで、こんなバカな女に言われるがまま、彼女を処刑した。その結果があれよ。精霊たちは姿を消し、歴史の語り部はいなくなった。正しい歴史を伝えるものを、あんたは潰した」
苦しみと悲しみにもだえるバルバザンに、カールの言葉は聞こえない。
「地面に埋められたレティアは、百年も苦しんだ。あんたは幸福ね」
カールの大きな手が、バルバザンの頭を鷲づかみにする。頭蓋に、めりめりと指が食い込んでいく。バルバザンは、先ほどとは違う、苦痛の呻きを上げた。
『いまひとたび、我が腹に戻れ。存在抹消』
砕かれた頭は、砂になって消えた。残った身体も砂と化し、消える。
カンバスに向かって、リジーが腰を下ろす。ぽつりと彼は言った。
「――失敗しましたね、館長」
べしゃり。
カンバスに、べったりと黒い絵の具が飛び散った。
「ほんとにねえ」
カールが、ため息をつく。
「せっかくアンナちゃんに、スクラップ・ブックのこととか、常冬の女王のこととか、いろいろ吹き込んだのに……」
光妃アンナの胴体を塗り潰したそれを、リジーはパテで丁寧に塗り広げていく。
「可哀想ねえ、彼女。それに、バルバザンも」
カールは二人への同情を口にした。憐れみのひとかけらも込めずに。
「作戦に関しても、少しばかり発想が単純だったわ。まさか想念と魔力を本に戻し、戻し切れない余剰魔力をもう一度集めて、氷の棺を溶かす魔術を編むだなんて。しかも召喚獣を使って、それを効率的に撒くとはねえ」
「さすがは“さすらう者”、と言ったところでしょうか」
黒が、どんどんカンバスを侵食していく。
やがて、絵は一面黒いだけの絵になった。
「描けそう?」
「任せて下さい」
短くリジーは言った。白を乗せた絵筆が、二人の人間の輪郭をとる。
「でも、どうしますか? これで精霊先史時代のことを知る手掛かりは――」
「精霊先史時代のことなんか、どうでもいいわ」
ぴしゃりと、カールは言った。
「それより、時の魔法よ。時に関する魔法。“さすらう者”が持つそれを、あたしはどうしても手に入れたい。リジー、あんたもそうでしょう?」
自分の腕を這う蔦を見る。努めて冷静に、彼は言った。
「――ええ」
その時ふいに。
どうした気まぐれか、カールの頭を一瞬、ほんの一瞬だけ、あの少年の顔がよぎった。
――なんでここ、死霊と魔霊がいないんですか?
「……見抜かれちゃったかしらねえ」
「何か?」
リジーが振り向く。
カールは急いで頭を振った。
「何でもないわ」
いつもと変わらぬ陽気な口調で彼女は言った。
「ま、お楽しみは次にとっておきましょう。次に……。ね?」
楽しげにカールは笑う。艶然とした、しかし、見た人々を震え上がらせる笑みだった。
リジーは再び黒いカンバスに向き直った。
「――はい、カルチェロッタ。偉大なる“名も無き聖霊王”の妻――精霊たちの母よ」
二人の周りを、死霊と魔霊が悲鳴をあげながら踊り狂った。
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