不思議屋マドゥカと常冬の女王
常冬の島ジマーにある不思議屋マドゥカ。春の到来遅い4月のある日、店主代理のハーディは一風変わった格好の男性客にこう告げられる。「レティア・モリガンのスクラップ・ブックが欲しい」。一方その頃、ハーディの親友であるダーティもちょっと変わった依頼を受ける。こちらは「逃げた美術品を捕まえてほしい」と言うのだ。「逃げた美術品」と「レティア・モリガンのスクラップ・ブック」。親友同士の二人が受けた奇妙な依頼は、手厳しい金色うさぎさんやら、絶世の美女っぽい天才魔術師やら、三十路近い上官やらを巻き込みながら、やがて常冬の女王の秘密とその災厄に発展していくことになる――。
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